
FUJIFILM X-E5の不具合まとめ 無償修理・電源が入らない・接続できないときの対処法
X-E5 ボディで「電源が入らない」「スマートフォンと接続できない」「ストラップ取り付け部が緩い」といった症状が出ると、故障や初期不良なのか判断に迷うことがあります。症状によって確認する項目は異なり、ストラップ取り付け部については無償点検・修理の対象となる不具合も公表されています。この記事では、26年9月現在のFUJIFILM X-E5のサポート情報をもとに、自分で確認できる項目と、修理や問い合わせに進む目安を症状別にまとめます。
この記事のサマリー

X-E5のストラップ取り付け部に緩みがある場合は使用を中止し、無償修理を依頼できます

電源が入らないときは、バッテリーの充電状態、取り付け方向、バッテリーカバーが閉まっているかを順番に確認します

電源をOFFにしても動作が続く場合は、インジケーターランプを見ると画像の記録中やスマートフォンへの転送中か判断できます

スマートフォンと接続できない場合は、使用しているアプリとファームウェア、端末側の対応条件を確認してください

X-E5の最新ファームウェアはVer.1.12です(26年9月現在)。改善しない症状は無理に操作を続けず、修理サービスセンターへ相談しましょう
FUJIFILM X-E5 の不具合は症状別に確認する

FUJIFILM X-E5は、症状によって確認する場所が異なります。ストラップ取り付け部の緩みは無償点検・修理の対象ですが、電源やスマートフォン接続については、バッテリーや設定、使用アプリが原因になっている場合もあります。
最初に確認したいのは、安全に関わる異常がないかです。煙や異臭がする、水や異物が内部に入ったといった場合は、電源を切ってバッテリーやUSBケーブルを外し、そのまま使用しないでください。販売店、デジタルカメラサポートセンター、修理サービスセンターへの相談が必要です。
症状 | 最初に確認すること | 次の対応 |
|---|---|---|
ストラップ取り付け部が緩い | 両側2か所を指でつまみ、軽く前後左右に動かして固定部分を確認 | 緩みがあれば使用を中止して無償修理を依頼 |
電源が入らない | バッテリーの充電、向き、バッテリーカバー | 改善しなければ修理相談 |
電源が切れない | インジケーターランプの色や点灯・点滅 | 記録・転送状態を確認し、症状が続く場合は相談 |
スマートフォンと接続できない | ファームウェア、使用アプリ、端末の対応条件 | XAppやCamera Remoteの条件を確認 |
メニュー操作が追従しない | 本体ファームウェア | Ver.1.12へ更新 |
X-E5の性能や使い勝手を詳しく知りたい方は、レビュー記事も参考にしてください。
FUJIFILM X-E5の無償点検・修理情報

