オトメユリ群生地

オトメユリ群生地は、山あいの草原や斜面に可憐なピンクのユリが群れて咲き、緑の中に淡い色のリボンが走るような光景を見せてくれます。花丈が低めなのでローアングルで花目線に構えると、遠くの山並みや林が柔らかくボケて、初夏の爽やかな空気感がそのまま画面に。逆光で花弁を透かし、浅い被写界深度で背景を整理すれば、ポートレートにも使えるやわらかな一枚に仕上がります。保護ロープの外側から望遠で群落全体を切り取れば、ピンクの帯と草原の緑、遠景の山並みが重なる爽やかな高原写真となり、環境ごと記録したい野草フィールドです。