
1位はD500、上位3機はすべてNikon—2026年上半期 一眼レフ取引ランキング【みんなのカメラ調べ】








みんなのカメラの2026年上半期(1〜6月)フリマ取引データから、一眼レフだけを集計しました。1位はNikon D500。続く2位・3位もNikonのD7500とD750で、メーカーは同じでもセンサーサイズも価格帯も分かれています。
この記事のサマリー

一眼レフ1位はNikon D500(平均取引価格94,766円)。2位D7500(平均取引価格73,513円)、3位D750(平均取引価格69,078円)と続き、上位3機はすべてNikon。

TOP10のメーカーはNikon6機・Canon4機。一眼レフ取引全体でもNikonが約63%、Canonが約29%を占めた。

TOP10の発売年は2014〜2020年。2021年以降(主にPENTAX)の取引はあるが、TOP10には未到達。

APS-CとフルサイズはTOP10で5機ずつ。平均取引価格はAPS-C約6.3万円、フルサイズ約12.5万円で約2倍。

順位と平均価格は一致しない。TOP10最高値は6位のD850(181,792円)、最安は8位のD5600(40,914円)で約4.4倍。
はじめに|なぜ一眼レフだけで見るのか

カメラ本体全体ではミラーレスが約7割を占めます。残りのなかで一眼レフは約15%と、コンデジ(約16%)とほぼ同じ規模です。新品の主戦場がミラーレスへ移ったあとも、取引の層は残っています。
全体ランキングに混ぜるとミラーレスの陰に隠れやすいので、一眼レフだけに切り出すと、いま選ばれている機種の内訳がはっきりします。
本データについて
- データソース:みんなのカメラのフリマ取引データ
- データ期間:2026年1月1日〜2026年6月30日(6ヶ月間)
- 対象カテゴリ:デジタル一眼レフカメラのみ(ミラーレス・コンデジ・交換レンズは含みません)
- 対象状態:商品状態を問わない
- 平均取引価格:対象期間中に成立した取引価格の平均
- 順位:対象期間中に成立した取引の件数が多い順。同数の場合は平均取引価格の高い順
- 引用について:「みんなのカメラ調べ」と出典明記の上で引用可能
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
【注目ポイント】ランキングから見えた3つの傾向

注目1|上位3機は「役割の違うNikon」—APS-C上位・中級・フルサイズが並んだ
1〜3位はD500、D7500、D750で、メーカーはいずれもNikonです。ここで見たいのはブランド名そのものより、3機の役割の分かれ方です。
D500はAPS-C上位機(平均取引価格94,766円)、D7500は中級APS-C(平均取引価格73,513円)、D750はフルサイズ(平均取引価格69,078円)。センサーサイズも価格帯も違う3機が、1〜3位を占めました。この3機だけで一眼レフ取引の約35%にのぼり、上位の厚みは特定の一タイプではなく、用途の異なる実用機に分散しています。
注目2|TOP10は2014〜2020年世代。D750とD780が同居し、2021年以降はTOP10外
TOP10の発売年は2014〜2020年に収まります。最古はD750とEOS 7D Mark II(2014年)、最新はD780(2020年・平均取引価格152,778円)です。
同じフルサイズNikonでも、2014年のD750(69,078円)と2020年のD780(152,778円)が同時にランクインし、平均取引価格は約8.4万円ひらきました。先代と後継が並ぶ一方で、価格帯ははっきり分かれています。
2021年以降の一眼レフが無いわけではありません。Canon・Nikonの新規投入は2020年前後でほぼ止まりましたが、PENTAXではK-3 Mark III(2021年)やKF(2022年)が出ています。上半期も取引はありましたが、TOP10には入りませんでした。同じ上半期のミラーレスTOP10に2024年発売機が入っているのとは、時間軸が異なります。
注目3|APS-Cとフルサイズは5機ずつ。順位の高さと平均価格の高さは一致しない
TOP10の内訳はAPS-C5機・フルサイズ5機です。平均取引価格をならすとAPS-C約6.3万円、フルサイズ約12.5万円で約2倍。同じ上半期のミラーレスTOP10がAPS-C7機・フルサイズ3機だったのに対し、一眼レフはセンサーサイズが半々に分かれました。
さらに、順位と平均価格は一致しません。TOP10で平均価格が最も高いのは6位のD850(181,792円)、最も低いのは8位のD5600(40,914円)で、約4.4倍の開きがあります。1位のD500は9万円台で、価格順に並べたときの頂点ではありません。取引の多さと平均価格の高さは、別の軸で動いています。
メーカー別に見る(TOP10)
メーカー | 機種数 | 価格帯の広がり(TOP10内) | 主なランクイン機種 |
|---|---|---|---|
Nikon | 6機 | 40,914円(D5600)〜181,792円(D850) | D500 / D7500 / D750 / D850 / D5600 / D780 |
Canon | 4機 | 52,103円(7D Mark II)〜135,736円(5D Mark IV) | EOS 80D / EOS 7D Mark II / EOS 6D Mark II / EOS 5D Mark IV |
TOP10に入ったのはNikonとCanonの2社だけです。Nikonは入門帯のD5600から高画素のD850まで幅広く、Canonは5万円台のAPS-C2機(80D・7D Mark II)とフルサイズ2機(6D Mark II・5D Mark IV)に分かれます。Canon側の上下はNikonほど広がりません。
取引全体のシェアはNikon約63%、Canon約29%、RICOH(PENTAX)約7%でした。
一眼レフ取引ランキング TOP10【2026年上半期】

