
Sony一眼レフを始めたい初心者向け|今選びたいミラーレス6選と失敗しない選び方






Sony(ソニー)の「一眼レフ」が欲しいと思って調べ始めたものの、実際にはミラーレス一眼ばかりが出てきて戸惑った人も多いのではないでしょうか。現在のソニーでは、一眼レフではなくミラーレス一眼が主力となっており、新製品や交換レンズもミラーレス一眼向けを中心に展開されています。そして初心者にとっても、実はミラーレス一眼のほうが始めやすい時代です。撮影前に明るさや色味を確認しやすく、人物やペットに自動でピントを合わせる機能も充実しているため、初めてのレンズ交換式カメラでも失敗を減らしやすくなっています。この記事では、ソニーのレンズ交換式カメラを検討している初心者向けに、現在主流のミラーレス一眼を中心に紹介します。購入のポイントや各カメラのスペックも解説しているので、参考にしてみてください。
この記事のサマリー

Sony(ソニー)で一眼レフを探している初心者も、現在はミラーレス一眼を中心に選ぶのがおすすめ

一眼レフとミラーレス一眼の違いを知ると、現行モデルや交換レンズを選びやすくなる

安く始めたいならAPS-C+レンズキット、動画重視ならZVシリーズ、画質重視ならフルサイズが候補

写真中心ならα6400やα6700、Vlogや家族動画ならZV-E10 II、フルサイズならα7C II・α7 IV・α7 Vがおすすめ

購入後はピント合わせ、露出補正、手ブレ対策、スマホ転送の流れに慣れると上達しやすい
そもそもSony(ソニー)の一眼レフとは? 現在はミラーレス一眼が主流

Sony(ソニー)のカメラを選ぶときに、まず知っておきたいのが「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」の違いです。どちらもレンズを交換して本格的な撮影を楽しめるカメラですが、現在のソニーではミラーレス一眼が主力になっています。
かつてソニーは、αマウントの一眼レフ系カメラを展開していました。ファインダーをのぞきながら撮影するスタイルや、交換レンズによる表現の幅広さが魅力で、風景や人物、スポーツ、日常スナップまで幅広い撮影に対応してきました。
その後、カメラ市場全体がミラーレスへ移行し、現在のソニーは新しいボディや交換レンズの多くをミラーレス向けに展開しています。そのため、これからソニーのレンズ交換式カメラを始めるなら、一眼レフにこだわるよりも、現行のミラーレス一眼を中心に選ぶほうが機種やレンズの選択肢が豊富で、自分に合った1台を見つけやすいでしょう。
一眼レフとミラーレスの違い
一眼レフは、カメラ内部のミラーで光を反射させ、光学ファインダーで実際の景色を見る仕組みです。シャッターを切るとミラーが動き、センサーに光が届いて写真が記録されます。ミラーレスは名前の通りミラーを持たず、センサーが受けた映像を液晶画面や電子ビューファインダーに表示します。そのため、ボディを小型・軽量にしやすく、撮影前から明るさや色味、ボケの出方を確認しながら撮れるのが特徴です。
なお、より詳しく一眼レフについて知りたい人には、以下の記事もおすすめです。
ミラーレスとミラーレス一眼は同じもの?
