
夜景に強いコンデジおすすめ10選|手持ち・三脚・動画向けに選び方を解説








夜の街やイルミネーションを撮ると、写真がブレたり、暗い部分にノイズが出たり、街灯や看板の光が白く飛んでしまったりすることがあります。夜景向きのコンデジを選ぶなら、「センサーサイズ」「レンズの明るさ」「手ブレ補正」「暗い場所での操作しやすさ」をあわせて見ることが大切です。この記事では、ポケットに入れやすい高級コンデジから、作品づくりに向いた単焦点モデル、価格を抑えやすい入門機までを比較します。あわせて、夜景を撮るときの設定や、手持ち撮影・三脚撮影で気をつけたいポイントも紹介します。
この記事のサマリー

夜景向きのコンデジは、センサーサイズとレンズの明るさで「ISOを上げずに撮れるか」が大きく変わります

手持ち夜景は手ブレ補正とシャッター速度の考え方が重要で、機種によって得意な撮り方が違います

安いコンデジは小型センサーが多く、夜景画質を期待しすぎない代わりに「ズーム」や「タフさ」を活かすのが現実的です

高級コンデジは夜景での白飛び・黒つぶれに強く、RAWやNDフィルター、EVFの有無が撮影体験を左右します

夜景設定は固定の正解がなく、三脚の有無・被写体の動き・光源の色で、ISOとシャッター速度の妥協点が変わります
夜景向きのコンデジはセンサー・レンズ・手ブレ補正で選ぶ

