OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIを徹底比較|画質・AF・動画・手ブレ補正の違い

OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIを徹底比較|画質・AF・動画・手ブレ補正の違い

OM-5 ボディ
OM-5 ボディ
¥79,300
出品中の商品(34)
風景もスナップも軽快に楽しめる、小型ながら頼れる一台。堅実なAFと手ぶれに強い設計で、薄暗い時間帯や望遠撮影でも落ち着いて構えられます。色のりは自然で、ハイライトからシャドーまで滑らかな階調。ダイヤル操作は直感的で、ファインダーも見やすい。旅や街歩きの相棒として、思い立った瞬間を気持ちよく形にします。背景をやわらかくぼかした人物も、細部をくっきり描く記録写真も、狙い通りに仕上げやすい。堅牢さと携行性のバランスも良く、毎日のカバンに入れておけます。アウトドアでも気兼ねなく取り出せる扱いやすさで、撮影のリズムが途切れません。
OM-5 Mark II ボディ
OM-5 Mark II ボディ
¥118,999
出品中の商品(33)
軽快なサイズとバランスのよさで、長時間の散策でも負担が少ないボディ。自然な発色と広い階調で、肌のトーンや空のグラデーションがきれいにまとまります。AFは素直に合焦し、動く被写体にも粘り強く対応。ボタンやダイヤルの配置は扱いやすく、好みに合わせたカスタマイズもしやすい。手持ちでも安心感のある撮影が楽しめます。風景の抜け感からテーブルフォトの質感表現まで幅広くこなせ、レンズ次第で表現の幅が大きく広がるのも魅力。カメラ任せに撮っても破綻が少なく、追い込みたいときは設定を素早く整えられる操作性。毎日の記録から旅の一本まで、素直に使える頼もしさがあります。
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II ボディ
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II ボディ
出品待ち
落ち着いた発色と豊かな階調で、風景の空気感からポートレートの肌の質感まで丁寧に描くボディ。手ぶれ補正が心強く、薄暗い室内や夜の街でも表現の幅を広げます。AFは素直で、ダイヤル操作は思考と直結。軽快なシャッターフィールと相まって、撮る行為そのものが楽しくなる一台です。ファインダーは見やすく、光の移ろいを確かめながら色と明るさを追い込めます。背景のボケは滑らかで、被写体の立体感を自然に引き出せるのも魅力。撮って出しの仕上がりも良好で、旅や日常の記録から作品づくりまで頼れる相棒です。持ち出しやすさも優秀。

OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIは、どちらも5軸手ブレ補正と防塵・防滴設計を備えた小型のマイクロフォーサーズ機です。OM-5はOM SYSTEMブランドへの移行後、E-M5 Mark IIはOLYMPUSブランド時代に発売されました。ブランド名は異なりますが、OM-5はE-M5シリーズの流れを受け継ぐモデルです。ただし、発売時期は約8年離れており、有効画素数のほか、AF方式、動画の最大解像度、充電方法、質量、修理対応が異なります。なお、2026年7月時点では両機ともメーカーでの販売を終えており、OM-5の後継機はOM-5 Mark IIです。この記事では、静止画、動画、旅行時の扱いやすさ、購入後のサポートを順に比べ、撮影目的に合うモデルを解説します。

みんカメ編集部
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

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OM-5は約2037万画素、E-M5 Mark IIは約1605万画素です。大きくトリミングする場合はOM-5のほうが画素を残しやすいものの、画像の縦横方向の差は約13%にとどまります。

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OM-5は121点の像面位相差AFとコントラストAFを併用し、E-M5 Mark IIは81点のコントラストAFを採用しています。被写体との距離が変わる撮影では、AF方式の違いも選択基準です。

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OM-5はC4K/24pと4K/30pに対応し、1回あたりの撮影時間制限はありません。E-M5 Mark IIはフルHD/60pまでで、MOV形式の1ファイルは最大4GB、1回の撮影は最長約29分です。