「ミラーレス」と「ミラーレス一眼」は、カメラ選びではほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。ソニーのαシリーズのように、レンズを交換して使うカメラは「ミラーレス一眼」と考えて問題ありません。
基本的にカメラ選びで「ミラーレス」といえば、レンズ交換式のミラーレス一眼を指します。そのため、初心者はまず、「ミラーレス一眼=レンズ交換ができる、現在主流の本格カメラ」と理解しておくと選びやすくなるでしょう。
なお、「ミラーレス」は本来、カメラ内部にミラーがない仕組みを表す言葉です。そのため、厳密にはレンズ一体型のコンパクトデジタルカメラなども含まれますが、一般的にはレンズ交換式カメラを指すことがほとんどです。
初心者にはミラーレス一眼のほうがおすすめ
これからソニーのカメラを始めるなら、一眼レフよりもミラーレス一眼のほうがおすすめです。ミラーレス一眼は新しい機種やレンズの選択肢が多く、一眼レフよりも長く続けやすい傾向にもあります。
また、現在のソニーのミラーレス一眼はAF性能の進化が大きく、人物や動物の瞳を認識して追尾できる機種も増えています。動く被写体でもピントを合わせやすいため、初めてのレンズ交換式カメラでも撮影の失敗を減らしやすいでしょう。さらに、ミラーレス一眼は、撮影前に背面液晶や電子ビューファインダーで明るさの変化を確認しやすいのも特徴です。露出補正をしたときの変化が分かりやすいため、初心者でも明るすぎる・暗すぎるといった失敗に気づきやすいでしょう。
初心者がSony(ソニー)のカメラを選ぶときのポイント3選
Sony(ソニー)のカメラは種類が多いため、最初はどれを選べばよいか悩む人も多いでしょう。迷った場合は細かなスペックを比べるよりも、「どんな写真や動画を撮りたいか」から考えると、自分に合う機種を絞り込みやすくなります。
初心者向けのソニー機は、①APS-Cかフルサイズか、②写真と動画のどちらを重視するか、③キットレンズ付きで始めるかの3点を先に決めるのがおすすめです。持ち歩きやすい重さか、液晶が動かしやすいか、手ブレ補正があるかなども使いやすさに影響するため、購入前に自分の撮影シーンに当てはめて確認しておきましょう。
選び方1. APS-Cは軽さ、フルサイズは画質が魅力
Sony(ソニー)のミラーレス一眼を選ぶときは、「APS-C」と「フルサイズ」の違いを知っておくと選びやすくなります。これはカメラの中にあるセンサー(光を受け取る部品)の大きさを表しており、画質やボケやすさ、機材の大きさに影響します。
一般的にフルサイズのほうがセンサーが大きく、暗い場所で余裕が出やすかったり、背景を大きくぼかしやすかったりします。一方、APS-Cはボディやレンズを小さく軽くしやすく、価格も抑えやすいのが特徴です。旅行や日常スナップなら十分きれいに撮れ、レンズキットの選択肢も多いため、初めての1台として扱いやすいでしょう。
ただし、夜景や室内撮影を重視したい人、背景をしっかりぼかした写真を撮りたい人は、フルサイズも候補になります。フルサイズはレンズが大きくなりやすく予算も上がるため、「軽く持ち歩きたいならAPS-C」「暗所やボケ表現を重視するならフルサイズ」と考えると選びやすくなります。
選び方2. 動画も撮るなら「4Kの扱いやすさ」と液晶の動き方を確認する
写真だけではなく動画も撮りたい場合は、写真とは少し違うポイントを見ておく必要があります。特に確認したいのが、4K撮影の扱いやすさです。機種によっては4K撮影時に写真撮影時よりも画角が狭くなることがあります。広く撮っているつもりでも、室内や自撮りでは顔や背景が大きく写りすぎる場合があるため注意が必要です。
また、4K動画はカメラに負荷がかかりやすく、長く撮り続けると本体が熱を持ち、撮影時間に制限が出ることもあります。短いVlogや家族の記録なら大きな問題になりにくいですが、イベントや発表会を長回ししたい人は、4K撮影時の画角、連続撮影時間、熱対策を確認しておくと安心です。
さらに、液晶の動き方も重要です。液晶には主に横に開いて回転するタイプの「バリアングル」と上下に動かすタイプの「チルト」があります。Vlogや家族動画、自分撮りをしたい人には、画面を自分側に向けやすいバリアングル液晶が便利です。三脚に置いて話す、料理の手元を撮る、子どもと一緒に画面を確認しながら撮る、といった場面でも使いやすいでしょう。一方、チルト液晶は写真撮影でローアングルやハイアングルを撮るときに便利ですが、マイクや三脚を付けたときに画面が見えにくい場合があります。
