朝日稲荷神社の枝垂れ桜

朝日稲荷神社の枝垂れ桜は、須賀川市・旭ケ岡公園内に立つ樹高17m、幹周り3.5m、樹齢約400年と伝わるシダレザクラで、中丸桜の名でも親しまれています。長く垂れ下がる枝が社殿や石段を覆うように広がり、満開時には淡いピンクのカーテンが風に揺れる幻想的な光景に。参道側から望遠で枝ぶりを圧縮すれば花のボリューム感が強調され、逆光で花びらを透かすとレースのような質感が浮かび上がります。夜のライトアップが行われる日には、水面への映り込みや参拝客のシルエットも絡めながら、春宵のドラマを狙いたいスポットです。