
FUJIFILM X-T50のファームウェア最新版 更新内容・変更履歴・アップデート方法
2026年1月15日公開のFUJIFILM X-T50 最新ファームウェアはVer.1.32です(2026年9月現在)。この記事では、Ver.1.32で何が更新されたのか、Ver.1.00からの公式変更履歴、いま使っているバージョンの確認方法、そして公式手順に沿ったアップデート方法までを、要点を絞って分かりやすくまとめます。
この記事のサマリー

最新Ver.1.32は、リアコマンドダイヤル操作時のメニューカーソル追従不具合修正などを含む更新です

Ver.1.30ではワイヤレス通信メニューやinstax SHAREへの直接プリント機能の削除など、運用に関わる仕様変更が入っています

本体メニューから、現在のボディファームウェアVerを確認して最新と見比べられます

更新はSDカード方式と、FUJIFILM XAppを使う方式が公式に案内されています(環境により選択)

更新中の電源断はリスクがあるため、バッテリー残量など公式の注意点を守るのが前提です
FUJIFILM X-T50の最新ファームウェアの内容

FUJIFILM X-T50の最新ファームウェアはVer.1.32です(2026年9月現在)。公開日は2026年1月15日で、リアコマンドダイヤル操作時のメニュー表示に関する不具合と、その他の軽微な不具合を修正するアップデートです。公式の配布ページはFUJIFILM公式(X-T50 ファームウエア)にまとまっています。
Ver.1.32で明記されている主な更新は、リアコマンドダイヤルを素早く回した際、メニュー画面のカーソル移動が追従しないことがある不具合の修正です。設定項目を短時間で行き来する人ほど影響を受けやすい部分なので、該当の症状に心当たりがある場合はアップデートしておくと安心です。
また、その他の軽微な不具合も修正されています。
FUJIFILM X-T50の情報はこちらの記事でまとめています。
FUJIFILM X-T50のファームウェアはこちらでも紹介しています。
FUJIFILM X-T50のファームウェア変更履歴
ここでは、FUJIFILM公式に記載がある範囲で、Ver.1.00から最新までのファームウェア変更履歴を新しい順に並べます。最新版の詳細は前セクションに集約し、表では各バージョンの要点が一目で分かるように整理しています。
バージョン | 公開日 | 主な変更(公式記載の要約) |
|---|---|---|
Ver.1.32 | 2026年1月15日 | リアコマンドダイヤルを素早く回した際にメニューカーソルが追従しないことがある不具合を修正、その他軽微な不具合修正 |
Ver.1.31 | 2025年7月26日 | 軽微な不具合修正 |
Ver.1.30 | 2025年7月22日 | ワイヤレス通信のセキュリティ強化、ペアリング手順の変更、「ワイヤレス通信」メニューやFn割り当てからの削除、instaxプリンター接続設定・プリント機能の削除(instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3への直接プリント不可)など、運用面に影響する仕様変更 |
Ver.1.20 | 2025年5月29日 | 特定条件下での絞り動作に伴う露出追従の平滑化(特定レンズ使用時)、フォーカスリング操作LINEAR設定で回転角度指定に対応(適用レンズに条件あり)、特定ブラケット撮影のRAWを現像処理した際、まれに画像表示が異常になる不具合を修正 |
Ver.1.12 | 2025年2月27日 | 特定のSDカード使用時に電源が入らない現象や、撮影後まれに「記録できませんでした」エラーが発生する現象を修正。その他軽微な不具合を修正 |
Ver.1.10 | 2024年12月19日 | AFアルゴリズムを一部見直し、シーンタフネス性を向上 |
Ver.1.02 | 2024年7月12日 | Ver.1.01へのアップデート時に、一部の製品でアップデート作業が実行できない症状が確認された件への修正ファームウェア |
Ver.1.01 | 2024年7月9日 | AF補助光の測光動作と同時にシャッターボタンを半押しした際、まれにフリーズする現象や、特定条件で外部モニターを接続して動画撮影した際にまれにフリーズする現象などを修正 |
Ver.1.00 | 2024年6月28日(発売時) | 出荷時バージョン |
履歴の中でも注意したいのは、運用に影響する変更が含まれるVer.1.30と、撮影機能に関する更新が行われたVer.1.10/1.20です。Ver.1.30以降では、instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へカメラから直接プリントできなくなり、スマートフォンに画像を取り込んでinstaxプリンター専用アプリからプリントする方式に変わります。
また、Ver.1.20では特定レンズ使用時の絞り動作に伴う露出追従の改善や、対応レンズでフォーカスリングの回転角度を指定できる機能が追加されています。該当する機能を使っている場合は、更新前に変更内容を確認しておきましょう。
FUJIFILM X-T50の現在のファームウェアバージョン確認方法