選び方3. 最初はレンズキットから始めるのもおすすめ
初心者がSony(ソニー)のカメラを手軽に始めるなら、ボディだけでなくレンズが付いた「レンズキット」を選ぶのもおすすめです。ミラーレス一眼カメラは本体だけでは撮影できないため、最初からレンズが付いているセットなら、買ってすぐに撮影を始められます。
レンズにはいくつか種類があります。たとえば、レンズキットによく付いている「標準ズーム」は、風景を広く撮ったり、料理を少し近くで撮ったり、人物を自然な距離で撮ったりできる便利なレンズです。最初から1本で幅広く試せるので、初心者が撮りたいものを見つける入口として向いています。
なお、より詳しくレンズの種類を知りたい人には、以下の記事もおすすめです。
Sony(ソニー)の初心者向けカメラおすすめ比較 早見表
Sony(ソニー)のミラーレス一眼は、機種ごとに得意な撮影シーンが少しずつ違います。まずは価格だけで選ぶのではなく、旅行や日常スナップを軽く撮りたいのか、動画を中心に使いたいのか、夜景や背景ボケまで楽しみたいのかを整理してみましょう。
安いセットで始めたい人はAPS-Cのレンズキット、Vlogや家族動画を重視する人はZVシリーズ、暗い場所での撮影や表現力を重視する人はフルサイズが候補になります。最初に用途と予算で候補を絞り、そのうえで各機種の特徴や注意点を確認すると、自分に合った1台を選びやすくなります。
製品名 | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|
α6400 | 価格を抑えて始めやすいAPS-Cの定番。ファインダー付きで写真中心の初心者にも扱いやすい |
α6700 | APS-Cの上位。ボディ内手ブレ補正や操作系が充実し、写真も動画も妥協しにくい |
ZV-E10 II | 動画をメインにしたい初心者にも使いやすい1台。Vlog運用がしやすい一方、EVFは非搭載 |
α7C II | 小型フルサイズで表現を伸ばしたい人向け。コンパクトさと画質の両立が魅力 |
α7 IV | 写真も動画も本格的に楽しみたい人向けのフルサイズ。価格は高めだが、長く使いやすい |
α7 V | 最新世代の万能フルサイズ。AFや手ブレ補正、連写性能まで重視して長く使いたい人向け |
α6400:価格を抑えて写真中心に始めたい初心者向けの定番APS-C

α6400は、軽さと使いやすさ、性能のバランスが良いAPS-C機です。入門機より少し余裕がありつつ、上位機ほど高価すぎないため、初めての1台としても選びやすいモデルです。旅行、人物、日常スナップなどを幅広く撮りたい人や、「安さだけで選ぶのは少し不安」「長く使えるカメラを選びたい」という人に向いています。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | α6400 |
発売日 | 2019年2月 |
センサーサイズ | APS-C |
ボディ内手ブレ補正 | なし(レンズ側OSSで対応) |
有効画素数 | 約2,420万画素 |
ISO感度 | ISO 100-32000(拡張 102400) |
シャッタースピード | 1/4,000〜30秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約403g |
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チルト式液晶でローアングルや自分撮りにも対応しやすい
α6400は、上方向に180度開くチルト式液晶を搭載しています。ファインダーをのぞかずに背面液晶を見ながら撮れるため、テーブルフォトや子ども目線の撮影でも構図を作りやすいのが利点です。ローアングルやハイアングルの写真も撮りやすく、写真中心で使うなら日常撮影の自由度を広げてくれる液晶と考えてよいでしょう。
一方で、横に開いて回転するバリアングル液晶ではないため、外部マイクを付けた自分撮りや縦位置動画では扱いにくい場面があります。Vlogや動画撮影を重視するなら、ZV-E10 IIやα6700のほうが使いやすい場合があります。
堅実な一方で、手ブレ補正や拡張性は上位機と差が出る
気を付けたいのは、夜景や室内でシャッタースピードが遅くなる場面です。レンズ側に手ブレ補正が付いているものならある程度助けてくれますが、ボディ内手ブレ補正のある機種に比べると、条件によっては失敗が増えることもあります。夜のスナップや室内イベントが多い人は、α6700やフルサイズも比較に入れると良いでしょう。
