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RICOH GR IV/GR IV HDFのファームウェア最新版|更新内容・変更履歴・アップデート方法



2026年9月29日現在のRICOH GR IV/GR IV HDF向け最新ファームウェアは、同年2月13日公開のVer.1.11です。本記事では、Ver.1.11の追加機能や変更点、これまでの変更履歴、現在のファームウェアバージョンを確認する方法、アップデート手順をまとめます。
この記事のサマリー

RICOH GR IV/GR IV HDFの最新ファームウェアは、2026年2月13日公開のVer.1.11

GR IVはVer.1.11で電子シャッター機能が追加され、最高1/16000秒での撮影に対応

GR IV/GR IV HDFはVer.1.11でカメラ全体の動作安定性を改善

現在のファームウェアバージョンは、「セットアップ」→[8]「情報表示」→「カメラ情報」から確認可能

アップデートはmicroSDカードまたは「GR WORLD」アプリから行えるが、更新後は以前のバージョンへ戻せない
なお、「RICOH GR IV/GR IV HDF」と旧モデルの「GR DIGITAL IV」は異なるカメラです。対応するファームウェアも異なるため、GR DIGITAL IV用のファームウェアを使用しないよう、ダウンロード前に対象機種を確認してください。
RICOH GR IV/GR IV HDFの最新ファームウェアの内容
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RICOH GR IV HDFは、GR IVをベースにHDF(ハイライト拡散フィルター)を搭載したモデルです。GR IVがNDフィルターを搭載するのに対し、GR IV HDFはNDフィルターの代わりに、ハイライト部を拡散して周辺ににじみを生じさせるHDFを搭載しています。
GR IV HDFは、撮像素子やレンズ、手ぶれ補正など多くの基本仕様をGR IVと共通化しています。一方、GR IVのNDフィルターに代えてHDFを搭載し、発売時から電子シャッターにも対応しています。Ver.1.11のファームウェアファイルはGR IV/GR IV HDFの両機種に対応しています。
Ver.1.11では、GR IV HDFが先行して搭載していた電子シャッター機能もGR IVに追加されました。これにより、両機とも最高1/16000秒の電子シャッターを利用できます。なお、電子シャッター使用時は、動きの速い被写体でローリングシャッター現象が発生する場合があります。また、外部フラッシュ「GF-2」とは併用できず、Shake Reduction(手ぶれ補正)とローパスセレクターはOFFになります。
なお、ファームウェアのダウンロードと更新手順は、RICOH IMAGING(GR IV ファームウェアアップデート)で確認できます。電子シャッターを含む機能拡張の詳細は、RICOH IMAGING(機能拡張FW / RICOH GR IV)に掲載されています。
RICOH GR IV
RICOH GR IVの最新ファームウェアは、2026年2月13日公開のVer.1.11です。Ver.1.11では、GR IV HDFに搭載されていた電子シャッター機能がGR IVにも追加され、最高1/16000秒のシャッタースピードを設定できるようになりました。あわせて、カメラ全体の動作安定性も改善されています。
電子シャッターは、明るい場所で絞りを開いて撮影したい場合などに、シャッタースピードの選択肢を広げられる機能です。一方、動きの速い被写体を撮影すると、被写体がゆがんで写るローリングシャッター現象が発生する場合があります。動体撮影では、被写体や撮影状況に応じてメカシャッターと使い分ける必要があります。
RICOH GR IV HDF
RICOH GR IV HDFの最新ファームウェアも、2026年2月13日公開のVer.1.11です。GR IV HDFは発売時から電子シャッター機能を搭載しているため、Ver.1.11で電子シャッターが新たに追加されたわけではありません。Ver.1.11では、カメラ全体の動作安定性が改善されています。
GR IV HDFの電子シャッターは最高1/16000秒に対応しており、明るい場所で絞りを開いて撮影したい場合などに利用できます。一方、動きの速い被写体ではローリングシャッター現象が発生する場合があるため、被写体や撮影状況に応じてメカシャッターと使い分ける必要があります。
ファームウェアはGR IVと共通で、Ver.1.11の同じアップデートファイルを使用します。
RICOH GR IV/GR IV HDFのファームウェア変更履歴
RICOH GR IV/GR IV HDFのファームウェアでは、電子シャッター機能への対応や、無線通信・充電制御の改善などが行われています。ここでは、RICOH IMAGINGのファームウェア配布ページに掲載されている変更内容を新しい順にまとめます。
RICOH GR IV/GR IV HDFの変更履歴
バージョン | 公開日 | 主な変更 |