チェックアイコン

OM-5のIP53は、IP53対応の防塵・防滴レンズを装着した場合の性能です。IPX1対応レンズとの組み合わせでは、防滴性能はIPX1となります。防水仕様ではなく、USB充電中やHDMI接続中も対象外です。

チェックアイコン

OM-5は電源OFF時のUSB本体内充電に対応しますが、撮影中のUSB給電には非対応です。E-M5 Mark IIは外部充電器を使用し、メーカーの修理サービス期間も終了しています。中古で購入する際は、販売店保証と修理対応の条件を確認しましょう。

目次

OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIはどちらを選ぶべきか

OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIを徹底比較|画質・AF・動画・手ブレ補正の違い

選ぶ際は販売状況だけでなく、4K動画や動体AFが必要か、静止画を中心に予算を抑えたいかを整理することが大切です。まず両機の現在の位置づけを確認し、そのうえで撮影目的に合うモデルを見ていきましょう。

2026年時点ではどちらも旧モデル

OM SYSTEM OM-5は2022年11月18日に発売されましたが、OM SYSTEMの公式通販サイトでは販売を終了しています。後継のOM-5 Mark IIは2025年7月18日発売で、2026年7月13日時点のOM SYSTEM STORE販売価格はボディー単体173,800円(税込)です。メーカー保証付きの現行モデルを新品で購入したい場合は、OM-5 Mark IIも含めて検討してください。

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIは2015年2月20日発売の生産終了品で、現在は中古品が主な購入先です。また、OM-5も販売店の在庫品や中古品から探すケースが多いため、本体価格だけでなく、保証期間、付属品、バッテリーの状態までそろえて比べる必要があります。

写真と4K動画を1台で撮るならOM-5、静止画中心ならE-M5 Mark II

OM-5の主な特徴は、4K動画、像面位相差AF、USB本体内充電への対応です。加えて、約2037万画素のセンサーと、メーカー公表値で最大6.5段のボディー内手ブレ補正を備えます。そのため、風景や旅行、家族写真に加えて、動画も1台で撮りたい人の候補です。

これに対して、E-M5 Mark IIは、風景、街並み、テーブルフォトなど、動きの少ない被写体を中心に撮る場合の候補となります。中古ボディーを選び、予算の一部をレンズへ回せる点も特徴です。ただし、4K動画、USB本体内充電、像面位相差AFには対応していません。

OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIの主要スペック比較

OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIの主要スペック比較

Via: Photography Blog(OM-5)

OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIの主要スペック比較

Via: Photography Blog(E-M5 Mark II)

発売時期が約8年離れているため、差が大きい項目は有効画素数、AF方式、動画、充電方法、質量です。まず主要な数値を一覧で確認し、その後にSDカードの速度条件とメーカーサポートを整理します。

主要スペック比較表

表では画素数に加えて、AF方式、動画、記録メディア、充電方法、販売状況にも注目してください。いずれも購入後の追加や変更が難しく、撮影する被写体や旅行時の持ち物に関わる項目です。

