
26年7〜9月期 一眼レフ取引ランキング|D750が2期連続1位、TOP10の9機種が4〜6月期から継続【みんなのカメラ調べ】








みんなのカメラで2026年7〜9月期に成立した一眼レフの取引を集計しました。1位はニコン D750で、4〜6月期に続く首位です。TOP10の9機種が継続した一方、D5600は8位から4位、EOS 80Dは4位から10位と順位が変動しました。平均取引価格が10万円未満の7機種を含むTOP10について、順位の変化と撮影機能の違いを紹介します。
この記事のサマリー

一眼レフ取引1位はニコン D750である。4〜6月期に続く首位で、ミラーレス・コンデジを含むカメラ本体全体でも7〜9月期の1位となった。

TOP10の9機種が4〜6月期から継続したが、順位まで同じなのは3機種である。PENTAX K-70が14位から9位に入り、D780が10位から11位となった。

月間1位は7月がD750、8月がEOS 7D Mark II、9月がD500である。D750は3か月連続でTOP3に入った。

TOP10はAPS-C6機種・フルサイズ4機種で、すべて2014〜2017年の発売機である。平均取引価格が10万円未満の機種は7機種となった。

一眼レフ全取引のブランド別割合はニコン59.3%、Canon 30.1%、リコー10.6%である。リコーは4〜6月期から3.6ポイント上昇した。
本データについて

- データソース:みんなのカメラのフリマ取引データ
- データ期間:2026年7月1日〜2026年9月30日
- 対象カテゴリ:カメラ本体のうちデジタル一眼レフカメラのみ(ミラーレス・コンデジ・交換レンズは含みません)
- 集計方法:対象期間中に成立した取引数ベース。重複、キャンセル分を除外
- 順位の付け方:取引数の多い順
- 平均取引価格:対象期間中の総取引金額を取引数で割った金額。対象期間の一眼レフ取引に新品は含まれません
- 前四半期順位:2026年4〜6月期の一眼レフ取引ランキングにおける順位
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
2026年7〜9月期の一眼レフ売買トレンド

【注目1】D750が2期連続1位。月別でも3か月連続TOP3
7〜9月期の一眼レフ取引1位は、ニコン D750でした。4〜6月期に続く首位で、ミラーレス・コンデジを含むカメラ本体全体でも同期間の1位です。

月間首位は3か月とも異なる機種でした。D750は7月1位、8月2位、9月3位と、3か月すべてでTOP3に入っています。
対象月 | 一眼レフ取引1位 | D750の順位 |
|---|---|---|
2026年7月 | D750 | 1位 |
2026年8月 | EOS 7D Mark II | 2位 |
2026年9月 | D500 | 3位 |
四半期順位は3か月分の取引数を合計して決めています。3か月すべての月間ランキングで10位以内に入ったのは、D750、D500、EOS 7D Mark II、D5600、D850、EOS 5D Mark IVの6機種です。
【注目2】TOP10の9機種が継続。順位が変わらなかったのは3機種

4〜6月期のTOP10のうち、9機種が7〜9月期もTOP10に入りました。新たに入ったのは、14位から9位となったリコーのPENTAX K-70です。代わって、前四半期10位のD780が11位となりました。同じ期間のミラーレスではTOP10の8機種が入れ替わっており、一眼レフは顔ぶれの変化が小さい結果です。
継続した9機種のうち、順位が変わらなかったのはD750、D500、EOS 6D Mark IIの3機種です。残る6機種は順位が変わり、EOS 7D Mark IIは6位から3位、D5600は8位から4位に上昇しました。一方、EOS 80Dは4位から10位となっています。
今回のTOP10は、すべて2014〜2017年の発売機でした。最も古いのは2014年9月発売のD750、最も新しいのは2017年9月発売のD850です。
【注目3】TOP20では、同じ系列の新旧モデルが14機種ランクイン

7〜9月期の一眼レフTOP20には、同じ系列の複数世代がランクインしました。以下の6組に含まれるのは14機種で、D800シリーズとD7000シリーズは、それぞれ3機種が入っています。
シリーズ・系列 | 機種と順位 |
|---|---|
D800シリーズ | 6位 D850、12位 D810、15位 D800 |
D7000シリーズ | 5位 D7500、14位 D7000、17位 D7200 |
7Dシリーズ | 3位 EOS 7D Mark II、16位 EOS 7D |
5Dシリーズ | 8位 EOS 5D Mark IV、19位 EOS 5D Mark III |
D750/D780 | 1位 D750、11位 D780 |
K-70/KF | 9位 PENTAX K-70、20位 PENTAX KF |
TOP20のうち、同じ系列の別世代がランクインしていないのは、D500、D5600、EOS 6D Mark II、EOS 80D、PENTAX K-1 Mark II、Dfの6機種です。
一眼レフ TOP10ランキング【2026年7〜9月期】