|---|---|---|
Ver.1.11 | 2026年2月13日 | GR IVに電子シャッター機能を追加し、最高1/16000秒に対応。カメラ全体の動作安定性を改善。 |
Ver.1.04 | 2025年11月28日 | バッテリー残量表示がなくなった場合に、バッテリー消費を抑えるため無線通信を自動でOFFにする仕様へ変更。バッテリーの劣化抑制や安全性・安定性向上のため充電制御を改善。GR WORLD登録時のペアリング案内表示を改善。カメラ全体の動作安定性を改善。 |
Ver.1.03 | 2025年10月29日 | マレーシア向けの認証マークを追加し、OSS(オープンソースソフトウェア)ライセンスを更新。当初Ver.1.02として案内されていたが、OSSライセンス更新に伴いVer.1.03として公開。 |
なお、GR IV HDFのVer.1.10は、2026年1月16日付でRICOH IMAGINGのOSS(オープンソースソフトウェア)公開履歴に掲載されています。
RICOH GR IV/GR IV HDFの現在のファームウェアバージョン確認方法
ファームウェアをアップデートする前に、GR IV/GR IV HDFに現在インストールされているバージョンを確認しましょう。Ver.1.11であればアップデートは不要です。Ver.1.11より古いバージョンを使用している場合は、変更内容を確認したうえでVer.1.11へのアップデートを検討してください。
確認手順
RICOH GR IV/GR IV HDFは、以下の手順で現在のファームウェアバージョンを確認できます。
- カメラの電源を入れる
- MENUボタンを押してメニューを表示する
- 「セットアップ」メニューを開く
- [8]「情報表示」を選択する
- 「カメラ情報」を選択する
- 表示されたファームウェアバージョンを確認する
「1.11」と表示されていれば最新版のため、アップデートは不要です。「1.11」より古いバージョンの場合は、Ver.1.11の変更内容を確認したうえでアップデートを検討しましょう。
RICOH GR IV/GR IV HDFのファームウェアは更新した方がいい?
基本的にRICOH GR IV/GR IV HDFは、最新のVer.1.11へのアップデートがおすすめです。Ver.1.11ではカメラ全体の動作安定性が改善されているため、電子シャッターを使用しない場合でもアップデートするメリットがあります。
特にGR IVでは、Ver.1.11で電子シャッターが追加され、最高1/16000秒で撮影できるようになりました。晴天時にF値を小さくして撮影したい場合など、より速いシャッタースピードが必要な場面で活用できます。
また、GR IVをVer.1.04以前からアップデートする場合は、無線通信や充電制御、GR WORLDとの連携に関する改善もまとめて適用されます。
ただし、アップデート後は以前のファームウェアへ戻せません。バッテリーを十分に充電し、撮影直前を避けて時間に余裕があるときにアップデートしましょう。
RICOH GR IV/GR IV HDFのファームウェアのアップデート方法
RICOH GR IV/GR IV HDFのファームウェアの更新方法は、microSDメモリーカードを使う方法と、スマートデバイス用アプリ「GR WORLD」(Ver.1.2.0以降)を使う方法の2種類です。それぞれのアップデート方法を見ていきましょう。
microSDカードで手動更新する場合
microSDカードを使う場合は、RICOH IMAGINGからファームウェアファイルをPCへダウンロードし、解凍したファイルをmicroSDカードへコピーしてカメラ本体からアップデートします。GR WORLDを使用せずに更新できるため、アプリを利用していない場合や、PCから手動でアップデートしたい場合に利用できます。
アップデート前に、十分に充電したバッテリーとカメラでフォーマットしたmicroSDカードを用意し、現在のファームウェアバージョンも確認しておきましょう。
microSDカードで手動更新する場合に必要なもの
- RICOH GR IVまたはRICOH GR IV HDF
- 十分に充電したバッテリー
- カメラでフォーマットしたmicroSDメモリーカード
- ファームウェアファイル「gr4_v111.zip」(解凍後に「fwdc248b.bin」を使用)
- ファームウェアのダウンロードとmicroSDカードへのコピーに使用するPC(Windows/macOS)
- PCにmicroSDカードスロットがない場合は、対応するカードリーダー
microSDカードを使ったアップデート手順
手順 | やること |
|---|---|
1. 現在のバージョンを確認 | カメラのメニューから現在のファームウェアバージョンを確認し、Ver.1.11より古いか確認する |
2. ファームウェアをダウンロード | RICOH IMAGINGの配布ページから「gr4_v111.zip」をダウンロードし、ファイルを解凍する |
3. microSDカードへコピー | 解凍して取り出した「fwdc248b.bin」を、カメラでフォーマットしたmicroSDカードのルートディレクトリ(フォルダーの中ではなく、カードを開いて最初に表示される場所)へコピーする |
