中野史跡碑

中野駅近く、中野区役所脇に立つ“読む史跡”。電信隊・鉄道隊の創設や陸軍中野学校、犬屋敷など、土地の変遷が要約されていて、石碑＋現代の庁舎を広角で入れるだけで「いま」と「歴史」が同居する。雨の日は舗装の反射で文字が浮き、夜は街灯で陰影が締まる。標準で石碑の角を立て、望遠で刻字の凹凸や苔の粒を拾うと渋い。人の流れをスローシャッターで流せば、時間の層がさらに厚くなる。ローアングルで碑と空を抜くと“記念碑感”が強まる。昼休みの人波を入れると編集映えする。看板の文字を寄りで撮り、次に全景へ引くと流れが作れる。