とはいえ、軽さと価格、画質のバランスは堅実です。まずキットで広く撮り、足りない部分が見えてきたらレンズ追加や上位機への移行を考える、というステップを踏みやすいのがα6400の良さです。
α6700:写真・動画のどちらも重視したい人に向くAPS-C上位機

α6700は、APS-C機の中でも写真と動画のどちらも楽しみやすい上位モデルです。ボディ内手ブレ補正や新しいAF性能、使いやすい操作系を備えているため、旅行、子ども、ペット、動画撮影まで幅広く対応できます。
入門機より価格は上がりますが、最初から長く使える1台を選びたい人には候補にしやすいカメラです。レンズキットで始めても、あとから単焦点レンズや望遠ズームを足すことで、撮れる写真や動画の幅を広げやすいでしょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | α6700 |
発売日 | 2023年7月 |
センサーサイズ | APS-C |
ボディ内手ブレ補正 | あり |
有効画素数 | 約2,600万画素 |
ISO感度 | ISO 100-32000(拡張 51200) |
シャッタースピード | 1/4,000〜30秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約493g |
みんなのカメラ 商品ページ |
ボディ内手ブレ補正と操作性の高さで、手持ち撮影にも対応しやすい
暗い室内や夕方の屋外では、シャッタースピードが下がり、手ブレが出やすくなります。α6700はボディ内手ブレ補正を備えているため、手持ち撮影でもブレを抑えやすいのが魅力です。観光地の薄暗い展示、夜の屋台、屋内イベントなど、三脚を使いにくい場面でも安心感があるでしょう。
操作面では、タッチ操作やカスタムボタンなど、撮影中によく使う設定へアクセスしやすい作りになっています。最初はオート中心でも使いやすく、慣れてきたらよく使う機能を自分好みに割り当てられるため、長く使うほど扱いやすさを感じやすいでしょう。
価格とサイズは上がるため、撮りたいものを決めて選びたい
注意点は、入門機より価格が高く、ボディも少し大きくなることです。ただし旅行、家族写真、動画撮影など、さまざまな用途を1台でこなしたい人ほど、α6700の性能と使いやすさのバランスが魅力になります。
レンズキットで始める場合は、まず標準ズームで旅行や日常スナップ、人物撮影を一通り試すのがおすすめです。そのうえで、背景をもっとぼかしたいなら単焦点レンズ、遠くの被写体を撮りたいなら望遠ズームを追加すると、無理なく撮影の幅を広げられます。
ZV-E10 II:初心者もVlogを始めやすい動画寄りモデル

ZV-E10 II(ZV-E10M2)は、特に動画を撮りやすいように作られたモデルです。Vlogや家族動画、料理動画などを撮りたい人なら、最初の1台としても選びやすいでしょう。動画を中心に楽しみながら、写真撮影にも挑戦したい人に向いています。
自分撮りしやすい液晶や、動画向けの操作性を備えているため、カメラに慣れていない人でも撮影の準備を進めやすいのが魅力です。日常の記録をスマホよりきれいに残したい人にも使いやすい1台です。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | ZV-E10 II(ZV-E10M2) |
発売日 | 2024年8月 |
センサーサイズ | APS-C |
ボディ内手ブレ補正 | なし(動画は電子式アクティブモード中心) |
有効画素数 | 約2,600万画素 |
ISO感度 | ISO 100-32000(拡張 51200) |
シャッタースピード | 静止画撮影時(電子シャッター)1/8,000〜30秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約377g |
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バリアングル液晶と動画向け機能で、初めてでも撮りやすい
動画では、画面に自分や被写体がきちんと入っているか、声をきれいに録れるか、ピントが合い続けるかが大切です。ZV-E10 IIはこのあたりを確認しやすく、自分撮りやVlog、料理動画などを始めたい人でも使いやすい作りになっています。
特に便利なのが、横に開いて向きを変えられるバリアングル液晶です。カメラの前に立って自分を撮るときや、机に小型三脚を置いて料理の手元を撮るときも、画面を見ながら構図を確認できます。歩きながら話す動画や家族の記録など、日常の動画撮影でも準備しやすいのが魅力です。
