愛國神社

愛國神社は、広い空と澄んだ空気に映える素朴な社殿が印象的で、北海道らしい“抜け”の良さを活かした撮影が楽しめます。広角で空と参道を大きく取り込み、標準〜中望遠で絵馬や願い札、注連縄、木の質感を寄って写すと情報量が整います。冬は雪景色が主役になり、白と木の色だけのミニマルな画に仕上げやすい一方、露出は雪でアンダーになりがちなので補正がコツ。夏は強い日差しで影がくっきり出るため、朝夕の斜光を選ぶと階調が豊かになります。風が強い日は手ブレ対策と防寒を忘れず、息の白さまで“季節の演出”にして撮ると旅の記憶が締まります。