【1位】Nikon D500 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 94,766円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2016年 |
APS-C上位機のD500が一眼レフ1位でした。平均取引価格は9万円台で、連写とAF性能を備えた動体撮影向けの一台です。フルサイズへ移らずAPS-Cで本格的に撮る選択肢として、上半期も厚い取引が続きました。
【2位】Nikon D7500 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 73,513円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2017年 |
D500の一段手前にあたる中級APS-Cが2位です。平均取引価格は7万円台前半。光学ファインダーと握りやすいグリップ、Fマウントレンズ資産を活かせる実用機として上位に入りました。
【3位】Nikon D750 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 69,078円 |
タイプ | フルサイズ |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2014年 |
上位3機で唯一のフルサイズが3位です。平均取引価格は7万円を切り、TOP10のフルサイズ5機のなかでは最も手頃です。扱いやすいサイズ感のフルサイズとして、長く選ばれ続けています。
【4位】Canon EOS 80D ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 52,119円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Canon |
発売年 | 2016年 |
Canon勢の最上位はEOS 80Dでした。平均取引価格は5万円台前半。EF・EF-Sマウントの中級APS-Cとして、バリアングルモニタや操作性のバランスが取れた一台です。
https://www.minnacamera.com/products/c307
【5位】Canon EOS 7D Mark II ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 52,103円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Canon |
発売年 | 2014年 |
動体撮影を意識したAPS-C上位機が5位です。平均取引価格は5万円台前半で、4位の80Dとほぼ同水準。2014年発売ながら、連写とAFを重視する層に向けた一台として上位に残っています。
【6位】Nikon D850 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 181,792円 |
タイプ | フルサイズ |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2017年 |
フルサイズ高画素機のD850が6位です。平均取引価格は18万円前後。風景や物撮りなど、解像感を求める用途で選ばれやすい一台として、高価格帯でも取引が続いています。
【7位】Canon EOS 6D Mark II ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 87,864円 |
タイプ | フルサイズ |
ブランド | Canon |
発売年 | 2017年 |
Canonのフルサイズ中級機が7位です。平均取引価格は8万円台後半で、10万円を下回ります。EFマウントのフルサイズを、比較的手頃な価格帯で選べる受け皿になっています。
【8位】Nikon D5600 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 40,914円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2016年 |
入門クラスのAPS-Cが8位です。平均取引価格は4万円台。軽量なボディとバリアングルモニタを備え、タッチ操作にも対応した扱いやすい一台として、上半期も上位に残りました。
https://www.minnacamera.com/products/c233
【9位】Canon EOS 5D Mark IV ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 135,736円 |
タイプ | フルサイズ |
ブランド | Canon |
発売年 | 2016年 |
Canonフルサイズの主力世代が9位です。平均取引価格は13万円台。報道やポートレートなど、静止画の現場で長く使われてきた信頼感のある一台として上位に残っています。
【10位】Nikon D780 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 152,778円 |
タイプ | フルサイズ |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2020年 |
TOP10で最も新しい一眼レフです。2020年発売のフルサイズで、平均取引価格は15万円台。ライブビュー撮影や動画まわりの使い勝手を強化した世代として、上位の顔ぶれに入りました。
一眼レフ取引ランキング TOP10 一覧【2026年上半期】
順位 | 製品名 | タイプ | ブランド | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
1 | D500 ボディ | APS-C | Nikon | 94,766円 | 2016年 |
2 | D7500 ボディ | APS-C | Nikon | 73,513円 | 2017年 |
3 | D750 ボディ | フルサイズ | Nikon | 69,078円 | 2014年 |
4 | EOS 80D ボディ | APS-C | Canon | 52,119円 | 2016年 |
5 | EOS 7D Mark II ボディ | APS-C | Canon | 52,103円 | 2014年 |
6 | D850 ボディ | フルサイズ | Nikon | 181,792円 | 2017年 |
7 | EOS 6D Mark II ボディ | フルサイズ | Canon | 87,864円 | 2017年 |
8 | D5600 ボディ | APS-C | Nikon | 40,914円 | 2016年 |
9 | EOS 5D Mark IV ボディ | フルサイズ | Canon | 135,736円 | 2016年 |
10 | D780 ボディ | フルサイズ | Nikon | 152,778円 | 2020年 |
一眼レフ取引ランキング 11〜20位【2026年上半期】
順位 | 製品名 | タイプ | ブランド | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
11 | D810 ボディ | フルサイズ | Nikon | 91,267円 | 2014年 |
12 | Df ボディ シルバー | フルサイズ | Nikon | 130,524円 | 2013年 |
13 | PENTAX K-1 Mark II ボディ | フルサイズ | RICOH | 159,438円 | 2018年 |
14 | D7200 ボディ | APS-C | Nikon | 43,101円 | 2015年 |
15 | PENTAX K-70 ボディ ブラック | APS-C | RICOH | 38,115円 | 2016年 |
16 | D7000 ボディ | APS-C | Nikon | 21,586円 | 2010年 |
17 | EOS 60D ボディ | APS-C | Canon | 18,540円 | 2010年 |
18 | EOS Kiss X9i ボディ | APS-C | Canon | 43,542円 | 2017年 |
19 | EOS 7D ボディ | APS-C | Canon | 15,657円 | 2009年 |
20 | D6 ボディ | フルサイズ | Nikon | 451,107円 | 2020年 |
11〜20位で初めてRICOHのPENTAXが顔を出します(K-1 Mark II・K-70)。価格の広がりも一段大きくなり、19位のEOS 7Dは平均取引価格15,657円、20位のD6は平均取引価格451,107円で、同じ20位圏に約29倍の開きがあります。12位のDf(130,524円)のように、趣味性の強いフルサイズもこの帯に残っています。
本記事の主なデータポイント(引用用)