夜景撮影では、暗い場所でブレる、ノイズが増える、明るい光が白く飛ぶ、といった失敗が起こりやすくなります。コンデジを選ぶときは、まずこの3つを防ぎやすい機種かどうかを見ると判断しやすいです。
主に確認したいのは、センサーサイズ、レンズの明るさ、手ブレ補正と操作性です。手持ちで撮るのか、三脚を使うのか、動画も撮るのかによって、重視するポイントは変わります。
選び方1. センサーサイズは暗い部分のノイズや階調に影響する
夜景は、街灯や看板のように明るい部分と、空や建物の影のように暗い部分が同時に写ります。センサーサイズが大きい機種ほど、暗い部分のノイズを抑えやすく、明るい部分から暗い部分までの階調も残しやすい傾向があります。
ただし、完全に白飛びした部分は後から戻しにくいです。そのため、センサーサイズだけでなく、露出補正やRAW記録、ハイライトの確認のしやすさも重要になります。
目安として、1/2.3型センサーのコンデジは旅行用として便利ですが、夜景画質には割り切りが必要です。1型、APS-C、マイクロフォーサーズ相当のセンサーを搭載した機種は、暗所でのノイズや色の残り方に余裕が出やすくなります。壁の質感、空のグラデーション、ネオン周りのにじみ方まで気にしたい人は、センサーサイズを優先して選ぶとよいでしょう。
選び方2. 明るいレンズほど手持ちで撮りやすい
夜景を手持ちで撮るときは、シャッター速度を遅くしすぎるとブレが増えます。一方で、ISO感度を上げすぎるとノイズが目立ちやすくなります。そこで重要になるのが、開放F値の小さい明るいレンズです。
広角側でF1.8前後のズームレンズは、夜の街角やイルミネーション、カフェ、屋台などで使いやすいです。シャッター速度を少しでも稼ぎやすくなるため、手持ち撮影の失敗を減らしやすくなります。
ただし、高倍率ズームの機種は、望遠側になるほどレンズが暗くなりやすいです。200mm相当や600mm相当までズームできる機種は便利ですが、夜はISO感度が上がりやすく、ブレにも注意が必要になります。夜景を広く写したいのか、遠くの建物や光を切り取りたいのかで、ズーム域の優先度を決めましょう。
選び方3. 手ブレ補正・EVF・操作性も夜の撮りやすさに関わる
夜景では、手ブレ補正だけでなく、構えやすさや操作のしやすさも仕上がりに影響します。暗い場所でメニュー操作に時間がかかると、撮りたいタイミングを逃しやすいためです。
EVF(電子ファインダー)がある機種は、背面モニターの明るさを気にせず構図を確認しやすくなります。露出補正の効き方も見やすいため、街灯や看板の白飛びを抑えたい場面でも役立ちます。
また、ISO感度の上限、露出補正、AF方式などをボタンやダイヤルに割り当てられる機種は、夜の撮影で扱いやすいです。動画向けの機種ではEVFがない代わりに、バリアングル液晶や電子補正を使って、自撮りや歩きながらの撮影をしやすくしているものもあります。
コンデジで夜景を撮るときの基本設定
夜景の設定に、どの場面でも使える正解はありません。被写体が動いているか、三脚を使えるか、光源が電球色なのかLEDなのかによって、ISO感度やシャッター速度の考え方は変わります。
ここでは、失敗を減らすための目安として、手持ち撮影と三脚撮影に分けて考え方を紹介します。実際の明るさや風の強さ、被写体の動きに合わせて調整してください。
手持ち夜景はシャッター速度を遅くしすぎない
手持ちで夜景スナップを撮るときは、まずブレを避けることが大切です。シャッター速度が遅くなりすぎると、手ブレだけでなく、歩いている人や揺れる木の葉もブレて写ります。
広角から標準域で撮る場合は、1/30秒〜1/60秒前後をひとつの目安にすると失敗を減らしやすいです。望遠側を使う場合や、人・車など動く被写体を入れる場合は、さらに速いシャッター速度を意識しましょう。
手ブレ補正が強い機種なら、静止した被写体では1/15秒前後まで粘れることもあります。ただし、被写体ブレは手ブレ補正では防げません。撮影後に写真を拡大して、手ブレや被写体ブレが出ていないか確認すると安心です。
三脚を使える場所では低ISOで細部を残しやすい
三脚を使える場所では、ISO感度を低めにして、シャッター速度を長くする撮り方が有効です。暗い部分のノイズを抑えやすく、建物の質感や空のグラデーションも残しやすくなります。
絞り優先モード(A/Av)で絞りを中間付近に設定すると、全体の解像感を重視した撮影がしやすいです。マニュアルモード(M)でISO感度を固定し、シャッター速度で明るさを調整する方法もあります。
車のライトを線のように写したい場合は、数秒単位の露光が必要になることがあります。シャッターボタンを押したときの揺れを防ぐため、2秒セルフタイマーやリモート撮影機能を使うと安定します。
なお、展望台、商業施設、ライトアップ会場では三脚や一脚の使用が禁止されている場合があります。撮影前に施設や会場のルールを確認し、通行の妨げにならない場所で撮影しましょう。
色と白飛びはホワイトバランスと露出補正で調整する
夜景は、オートホワイトバランスだけだと、街灯の暖かさが弱くなったり、LEDの青さが白っぽく見えたりすることがあります。まずはオートや太陽光設定で撮って、見た目に近い色か確認すると調整しやすいです。
暖色の街灯を残したい場合は、色温度やホワイトバランス微調整で好みに近づけます。電球色を弱めたいときは、電球系のプリセットを試すのも一つの方法です。どれが正しいというより、写真の雰囲気に合わせて選びましょう。
また、夜景は明るい看板や街灯が白く飛びやすいです。光が強い場所では、露出補正をマイナス側にすると、画面全体が引き締まりやすくなります。イルミネーションを明るく華やかに見せたい場合は、少し明るめに調整したほうが合うこともあります。
明るい部分を残したいのか、写真全体を華やかに見せたいのかで、露出の決め方は変わります。撮影後に見比べられるよう、露出を少しずつ変えて数枚撮っておくと選びやすいです。
夜景向きコンデジの特徴早見表
夜景撮影で見たいポイントを、センサーサイズ、レンズの明るさ、手ブレ補正、EVFの有無、ズーム域に分けて整理しました。生産完了モデルや後継機がある機種は、あわせて確認しておくと選びやすくなります。
製品名 | 夜景で見たいポイント | 注意点 |
|---|---|---|
Sony Cyber-shot DSC-RX100 VII | 1.0型センサーと24-200mm相当ズームで、旅行先の夜景を広く撮る・遠くの光を切り取るの両方に対応しやすい機種 | 広角側はF2.8。暗い場所での手持ちは、ISO感度やシャッター速度を確認しながら使いたい |
Sony Cyber-shot DSC-RX100 V(DSC-RX100M5A) | 24-70mm相当、F1.8-2.8の明るいズームで、夜の街角スナップに向く | ズーム域は短め。内蔵NDフィルターは夜景よりも、日中の開放撮影や明るい場面で便利 |
Sony VLOGCAM ZV-1 | 1.0型センサーと24-70mm相当 F1.8-2.8のレンズで、夜景を背景にした自撮りや動画に使いやすい | EVFは非搭載。静止画をじっくり作り込むより、動画や自撮り中心の人向き |
Canon PowerShot G7 X Mark III | 1.0型センサーと24-100mm相当 F1.8-2.8のズームで、夜景スナップと旅行動画をまとめやすい | EVFは非搭載。背面モニターでの撮影が中心になる |
Canon PowerShot G5 X Mark II | 1.0型センサー、24-120mm相当 F1.8-2.8、EVF搭載。夜でもファインダーで構図を確認しながら撮りたい人に向く | ポケットに入れて常時携帯するより、撮影目的で持ち出すタイプ |
Panasonic LUMIX LX100 II(DC-LX100M2) | 4/3型センサーと24-75mm相当 F1.7-2.8のレンズで、夜景の階調や質感を重視したい人向き | 生産終了モデル。コンパクト機の中ではやや大きめ |
Ricoh GR III | APS-Cセンサー、28mm相当F2.8、3軸手ブレ補正を搭載。夜の街をテンポよく撮りたい人に合う | ズームは非搭載。GR IIIは旧モデル扱いのため、現行候補としてGR IVも確認したい |
Fujifilm X100V | APS-Cセンサーと35mm判換算35mm相当の単焦点レンズで、夜景スナップの色づくりを楽しみやすい | 手ブレ補正は非搭載。生産完了モデルのため、後継のX100VIも比較したい |
Panasonic LUMIX DC-TZ99 | 1/2.3型センサーと24-720mm相当の高倍率ズームが特徴。旅行中に遠くのライトアップや建物を引き寄せたい人向き | 夜景画質を重視する機種ではない。暗い場所では固定撮影や露出補正を使いたい |
PENTAX WG-1000 | 防水・耐衝撃のタフネス機。雨天や水辺、アウトドアで記録用に持ち出しやすい | 夜景画質を狙う機種ではない。都市夜景より、濡れる可能性がある場所での記録向き |
Sony Cyber-shot DSC-RX100 VII:旅行夜景で広角から望遠まで使いやすい

