
CP+2026に向けてLUMIXが特設サイト公開。合言葉はDISCOVER YOUR COLOR
CP+の季節が近づくと、各社の“本気度”はブースではなく、まず特設サイトに表れます。LUMIXがCP+2026の特設ページを公開し、テーマに掲げたのはDISCOVER YOUR COLOR。ポイントは画質の話だけではありません。色づくりと、撮った後の迷子を減らす導線づくり。会場で何を体験できるのか、競合が強い領域でLUMIXはどこで勝つのか。今の時点で分かっている事実と、噂の温度感を分けて整理します。
この記事のサマリー

LUMIXがCP+2026特設サイト公開。テーマはDISCOVER YOUR COLOR。タッチ&トライ、無料クリーニング、周回キャンペーン、Lマウント共同トークを要点整理。

今年の鍵は“色”と“編集導線”。LUMIX LabのMagic LUTとリアルタイムLUT、LUMIX Flowで撮影後の迷いを減らす。競合アプリ比較表つき。

新製品の噂は静かだが、CP+はサプライズの舞台。会場で損しない回り方、持ち物、体験ポイントを具体的にまとめた。
まず事実整理。CP+2026はいつ、どこで開催?

CP+2026は2026年2月26日(木)から3月1日(日)まで、パシフィコ横浜で開催されます(オンライン併催のハイブリッド形式)。入場はWeb事前登録が必要とされています。CP+は新製品の展示やトークセッション、写真展、ワークショップなどがまとまって見られるイベントで、発表の場としても“空気が動く”のが特徴です。
CP+2026横浜についての詳細はこちらの記事でまとめています。
※補足:LUMIXのCP+2026ページ内に「2025年2月26日-3月1日」と記載されている箇所がありますが、CP+2026の開催年(2026年)と食い違うため、ページ上の表記ゆれ(誤記)の可能性が高い点は注意してください。
テーマはDISCOVER YOUR COLOR。ブース設計まで“色”に寄せてきた
今回のLUMIXブースのキーワードは「DISCOVER YOUR COLOR」。単に「色がきれい」ではなく、来場者が自分の作風に合う美意識や色の方向性を見つける場として、ブースのフロア設計もそのコンセプトに合わせているというのがポイントです。
今のカメラ市場は、スペック競争が一巡して“決め手”が分散しました。AF、手ブレ、動画コーデック、連写、どれも高水準になった結果、最後に残るのが「自分の絵になるか」「編集がラクか」。LUMIXがテーマを色に置いたのは、単なる雰囲気ではなく、買い替え理由を作りやすいからです。
会場の見どころ。触れる・比べる・持ち帰る、がちゃんと用意されている
LUMIXの特設ページを見る限り、会場ブースは体験の導線がはっきりしています。イベントマップ上も、セミナーステージ/タッチ&トライA・B・C/レンズバー/ギャラリー/クリーニングコーナーと、目的別に分かれています。
タッチ&トライは3系統。
区分 | 内容 |
|---|---|
Touch & Try A | 被写体(オブジェやモデル撮影など)で描写を試しつつ、映像制作ワークフロー向けアプリLUMIX Flowも体験できる、とされています。データを持ち帰りたい人はSDカード等を持参する案内もあります。 |
Touch & Try B | フォトスタイルやLUT適用による撮影体験。カラーだけでなくモノクロ表現(LEICAモノクローム等)も含めた“選べる絵”を推しています。 |
Touch & Try C | Magic LUTやLUMIX Labなど、色づくり側(編集・生成)を試すゾーン。 |
レンズバーも実戦的で、Sシリーズ/Gシリーズの現行交換レンズをほぼすべて用意、と明記されています。買う前に“手触り”で迷いを潰せるのは、イベントならではの価値です。
地味に熱い。無料クリーニングと、ブース周回キャンペーン
今回、ブース施策がちゃんと「来場者の得」になっています。
・ブースを回って体験するとオリジナルステッカー、3つ以上集めてアンケートに答えるとLUMIXオリジナルタオル、というキャンペーンが案内されています(会員登録や先着など条件あり)。
・さらに無料のクリーニングサービスも用意。対象はLUMIX製品で、1人あたりカメラ1台(またはコンデジ1台)+交換レンズ1本まで。チケットは当日3回(10:00/13:00/15:00)配布で先着、という具体的な運用まで書かれています。これは普通に助かります。
気づくと新製品の列に並んで終わることがあります。でも“寄り道の価値”が用意されているブースは、体験の密度が上がる。LUMIXはそこを分かっている印象です。
Lマウントアライアンス共同トーク復活は、今年の本丸になり得る