【1位】ニコン D750 ボディ
有効2432万画素のフルサイズセンサーと、チルト式の液晶モニターを搭載しています。TOP10のフルサイズ4機種では、平均取引価格が最も低い機種です。
https://www.minnacamera.com/products/c246
【2位】ニコン D500 ボディ
有効2088万画素のAPS-Cセンサーを搭載しています。XQDカードに対応するAPS-C機は、TOP10ではこの機種だけです。
【3位】Canon EOS 7D Mark II ボディ
有効約2020万画素のAPS-C機で、約10コマ/秒の連写と65点オールクロスAFを搭載しています。同じ7Dシリーズでは、2009年発売の初代EOS 7Dが16位に入りました。
【4位】ニコン D5600 ボディ
有効2416万画素のAPS-Cセンサーに、タッチ操作に対応したバリアングル液晶を組み合わせています。質量はバッテリー・メモリーカードを含めて約465gで、TOP10で最も軽い機種です。
【5位】ニコン D7500 ボディ
有効2088万画素のAPS-Cセンサーに、4K UHD動画の記録機能を備えています。同じD7000シリーズでは、D7000が14位、D7200が17位でした。
【6位】ニコン D850 ボディ
有効4575万画素の裏面照射型フルサイズセンサーを搭載し、TOP10で最も画素数が多い機種です。同じD800シリーズの前の世代では、D810が12位、D800が15位に入っています。
【7位】Canon EOS 6D Mark II ボディ
有効約2620万画素のフルサイズ機で、TOP10のフルサイズ4機種では唯一、バリアングル液晶を搭載しています。
https://www.minnacamera.com/products/c297
【8位】Canon EOS 5D Mark IV ボディ
有効約3040万画素のフルサイズ機で、CFカードとSDカードのダブルスロットを備えています。前の世代のEOS 5D Mark III(2012年発売)は19位でした。
【9位】リコー PENTAX K-70 ボディ ブラック
TOP10で唯一のPENTAX Kマウント機で、ボディ内手ブレ補正を搭載するのもTOP10ではこの機種だけです。防塵・防滴構造と、-10℃までの耐寒性能も備えています。
【10位】Canon EOS 80D ボディ
有効約2420万画素のAPS-C機です。TOP10のAPS-C 6機種のうち、タッチ操作に対応したバリアングル液晶を備えるのはD5600とこの機種です。ライブビュー撮影では、デュアルピクセルCMOS AFによるピント合わせが使えます。
一眼レフ TOP10一覧【2026年7〜9月期】
順位 | 製品名 | ブランド | センサーサイズ | マウント | 平均取引価格 | 発売年 | 前四半期順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | D750 ボディ | ニコン | フルサイズ | Nikon F | 68,868円 | 2014年 | 1位 |
2 | D500 ボディ | ニコン | APS-C | Nikon F | 100,818円 | 2016年 | 2位 |
3 | EOS 7D Mark II ボディ | Canon | APS-C | Canon EF | 51,614円 | 2014年 | 6位 |
4 | D5600 ボディ | ニコン | APS-C | Nikon F | 42,770円 | 2016年 | 8位 |
5 | D7500 ボディ | ニコン | APS-C | Nikon F | 81,525円 | 2017年 | 3位 |
6 | D850 ボディ | ニコン | フルサイズ | Nikon F | 193,790円 | 2017年 | 5位 |
7 | EOS 6D Mark II ボディ | Canon | フルサイズ | Canon EF | 94,295円 | 2017年 | 7位 |
8 | EOS 5D Mark IV ボディ | Canon | フルサイズ | Canon EF | 137,315円 | 2016年 | 9位 |
9 | PENTAX K-70 ボディ ブラック | リコー | APS-C | PENTAX K | 36,465円 | 2016年 | 14位 |
10 | EOS 80D ボディ | Canon | APS-C | Canon EF | 57,315円 | 2016年 | 4位 |
TOP10のうち、平均取引価格が10万円未満だったのは7機種です。フルサイズではD750が68,868円、EOS 6D Mark IIが94,295円でした。
ニコン FマウントのAPS-C機では、D5600が42,770円、D7500が81,525円、D500が100,818円です。フルサイズのD750はD7500やD500より低く、センサーサイズだけでは価格の高低を判断できないことがわかります。購入候補を絞る際は、連写や記録メディアなどの違いも合わせて比較するとよいでしょう。
一眼レフ取引ランキング 11〜20位【2026年7〜9月期】
11〜20位にはフルサイズが6機種入り、TOP20全体ではAPS-Cとフルサイズが10機種ずつとなりました。11〜20位のフルサイズでは、D800、EOS 5D Mark III、D810の平均取引価格が10万円未満です。TOP20で最も発売年が新しい機種は、2022年発売のPENTAX KFでした。
順位 | 製品名 | ブランド | センサーサイズ | マウント | 平均取引価格 | 発売年 | 前四半期順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | D780 ボディ | ニコン | フルサイズ | Nikon F | 150,461円 | 2020年 | 10位 |
12 | D810 ボディ | ニコン | フルサイズ | Nikon F | 96,840円 | 2014年 | 11位 |
13 | PENTAX K-1 Mark II ボディ | リコー | フルサイズ | PENTAX K | 160,747円 | 2018年 | 15位 |
14 | D7000 ボディ | ニコン | APS-C | Nikon F | 23,135円 | 2010年 | 16位 |
15 | D800 ボディ | ニコン | フルサイズ | Nikon F | 56,623円 | 2012年 | 23位 |
16 | EOS 7D ボディ | Canon | APS-C | Canon EF | 16,216円 | 2009年 | 18位 |
17 | D7200 ボディ | ニコン | APS-C | Nikon F | 47,612円 | 2015年 | 13位 |
18 | Df ボディ ブラック | ニコン | フルサイズ | Nikon F | 142,265円 | 2013年 | 12位 |
19 | EOS 5D Mark III ボディ | Canon | フルサイズ | Canon EF | 64,386円 | 2012年 | 22位 |
20 | PENTAX KF ボディ ブラック | リコー | APS-C | PENTAX K | 72,963円 | 2022年 | 21位 |
※取引数が同数の場合は、総取引金額の大きい順に掲載しています。
ブランド別の取引割合:ニコンが59.3%で最多、Canonとリコーが上昇