ファインダーがないため、屋外での見え方は確認したい
ZV-E10 IIには電子ビューファインダー(EVF)がありません。そのため撮影は背面液晶を見ながら行うことになり、晴れた日の屋外では画面が見えにくく感じることがあります。屋外で写真も動画もよく撮る人は、ファインダー付きのα6400やα6700とどちらが良いかをよく考えておくと良いでしょう。
なお静止画も撮れますが、基本的にZV-E10 IIは動画を撮りやすいように作られたカメラです。運動会やスポーツのように写真の連写を重視するなら、α系のカメラのほうが合う場合があります。反対に、Vlogや家族動画を中心に使いながら、写真も撮れれば十分という人には選びやすい1台です。
α7C II:小さく始めるフルサイズで、初心者でも画質の余裕を得やすい

α7C IIは、フルサイズの画質をコンパクトなボディで楽しめるモデルです。夜景や室内、旅行先の風景などをよりきれいに残したい人に向いており、背景をぼかした写真も撮りやすくなります。
フルサイズ機ながら持ち歩きやすさにも配慮されているため、画質を重視しつつ、できるだけ軽いカメラを選びたい人にも候補になります。APS-C機からステップアップしたい人はもちろん、最初から長く使える1台を選びたい初心者にも検討しやすいモデルです。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | ソニー α7C II |
発売日 | 2023年10月 |
センサーサイズ | フルサイズ |
ボディ内手ブレ補正 | あり |
有効画素数 | 約3,300万画素 |
ISO感度 | ISO 100-51200(拡張 50-204800) |
シャッタースピード | 1/4,000〜30秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約514g |
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フルサイズの余裕で、夜景や室内でもきれいに撮りやすい
α7C IIの魅力は、コンパクトなボディでフルサイズの画質を楽しめることです。フルサイズはセンサーが大きいため、夜景や室内など光が少ない場面でも余裕があり、スマホでは暗くなりやすいシーンもきれいに残しやすくなります。
たとえば夜の街、旅行先のホテル、室内での家族写真など、明るさが足りない場面ではフルサイズの良さを感じやすいでしょう。背景をぼかした写真も撮りやすいため、人物やテーブルフォトでも主役を引き立てやすくなります。
レンズ選びで重さと予算が変わるので、最初の組み合わせが大切
注意したいのは、フルサイズはレンズによって重さと予算が変わりやすいことです。α7C IIのボディは比較的コンパクトですが、明るいズームレンズや望遠レンズを組み合わせると、セット全体は大きく重くなります。
そのため、最初は小型の標準ズームや軽めの単焦点レンズから始めると、持ち歩きやすさと画質のバランスを取りやすくなります。まずは無理なく持ち出せる組み合わせを選び、慣れてきたら撮りたいものに合わせてレンズを追加していくのがおすすめです。
α7 IV:本格フルサイズを始めたい人向けの万能機

α7 IVは、写真も動画も高いレベルでこなせるフルサイズミラーレスです。初心者が最初に選ぶにはやや高価格帯ではありますが、フルサイズの画質、AF、ボディ内手ブレ補正をバランスよく備えているため、α7C IIよりしっかりした操作感で写真も動画も学びたい人に向きます。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | ソニー α7 IV |
発売日 | 2021年12月 |
センサーサイズ | フルサイズ |
ボディ内手ブレ補正 | あり(光学式5軸・5.5段) |
有効画素数 | 約3,300万画素 |
ISO感度 | ISO 100〜51200(拡張 50〜204800) |
シャッタースピード | 静止画撮影時:1/8,000〜30秒、バルブ |
本体重量(バッテリー・メモリーカード込み) | 約658g |
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α7 Vほど最新ではないが、写真と動画を幅広く学びやすい
