Nikon Z8にファームウェアVer.3.11公開 不具合修正が中心

Nikon Z8にファームウェアVer.3.11公開 不具合修正が中心

コンは2026年9月16日、Nikon Z8用ファームウェア「C」Ver.3.11を公開しました。更新対象はVer.1.00〜3.10で、NX Tetherでの無線接続撮影、カスタムボタンの設定、特定の操作でカメラが操作を受け付けなくなる不具合が修正されています。

みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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ファームウェア「C」Ver.1.00〜3.10のZ8が更新対象。Ver.3.10からの変更は3件の不具合修正です

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更新ファイルはZ_8_0311.bin、容量は約94.46 MB。パソコンを使う場合は、メモリーカードへコピーして更新します

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更新時にはレンズ・マウントアダプターの装着制限があります。また、Ver.1.01以前から更新してIPTCプリセットを引き継ぐ場合は、専用メニューから事前に保存する必要があります

Nikon Z8のファームウェアVer.3.11で修正された不具合

今回は新機能の追加ではなく、不具合修正のアップデートです。この記事では、修正内容と更新方法、作業前に確認しておきたい注意点を紹介します。

NX Tetherの無線接続撮影で、非対応の機能を選択できる不具合

NX Tetherは、パソコンとカメラを接続し、撮影設定の変更や撮影画像の転送などを行うソフトウェアです。

今回の更新では、NX Tetherで無線接続撮影を行う際に、対応していない機能を選択できてしまう不具合が修正されました。無線接続時の機能選択に関する修正であり、新たな撮影機能が追加されたわけではありません。

カスタムボタンの割り当てによって、高周波フリッカー低減の設定が変わる不具合

同じカスタムボタンに[高周波フリッカー低減]と[プロテクト]などの機能を割り当てていると、高周波フリッカー低減の設定が意図せず変更される場合がありました。

Ver.3.11では、この不具合が修正されています。カスタムボタンを使用するすべての設定ではなく、該当する機能の組み合わせが修正対象です。

カスタムピクチャーコントロール設定時に、操作を受け付けなくなる不具合

[カスタムピクチャーコントロール]を設定した状態で特定の操作を行うと、撮影時にカメラが操作を受け付けなくなる場合がある不具合も修正されました。

これらの機能や設定を使用している方は、更新を検討するとよいでしょう。重要な撮影の直前は避け、更新後に普段の設定や撮影動作を確認できるタイミングで作業することをおすすめします。

Nikon Z8をVer.3.11に更新する前の注意点

指定外のレンズ・マウントアダプターは取り外す

ニコンは、故障の原因となる可能性があるとして、NIKKOR Zレンズ以外のレンズや、FTZ II/FTZ以外のマウントアダプターを装着した状態で更新しないよう案内しています。

普段サードパーティー製のレンズやアダプターを使っている場合は、更新前に取り外してください。FTZ II/FTZを使用している場合も、装着しているレンズがNIKKOR Z以外であれば取り外す必要があります。

Ver.1.01以前から更新する場合は、IPTCプリセットを保存する

IPTCプリセットは、撮影者名や写真の説明など、画像に付加する情報をあらかじめ登録しておくものです。

ファームウェア「C」Ver.1.01以前から更新すると、カメラに登録したIPTCプリセットのデータが削除されます。 引き続き使用する場合は、更新前にメモリーカードへ保存し、更新後にカメラへ登録し直してください。

作業のタイミング

操作方法

更新前に保存する

[セットアップメニュー]→[IPTC]→[メモリーカードを使用]を開き、保存先のスロットを選択。[メモリーカードにコピー]から必要なプリセットを保存する

更新後に戻す

[セットアップメニュー]→[IPTC]→[メモリーカードを使用]を開き、保存したカードのスロットを選択。[カメラに登録]からプリセットを登録する

保存・登録は、IPTCの専用メニューから行います。通常の[メニュー設定の保存と読み込み]で保存した設定データを読み込んでも、Ver.1.01以前のIPTCプリセットは引き継げません。

なお、IPTCプリセットを保存したカードをその後にフォーマットすると、保存データも消えてしまいます。更新用とIPTC保存用に同じカードを使う場合は、先にカードをフォーマットし、その後にIPTCプリセットを保存してください。

Nikon Z8 ファームウェアVer.3.11のまとめ

Nikon Z8のファームウェア「C」Ver.3.11は、新機能の追加ではなく、NX Tetherの無線接続撮影やカスタムボタン設定に関する不具合、特定条件で操作を受け付けなくなる現象を修正するアップデートです。修正対象の機能や設定を使用している方は、更新を検討するとよいでしょう。作業前にはレンズ・マウントアダプターの装着条件を確認し、Ver.1.01以前から更新する場合は、引き継ぎたいIPTCプリセットを専用メニューから保存してください。更新後はバージョンだけでなく、普段使う設定や撮影動作も確認してから、本番の撮影に臨みましょう。


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