項目

OM SYSTEM OM-5

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II

発売日

2022年11月18日

2015年2月20日

販売状況

公式通販サイト販売終了

生産終了

撮像素子・有効画素数

4/3型 Live MOSセンサー・約2037万画素

4/3型 Live MOSセンサー・約1605万画素

画像処理エンジン

TruePic IX

TruePic VII

AF方式・測距点

像面位相差AFとコントラストAFの併用・各121点

コントラストAF・81点

通常連写

連写H:約10コマ/秒
連写L:約6コマ/秒
※連写HはAF・AE固定、連写LはAF・AE追従

連写H:約10コマ/秒
連写L:約5コマ/秒
※約10コマ/秒はS-AFまたはMF時。連写H・Lの速度はいずれも手ブレ補正OFF時のメーカー測定値

動画

C4K/24p、4K/30p、フルHD/60p

フルHD/60p

1回の動画記録時間

撮影時間制限なし
※SDXCカードでは2時間を超えると分割。SD・SDHCカードでは4GBに達すると分割

MOVは1ファイル最大4GB、1回の撮影は最長約29分
AVIは1ファイル2GBまで

ボディー内手ブレ補正

5軸・メーカー公表値で最大6.5段
対応レンズとの5軸シンクロ時は最大7.5段

5軸・メーカー公表値で最大5.0段

ハイレゾショット

手持ち:約5000万画素相当
三脚:RAW 10368×7776

約4000万画素相当
8枚合成・三脚使用が基本

防塵・防滴・耐低温

IP53対応レンズ装着時:IP53
IPX1対応レンズ装着時:IPX1
-10℃

防塵・防滴設計
防塵・防滴対応レンズ装着時:IPX1相当
-10℃

記録メディア

SD/SDHC/SDXC
UHS-I・UHS-II対応

SD/SDHC/SDXC
UHS-I・UHS-II対応

充電

電源OFF時のUSB本体内充電
USB Micro-B

外部充電器BCN-1

撮影可能枚数

標準:約310枚
低消費電力撮影モード:約660枚

標準:約310枚
低消費電力撮影モード:約750枚

サイズ

約125.3×85.2×49.7mm

約123.7×85.0×44.5mm

質量

約414g
電池・メモリーカード込み

約469g
電池・メモリーカード込み

価格

162,800円(税込)
公式通販サイト最終掲載価格(販売終了)

オープン価格
生産終了・公式通販サイト販売なし

※価格は、2026年7月13日時点の公式通販サイトでの販売価格です。
※OM-5は販売終了商品のため、実際に購入できる価格ではなく、公式通販サイトに表示されている最終掲載価格です。E-M5 Mark IIは生産終了品で、公式通販サイトの新品販売価格はありません。
※S-AFはシャッターボタンを半押しした際に一度ピントを合わせる方式、MFは手動でピントを合わせる方式です。
※AFはオートフォーカス、AEは自動露出を指します。
※サイズは突起部を除き、質量は電池・メモリーカードを含み、アイカップを含まない公称値です。
※手ブレ補正段数、連写速度、撮影可能枚数は、メーカー所定の条件で測定した値です。使用レンズ、SDカード、設定、気温、バッテリーの状態によって変わります。

SDカードの対応規格と動画撮影時の速度を確認

OM-5とE-M5 Mark IIは、どちらもSD・SDHC・SDXCカードのUHS-I・UHS-IIに対応しています。ただし、動画撮影ではカードの規格だけでなく、速度区分も確認してください。

OM-5で4K、C4K、A-I(All-Intra)を記録する場合は、UHS-IまたはUHS-IIのUHSスピードクラス3(U3)以上が必要です。A-Iは動画の各フレームを個別に圧縮して記録する方式で、通常の動画よりファイル容量が大きくなります。

E-M5 Mark IIでは、通常の動画撮影にClass 10以上、ALL-Intra記録にはUHS-IまたはUHS-IIのUHSスピードクラス3(U3)が案内されています。動画撮影用のカードを選ぶ際は、カード表面に「U3」の表示があるか確認しましょう。

修理対応はE-M5 Mark IIで条件が異なる

OM-5はメーカーの概算修理料金表に掲載されている対象です。対して、E-M5 Mark IIはメーカーの修理サービス期間を終了しています。

ただし、2026年6月更新の案内では、一部部品が残っている製品に含まれ、故障箇所や在庫状況によっては修理・点検・診断を受けられる可能性があります。すべての不具合に対応できるとは限りません。中古品を購入するときは、販売店保証の期間、保証対象、修理できなかった場合の対応を確認しましょう。

画質の比較:約2037万画素と約1605万画素の違い

画質の比較:約2037万画素と約1605万画素の違い

Via: DPReview 作例(OM-5)

画質の比較:約2037万画素と約1605万画素の違い

Via: CAMERA LABS 作例(E-M5 Mark II)