更新の前に、まず「いまボディに入っているVer」を確認して、最新版(Ver.1.32)と見比べるのが基本です。X-T50は本体メニューから確認でき、レンズやフラッシュなどのアクセサリーを装着していれば、それらのファームウェアVerも同じ画面で確認できます。
確認手順は、電源を入れてメニューを開き、セットアップ系の「D 基本設定」内にある「ファームウエアアップデート」を選ぶ流れです。表示される画面に、ボディのファームウェアバージョン(例:Ver.1.32)が出るので、公式サイトに掲示されている最新Verと一致しているかを見ればOKです。
FUJIFILM X-T50のファームウェアは更新した方がいい?
富士フイルムは、カメラボディとレンズを最新のファームウェアで使用するよう案内しています。ただし、Ver.1.30以降では削除された機能もあるため、該当機能を使用している場合は変更内容を確認してから更新してください。
最新版へ更新した方がよい人と、その理由
スマートフォンとWi-Fi/Bluetoothで画像転送やリモート操作を行う人は、Ver.1.30以降でスマートフォンとの接続手順が変更されている点に注意が必要です。FUJIFILM XAppまたはFUJIFILM Camera Remoteを使用する場合は、アプリ側もセキュリティ強化に対応した最新バージョンへ更新してください。
加えて、Ver.1.32は操作系(リアコマンドダイヤル操作時のメニュー挙動)に関わる不具合修正が明記されているので、設定を頻繁に変更する撮影スタイルなら更新するメリットは大きいでしょう。
更新前に確認しておきたいケース
FUJIFILM公式には、ファームウェア更新後はinstax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へカメラから直接プリントできなくなる旨が案内されています。もし「カメラ単体から直接プリントする」運用を続けたい場合は、更新後のワークフロー(スマートフォンアプリ経由でのプリント)に切り替えられるかを、更新実行前に確認しておくのが現実的です。
また、Ver.1.30以降はiOS版のFUJIFILM Camera Remoteと接続できなくなり、Android版でもBluetooth Ver.4.1以下の端末ではペアリングできなくなる点も押さえておきましょう。
FUJIFILM X-T50のファームウェアのアップデート方法