RX100 VIIは、1.0型センサーと24-200mm相当のズームレンズを搭載した高倍率タイプのコンデジです。街並みを広く写したあと、同じ場所から遠くのタワーや観覧車、橋のライトアップを切り取れるため、旅行中の夜景撮影に向いています。
広角側の開放F値はF2.8です。F1.8クラスの明るいズームを搭載した機種と比べると、暗い場所でシャッター速度を稼ぎにくい場面があります。夜景を手持ちで撮るときは、ISO感度の上がり方やシャッター速度を確認しながら使うと失敗を減らせます。
24-200mm相当のズームで、遠くの光を切り取りやすい
夜景は、広く写すと画面の中に情報が増えすぎることがあります。RX100 VIIは望遠側まで使えるため、ビル群の一部、川面に反射した光、橋やタワーのライトアップなどを整理して写しやすいです。
展望台や旅先では、場所を大きく移動できないこともあります。そうした場面でズーム域が広いと、同じ撮影位置から構図を変えやすくなります。三脚が使える場所なら、望遠側で構図を詰める撮り方も試しやすいでしょう。
ただし、望遠側では手ブレや被写体ブレが目立ちやすくなります。手持ちで撮る場合は、シャッター速度が遅くなりすぎていないか確認し、必要に応じてISO感度を上げる、連写で数枚撮る、手すりなどに体を預けて構える、といった工夫をしましょう。
暗い場所では、ISO感度とシャッター速度を先に確認する
RX100 VIIは光学式手ブレ補正を搭載していますが、手ブレ補正で防げるのはカメラ側の揺れです。歩いている人や車など、被写体そのものの動きは止められません。
夜の街で人物や車を入れて撮る場合は、シャッター速度を遅くしすぎないことが大切です。人が止まった瞬間や、車の流れが落ち着いたタイミングを狙うだけでも、写真の見え方は変わります。
明るい看板や街灯が多い場所では、露出補正を少しマイナス側にすると、白飛びを抑えやすくなります。あとから明るさを調整したい人は、RAW記録も活用するとよいでしょう。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
Sony Cyber-shot DSC-RX100 VIIの主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Sony Cyber-shot DSC-RX100 VII(DSC-RX100M7) |
発売日 | 2019年8月30日 |
センサーサイズ | 1.0型 Exmor RS CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
レンズ | 24-200mm相当、F2.8-4.5 |
手ブレ補正 | 光学式 |
ISO感度 | ISO100〜12800、拡張ISO64/80 |
シャッタースピード | メカシャッター:30〜1/2000秒、電子シャッター:30〜1/32000秒 |
本体重量 | 約302g(バッテリー・メモリーカード含む) |
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Sony Cyber-shot RX100 VA(DSC-RX100M5A):明るいズームで夜の街角を撮りやすい

RX100 VA(DSC-RX100M5A)は、1.0型センサーと24-70mm相当 F1.8-2.8のズームレンズを搭載した高級コンデジです。広角側が明るいため、ネオンのある路地、屋台の光、夜のカフェなど、近い距離の暗所スナップで使いやすいモデルです。
内蔵NDフィルターも搭載していますが、夜景撮影のための必須機能というより、日中の開放撮影や明るい場所での動画撮影で役立つ機能です。夜景では、明るいレンズを活かしながら、シャッター速度とISO感度のバランスを見て使うとよいでしょう。
F1.8-2.8のレンズで、夜の近距離スナップに向く
夜景撮影では、ISO感度を上げすぎるとノイズが目立ち、シャッター速度を遅くしすぎるとブレが出やすくなります。RX100 VAは24-70mm相当 F1.8-2.8の明るいズームなので、夜の街角や店先の光を手持ちで撮りたいときに扱いやすいです。
特に、広角側で少し寄って撮るスナップでは、背景のイルミネーションや街灯を入れた写真を作りやすくなります。人物を入れる場合も、被写体が止まったタイミングを狙うとブレを抑えやすいです。
三脚を使える場所では、ISO感度を低めにしてシャッター速度を伸ばす撮り方もできます。ただし、三脚禁止の施設や展望台もあるため、撮影前にルールを確認しましょう。
望遠を重視する旅行では、ズーム域の短さに注意
RX100 VAのズームは70mm相当までです。夜の街を歩きながら撮るには使いやすい範囲ですが、展望台から遠くのタワーや観覧車を大きく写したい場合は、もう少し望遠が欲しくなることがあります。
旅行で昼も夜も1台にまとめたい人や、遠くのライトアップを切り取りたい人は、24-200mm相当まで使えるRX100 VIIも比較候補になります。一方で、夜のスナップを中心に撮るなら、RX100 VAの明るいズームは今でも魅力があります。
AFや動画機能は新しい世代の機種に比べると差があります。夜景の静止画を中心にするのか、動画や望遠撮影まで重視するのかを決めてから選ぶと失敗しにくいでしょう。
Sony Cyber-shot RX100 VA(DSC-RX100M5A)の主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Sony Cyber-shot RX100 VA(DSC-RX100M5A) |
発売日 | 2018年7月13日 |
センサーサイズ | 1.0型 Exmor RS CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
レンズ | 24-70mm相当、F1.8-2.8 |
NDフィルター | 内蔵(オート/入/切) |
手ブレ補正 | 光学式 |
ISO感度 | ISO125〜12800、拡張ISO80/100 |
シャッタースピード | メカシャッター:30〜1/2000秒、電子シャッター:30〜1/32000秒 |
本体重量 | 約299g(バッテリー・メモリーカード含む) |
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Sony VLOGCAM ZV-1:夜景を背景に動画も撮りやすいVlog向けモデル