画質は、通常撮影の解像度、高感度時のノイズ、ブレ、ハイレゾショットで見方が変わります。ここでは、画素数の差が表れやすい場面と、数値だけでは判断できない部分を整理します。

トリミングと大きめの出力ではOM-5のほうが画素を残しやすい

OM-5の最大記録サイズは5184×3888、E-M5 Mark IIは4608×3456です。画像全体の画素数はOM-5が約27%多く、横・縦のピクセル数の差はそれぞれ約13%にとどまります。そのため、遠くの被写体を後から大きく切り出す場合は、OM-5のほうがトリミング後も多くの画素を残せるでしょう。

ただし、この画素数の差だけで写真の印象が大幅に変わるとは限りません。Web掲載、SNS、A4程度のプリントが中心なら、使用レンズ、ピント精度、手ブレ、ISO感度、現像処理による違いのほうが目立つこともあります。

暗所画質は高感度ノイズとブレを分けて考える

OM-5はTruePic IX、E-M5 Mark IIはTruePic VIIを搭載しており、画像処理エンジンの世代が異なります。ただし、ISO感度を上げたときのノイズや細部描写は、使用レンズ、露出、RAW現像の設定にも左右される要素です。したがって、画素数や発売年だけで暗所画質を判断せず、同じレンズと撮影条件で撮られた作例を確認してください。

さらに、風景や建物などが静止していれば、手ブレ補正を利用してシャッター速度を遅くし、ISO感度を抑えられる場面もあるでしょう。しかし、歩く人、子ども、動物などを低速シャッターで撮ると、被写体の動きによるブレが生じます。ボディー内手ブレ補正は撮影者の手の揺れを補う機能であり、被写体の動きまでは止められません。

OM-5とE-M5 Mark IIはハイレゾショットに対応

OM-5のハイレゾショットは、センサーを動かしながら複数枚を撮影し、1枚の高解像度画像を生成する機能です。手持ちハイレゾショットでは約5000万画素相当のJPEGとRAWを記録でき、三脚使用時のRAW記録サイズは10368×7776となります。RAWは、カメラ内で色や明るさを仕上げる前の画像データです。

E-M5 Mark IIの40Mハイレゾショットは、センサーを0.5ピクセル単位で動かしながら8枚を撮影し、約4000万画素相当のJPEGを生成します。RAWの記録サイズは9216×6912で、撮影時は三脚を使ってカメラを固定するのが基本です。

なお、どちらも複数枚の画像を合成するため、人、風で揺れる葉、水面などが動く場面では、被写体の輪郭や合成部分にずれが生じることがあります。そのため、風景、建築物、商品など、撮影中に動きにくい被写体に向く機能です。

AF・連写の比較:動く被写体を撮る場合の違い

AF・連写の比較:動く被写体を撮る場合の違い

Via: DPReview 作例(OM-5)

AF・連写の比較:動く被写体を撮る場合の違い

Via: CAMERA LABS 作例(E-M5 Mark II)

動く被写体では、最高連写速度だけでなく、AF方式と連写中の追従条件も撮影結果に関わります。ここでは、前後に移動する被写体へのピント合わせと、通常連写H・Lの違いを整理します。

OM-5は像面位相差AFとコントラストAFを併用

OM-5は、最大121点のクロスタイプ像面位相差AFと最大121点のコントラストAFを併用します。像面位相差AFは、ピントがずれている方向と量を撮像素子上で検出する方式です。C-AF(被写体の動きに合わせてピントを調整し続けるモード)では、前後に移動する人物や乗り物を追いながら撮影できます。

E-M5 Mark IIは、81点のコントラストAFを採用しています。画像の明暗差を見ながらピント位置を探す方式で、風景、建物、静物、ポーズを取った人物などの撮影に向きます。ただし、子ども、ペット、乗り物のように撮影者との距離が連続して変わる被写体では、OM-5とAF方式が異なる点も確認してください。

なお、OM-5は顔・瞳AFに対応しますが、鳥、鉄道、飛行機などを自動認識するAI被写体認識AFは備えていません。顔・瞳AFと、上位機に搭載されているAI被写体認識AFは別の機能です。