特設サイト公開のニュースとして大きいのが、ライカ/パナソニック/シグマが揃うLマウントアライアンスの共同トークが“目玉扱い”になっている点です。 特設ページ側には登壇者としてライカ側の人物や、シグマ、パナソニックの責任者級のプロフィール情報も載っていて、単なるファンサービスではなく「連合として何をやるか」を語る場として準備している空気が見えます。
Lマウントは“機材の幅”が魅力である一方、ユーザー目線では「結局どれを選ぶと幸せか」が難しい陣営でもあります。共同トークで、ロードマップや思想、色や動画ワークフローの方向性が言語化されるなら、買い手の迷いを減らす効果が大きいはずです。
なぜ今“色”なのか。LUTが「撮る前」と「撮った後」をつなぐ
LUMIXが面白いのは、色を“後処理”に閉じ込めず、撮影体験の側へ引っ張ってきていることです。LUMIX Labは、PC不要で色編集し、撮影からSNSシェアまでをスムーズにする、という立て付け。さらにLUTを作成・ダウンロードし、カメラに転送してリアルタイムLUTとして撮影に使う、という3ステップが明示されています。
LUTの説明もかなり丁寧で、色味や雰囲気を簡単に変換できるカラープリセットで、素材の統一感を作れる、と定義しています。 そして2025年10月のLUMIX Lab 2.0で、AIによるLUT生成機能としてMagic LUTを追加した、と更新履歴に明記されています。
この流れは、単に「アプリが便利」という話ではありません。色を“共有可能な資産”にして、撮影者の世界観を再現しやすくする設計です。現場で迷わないし、素材を渡してもブレにくい。動画と写真の両方で効いてきます
競合比較。各社アプリは便利になった。じゃあLUMIXはどこで勝つ?
結論から言うとLUMIXの勝ち筋は「転送が速い」だけでは作れません。各社ともスマホ連携は当たり前の時代です。差が出るのは、色づくりと編集工程の短縮が、撮影体験にどれだけ直結しているか。
下の表は、公式情報ベースで“アプリでできること”を整理したものです。
ブランド | 公式スマホアプリ | 主な用途(公式説明ベース) | 色づくりの入口 | みんなのカメラ的ひと言 |
|---|---|---|---|---|
Panasonic LUMIX | LUMIX Lab / LUMIX Flow | Lab:PC不要の色編集、LUTの作成・転送、Magic LUT。Flow:シナリオ作成から編集までの映像ワークフロー支援 | LUTを「作る→カメラへ転送→リアルタイムで撮る」導線が明確 | “撮影後に迷う時間”を削る設計が強い |
Sony α | Creators' App | 画像・動画転送、リモート撮影、カメラ設定、システムソフト更新など | クラウド連携含めワークフロー拡張が進む | 大規模運用・クラウド派に刺さる |
Canon EOS | Canon Camera Connect | Wi-Fi接続で転送、ライブビューのリモート撮影など | まずは確実な転送とリモートの定番 | 迷わない王道。堅実に使える |
Nikon Z | SnapBridge | Bluetooth連携で自動転送を可能にする、等 | 自動転送の思想が強い | 日常運用の“勝手に同期”が武器 |
FUJIFILM X/GFX | FUJIFILM XApp | 画像転送、リモート操作、設定保存など撮影サポート | まずは撮影体験の一体化 | カメラ体験をアプリ側で補強するタイプ |
会場で損しない回り方。持ち物と、優先順位の決め方
当日、体験密度を上げるなら、持ち物と回り順で差がつきます。
・SDカード(作例データを持ち帰りたい人向け。タッチ&トライで案内あり)
・スマホ(キャンペーンのアンケート回答で必要、通信料は自己負担の注意書きあり)
・時間配分(クリーニングはチケット先着。配布時間が明記されているので逆算がおすすめ)
回り方のコツは、セミナーで情報を入れてから触るのではなく、触って疑問を作ってからセミナーに行くこと。先に体験しておくと、質問が具体化して“持ち帰れる情報”の質が跳ね上がります。
新製品の噂は静か。でも、だからこそ当日の「答え合わせ」が面白い
ここは事実と推測を分けます。
- 事実:現時点で、43rumorsの見立てでは「新カメラ・新レンズの噂は静か」。
- 推測:ただしCP+は各社の新製品展示や発表が絡みやすいイベントで、当日サプライズが起きても不思議ではありません。
そして、もし“何か”があるなら、ヒントはテーマに出ます。昨年はPLAY with COLORを掲げ、フォトスタイルやリアルタイムLUTに言及していました。
今年はDISCOVER YOUR COLOR。LUTを「撮る前」へ寄せ、Magic LUTのように生成側にも踏み込む。となると、注目すべきはボディやレンズ単体よりも、色とワークフローがどこまで一体化しているか、かもしれません。
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