X-E5では、ストラップ取り付け部が緩み、そのまま使い続けると取り付け部がカメラ本体から外れる不具合が確認されています。2025年11月20日時点では、総出荷量の0.1%未満にあたる台数で発生していました。対象製品はX-E5のシルバーとブラックで、緩みがある場合は無償修理を受けられます。
この対応は「リコール」ではなく、FUJIFILMが公表している「無償点検および修理」です。
対象となる症状:ストラップ取り付け部の緩み・脱落
カメラ両側のストラップ取り付け部に緩みが発生し、その状態で使い続けた場合に取り付け部が外れる可能性があります。ストラップでカメラを持ち歩いていると本体の落下にもつながるため、緩みを確認したらそのまま使用しないでください。
対象はFUJIFILM X-E5のシルバーとブラックです。特定の製造番号だけを対象とした案内ではなく、手元のカメラで取り付け部の状態を確認する形になっています。
確認方法:両側2か所を軽く前後左右に動かす
確認するのは、カメラの左右にある2か所のストラップ取り付け部です。それぞれを指でつまみ、軽く前後左右に動かして固定部分に緩みがないかを見ます。
強く引っ張ったり工具を使ったりする必要はありません。軽く動かしたときに固定部分の緩みが確認できた場合は、使用を中止して修理を依頼してください。自分では判断しにくい場合も、修理サービスセンターへ相談できます。
緩みがある場合:使用を中止して無償修理を依頼する
緩みが確認されたX-E5は、富士フイルム修理サービスセンターへ郵送・宅配で着払い送付できます。宛先は「富士フイルム修理サービスセンター X-E5担当」で、東京・大阪のイメージングサービスカウンターでも受け付けています。
預かり期間は、土日・祝日・年末年始を除き、長くとも10日程度が目安です。梱包が難しい場合は修理サービスセンターへ相談できます。
FUJIFILM X-E5 の症状別対処法
電源やスマートフォン接続の不具合は、ストラップ取り付け部とは確認方法が異なります。ここではX-E5の使用説明書とファームウェア情報をもとに、症状別に確認する内容をまとめます。
電源が入らない:バッテリー・向き・カバーを確認する
ON/OFFレバーをONにしても電源が入らない場合は、最初にバッテリーを確認します。購入時のバッテリーは充電されていないため、購入直後なら充電してから電源を入れてください。
充電済みでも起動しないときは、一度バッテリーを取り出し、向きを確認して入れ直します。向きを間違えるとカメラが破損するおそれがあるため、無理に押し込まないでください。最後にバッテリーカバーをしっかり閉めます。
パソコンからUSB充電している場合は、USBハブやキーボードを経由せず、カメラとパソコンを直接接続します。パソコンの電源が入っていることや、充電中にスリープ状態になっていないことも確認してください。
ここまで確認しても電源が入らない場合は、無理にファームウェア更新などを試さず、修理サービスセンターへ相談しましょう。
電源が切れない:インジケーターランプを確認する
電源レバーをOFFにしてもすぐに動作が終わらない場合は、インジケーターランプの状態を確認します。
電源OFF後に緑色と橙色が交互に点滅している場合は、転送予約した画像をスマートフォンへ転送中です。橙色に点灯している場合は、メモリーカードへ画像を記録しています。
インジケーターランプ | 主な状態 |
|---|---|
緑色点灯 | ピントが合っている |
緑色点滅 | AF警告またはシャッター低速警告 |
緑色と橙色が交互に点滅 | 電源ON時は画像記録など、電源OFF後は予約画像をスマートフォンへ転送中 |
橙色点灯 | メモリーカードへ画像を記録中 |
橙色点滅 | フラッシュ充電中 |
赤色点滅 | 画像記録異常またはレンズ異常 |
画像の記録や転送が行われているときは、処理が終わるまで待ってください。同じ状態が長く続く、赤色点滅が出る、処理終了後も電源が切れないといった場合は、ランプの状態と直前に行った操作を控えて修理サービスセンターへ相談すると伝えやすくなります。
接続できない:使用アプリと端末の対応条件を確認する
X-E5のスマートフォン接続では、カメラ本体の故障以外にアプリや端末側の条件が原因になることがあります。
Ver.1.10以降へ更新したX-E5は、iOS版のFUJIFILM Camera Remoteには接続できません。iPhoneやiPadではFUJIFILM XAppを使用します。Android版のCamera Remoteを使用している場合は、Bluetooth Ver.4.1以下の端末とはペアリングできず、Bluetooth Ver.4.2以降が必要です。
FUJIFILM XAppはX-E5に対応しています。26年9月現在の対応OSはiOS/iPadOS 14〜18・26、Android 11〜16です。利用する前に、スマートフォンのOSとXAppが対応しているかも確認してください。
接続できないときは、カメラのファームウェア、使用しているアプリ、アプリの更新状況、スマートフォンの対応OSを順番に確認します。それでも接続できなければ、確認した内容を添えてデジタルカメラサポートセンターへ相談してください。
FUJIFILM X-E5のファームウェアで修正された不具合