ZV-1は、1.0型センサーと24-70mm相当 F1.8-2.8のズームレンズを搭載したVlog向けコンデジです。バリアングル液晶や外部マイク端子、商品レビュー用設定など、動画を撮りやすい機能がまとまっています。
夜景を背景に自撮りをしたり、イルミネーションの前で短い動画を撮ったりする用途に向いています。写真専用機のようにEVFで構図を追い込むタイプではありませんが、動画と静止画を1台で撮りたい人には使いやすい選択肢です。
夜景動画では、補正を使いつつ暗所は過信しない
ZV-1は動画向けの手ブレ補正を備えており、立ち止まって話す動画や、軽い移動をしながらの撮影で使いやすいです。バリアングル液晶もあるため、夜景を背景にした自撮りやローアングルのイルミネーション撮影にも向いています。
ただし、暗い場所で歩きながら撮ると、手ブレやノイズが目立つことがあります。夜のイベントや街歩きでは、できるだけ明るい場所で撮る、歩く速度を落とす、立ち止まって短いカットを撮るといった工夫をすると安定しやすいです。
内蔵NDフィルターは、夜景よりも日中の動画撮影で役立ちます。夜景ではNDを使うより、シャッター速度・ISO感度・露出補正を確認するほうが大切です。
EVFなし。静止画をじっくり撮る人は相性を確認したい
ZV-1にはEVFがありません。夜景を撮るときは背面モニターで構図を確認するため、暗い場所では画面の明るさが気になったり、細部を確認しにくかったりすることがあります。
静止画をじっくり撮りたい人や、白飛びしやすい看板・街灯を見ながら細かく露出を調整したい人は、EVF付きの高級コンデジも比較するとよいでしょう。
一方で、ZV-1は動画中心の人には扱いやすい機種です。夜景を背景に話す、店先の光やイルミネーションを短い動画で残す、旅行先で写真と動画を切り替えながら撮る、といった使い方に向いています。より広角の自撮りを重視する場合は、後継候補のZV-1 IIも確認しておきましょう。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
Sony VLOGCAM ZV-1の主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Sony VLOGCAM ZV-1 |
発売日 | 2020年6月19日 |
センサーサイズ | 1.0型 Exmor RS CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
レンズ | 24-70mm相当、F1.8-2.8 |
NDフィルター | 内蔵(オート/入/切) |
手ブレ補正 | 光学式、動画時は光学+電子併用のアクティブモード対応 |
ISO感度 | ISO125〜12800、拡張ISO80/100 |
シャッタースピード | メカシャッター:30〜1/2000秒、電子シャッター:30〜1/32000秒 |
本体重量 | 約294g(バッテリー・メモリーカード含む) |
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Canon PowerShot G7 X Mark III:明るいズームで夜景も動画も撮りやすい

G7 X Mark IIIは、1.0型センサーと24-100mm相当 F1.8-2.8のズームレンズを搭載したコンデジです。広角側から明るいレンズを使えるため、夜の街角、イルミネーション、屋内に近い暗所スナップでも扱いやすいモデルです。
内蔵NDフィルターもありますが、夜景撮影で常に使う機能ではありません。夜景では、まずシャッター速度・ISO感度・露出補正を確認することが大切です。NDフィルターは、日中の開放撮影や、明るい時間帯の動画撮影で露出を整えたいときに役立ちます。
手持ちでも三脚でも使いやすい明るいズーム
夜景を手持ちで撮るときは、シャッター速度を遅くしすぎるとブレが出やすくなります。G7 X Mark IIIはF1.8-2.8の明るいズームを搭載しているため、同じ暗さでもシャッター速度やISO感度の面で余裕を作りやすいです。
手持ちで夜の街を撮るなら、まずは広角側を中心に使うと安定しやすくなります。人物や車など動く被写体を入れる場合は、シャッター速度が遅くなりすぎていないか確認しましょう。
三脚を使える場所では、ISO感度を低めにしてシャッター速度を長くする撮り方もできます。ライトアップされた建物や水面の反射を撮るときは、暗部のノイズを抑えながら、色や質感を残しやすくなります。ただし、展望台や商業施設では三脚が禁止されている場合もあるため、撮影前にルールを確認してください。
EVFなし。夜景をじっくり撮るならモニター撮影の相性を確認
G7 X Mark IIIにはEVFがありません。夜景を撮るときは背面モニターで構図や露出を確認するため、暗い場所では画面の明るさが気になったり、細部を確認しにくかったりすることがあります。
一方で、チルト式モニターはローアングルのイルミネーションや、自撮りを含む動画撮影で使いやすいです。静止画をじっくり作り込むより、旅行中に写真と動画を切り替えながら撮りたい人に向いています。
夜景を手持ちでテンポよく撮るのか、ファインダーで構図を細かく詰めたいのかによって、向き不向きが分かれる機種です。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
Canon PowerShot G7 X Mark IIIの主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Canon PowerShot G7 X Mark III |
発売日 | 2019年8月1日 |
センサーサイズ | 1.0型 高感度CMOS(積層型) |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
レンズ | 24-100mm相当、F1.8-2.8 |
NDフィルター | ON/OFF切り替え可能(減光3段分) |
手ブレ補正 | 光学式手ブレ補正(IS) |
ISO感度 | ISO125〜12800、拡張ISO25600 |
シャッタースピード | 1〜1/2000秒(オート)、BULB、30〜1/25600秒(全撮影モード) |
本体重量 | 約304g(バッテリー・メモリーカード含む) |
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Canon PowerShot G5 X Mark II:EVF付きで夜の構図確認がしやすい