4. カメラでアップデートを実行 | microSDカードをカメラに入れ、MENUボタンを押しながら電源を入れる。アップデート画面が表示されたら「実行」(英語表示では「Execute」)を選択する |
5. 更新後のバージョンを確認 | アップデート完了後、カメラのメニューからファームウェアバージョンを確認し、「1.11」になっていることを確認する |
microSDカードで更新する際の注意点
microSDカードを使ってファームウェアを更新する際は、以下の点に注意してください。
- バッテリーを十分に充電する
- microSDカードはカメラでフォーマットしてから使用する
- 解凍した「fwdc248b.bin」は、microSDカードのルートディレクトリ(フォルダーの中ではなく、カードを開いて最初に表示される場所)へコピーする
- アップデート中はカメラの電源を切らない
- アップデート中はmicroSDカードやバッテリーを取り出さない
- GR IV/GR IV HDF以外のファームウェアファイルを使用しない
GR WORLDアプリから更新する場合
RICOH GR IV/GR IV HDFは、Ver.1.2.0以降のスマートデバイス用アプリ「GR WORLD」からファームウェアをアップデートできます。microSDカードへファームウェアファイルをコピーする必要がなく、アプリから更新を進められます。なお、ファームウェア更新機能はVer.1.2.0で追加されたため、それより古いGR WORLDでは利用できません。
GR WORLDから更新する場合に必要なもの
- RICOH GR IVまたはRICOH GR IV HDF
- 十分に充電したカメラのバッテリー
- 最新版の「GR WORLD」をインストールし、ファームウェアのダウンロードに必要な空き容量があるスマートフォン
- 十分なスマートフォンのバッテリー残量
- GR WORLDに登録し、Bluetooth接続できる状態のカメラ
GR WORLDを使ったアップデート手順
手順 | やること |
|---|---|
1. カメラと接続 | GR WORLDを起動し、RICOH GR IV/GR IV HDFとBluetoothで接続する |
2. 最新ファームウェアを確認 | カメラのファームウェアが最新でない場合、ホーム画面に「最新のファームウェアが利用可能です。」と表示されるため、「今すぐ確認」をタップする |
3. アップデートを開始 | 「今すぐアップデート」をタップする |
4. アップデート完了まで待つ | ファームウェアのダウンロード後、カメラとのWi-Fi接続とファームウェア転送が自動で進む。カメラが再起動してアップデートが完了するまで、アプリやカメラを操作しない |
5. バージョンを確認 | アップデート完了後、カメラの「セットアップメニュー」→「カメラ情報」、またはGR WORLDの「カメラ設定」→「ファームウェア」からVer.1.11になっていることを確認する |
ホーム画面にアップデートの案内が表示されない場合は、「カメラ設定」→「ファームウェア」→「最新のファームウェアを確認」から更新の有無を確認できます。
GR WORLDで更新する際の注意点
GR WORLDからファームウェアをアップデートする場合は、以下の点に注意してください。
- カメラとスマートフォンのバッテリー残量を十分に確保してから開始する
- スマートフォンの空きストレージを十分に確保する
- アップデートが完了するまでアプリやカメラを操作しない
- アップデート中にエラーが発生した場合は、カメラにエラーが表示されるまで待ってから再度アップデートする
- データ転送が完了する前に通信エラーが発生した場合、状況によってはエラー表示まで3~4分程度かかることがある
RICOH GR IV/GR IV HDFのファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
RICOH GR IV/GR IV HDFの最新ファームウェアは、2026年2月13日公開のVer.1.11です。GR IVには最高1/16000秒に対応する電子シャッター機能が追加され、GR IV/GR IV HDFではカメラ全体の動作安定性が改善されています。
GR IVをVer.1.04以前からアップデートする場合は、無線通信や充電制御、GR WORLDとの連携に関する改善もまとめて適用されます。まずはカメラ本体で現在のファームウェアバージョンを確認し、古いバージョンを使用している場合はVer.1.11へのアップデートを検討しましょう。
アップデートは、microSDカードまたはスマートデバイス用アプリ「GR WORLD」から行えます。更新後は以前のバージョンへ戻せないため、バッテリー残量を十分に確保し、時間に余裕があるときに作業してください。
なお、RICOH GR IVに関する情報は以下の記事でも紹介しています。気になる人はチェックしてみてください。
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