仁頃はっか公園

仁頃はっか公園(北海道)は、ハッカを中心に季節のハーブが香る花壇と芝生、木道が心地よい丘の公園。初夏から夏にかけて薄紫の花穂が風に揺れ、朝露の滴がきらめきます。寄りでは葉脈や産毛の質感をマクロで、引きでは花壇の帯と空を大胆に。薄曇りは色が転ばず最適で、逆光では葉が透けて軽やか。ベンチや案内板を点景に、香りまで写すつもりで柔らかなトーンに仕上げたい場所です。朝は露に濡れた葉が光を散らし、逆光でふわりとした縁取りが生まれます。ハーブの列を対角線に走らせ、ベンチや標識を小さく点景に置くとスケールが整う。風のある日はシャッターを上げて揺れを止め、無風は1/4秒で揺らぎを少し残すとやさしい表情に。