
FUJIFILM X-Pro3のファームウェア最新版 更新内容・変更履歴・アップデート方法


2023年5月24日公開のFUJIFILM X-Pro3最新ファームウェアはVer.2.00です(2026年9月現在)。この記事では、Ver.2.00で追加・変更された公式発表の要点、ファームウェア変更履歴、そして手元のX-Pro3が今どのバージョンかを確認して更新するまでの流れを、わかりやすく解説します。
この記事のサマリー

最新は2023年5月24日公開のVer.2.00で、FUJIFILM XApp対応が公式に明記されています

変更履歴は、公式ページに載っているバージョンを新しい順に表で確認できます

本体の現在バージョンは、メモリーカードを入れてDISP/BACKを押しながら電源ONで表示できます

更新前には、新機能や不具合修正だけでなく、既存の運用に影響する仕様変更が含まれていないかも確認してください

アップデートはメモリーカードで実行し、更新中に電源を切ったりカードを抜き差ししたりしないことが重要です
FUJIFILM X-Pro3の最新ファームウェアの内容

FUJIFILM X-Pro3の最新ファームウェアはVer.2.00です(2026年9月現在)。公開日は2023年5月24日で、ダウンロードやリリースノートの確認は、富士フイルム公式(X-Pro3ファームウエア)から行えます。Ver.2.00ではFUJIFILM XAppに対応しました。
また、Wi-Fi電波が混み合っている場所で、FUJIFILM Camera Remoteとの接続性を向上する改善も含まれています。もう一つの大きな変更は、セットアップメニュー周りの再編です。
基本設定に「エリア設定」が追加され、世界時計の「現地」を世界地図から選べるようになったほか、日時設定で24時間表示を選べるようになりました。更新後に「エリア設定」と「日時設定」の画面が表示される旨も案内されているため、アップデート直後は画面の指示に沿って設定を完了させる必要があります。
通信・転送に関しては、Bluetooth設定が「Bluetooth/スマートフォン設定」へ改称され、画像転送のタイミングに関わる項目などが追加・再配置されます。あわせて、「フジノンレンズ XF8mmF3.5 R WR」への対応、そして特定条件下でのリモート撮影(ライブビュー)時に発生する不具合修正も、変更点として記載されています。
FUJIFILM X-Pro3の情報はこちらの記事でまとめています。
FUJIFILM X-Pro3のファームウェア変更履歴
ここでは、FUJIFILM公式に掲載されているFUJIFILM X-Pro3のファームウェア変更履歴を、新しい順に表で整理しています。最新のVer.2.00は上のセクションで詳しく紹介しているため、表では要点のみ記載しています。過去のバージョンで追加された機能や修正された不具合を確認したいときの参考にしてください。
バージョン | 公開日 | 主な変更(公式記載の要約) |
|---|---|---|
Ver.2.00 | 2023年5月24日 | FUJIFILM XApp対応、エリア設定などセットアップメニューの変更、Camera Remoteとの接続性向上、XF8mmF3.5 R WR対応、特定条件でのライブビュー撮影時のフリーズ修正など |
Ver.1.33 | 2022年11月30日 | 「USB給電設定:OFF」でバッテリーを充電できない問題を修正、その他軽微な不具合を修正 |
Ver.1.32 | 2022年6月29日 | 軽微な不具合を修正 |
Ver.1.31 | 2022年3月30日 | カスタム登録したWBシフトがQメニュー操作で無効になる問題、Bluetoothのペアリング登録やペアリング後に電源が入らない場合がある問題などを修正 |
Ver.1.30 | 2022年2月28日 | SDXCカードフォーマットとの互換性向上のため、1フォルダに記録できるコマ数を9,999コマから999コマへ変更。macOSで記録ファイルを処理している場合は更新前の対応に注意 |
Ver.1.23 | 2021年10月7日 | カメラを煽って撮影するときに電子水準器を表示できる角度範囲を拡大、その他軽微な不具合を修正 |
Ver.1.22 | 2021年7月8日 | Bluetoothのペアリング登録済み状態で電源をONにすると、起動しない場合がある問題を修正 |
Ver.1.21 | 2021年6月29日 | MF+スポット測光時にフォーカスエリアを移動してもスポット測光位置が中央固定になる問題、特定のファイル名を設定すると画像を再生できない問題などを修正 |
Ver.1.20 | 2021年2月17日 | 光学ファインダー撮影時のブライトフレーム補正位置を記憶する機能を追加。JPEG+RAW撮影時、JPEGだけでなくRAWにもレーティングを付与するよう改善。その他軽微な不具合を修正 |
Ver.1.10 | 2020年9月17日 | XF50mmF1.0 R WR使用時のパフォーマンスを最適化。EF-X500をコマンダーとして使用する多灯撮影で、一部グループが正しく発光しない場合がある問題などを修正 |
Ver.1.05 | 2020年5月27日 | 軽微な不具合を修正 |
Ver.1.04 | 2020年2月12日 | まれにEVFが異常表示になる問題を改善 |
Ver.1.03 | 2020年1月29日 | まれにフリーズする現象、AF-Cモードで連写時に画像の色調が異常になる場合がある現象を改善 |
Ver.1.01 | 2019年12月17日 | ES(電子シャッター)連写撮影時、画像右端に線状の傷が生じる場合がある症状を修正 |
Ver.1.33では「USB給電設定:OFF」のときにバッテリーを充電できない問題が修正されており、運用に直結しやすいタイプの更新です。Ver.2.00はアプリ連携やメニュー構造にも触れるため、スマートフォン転送や位置情報連携を使う場合は、更新後に設定項目の位置や名称が変わる点も含めて把握しておくと混乱しにくいでしょう。
FUJIFILM X-Pro3の現在のファームウェアバージョン確認方法