X-E5の最新ファームウェアはVer.1.12です(26年9月現在)。2026年6月4日に公開され、Ver.1.11からVer.1.12では軽微な不具合が修正されました。Ver.1.11では、リアコマンドダイヤルを素早く回転した際に、まれにメニュー画面のカーソル移動が追従しない症状が修正されています。
修正内容とバージョン
バージョン | 公開日 | 主な変更 |
|---|---|---|
Ver.1.12 | 2026年6月4日 | 軽微な不具合を修正 |
Ver.1.11 | 2026年1月15日 | リアコマンドダイヤルを素早く回転したとき、まれにメニュー画面のカーソル移動が追従しない症状を修正 |
Ver.1.10 | 2025年8月14日 | 機能追加・変更と、Camera Remote接続条件の変更など |
いまのファームウェアバージョンを確認する方法
バージョンは、MENU/OKボタンからD[基本設定]>[ファームウエアアップデート]を開くと確認できます。電源が正常に入り、メニュー操作ができる状態で行ってください。
表示がVer.1.12なら、26年9月現在の最新版です。Ver.1.11以前の場合は、更新内容を確認したうえでアップデートできます。
更新するときは十分に充電し、完了まで操作しない
ファームウェアを更新する場合は、十分に充電したバッテリーを使います。更新中に電源が切れると、カメラが正常に動作しなくなるおそれがあります。更新中は電源を切ったりカメラを操作したりしないでください。更新には最大約5分かかる場合があり、更新後に以前のファームウェアへ戻すことはできません。
電源が入らない、突然電源が落ちるなど電源自体が不安定な場合は、ファームウェア更新を先に試さず修理サービスセンターへ相談したほうがよいでしょう。
FUJIFILM X-E5 の初期不良が疑われる場合と修理の相談先
購入直後に正常に動作しない場合でも、症状だけで初期不良と決めることはできません。まず使用説明書にある確認項目を試し、それでも改善しなければ購入店または富士フイルムへ相談してください。
ストラップ取り付け部の緩みは、通常の保証修理とは別に無償修理の対象です。一方、電源や通信、操作系の故障は製品の状態や保証内容によって対応が変わります。
無償修理・保証修理・通常修理の違い
区分 | 対象 | 対応 |
|---|---|---|
ストラップ取り付け部の無償修理 | 取り付け部に緩みが確認できるX-E5 | 使用を中止し、X-E5担当へ着払いで送付 |
保証期間内の修理 | 保証書の条件を満たす故障 | 保証書を用意して修理を依頼 |
保証期間外・保証対象外の修理 | 保証期間外や保証対象にならない故障 | 修理サービスセンターへ依頼し、必要に応じて見積もりを確認 |
保証期間内であっても、使用上のミスによる故障などは有料になる場合があります。保証修理を希望する場合は、手元の保証書に記載された条件を確認してください。X-E5は26年9月現在も修理受付対応製品に含まれています。
相談前に整理しておきたい情報
問い合わせるときは、症状だけでなく、いつ・どの操作で発生したかも伝えられるようにしておくと説明がしやすくなります。
機種名とボディ番号、現在のファームウェア、故障したときの状況、保証期間内かどうか、購入日などを確認しておきましょう。スマートフォン接続の不具合なら、使用しているアプリ、スマートフォンのOS、接続できなくなったタイミングも役立ちます。引き取り修理の申し込みでも、機種名・ボディ番号・故障状況・保証状況・購入日などを確認します。
使い方の相談と修理の相談は窓口が異なる
操作方法や設定について確認したい場合は、富士フイルムデジタルカメラサポートセンターを利用できます。受付は月曜〜土曜の9:30〜17:30で、日曜・祝日・年末年始は休みとなります。
修理については富士フイルム修理サービスセンターが窓口です。受付は月曜〜金曜の9:30〜17:30です。土日・祝日・年末年始は受け付けていません。
受付時間や臨時休館などは変更される場合があるため、連絡や持ち込みの前に最新のサポート情報を確認してください。
FUJIFILM X-E5 の不具合まとめ
X-E5の不具合は、症状に合わせて確認する内容を変えることが大切です。ストラップ取り付け部に緩みがある場合は使用を中止し、無償修理を依頼してください。電源が入らない場合は、バッテリーの充電状態や向き、バッテリーカバーを確認します。
電源が切れないように見える場合は、インジケーターランプから画像の記録中・転送中かを確認できます。スマートフォンと接続できない場合は、使用アプリと端末の対応条件も確認しましょう。
最新ファームウェアはVer.1.12です(26年9月現在)。手元で確認できる項目を試しても症状が改善しない場合や、電源が不安定でファームウェアを安全に更新できない場合は、操作を続けず修理サービスセンターへ相談してください。
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