G5 X Mark IIは、1.0型センサーと24-120mm相当 F1.8-2.8のズームレンズを搭載したコンデジです。G7 X Mark IIIと近い画質傾向を持ちながら、ポップアップ式EVFを備えている点が大きな違いです。
夜景撮影では、背面モニターだけだと画面の明るさが気になったり、細部の構図を確認しにくかったりすることがあります。EVFがあるG5 X Mark IIなら、周囲の光を遮りながら構図や露出を確認しやすく、街灯や看板の白飛びも見つけやすくなります。
EVFがあると、夜でも構図と露出を確認しやすい
夜景は、明るい街灯や看板と暗い建物の影が同時に入るため、露出の調整が難しい場面があります。G5 X Mark IIはEVFを使えるので、背面モニターが見づらい場所でも構図を確認しやすいです。
白飛びしやすい光源を画面のどこに入れるか、暗部をどこまで残すかを見ながら撮れるため、じっくり夜景を撮りたい人に向いています。24-120mm相当までズームできるので、広い夜景だけでなく、少し離れた建物やライトアップの一部も切り取りやすいです。
三脚を使える場所では、ISO感度を低めにして長秒露光を試すのもよいでしょう。手持ちで撮る場合は、望遠側ほどブレが目立ちやすくなるため、シャッター速度を確認しながら撮影してください。
ポケット重視ならサイズ感を確認したい
G5 X Mark IIはEVFを搭載している分、薄型のポケットコンデジと比べると厚みがあります。毎日ポケットに入れて持ち歩くというより、夜景を撮る目的で小型バッグに入れて持ち出す使い方に向いています。
その代わり、ファインダーで構図を確認できる安心感があります。夜景を歩きながら軽く撮るより、構図を整えて一枚を作りたい人には使いやすいでしょう。携帯性を最優先するならRX100系やGR系、ファインダーで夜景を確認しながら撮りたいならG5 X Mark II、と考えると選びやすくなります。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
Canon PowerShot G5 X Mark IIの主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Canon PowerShot G5 X Mark II |
発売日 | 2019年8月1日 |
センサーサイズ | 1.0型 |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
レンズ | 24-120mm相当、F1.8-2.8 |
EVF | 0.39型 約236万ドット カラー電子ビューファインダー |
ISO感度 | ISO125〜12800、拡張ISO25600 |
シャッタースピード | 1〜1/2000秒(オート)、30〜1/25600秒(全撮影モード) |
本体重量 | 約340g(バッテリー・メモリーカード含む) |
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Panasonic LUMIX LX100 II:明るいレンズと4/3型センサーで夜景を丁寧に撮れる

LUMIX LX100 II(DC-LX100M2)は、4/3型MOSセンサーと24-75mm相当 F1.7-2.8のズームレンズを搭載したコンデジです。1.0型センサーの高級コンデジより大きめのセンサーを採用しており、夜景の暗い部分や光の階調を意識して撮りたい人に向いています。
ズーム域は長くありませんが、広角から標準域までを明るいレンズで使えるのが強みです。夜の街並み、ライトアップされた建物、水辺の反射などを、手持ちでも三脚でも撮りやすいモデルです。
明るいズームとEVFで、夜でも構図を確認しやすい
LX100 IIは、24-75mm相当 F1.7-2.8のレンズを搭載しています。夜景では、レンズが明るいほどシャッター速度やISO感度に余裕を作りやすくなります。暗い場所で手持ち撮影をする場合も、広角側を中心に使うとブレを抑えやすいです。
EVFも備えているため、背面モニターが見づらい夜の撮影でも構図を確認しやすくなります。街灯や看板の白飛び、建物の影のつぶれ方を見ながら露出を調整したい人には使いやすいでしょう。
三脚を使える場所では、ISO感度を低めにして長秒露光を試すのも有効です。水面の反射やライトアップの陰影を落ち着いて撮りたい場面で、LX100 IIの操作ダイヤルやEVFが役立ちます。
ポケット重視より、撮影目的で持ち出す人向き
LX100 IIは、薄型のポケットコンデジと比べると厚みがあります。いつもポケットに入れて持ち歩くというより、ストラップで提げるか、小型バッグに入れて持ち出す使い方が合います。
その分、レンズの明るさ、EVF、露出ダイヤルなど、撮影時に使いやすい要素がそろっています。夜景を軽く記録するだけでなく、構図や明るさを調整しながら撮りたい人に向くモデルです。
遠くの建物やタワーを大きく写したい場合は、高倍率ズーム機のほうが便利です。一方で、街の光、空のグラデーション、建物や水面の質感を重視するなら、LX100 IIは候補に入れやすいでしょう。
Panasonic LUMIX LX100 II(DC-LX100M2)の主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Panasonic LUMIX LX100 II(DC-LX100M2) |
発売日 | 2018年10月18日 |
センサーサイズ | 4/3型MOSセンサー |
有効画素数 | 1,700万画素 |
レンズ | 24-75mm相当、F1.7-2.8 |
手ブレ補正 | 光学式手ブレ補正 |
EVF | 約276万ドット相当のLVF |
ISO感度 | ISO200〜25600、拡張ISO100 |
シャッタースピード | メカシャッター:60秒〜1/4000秒、電子シャッター:1秒〜1/16000秒、T(タイム)最大約30分 |
本体重量 | 約392g(バッテリー・メモリーカード含む) |
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Ricoh GR III:夜の街をテンポよく撮れるAPS-C単焦点コンデジ