更新を考える前に、手元のX-Pro3 ボディが今どのバージョンかを確認しておくと判断が速くなります。以下の手順で表示される「BODY」のバージョンを、最新のVer.2.00と見比べてください。
手順は公式マニュアルの案内に沿って、まずカメラの電源をOFFにし、メモリーカードをカメラ内に入れた状態にします。メモリーカードが入っていないとバージョン表示ができない点が注意事項として示されています。
次に、DISP/BACKボタンを押しながら電源をONにします。画面にバージョンが表示されるので、ボディが「Ver.2.00」になっているか確認してください。レンズやフラッシュなどを装着している場合は、それらのバージョンも同時に表示されることがあるため、ボディの表示を見間違えないようにしましょう。確認が終わったら電源をOFFにして通常の撮影に戻します。
FUJIFILM X-Pro3 ボディのファームウェアは更新した方がいい?
Ver.2.00ではFUJIFILM XAppへの対応やXF8mmF3.5 R WRへの対応、不具合修正などが含まれています。これらの機能・機材を利用する場合は、更新内容を確認したうえでアップデートを検討してください。
最新版への更新を優先したい人
判断材料を絞るなら、まずスマートフォン連携をどの程度使うかが分かりやすい基準になります。Ver.2.00はFUJIFILM XApp対応が前面に書かれているため、画像転送や位置情報同期などをXApp中心で運用したい場合、更新の優先度は高くなります。
次に、機材の組み合わせです。フジノンレンズ XF8mmF3.5 R WRをX-Pro3 ボディで使う予定がある場合、対応がVer.2.00の変更点として挙げられているため、互換性の観点からも更新しておくのが自然でしょう。加えてVer.1.33ではUSB給電設定に関する不具合修正が明記されているので、USB経由の充電・給電を使う場面があるなら、更新理由がより明確になります。
更新を急がなくてもよい場合と、更新前の注意点
すでにVer.2.00になっている場合、公式でも更新の必要はないとされています。一方で、Ver.2.00に更新するとカメラの起動時に「エリア設定」と「日時設定」の画面が表示されるため、設定が必要です。
さらに、「Bluetooth設定」が「Bluetooth/スマートフォン設定」に変わるなど、接続設定まわりのメニュー名や配置も一部変更されます。ファームウェアは更新後に元のバージョンへ戻せないため、撮影予定の直前ではなく、設定を見直す時間を取れるタイミングで更新すると安心です。
また、Ver.1.30より前のバージョンから更新する場合は、1つのフォルダに記録できるコマ数が9,999コマから999コマに変わる点にも注意が必要です。macOSのパソコンで記録ファイルを処理している場合は、公式の案内に従って事前の対応を行ってください。
FUJIFILM X-Pro3 ボディのファームウェアのアップデート方法