FUJIFILM公式では、SDカードを使って更新する方法と、スマートフォンアプリ(FUJIFILM XApp)を使って更新する方法が案内されています。どちらの場合も、更新中に電源を切ったり操作したりしない、十分に充電されたバッテリーを使う、といった注意が明確に示されています。ここでは、それぞれの方法について、必要なもの、更新手順、注意点を解説します。
SDカード方式のファームウェア更新に必要なもの
公式の案内に沿って、準備物は必要最小限にそろえます。更新前に、バッテリーが十分に充電されていることと、X-T50用のファームウェアを使用していることを確認してください。
- FUJIFILM X-T50本体
- 十分に充電されたバッテリー(更新中の電源断を避けるため)
- フォーマット済みSDカード(カメラでフォーマットして使用)
- ファームウェアをダウンロードしてSDカードへ保存できる環境
- X-T50用の公式配布ファームウェアファイル(.DATファイル。ファイル名はダウンロードページの表記どおりのものを使用)
SDカード方式のファームウェア手順
SDカード方式では、パソコンなどでダウンロードしたファームウェアをSDカードに保存し、カメラで更新を実行します。手順は以下のとおりです。
手順 | やること |
|---|---|
1. 現在Verを確認 | メニューのファームウェア項目でボディVerを表示し、最新版と見比べる |
2. 準備 | バッテリーを十分に充電し、SDカードをカメラでフォーマットする |
3. ファイル入手 | 公式配布ページからX-T50用ファームウェアをダウンロードし、SDカードへ保存する |
4. 更新実行 | ファームウェアを保存したSDカードをカメラに入れ、DISP/BACKボタンを押しながら電源をオンにする、または[D 基本設定]→[ファームウエアアップデート]から更新する |
5. 更新後の確認 | 完了後に電源を入れ、ボディVerが更新されているか再確認する |
SDカード方式で更新する場合の注意点
SDカード方式は、公式配布ページから取得したファームウェアをSDカードに保存し、カメラ側で更新を実行する流れです。更新に使うSDカードは、事前にカメラでフォーマットしてから使う案内があり、カード内のデータは消えるため、必要な写真は先にパソコンなどへバックアップしておきます。
また、更新中は電源を切ったりカメラを操作したりせず、更新完了の画面が表示されるまで待ってください。更新完了後はいったん電源を切り、再度起動してバージョン表示を見て反映を確認します。
FUJIFILM XApp方式のファームウェア更新に必要なもの
XApp方式では、パソコンでファームウェアをダウンロードしてSDカードへコピーする作業は不要ですが、以下の準備が必要です。
- X-T50本体
- 十分に充電したバッテリー
- FUJIFILM XApp Ver.2.0.0以降を利用できるスマートフォン(カメラとペアリング登録済みのもの)
- スマートフォンがインターネットに接続できる環境
FUJIFILM XApp方式のファームウェア手順
XApp Ver.2.0.0以降では、最新ファームウェアがスマートフォンからカメラへ自動的にダウンロードされ、更新の準備ができるとカメラに確認画面が表示されます。以下は、この自動更新の流れです。
手順 | やること |
|---|---|
1. 確認画面で開始 | カメラに確認画面が表示されたら[開始]を選ぶ。[やめる]を選ぶと、翌日以降に電源を入れたとき再度表示される |
2. 実行タイミングを選ぶ | [今すぐ実行]を選ぶ。[日時指定]なら指定日時にカメラが自動起動して更新、[後日再通知]なら3日後に再表示、[通知しない]なら確認画面は表示されない |
3. 更新を実行 | [実行]を選び、画面の指示に従って更新する |
4. 完了後に電源オフ | 更新完了の画面が表示されたらカメラの電源を切る |
なお、自動更新を待たずにアプリから手動で更新することもできます。手動更新の手順は、アプリ内の案内に従ってください。
FUJIFILM XAppで更新する場合(手動・自動)の注意点
アプリ経由でも更新中に電源が切れるリスクは変わりません。更新には十分に充電したバッテリーを使い、更新中は電源を切ったりカメラを操作したりしないでください。更新中はEVFに何も表示されないため、液晶モニターで進行を確認します。
更新時間はファームウェアの容量によって異なり、最大で約10分かかる場合があります。「日時指定」を利用する場合は、指定日時にカメラが自動的に起動して更新を行うため、事前にバッテリー残量を確認しておきましょう。
FUJIFILM X-T50のファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
FUJIFILM X-T50の最新ファームウェアはVer.1.32です(2026年9月現在)。まず本体メニューで現在のボディVerを確認し、変更点を見たうえで更新するか判断しましょう。更新する場合は、公式配布ページと使用説明書の手順に沿い、十分に充電したバッテリーを用意して、更新中は電源を切らず操作もしないことが基本です。
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