α7 IVは、家族行事、旅行、ポートレート、風景、日常動画まで幅広く使いやすいフルサイズ機です。最新のAF性能や高速連写、動画性能まで重視するならα7 Vが有力ですが、α7 IVでも初心者が写真と動画を本格的に学ぶには十分な余裕があります。特に、フルサイズらしい画質や背景のボケ、暗い場所での粘りを体験したい人には、APS-C機から一段ステップアップした満足感を得やすいでしょう。
また、ボディ内手ブレ補正を搭載しているため、夕方の街歩きや室内撮影など、シャッタースピードが遅くなりやすい場面でも手持ち撮影を助けてくれます。撮りたいものがまだ定まっていない初心者でも、写真中心から動画寄りへ使い方が変わっていく流れに対応しやすいのがα7 IVの強みです。
価格重視ならα7 IV、最新性能重視ならα7 Vと分けて考える
注意点は、α7 IVがすでに最新世代ではないことです。α7シリーズの第5世代としてα7 Vが登場しているため、これから数年単位で最新性能を重視したい人や、AF・連写・動画性能まで妥協したくない人は後述のα7 Vも比較候補に入れたほうがよいでしょう。
一方で、α7 IVはフルサイズを本格的に始めたい初心者にとって、現在でも有力な選択肢です。ボディだけでなく、レンズ、SDカード、予備バッテリーまで含めると総額は上がりやすいため、最初から重い大口径ズームをそろえるより、標準ズームや軽めの単焦点レンズから始めると扱いやすいでしょう。
最新性能を重視するならα7 V、予算とのバランスを取りながら本格フルサイズを始めるならα7 IV、と分けて考えると選びやすくなります。
α7 V:最新性能で長く使いたい初心者に向くフルサイズ万能機

α7 Vは、α7 IVの後継世代にあたるフルサイズミラーレス一眼です。約3,300万画素のフルサイズセンサー、強化されたAF、ボディ内手ブレ補正(カメラ本体側で手ブレを抑える機能)を備えており、写真も動画も長く使える1台を選びたい人に向きます。子ども、旅行、夜景、Vlogまで幅広く撮りたい人は、α7 IVやα7C IIとあわせて比較したい最新候補です。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | ソニー α7 V |
発売日 | 2025年12月19日(ボディ) |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約3,300万画素 |
ISO感度 | ISO 100〜51200(拡張 50〜204800) |
シャッタースピード | 電子シャッター:1/16,000〜30秒、メカシャッター:1/8,000〜30秒・バルブ |
手ブレ補正 | 光学式5軸ボディ内手ブレ補正(中央最大7.5段・周辺最大6.5段) |
連写性能 | 最高約30コマ/秒(電子シャッター、AF/AE追随) |
液晶モニター | 4軸マルチアングル液晶モニター |
本体重量(バッテリー・メモリーカード込み) | 約695g |
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強力な手ブレ補正とAFで、夜景や動く被写体に余裕が出る
α7 Vは、中央最大7.5段・周辺最大6.5段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正を備えています。暗い室内や夜の街歩きなど、シャッタースピードが遅くなりやすい場面でも手持ち撮影しやすくなるのがメリットです。さらに、AF/AE追随で最高約30コマ/秒の高速連写にも対応しているため、子どもやペット、旅行中の一瞬など、撮り直しが難しい場面でもチャンスを残しやすいでしょう。
本格機だからこそ、周辺アイテムまで含めて考えたい
α7 Vは写真も動画も余裕のあるフルサイズ機ですが、その分撮影データが大きくなりやすい点には注意が必要です。高画質な写真や4K動画を撮るなら、容量に余裕のあるSDカードや、転送・保存先の準備もあわせて考えておくと安心です。
また、旅行やイベントで長く撮るなら予備バッテリーも用意しておきたいところです。ボディの性能だけでなく、SDカード、バッテリー、カメラバッグまで含めて無理なく持ち出せるかを考えると、買った後の使いやすさをイメージしやすくなります。
比較・選び方ガイド:初心者向けソニーカメラの選び方
ここまで紹介した6機種は、得意な撮影シーンがそれぞれ違います。旅行や日常スナップを軽く楽しみたいのか、動画を中心に撮りたいのか、夜景や背景ボケまで重視したいのかで、選びやすい機種は変わります。まずはスペックを細かく比べるより、「自分が何を一番よく撮りたいか」を考えるのがおすすめです。そのうえで予算や持ち歩きやすさを確認すると、自分に合った1台を選びやすくなります。