FUJIFILM X-Pro3のファームウェアは、公式サイトからダウンロードしたファイルをメモリーカードに保存し、カメラで更新を実行します。古いバージョンからでも直接最新のVer.2.00へ更新できますが、更新後は元のバージョンに戻せないため、手順と注意点を確認してから進めましょう。ここでは、必要なものから更新手順、更新時の注意点までを順に解説します。
ファームウェア更新に必要なもの
メモリーカードを使って更新する場合、準備するものは以下のとおりです。
- X-Pro3 ボディ本体
- 充電済みバッテリー(更新中に電源が切れないことが最重要です)
- フォーマット済みメモリーカード(X-Pro3 ボディでフォーマットして用意)
- パソコン等(ファームウェアをダウンロードしてカードへコピーするため)
- 公式配布のファームウェアファイル(ダウンロードページに表示されるファイル名の.DATファイル)
ファームウェア更新の手順
メモリーカードを使ったファームウェア更新の流れは、以下のとおりです。現在のバージョン確認から更新後の確認まで、順番に進めてください。
手順 | やること |
|---|---|
1. 現在バージョン確認 | DISP/BACK+電源ONで「BODY」のVerを確認 |
2. カード準備 | カメラでメモリーカードをフォーマット |
3. ファイル入手 | 公式ページから最新ファームウェアをダウンロード |
4. カードへコピー | .DATファイルをカードのルート(最上位)へ保存 |
5. カメラで更新実行 | カードを入れてDISP/BACKボタンを押しながら電源をONにし、対象がボディであることを確認してMENU/OKボタンで更新 |
6. 更新後確認 | 再度DISP/BACK+電源ONでVerが更新されたか確認 |
更新に使ったメモリーカードは、フォーマットしてから撮影に使用してください。
メモリーカードへのコピーと、更新中に避けたい操作
FUJIFILM公式の更新手順に従ってファームウェアファイルをメモリーカードへ保存する際、ダウンロード先に同名のファイルがあるとファイル名の末尾に「(1)」などが付く場合があり、そのファイル名ではカメラが正しく認識できません。ダウンロード前に同名のファイルが残っていないか確認しておきましょう。
更新には十分に充電したバッテリーを使用してください。更新を開始したら、電源を切る、ボタンを操作する、メモリーカードを抜くといった操作は避け、更新が終わるまで待ちましょう。
また、Ver.2.00では更新後の初回起動時にエリア設定と日時設定の画面が表示されると案内されています。更新が終わったのに設定画面が表示されても慌てないよう、アップデート後は画面の案内に沿って設定を完了させ、その後にバージョン表示でVer.2.00になっているか確認すると確実です。
FUJIFILM X-Pro3 ボディのファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
FUJIFILM X-Pro3 ボディの最新は、2023年5月24日公開のVer.2.00です(2026年9月現在)。まずはメモリーカードを入れた状態でDISP/BACKを押しながら電源を入れ、現在の「BODY」バージョンを確認しましょう。次に、公式の変更点(XApp対応や不具合修正、対応レンズなど)を踏まえて更新要否を判断し、実行する場合はFUJIFILM公式(X-Pro3ファームウエア)の手順に沿ってメモリーカードでアップデートするのが基本です。
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