GR IIIは、APS-CサイズCMOSセンサーと28mm相当 F2.8の単焦点レンズを搭載したコンデジです。ズームはありませんが、薄型ボディに大型センサーと3軸手ブレ補正を組み合わせているため、夜の街を歩きながら撮るスナップに向いています。
広角寄りの28mm相当は、街灯、店先の光、路面の反射、人との距離感をまとめて写しやすい画角です。遠くのタワーやビルの一部を大きく切り取る用途には向きませんが、目の前の夜景をテンポよく撮りたい人には使いやすいモデルです。
ISOオートを決めておくと、夜の撮影で迷いにくい
夜景スナップでは、設定を細かく変えているうちに撮りたいタイミングを逃すことがあります。GR IIIはISOオートの上限や、どこまで遅いシャッター速度を許容するかを設定できるため、自分の基準を決めておくと撮影しやすくなります。
たとえば、ブレを抑えたい日はシャッター速度をあまり遅くしない設定にして、ノイズよりもシャッターチャンスを優先したい日はISO感度の上限を少し上げる、といった使い分けができます。
3軸手ブレ補正を搭載していますが、歩いている人や車など、被写体そのものの動きは止められません。夜の街では、被写体が止まった瞬間を狙う、連写で数枚撮る、体を安定させて構えるといった工夫も大切です。
ズームはないが、夜のスナップでは動きやすい
GR IIIは単焦点レンズのため、遠くの被写体を大きく写すことはできません。ビルの上階だけを切り取る、展望台から遠くのタワーを引き寄せる、といった撮り方には不向きです。
一方で、ズーム操作がないぶん、構図を決める動作がシンプルになります。店先の光、雨上がりの路面、街灯に照らされた壁など、近い距離の夜景を見つけてすぐ撮りたい人には合います。
動画機能やEVFを重視する人には別の機種のほうが向きます。GR IIIは、静止画のスナップを中心に、軽く持ち歩けるAPS-Cコンデジを探している人向けのモデルです。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
Ricoh GR IIIの主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Ricoh GR III |
発売日 | 2019年3月下旬 |
センサーサイズ | APS-CサイズCMOSセンサー(23.5mm×15.6mm) |
有効画素数 | 約2,424万画素 |
レンズ | 18.3mm、35ミリ判換算で約28mm相当、F2.8〜F16 |
手ブレ補正 | 撮像素子シフト方式 Shake Reduction(3軸補正) |
ISO感度 | ISO100〜102400 |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒、バルブタイマー、バルブ、タイム |
本体重量 | 約257g(バッテリー・SDメモリーカード含む) |
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Fujifilm X100V:色づくりを楽しめる35mm相当の単焦点コンデジ

X100Vは、APS-Cセンサーと35mm判換算約35mm相当の単焦点レンズを搭載した高級コンデジです。ズームはできませんが、夜の街を歩きながら、店先の光や街灯、雨上がりの路面反射などを自然な距離感で写しやすい画角です。
富士フイルムのフィルムシミュレーション(フィルム風の色味や階調を選べる仕上げ機能)を使えるため、夜景の色づくりを楽しみたい人にも向いています。販売終了モデルなので、検討する場合は中古や在庫の状態も確認しておきましょう。
フィルムシミュレーションで夜の色を作りやすい
夜景は、明るさだけでなく色の見え方も写真の印象を左右します。暖色の街灯、青いLED、ネオン、雨上がりの反射などは、仕上げ方によって雰囲気が大きく変わります。
X100Vはフィルムシミュレーションを切り替えることで、落ち着いた色味やコントラストのある仕上がりを選びやすいです。撮って出しのJPEGでも雰囲気を作りやすく、RAW現像をしない人でも夜景スナップを楽しみやすいでしょう。
ただし、どのフィルムシミュレーションが正解というものではありません。夜の街をしっとり見せたいのか、ネオンの強さを出したいのかで選び方は変わります。まずは同じ場所で数パターン撮り比べると、自分の好みを見つけやすいです。
手ブレ補正なしの前提で、シャッター速度に注意する
X100Vはボディ内手ブレ補正を搭載していません。手持ちで夜景を撮る場合は、シャッター速度を遅くしすぎないことが大切です。
人物や車など動く被写体を入れるときは、ISO感度を上げてでもシャッター速度を確保したほうが失敗を減らせます。静かな路地やライトアップされた建物を撮る場合は、壁や柱に体を預けて構えると安定しやすくなります。
三脚を使える場所では、ISO感度を低めにして長秒露光を試すのもよいでしょう。ただし、展望台や商業施設では三脚が禁止されていることもあるため、撮影前にルールを確認してください。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
Fujifilm X100Vの主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Fujifilm X100V |
発売日 | 2020年2月下旬 |
センサーサイズ | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) |
有効画素数 | 約2,610万画素 |
レンズ | 23mm、35mm判換算:約35mm相当、F2.0 |
ファインダー | OVF/EVF切り替え式ハイブリッドファインダー |
ISO感度 | ISO160〜12800、拡張ISO80/100/125/25600/51200 |
シャッタースピード | メカニカル:4秒〜1/4000秒ほか、電子:4秒〜1/32000秒ほか |
本体重量 | 約478g(バッテリー・SDメモリーカード含む) |
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Panasonic LUMIX DC-TZ99:旅行で遠くのライトアップを引き寄せやすい高倍率コンデジ