記事・メディア掲載時には、「みんなのカメラ調べ」と明記の上で引用いただけます。
注目ポイント | データ |
|---|---|
一眼レフ1位 | D500 ボディ(平均取引価格94,766円) |
上位3機 | D500 / D7500 / D750(すべてNikon・役割は三者三様) |
TOP10のメーカー | Nikon6機・Canon4機(2社のみ) |
発売年の範囲(TOP10) | 2014〜2020年(2021年以降は取引あり・TOP10外) |
センサー内訳(TOP10) | APS-C5機 / フルサイズ5機 |
順位≠価格 | 最高値は6位D850(181,792円)/最安は8位D5600(40,914円) |
先代と後継の価格差 | D750 69,078円 / D780 152,778円(約8.4万円差) |
カメラ本体に占める一眼レフ | 約15%(コンデジと同程度) |
編集部コメント:新しさでも価格順でもない、“使い続けられるか”で選ばれている
一眼レフの上半期は、ミラーレスのように新しい世代が上位を更新する動きではありませんでした。順位を押し上げているのは発売の新しさでも、平均取引価格の高さでもなく、光学ファインダーと既存マウント資産を前提に、いまの撮影に組み込めるかどうかです。
フリマの数字は、その選ばれ方をそのまま残しています。新品の更新が細いカテゴリでも、取引は止まらない——上半期のデータが示しているのは、その現実です。
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