最高約10コマ/秒でも追従条件は異なる

OM-5の通常連写は、連写Hが約10コマ/秒、連写Lが約6コマ/秒です。連写HではAFとAEが1コマ目に固定されるため、連写中もピントと露出を合わせ続けたい場合は連写Lを選びます。メーカー公表の連写速度は測定条件に基づく値で、実際の速度は使用レンズ、明るさ、絞り、シャッター速度、ISO感度などによって変わります。

E-M5 Mark IIは、手ブレ補正OFF時に連写H約10コマ/秒、連写L約5コマ/秒です。連写Hの約10コマ/秒はS-AFまたはMF使用時の数値で、ピント、露出、ホワイトバランスは1コマ目に固定されます。連写Lでは、設定したAF方式と露出固定の設定によって、連写中にピントと露出を追従させるか固定するかが変わります。

したがって、両機とも最高約10コマ/秒という数値だけでは、動く被写体への追従性を比較できません。運動会やスポーツでは、OM-5は連写L約6コマ/秒、E-M5 Mark IIは連写L約5コマ/秒を基準に、AF方式と撮影条件を確認しましょう。

動画機能の比較:解像度・記録時間・手ブレ補正の違い

動画機能の比較:解像度・記録時間・手ブレ補正の違い

Via: Photography Blog(OM-5)

動画機能の比較:解像度・記録時間・手ブレ補正の違い

Via: Photography Blog(E-M5 Mark II)

動画では、最大解像度に加えて、1回の撮影時間と手ブレ補正による画角の変化も選択基準になります。ここでは、撮影後の編集と長時間記録に関わる違いを順に整理します。

OM-5はC4K/24pと4K/30p、E-M5 Mark IIはフルHD/60pまで

OM-5は4096×2160のC4K/24p、3840×2160の4K/30p・25p・24p、フルHD/60pに対応しています。C4KはCinema 4Kに相当する、横4096ピクセルの記録形式です。また、4Kで撮影してフルHDの動画に仕上げる場合は、編集時に画面の一部を切り出したり、構図を調整したりできます。

E-M5 Mark IIの通常動画はフルHD/60pまでで、記録形式はMOV(H.264)とAVI(Motion JPEG)です。フルHDで視聴する日常記録には使えますが、4Kで保存したい場合や、編集時に大きく切り出す予定がある場合はOM-5が候補です。

OM-5は撮影時間制限なし、E-M5 Mark IIは最長約29分

OM-5には、1回あたりの撮影時間制限がありません。ただし、SDXCカードでは記録時間が2時間を超えるとファイルが自動で分割され、SDまたはSDHCカードではファイルサイズが4GBに達した時点で別ファイルへ切り替わります。分割後も撮影は続きますが、カード容量、バッテリー残量、本体温度などによって終了する場合があります。

対して、E-M5 Mark IIのMOV形式は1ファイル4GBまでで、1回の撮影時間も最長約29分に制限されます。発表会や講演などを長時間撮る場合は、録画が終了した後に再び撮影を開始してください。なお、AVI形式は1ファイル2GBまでです。

OM-5の電子手ブレ補正では画角が狭くなる

OM-5の動画用M-IS1は、5軸のセンサーシフト式手ブレ補正と電子手ブレ補正を組み合わせる設定です。電子補正では映像の周辺部分を使って揺れを補うため、記録される範囲が狭くなります。そのため、歩きながら広い景色を撮る場合は、広角側に余裕のあるレンズを選んでください。

また、電子補正を使わず、センサーシフト式手ブレ補正だけで撮影するM-IS2も選択できます。広い画角を保ちたい場合はM-IS2、電子補正も併用したい場合はM-IS1を基準に設定しましょう。

手ブレ補正の比較:補正方式とメーカー公表値をそろえて見る

手ブレ補正の比較:補正方式とメーカー公表値をそろえて見る

Via: DPReview 作例(OM-5)