ニーズから候補を絞る
ソニーのカメラは、撮りたいものややりたいことがはっきりしているほど選びやすくなります。旅行や日常スナップが中心なら、軽く持ち歩けてレンズキットでも幅広く撮れるAPS-C機が扱いやすいでしょう。子どもやペットを撮るなら、AF追従のしやすさに加えて、室内や夕方でも手ブレを抑えやすいかを確認したいところです。
Vlogや家族動画を中心に撮るなら、バリアングル液晶や録音まわりが使いやすいZV-E10 IIが候補になります。まだ撮りたいものがはっきり決まっていない場合は、写真も動画も試しやすいα6400やα6700から考えると選びやすいでしょう。
ニーズ | 選びやすい機種 | ポイント |
|---|---|---|
安い初心者セットで写真中心 | α6400 | キットで一通り撮れ、ファインダー付きで写真中心の初心者にも扱いやすい |
写真も動画もバランス良く | α6400 / α6700 | α6400は価格を抑えやすく、α6700はボディ内手ブレ補正や操作系が充実。撮影ジャンルが増えても対応しやすい |
Vlog・自分撮り・動画中心 | ZV-E10 II | 動画の段取りがシンプル。レンズ交換で表現を変えられる一方、EVFは非搭載 |
夜景・室内・表現重視でステップアップ | α7C II | フルサイズの余裕を、比較的持ち歩きやすいサイズで得やすい |
本格フルサイズにチャレンジしたい | α7 IV | 写真も動画も幅広く楽しめる、万能タイプのフルサイズ機 |
最新世代のフルサイズを長く使いたい | α7 V | AF、手ブレ補正、連写性能を重視したい人向け。写真も動画も本格的に楽しみたい場合に候補になる |
写真を残したいか、動画で思い出を残したいか
カメラ選びで意外と大切なのが、「写真を中心に撮りたいのか、それとも動画もたくさん撮りたいのか」を考えておくことです。同じソニーのミラーレス一眼でも、写真撮影を重視したモデルと、動画の撮りやすさを重視したモデルでは使い勝手が変わります。
旅行や子どもの行事、日常スナップを写真で残したい人は、あとからアルバムやSNSで見返しやすい静止画の画質やAF性能を重視すると選びやすくなります。α6400やα6700は、人物や動く被写体にも対応しやすく、写真中心で使いたい人に向いています。
一方で、Vlogや家族動画、自分撮りをする機会が多い人は、撮影中の音声、手ブレ、ピントの追従などを確認したいところです。ZV-E10 IIは動画を撮りやすい設計なので、日常の雰囲気や会話まで残したい人に使いやすいでしょう。どちらが優れているというよりも、「後から見返したいのは写真か、動画か」を考えると、自分に合うカメラを選びやすくなります。
ファインダーが必要か、液晶中心で使うかも確認したい
カメラ選びでは、ファインダーの有無も使いやすさに影響します。ファインダーとは、カメラを目に当てて構図を確認する部分のことです。晴れた屋外では背面液晶が見えにくいことがあるため、風景や子ども、ペットなどを外で撮る人は、ファインダー付きの機種のほうが撮影しやすい場合があります。
一方で、動画中心で使う人や、自分撮り、料理動画、三脚撮影が多い人は、背面液晶を見ながら撮る場面が多くなります。その場合は、ファインダーよりも液晶の動き方や見やすさを重視したほうが使いやすいでしょう。ZV-E10 IIのようにファインダーがない機種でも、動画中心なら十分選びやすいカメラになります。
【初心者向け】ソニーのカメラを買ったら最初に覚えたいこと

ソニーのカメラはオートでもきれいに撮れますが、最初のうちは「思ったより暗い」「ピントが合っていない」「写真がブレて見える」と感じることがあります。こうした失敗は、ピント、明るさ、ブレの3つを少し意識するだけで改善しやすくなります。
最初から細かい設定をすべて覚える必要はありません。まずは撮影シーンに合わせて、ピントの合わせ方、明るさの調整、ブレを防ぐ構え方、スマホへ転送して見返す流れを整えていきましょう。
ピント合わせはAF-C+追尾を基準にすると失敗を減らしやすい
写真で大切なのが、主役にしっかりピントを合わせることです。
ソニーのカメラには主に「AF-S」と「AF-C」という2つのオートフォーカスがあります。AF-Sはシャッターボタンを半押ししたときに一度だけピントを合わせて固定する方式で、AF-Cはシャッターボタンを半押ししている間、被写体に合わせてピントを追い続けます。