LUMIX DC-TZ99は、1/2.3型MOSセンサーと24-720mm相当の光学30倍ズームを搭載したコンデジです。夜景画質を重視する機種というより、旅行中に遠くの建物やライトアップを大きく写したい人に向いています。
大型センサーの高級コンデジと比べると、暗い場所でのノイズや階調には限界があります。そのため、夜景では画質を過度に期待するより、ズームで構図を作れることを活かすと使いやすいです。
高倍率ズームで遠くの光を切り取りやすい
TZ99の強みは、24-720mm相当をカバーするズーム域です。展望台から街を広く写したあと、遠くのタワー、橋のライトアップ、ビルの看板などを引き寄せて撮れます。
スマホでは遠くの被写体を大きく写すと画質が落ちやすいですが、TZ99なら光学ズームで構図を作りやすいです。旅行やイベントで「遠くにあるものも残したい」という場面に合います。
ただし、望遠側はブレが目立ちやすくなります。手持ちで撮る場合は、シャッター速度が遅くなりすぎていないか確認し、必要に応じてISO感度を上げる、連写で数枚撮る、体を安定させて構えるといった工夫をしましょう。
暗い場所では固定撮影と露出補正を使いたい
TZ99は1/2.3型センサーのため、暗い場所でISO感度を上げるとノイズが目立ちやすくなります。夜景をきれいに残したい場合は、ミニ三脚や安定した場所を使い、セルフタイマーで撮ると失敗を減らせます。
明るい看板や街灯が多い場所では、露出補正をマイナス側にすると白飛びを抑えやすいです。暗部を明るくしようとしすぎると全体が眠く見えることもあるので、夜景らしい暗さを残す意識で撮るとまとまりやすくなります。
三脚を使う場合は、周囲の通行や施設ルールに注意してください。展望台や商業施設では、三脚・一脚の使用が制限されていることがあります。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
Panasonic LUMIX DC-TZ99の主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Panasonic LUMIX DC-TZ99 |
発売日 | 2024年7月 |
センサーサイズ | 1/2.3型MOSセンサー |
有効画素数 | 約2,030万画素 |
レンズ | 24-720mm相当、F3.3-6.4 |
手ブレ補正 | 対応(通常/流し撮り/OFF) |
ISO感度 | ISO80〜6400(ISO6400は拡張) |
シャッタースピード | 静止画:4秒〜1/2000秒(メカ)、1秒〜1/16000秒(電子) |
本体重量 | 約322g(カード・バッテリー含む) |
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PENTAX WG-1000:雨や水辺で記録しやすいタフネスコンデジ

PENTAX WG-1000は、防水・防塵・耐衝撃性能を備えたタフネス系コンデジです。夜景画質を重視する機種ではありませんが、雨のライトアップ、水辺の夜景、キャンプ場の記録など、濡れや衝撃が気になる場所で持ち出しやすいモデルです。
高級コンデジのように暗部の階調やボケを楽しむというより、環境を気にせず記録を残したい人に向いています。都市夜景を作品として撮る用途より、アウトドアや水辺での思い出を残す用途に合います。
画質よりも、濡れる場所で使いやすいことが強み
WG-1000は、水深15mで連続1時間の防水性能、IP6Xの防塵性能、2mからの耐落下衝撃性能を備えています。雨の日のイルミネーションや海辺、川辺、キャンプ場など、スマホや高級コンデジを出しにくい場所で使いやすいです。
夜のアウトドアでは光が少ないため、暗所画質には限界があります。遠くの夜景をきれいに写すより、ランタン、焚き火、テーブル周り、ライトアップされた近距離の被写体を記録する使い方が向いています。
濡れた場所で撮るときも、無理な姿勢や滑りやすい足場での撮影は避けましょう。カメラがタフでも、撮影者の安全を優先することが大切です。
夜景では明るい場所や近い被写体を狙う
WG-1000は1/2.3型CMOSセンサーを搭載しています。夜景ではISO感度を上げるほどノイズが出やすいため、暗い遠景よりも近距離の光源を入れた写真のほうが撮りやすいです。
たとえば、雨に濡れた路面の反射、テーブルの灯り、キャンプ場のランタン、ライトアップされた看板などは、記録写真として残しやすい被写体です。シャッター速度が遅くなる場面では、カメラをしっかり構え、セルフタイマーを使うとブレを抑えやすくなります。
夜景画質を重視するなら1型以上の高級コンデジやAPS-C機を選ぶほうが安心です。WG-1000は、画質よりも「濡れても持ち出しやすいこと」を優先したい人向けの選択肢です。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
PENTAX WG-1000の主な仕様
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | PENTAX WG-1000 |
発売日 | 2024年6月21日 |
センサーサイズ | 1/2.3型CMOS |
有効画素数 | 約1,635万画素 |
レンズ | 27-108mm相当、F3.0-6.6 |
手ブレ補正 | 電子式手ブレ軽減 |
ISO感度 | ISO100〜3200 |
シャッタースピード | 1/2000〜4秒、手動30秒 |
本体重量 | 約220g(電池・SDメモリーカード含む) |
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夜景コンデジの選び方ガイド:手持ち・三脚・動画で選ぶ

