【リーク】シグマ 14mm F1.4の特許情報を読み解く 12mm F1.4DCとの比較も

【リーク】シグマ 14mm F1.4の特許情報を読み解く 12mm F1.4DCとの比較も

12mm F1.4 DC
12mm F1.4 DC
出品待ち
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AF 13mm F1.4 E E
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E 11 mm F1.8 SEL11F18
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出品中の商品(7)
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AF 12mm F2 E
AF 12mm F2 E
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新たなSigma 14mm F1.4の情報が浮上しましたが、このリーク情報は2025年12月24日公開のシグマ特許(特開2025-186709/P2025186709)にある数値実施例を根拠に広まっています。ただし特許は発売確定ではありません。ここでは公報の確定情報と推測を分けつつ、既存製品のAPS-C超広角、例えばSigma 12mm F1.4 DCと比べて、いま判断できるポイントを整理します。

Author
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

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Sigma 14mm F1.4の噂は、2025/12/24公開のシグマ特許(特開2025-186709/P2025186709)の数値実施例(14.58mm・F1.46・像高14.20mmなど)が根拠で、像高からAPS-C向け設計例と読み取りやすい点を整理。

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特許=発売確定ではないため、記事では公報の確定情報と推測(マウント・価格など)を分けて検証。

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競合の立ち位置は、Sony 11mm F1.8=軽量重視、Viltrox 13mm F1.4=大口径重視、Samyang 12mm F2=コンパクト重視で、14mm F1.4は大口径側に入り得る。

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比較の基準は発売済みのSigma 12mm F1.4 DCで、この実データを参照に14mmの価格感は10万円前後の予想。

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発表後は、フィルター方式、星景の四隅、逆光耐性、動画のブリージング/AFを優先チェックし、噂より一次情報を追うのが安全。

目次

リークの出どころ:特開2025-186709(P2025186709)を読み解く

最初に押さえておきたいのは、今回のSigma 14mm F1.4の話題は、製品写真や実機の流出ではない点です。根拠は、公開特許公報に載っているレンズ設計の数値データです。そこに14mm前後・F1.4クラスの設計例が見えるため、「このクラスの新レンズが検討されているのでは」と噂されています。公開特許公報は一次資料なので参照価値は高い一方、特許が出たからといって製品化や発売が決まるわけではありません。この記事では、公報に書かれた確定情報と、そこから先の推測を切り分けて整理します。

特開2025-186709で確認できる事実

特開2025-186709(公開番号P2025186709)は公開特許公報(A)として公開されており、出願人は株式会社シグマです。公開日は2025年12月24日、出願日は2024年6月12日と記載されています。

要約では、レンズ材料を適切に配置することで、大口径比でありながら色収差などの諸収差を補正しつつ軽量化も達成する光学系を提供する狙いが示されています。技術分野の記載では、スチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に加え、投影装置などに用いるレンズに好適な光学系である旨も述べられています。

請求項1では、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、第2レンズ群(無限遠から近距離への合焦の際に移動)、像面側の最終レンズ群を備え、第2レンズ群と最終レンズ群の間に開口絞りがある構成が示されています。

特許情報は全てが製品化確定ではない

公報の発明名称はあくまで光学系で、製品名や14mm F1.4 DCという表記がそのまま載っているわけではありません。特許には数値実施例という形で複数の設計例が並びます。14mm級・F1.4級の設計が含まれていても、それがそのまま市販レンズになる保証はありません。

特許公報には、1つの資料の中に複数の設計例がまとめて載ることがあります。焦点距離や条件が違う例が並ぶのも珍しくありません。そのため、特定の数字だけを拾ってこのレンズが出ると決めつけるのは危険です。どの数値がどの設計例のものかを確認したうえで、あくまで可能性の話として扱うのが安全です。

一方で公開特許公報は、技術的な課題設定や構成、条件式、数値実施例が提示される文書です。過度な期待や断定を避けつつ、設計思想を機材選びの判断材料に落とし込む視点が有効です。

同じ特許情報で公開された製品候補

特開2025-186709には14mm F1.4級以外の値を示す実施例も確認でき、異なるクラスに関しての詳細はこちらでまとめています。

Sigmaが“GFX用24mm F2”を特許出願?数字で読む中判AFレンズ参入の現実味

数値実施例2の14.58mm・F1.46をどう読む?設計データから分かること

リークの中心にあるのが、数値実施例2の各種データに載る数値です。ここは無限遠合焦と近距離合焦時の値が併記され、次のような値が示されています。数字の並びを正確に押さえると、想定撮像面のサイズや設計上の意図を過度に飛躍せずに読み取れます。