手ブレ補正の比較:補正方式とメーカー公表値をそろえて見る

Via: CAMERA LABS 作例(E-M5 Mark II)

手ブレ補正は、「5軸」という補正方式と、メーカーが公表する「5.0段」「6.5段」「7.5段」という補正効果を分けて比べます。ここでは、ボディー単体と対応レンズ装着時の条件を確認します。

ボディー単体ではOM-5が最大6.5段、E-M5 Mark IIが最大5.0段

OM-5は撮像センサーシフト式の5軸手ブレ補正を搭載し、ボディー単体の補正効果はメーカー公表値で最大6.5段です。この数値は、指定されたレンズや焦点距離など、メーカー所定の条件で測定されています。

E-M5 Mark IIも撮像センサーシフト式の5軸手ブレ補正を備えますが、メーカー公表値は最大5.0段です。補正方式は両機とも5軸で共通するものの、メーカーが公表する補正効果には差があります。

OM-5の最大7.5段は対応レンズ装着時に限られる

OM-5は、5軸シンクロ手ブレ補正に対応するレンズと組み合わせた場合、メーカー公表値で最大7.5段となります。すべての交換レンズで最大7.5段になるわけではありません。使用予定のレンズが5軸シンクロ手ブレ補正に対応しているかも確認してください。

ただし、メーカー公表の補正段数は撮影結果を保証するものではありません。実際の補正効果は、使用レンズ、焦点距離、構え方、姿勢、シャッターボタンの押し方などによって変わります。そのため、手持ち撮影のしやすさを比べる際は、補正段数だけでなく、装着するレンズとの組み合わせも含めて判断しましょう。

旅行・屋外での扱いやすさと中古購入時の確認点

旅行・屋外での扱いやすさと中古購入時の確認点

Via: Photography Blog(OM-5)

旅行・屋外での扱いやすさと中古購入時の確認点

Via: Photography Blog(E-M5 Mark II)

旅行や屋外撮影では防塵・防滴性能だけでなく、携帯時の重さ、充電方法、中古個体の状態も使い勝手を左右するため、持ち出す前に確認したい違いを整理します。

OM-5のIP53は対応レンズ装着時に限られる

OM-5は、装着するレンズの防塵・防滴等級によって、組み合わせ時の保護等級が変わります。IP53対応レンズを装着した場合はIP53、IPX1対応レンズとの組み合わせではIPX1です。また、USBケーブルやHDMIケーブルの接続中は、防塵・防滴性能が保証されません。防水カメラではないため、水中撮影や流水を直接当てる使い方は避けてください。

E-M5 Mark IIは、防塵・防滴対応レンズとの組み合わせでIPX1相当の防滴性能を備え、-10℃の耐低温設計も採用しています。ただし、中古品は端子カバーや外装、シーリングの状態を新品時と同等とは判断できません。雨や雪の中で使用する場合は、どちらも防水カメラではないことを前提に扱ってください。

OM-5は約55g軽く、E-M5 Mark IIは奥行きが約5.2mm小さい

電池とメモリーカードを含む質量は、OM-5が約414g、E-M5 Mark IIが約469gで、差は約55gです。長時間持ち歩く場合は、OM-5の軽さがボディー選びの目安になります。ただし、実際の携行重量は装着するレンズや予備バッテリーも含めて確認してください。

サイズはOM-5が約125.3×85.2×49.7mm、E-M5 Mark IIが約123.7×85.0×44.5mmです。E-M5 Mark IIは奥行きが約5.2mm小さいため、バッグへの収まりやすさは装着レンズを含む全体の大きさで判断してください。

OM-5はUSB本体内充電、E-M5 Mark IIは外部充電器

OM-5はUSBケーブルを使い、本体内のBLS-50を充電できます。ただし、カメラの電源を切っている場合に限られ、撮影中のUSB給電には対応していません。端子はUSB Type-CではなくMicro-Bです。