2026年7〜9月期の一眼レフの全取引数に占めるブランド別の割合を、4〜6月期と比較しました。
ブランド | 7〜9月期の割合 | 4〜6月期の割合 | 前四半期からの変化 | 7〜9月期TOP10の機種数 |
|---|---|---|---|---|
ニコン | 59.3% | 68.2% | −8.9ポイント | 5機種 |
Canon | 30.1% | 24.8% | +5.3ポイント | 4機種 |
リコー | 10.6% | 7.0% | +3.6ポイント | 1機種 |
カメラ本体の取引に占める一眼レフは18.3%
7〜9月期のカメラ本体の全取引数に占める割合は、ミラーレス66.5%、一眼レフ18.3%、コンデジ15.1%でした(その他のカメラ0.1%)。一眼レフの割合は、4〜6月期の16.0%から2.3ポイント上昇しています。
本記事の主なデータポイント(引用用)
以下は、みんなのカメラで2026年7月1日〜9月30日に成立したデジタル一眼レフカメラの取引に基づくデータです。記事・メディア掲載時には、「みんなのカメラ調べ」と明記の上で引用いただけます。
注目ポイント | データ |
|---|---|
一眼レフ取引1位 | ニコン D750。平均取引価格68,868円、2014年発売、フルサイズ。4〜6月期に続く1位 |
カメラ本体全体 | D750はミラーレス・コンデジを含むカメラ本体全体でも7〜9月期1位 |
TOP10の継続 | 4〜6月期から9機種が継続。順位が変わらなかったのは3機種。新たに入ったのはPENTAX K-70(14位→9位) |
発売年 | TOP10はすべて2014〜2017年の発売機。最も新しいのは2017年9月発売のD850 |
月間1位 | 7月はD750、8月はEOS 7D Mark II、9月はD500。D750は3か月連続でTOP3 |
同系列の新旧モデル | TOP20のうち14機種が、同じ系列の別世代と同時にランクイン。D800シリーズとD7000シリーズはそれぞれ3機種 |
センサーサイズ | APS-C 6機種、フルサイズ4機種 |
平均取引価格の幅 | 最低は9位PENTAX K-70の36,465円、最高は6位D850の193,790円。約5.3倍 |
ブランド別の割合 | 一眼レフ全取引の取引数ベースで、ニコン59.3%、Canon 30.1%、リコー10.6% |
カメラ本体に占める一眼レフ | 18.3%(4〜6月期16.0%) |
編集部コメント:価格差と撮影機能を合わせて選ぶ
購入候補を絞る際は、使いたいレンズへの対応を確認したうえで、連写速度、液晶画面の動かしやすさ、記録方法を比べると選びやすくなります。
ニコンのAPS-C機では、D500とD7500はどちらも有効2088万画素ですが、連写速度と記録方法が異なります。D500は最高約10コマ/秒の連写と2枚のカードへの同時記録に対応し、D7500は最高約8コマ/秒の連写とSDカード1枚への記録に対応します。連写速度や2枚への同時記録を優先するならD500、最高約8コマ/秒の連写と1枚への記録で用途を満たし、費用を抑えたいならD7500が候補です。今回の平均取引価格では、D500が19,293円高くなりました。
Canonのフルサイズ機では、低い位置や縦位置で液晶を見ながら撮ることを重視するなら、バリアングル液晶を備えたEOS 6D Mark IIが候補です。画素数や2枚のカードへの同時記録を重視するなら、EOS 5D Mark IVと比較するとよいでしょう。今回の平均取引価格ではEOS 5D Mark IVが43,020円高く、画面の可動性や記録方法の違いを、この価格差と合わせて検討できます。
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