人物や子ども、ペットなど動く被写体を撮るなら、まずはAF-Cを使うのがおすすめです。さらに被写体を追いかけてピントを合わせ続ける機能を組み合わせると、構図を変えたり被写体が動いたりしてもピントを合わせやすくなります。ソニーのミラーレス一眼は人物や動物の認識性能も高いため、初心者でも失敗を減らしやすいでしょう。
一方で、風景や建物など動かない被写体ならAF-Sでも問題ありません。大切なのは「動くものならAF-C、止まっているものならAF-S」と使い分けることです。撮影後に写真を拡大して、目や主役にピントが合っているかを確認する習慣を付けると、上達も早くなります。
明るさは露出補正を少し触るだけで整えやすい
初心者の失敗で多いのが、逆光の顔が暗い、白い服や壁がグレーっぽく写る、夜景が暗くなりすぎるといった明るさのズレです。こうした場面では、露出補正を使うと写真全体の明るさを調整できます。ソニーのカメラでは、露出補正ダイヤルやメニューから「+」方向に動かすと明るく、「-」方向に動かすと暗くなります。例えば逆光で人物の顔が暗いときは少しプラス側に、夜景で看板やライトが白く飛びすぎるときは少しマイナス側に調整すると改善しやすいでしょう。
難しい設定を変えなくても、画面を見ながら少しずつ明るさを調整するだけで写真の印象は大きく変わります。まずは「暗いと感じたら+」「明るすぎると感じたら-」くらいの感覚で試してみるのがおすすめです。
手ブレを防ぐには、構え方とシャッタースピードも意識したい
ピントは合っているのに写真全体がブレて見える場合は、シャッタースピードが原因になっていることがあります。シャッタースピードとは、カメラが光を取り込む時間のことです。遅くすると明るく写しやすい一方で、その間にカメラや被写体が動くとブレやすくなります。反対に速くすると暗くなりやすいものの、手ブレや被写体ブレを抑えやすくなります。
暗い室内や夕方は、カメラが明るさを確保するためにシャッタースピードを遅くしやすく、ブレが起きやすい場面です。カメラを両手でしっかり持ち、脇を軽く締めるだけでも安定しやすくなります。
動く子どもやペットを撮るときは、少し暗くなってもシャッタースピードを速めるほうが、動きを止めて写しやすくなります。ソニーのカメラでは、撮影モードを「S(シャッタースピード優先)」にすると、ダイヤルでシャッタースピードを調整できます。目安としては、動く子どもやペットなら1/250秒以上、歩いている人なら1/125秒前後、止まっているものなら1/60秒前後から試すとよいでしょう。
スマホ転送はJPEG中心で始めると続けやすい
せっかくカメラで撮っても、転送や保存が面倒だと使う機会が減ってしまうという人もいるでしょう。そのため、まずは撮る、スマホに送る、見返すという流れを作ることを意識しましょう。
まずは確認したいのが、写真の保存形式です。写真の保存形式には主にJPEGとRAWがあります。JPEGは撮影後そのままスマホやSNSで使いやすい形式で、初心者はまずJPEGで撮影するだけでも十分楽しめます。スマホへ転送して見返したり、SNSに投稿したり、家族や友人に送ったりもしやすいでしょう。
なお、RAWは、あとから明るさや色味を細かく調整しやすい形式ですが、専用ソフトでの編集が必要になることもあります。慣れてきて夜景や室内撮影などにも挑戦したくなったら、試してみるとよいでしょう。
初心者向けのSony(ソニー)の一眼レフ比較まとめ
Sony(ソニー)で一眼レフを探している人も、これから選ぶなら現行の主力であるミラーレス一眼を中心に考えるのがおすすめです。ミラーレス一眼は新しい機種やレンズの選択肢が多く、AFや動画性能も進化しているため、初心者でも扱いやすいカメラが見つかりやすくなっています。
まず安く始めたいならα6400、写真も動画も長く楽しみたいならα6700、Vlogや家族動画を重視するならZV-E10 IIが候補になります。夜景や背景ボケ、フルサイズの画質を重視したい人はα7C II、より本格的に写真と動画を楽しみたい人はα7 IVやα7 Vも検討しやすいでしょう。なお、選ぶ際は最初から完璧な1台を選ぼうとするより、旅行、子ども、ペット、Vlog、夜景など、自分がよく撮りたいシーンを思い浮かべることが大切です。そのうえで予算、重さ、レンズキットの内容を確認し、購入後はピント合わせ、露出補正、スマホ転送の流れに慣れていくと、ソニーのカメラを長く楽しみやすくなります。
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