対して、E-M5 Mark IIはBLN-1を取り外し、外部充電器BCN-1で充電します。予備バッテリーがあれば、本体で撮影している間に取り外したバッテリーを充電可能です。旅行では充電器を携行し、長時間撮影する場合は予備バッテリーも用意するとよいでしょう。

なお、中古のE-M5 Mark IIは、バッテリーの劣化によってメーカー公表の撮影可能枚数を下回ることがあります。出発前に満充電からの減り方を確認し、消耗が早い場合は交換用バッテリーを用意しましょう。

中古のE-M5 Mark IIで確認したい項目

中古品は確認箇所が多いため、動作、付属品、保証の3点に分けて見ると整理しやすくなります。

項目

チェックする内容

ボタン・ダイヤル

シャッターボタン、前後ダイヤル、十字キーが正しく反応するか

ボディー内手ブレ補正

手ブレ補正のエラーが表示されないか。可能であれば試写し、画像に不自然なずれがないか

ファインダー・液晶

電子ビューファインダー(EVF)と背面液晶に表示不良がなく、液晶ヒンジに大きながたつきがないか

バッテリー・充電器

BLN-1とBCN-1が付属するか。満充電後に極端な電池消耗がないか

端子・カバー

USB端子、HDMI端子、バッテリー室、カードスロット周辺に破損や腐食がないか

販売店保証

保証期間、返品条件、修理できなかった場合の対応が記載されているか

防塵・防滴用シーリングの状態は、外観だけでは判断できません。雨天や雪中での撮影を主な用途にする場合は、価格だけで決めず、販売店保証のある個体を優先してください。

用途別にOM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIを選ぶ

用途別にOM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIを選ぶ

Via: DPReview 作例(OM-5)

用途別にOM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIを選ぶ

Via: CAMERA LABS 作例(E-M5 Mark II)

用途別に比べる際は、撮影する被写体だけでなく、4K動画やUSB本体内充電が必要かどうかも確認することが大切です。ここでは両機の選び分けに加えて、メーカー保証付きの現行新品を探している場合の候補も整理します。

用途別おすすめ表

撮影回数が多い用途から順に確認し、必要な機能を備えている機種を選んでください。複数の用途が当てはまる場合は、動体AF、動画解像度、充電方法のうち、購入後に変更できない条件を優先します。

主な用途

優先候補

理由

風景・旅行写真を大きくトリミングする

OM SYSTEM OM-5

約2037万画素で、切り出した後もE-M5 Mark IIより多くの画素を残せる

子ども・ペット・乗り物など、撮影者との距離が変わる被写体を撮る

OM SYSTEM OM-5

121点の像面位相差AFを備え、連写LではAF・AEを追従させられる

家族動画や旅行動画を4Kで保存する

OM SYSTEM OM-5

C4K/24pと4K/30pに対応し、1回あたりの撮影時間制限がない

登山や旅行でモバイルバッテリーから充電する

OM SYSTEM OM-5

カメラの電源を切った状態でUSB本体内充電ができる

静止画中心で、4K動画やUSB本体内充電を必要としない

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II

中古で探しやすく、風景や静物では約1605万画素と5軸手ブレ補正を利用できる

メーカー保証付きの現行新品ならOM-5 Mark II

OM-5 Mark IIは2025年7月18日発売の現行モデルです。USB Type-C端子を採用し、本体内充電に加えて撮影中のUSB給電にも対応します。OM SYSTEM STOREで購入した対象ボディーは、1年間のメーカー保証に2年間の同等保証を加えた3年保証の対象です。

OM-5への乗り換えが合う人

E-M5 Mark IIを使っていて、4K動画を撮れない点に不満がある、動く被写体へのピント合わせを改善したい、旅行先でUSB本体内充電を使いたいという場合は、OM-5への乗り換えを検討できます。