夜景向きのコンデジは、単純なランキングだけでは選びにくいジャンルです。手持ちで夜の街を歩きながら撮るのか、三脚を使ってじっくり撮るのか、動画も撮りたいのかによって、重視したい機能が変わります。
手持ちスナップでは、明るいレンズや手ブレ補正、ISOオートの使いやすさが大切です。三脚を使うなら、階調の出方やRAW記録、EVFの見やすさが撮影しやすさに関わります。動画も撮る場合は、バリアングル液晶や動画時の手ブレ補正、暗所でのAFの安定感も確認しておきたいポイントです。
撮りたい夜景から合う機種を選ぶ
展望台から街を広く撮り、遠くのタワーや観覧車も大きく写したいなら、ズーム域の広いRX100 VIIやTZ99が便利です。夜の街を歩きながらスナップを撮るなら、GR IIIやRX100 VAのようにテンポよく構えられる機種が向いています。
イルミネーションと人物、旅行動画までまとめて撮りたい人は、ZV-1やG7 X Mark IIIが候補になります。色づくりや写真の雰囲気まで楽しみたいなら、X100VやLX100 IIのような機種も選びやすいでしょう。
1台ですべてを完璧にこなすより、自分がよく撮る夜景に合う機能を優先するほうが失敗しにくくなります。
撮影スタイル | 向きやすい機種 | 選ぶときの注意点 |
|---|---|---|
手持ち夜景スナップ中心 | Ricoh GR III / Sony RX100 VA | GR IIIは単焦点、RX100 VAはズームあり。画角の自由度と撮影テンポのどちらを重視するかで選ぶ |
旅行で昼も夜も1台にまとめたい | Sony RX100 VII / Canon G7 X Mark III | RX100 VIIはズーム域が広く、G7 X Mark IIIは広角側から明るい。夜の望遠撮影ではISO感度が上がりやすい |
夜景動画・Vlogも撮りたい | Sony ZV-1 / Canon G7 X Mark III | EVF非搭載の機種が多いため、静止画をじっくり撮る人は背面モニターでの撮影が合うか確認したい |
三脚で夜景をじっくり撮りたい | Panasonic LX100 II / Canon G5 X Mark II | EVFや操作性が使いやすい一方、薄型ポケット機より持ち出し方を選ぶ |
色づくり重視の夜スナップ | Fujifilm X100V | 手ブレ補正がないため、手持ちではシャッター速度とISO感度の調整が重要 |
価格を抑えて旅行記録も残したい | Panasonic TZ99 / PENTAX WG-1000 | 夜景画質を重視する機種ではない。TZ99はズーム、WG-1000は防水・耐衝撃を活かす選び方が向く |
価格帯で選ぶときは、夜景画質に期待しすぎない
価格を抑えたコンデジは、小型センサーを搭載したモデルが多く、暗所でのノイズや階調には限界があります。夜景画質を重視するなら、1.0型以上のセンサーを搭載した高級コンデジや、APS-Cセンサーの単焦点モデルを選ぶほうが安心です。
一方で、価格を抑えたモデルにも強みはあります。TZ99のような高倍率ズーム機は、旅行先で遠くのライトアップを引き寄せやすく、WG-1000のようなタフネス機は、雨や水辺で持ち出しやすいです。夜景を作品として撮るのではなく、旅行やアウトドアの記録として残したいなら、こうした選び方も現実的です。
選び方の目安 | 狙いやすい方向性 | 候補例 |
|---|---|---|
価格を抑えて選びたい | 夜景画質よりも、ズームや防水など別の強みを重視する | TZ99 / WG-1000 |
手持ち夜景の失敗を減らしたい | 1.0型センサーと明るいズームを搭載した機種を選ぶ | RX100 VA / G7 X Mark III |
夜景をじっくり撮りたい | EVF、RAW記録、操作性、センサーサイズを重視する | LX100 II / G5 X Mark II / GR III / X100V |
コンデジ夜景おすすめのまとめ
夜景向きのコンデジを選ぶときは、センサーサイズ、レンズの明るさ、手ブレ補正、EVFの有無をまとめて確認しましょう。旅行で昼も夜も撮るならRX100 VIIやG7 X Mark III、夜の街を手持ちで撮るならGR IIIやRX100 VA、じっくり夜景を撮るならLX100 IIやG5 X Mark IIが候補になります。
X100Vは色づくりを楽しみたい人に向いていますが、手ブレ補正がないため、夜景ではシャッター速度に注意が必要です。TZ99やWG-1000は夜景画質を追い込む機種ではありませんが、ズームやタフさを活かせる場面では便利に使えます。
まずは、自分の撮影スタイルが「手持ち中心」「三脚を使う」「動画も撮る」のどれに近いかを決めてみてください。そのうえで、よく撮る夜景に合う機能を持った1台を選ぶと、失敗しにくくなります。
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