岩櫃城跡

岩櫃城跡は切り立つ岩峰と山城遺構が一体になった、荒々しいフォトジェニックさが魅力。登山道沿いに曲輪跡や堀切、竪堀が現れ、岩の質感と土の起伏が交互に続くので、ローアングルで足元から撮るだけでも“山城感”が出ます。新緑は明るいコントラスト、晩秋は枯れ色が岩の輪郭を強調。稜線に出れば岩櫃山のシルエットが効き、広角で空と岩、望遠で苔むした岩肌や鎖場の緊張感を切り取れます。風が強い日は高速シャッター推奨、装備と時間に余裕を持つほど写真が良くなる場所です。春先は残雪が岩に残り、黒い岩肌との対比も映えるので季節をずらして通いたい。