ただし、Web掲載を中心とした静止画だけを撮り、E-M5 Mark IIのAFや動画機能に不満がない場合は、画素数の違いだけでは変化を感じにくいことがあります。また、OM-5も販売終了品なので、販売店在庫や中古品の価格がOM-5 Mark IIに近い場合は、USB Type-C、撮影中のUSB給電、保証内容まで含めて比べてください。

中古のE-M5 Mark IIが候補になる人

E-M5 Mark IIは、風景、街並み、静物、ポーズを取った人物などを中心に撮り、動画は短いフルHD記録で足りる人に向いています。また、ボディーの購入費を抑え、その分を標準ズームや単焦点レンズへ配分したい場合にも候補です。購入時は、前述した本体の状態と販売店保証を確認してください。

OM SYSTEM OM-5とOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIの比較まとめ

OM SYSTEM OM-5は約2037万画素、121点の像面位相差AFとコントラストAF、4K/30p動画、電源OFF時のUSB本体内充電を備えており、静止画と4K動画を1台で撮りたい人や、動く被写体を撮る人に向いています。OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIは約1605万画素、81点のコントラストAF、フルHD/60pを備え、充電には外部充電器を使用する構成です。静止画中心で購入費を抑えたい場合は、中古品が候補になるでしょう。ただし、E-M5 Mark IIはメーカーの修理サービス期間が終了しており、OM-5も公式通販サイトで販売を終えています。メーカー保証付きの現行新品を希望する場合は、後継のOM-5 Mark IIも含め、販売価格、保証内容、使用予定のレンズとの組み合わせまで比較しましょう。


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OM-5 ボディ
¥79,300
出品中の商品(34)
風景もスナップも軽快に楽しめる、小型ながら頼れる一台。堅実なAFと手ぶれに強い設計で、薄暗い時間帯や望遠撮影でも落ち着いて構えられます。色のりは自然で、ハイライトからシャドーまで滑らかな階調。ダイヤル操作は直感的で、ファインダーも見やすい。旅や街歩きの相棒として、思い立った瞬間を気持ちよく形にします。背景をやわらかくぼかした人物も、細部をくっきり描く記録写真も、狙い通りに仕上げやすい。堅牢さと携行性のバランスも良く、毎日のカバンに入れておけます。アウトドアでも気兼ねなく取り出せる扱いやすさで、撮影のリズムが途切れません。
OM-5 Mark II ボディ
OM-5 Mark II ボディ
¥118,999
出品中の商品(33)
軽快なサイズとバランスのよさで、長時間の散策でも負担が少ないボディ。自然な発色と広い階調で、肌のトーンや空のグラデーションがきれいにまとまります。AFは素直に合焦し、動く被写体にも粘り強く対応。ボタンやダイヤルの配置は扱いやすく、好みに合わせたカスタマイズもしやすい。手持ちでも安心感のある撮影が楽しめます。風景の抜け感からテーブルフォトの質感表現まで幅広くこなせ、レンズ次第で表現の幅が大きく広がるのも魅力。カメラ任せに撮っても破綻が少なく、追い込みたいときは設定を素早く整えられる操作性。毎日の記録から旅の一本まで、素直に使える頼もしさがあります。
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II ボディ
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II ボディ
出品待ち
落ち着いた発色と豊かな階調で、風景の空気感からポートレートの肌の質感まで丁寧に描くボディ。手ぶれ補正が心強く、薄暗い室内や夜の街でも表現の幅を広げます。AFは素直で、ダイヤル操作は思考と直結。軽快なシャッターフィールと相まって、撮る行為そのものが楽しくなる一台です。ファインダーは見やすく、光の移ろいを確かめながら色と明るさを追い込めます。背景のボケは滑らかで、被写体の立体感を自然に引き出せるのも魅力。撮って出しの仕上がりも良好で、旅や日常の記録から作品づくりまで頼れる相棒です。持ち出しやすさも優秀。
みんなのカメラ
出品する4つのメリット
お金
買取サイトより高く売れる
動作確認
動作確認クリアで即振込申請OK
安全
運営仲介で返品詐欺リスクなし
やりとり不要
購入者とのやりとり不要

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