項目

数値

焦点距離

14.58mm(INF)/13.65mm(近距離)

Fナンバー

1.46

像高

14.20mm

像高14.20mm=APS-C向けの設計例と考えやすい

数値実施例2では、像高Yが14.20mmとされています。像高はどれくらいの大きさの撮像面をカバーする設計かを推測するための数値です。APS-Cの半対角はおおむね14mm前後なので、像高14.20mmはAPS-Cクラスを想定した設計例だと読み取りやすい値です。

噂でDC(APS-C向け)という見立てが出るのは、この数字が根拠です。焦点距離14.58mm(INF)なら、APS-C換算で約22mm相当(1.5倍)/約23mm相当(1.6倍)。広角らしい広がりを残しつつ、室内や旅でも使いやすい画角です。全画角2ωは93.79°(INF)/92.02°(近距離)と記載されているので、画角の目安として押さえておくと、他の広角レンズと広さを数字で比べられます。

特許の数字はそのまま製品スペックではない

数値実施例2には、Fナンバー1.46、レンズ全長83.38mmと記載があります。F1.46は感覚としてF1.4クラスに近い数値ですが、特許の設計値がそのまま製品の表記になるとは限りません。またレンズ全長は光学系としての長さで、鏡筒全長やフィルター径を直接示すものではありません。外装の大きさをこの数字だけで判断はしないようにしましょう。

実施例2には非球面データも載っており、収差補正のために非球面を使う前提の設計であることが読み取れます。 バックフォーカスは16.4276mm(INF)/12.2849mm(近距離)と記載されています。ただし、ここでのバックフォーカスは最後面から像面までの距離で、マウントのフランジバックと同じ意味ではありません。特許に対応マウントの記載はないため、BFだけでマウントや製品形状を断定はできません。

光学構成のポイント:どの群が動き、どこに絞りがあるか

特開2025-186709の要約・請求項では、光学系の骨格が「第1レンズ群(負)→第2レンズ群(合焦で移動)→開口絞り→最終レンズ群」という並びで示されています。焦点距離やF値だけでは見えないのが、この配置と動き方です。どの群でピントを合わせるのか、周辺の光をどう通すのか、といった設計の狙いを読む手がかりになります。

第2レンズ群が動いて合焦する:動く範囲を絞る設計

請求項1では、無限遠から近距離へ合焦する際に「第2レンズ群が光軸方向に移動する」ことが示されています。つまり、ピント合わせは第2群の移動で行う前提です。さらに請求項10では第2群が負の屈折力を持つこと、請求項11では第2群以外は合焦時に像面に対して固定されることが記載されています。

動く部分を限定する方向性は、合焦ユニットの軽量化につながりやすい考え方です。ただし、鏡筒が伸びるかどうか、実際の重量や動画適性は、製品化された外装設計と制御で決まります。特許段階では「こういう合焦方式を想定している」と読むのが安全です。また、どの群をどれだけ動かすかは、ブリージングにも影響します。ここも発売後の実写で確認したいポイントです。

絞りが後ろ側にある:周辺の光を通しながら収差を詰める狙い

要約と請求項1では、開口絞りSが第2レンズ群と最終レンズ群の間に置かれることが示されています。超広角では周辺の光が斜めに入るため、絞り位置は周辺減光や収差補正に関わる重要な要素です。

請求項4では、絞りと最終群の間に条件を満たす接合レンズを1組以上入れる構成が挙げられています。請求項5では全長や射出瞳位置に関する条件式も置かれており、周辺光束の設計を数式で縛っていることが読み取れます。

さらに請求項2・9では、正レンズ+負レンズの最終群の構成や、負レンズが非球面であること、主光線が通る位置で面の傾き角に条件を課すことが示されています。斜め光を整えて、周辺の破綻を抑えるのがテーマです。ただし、これは光学系の構成の話です。フィルター方式や前玉の張り出しなど、運用に直結する部分は製品仕様を見て判断します。

対応マウント予想:E・X・RFの線が濃い理由と注意点

気になるのは対応マウントです。特許公報はマウント名を直接書かないため断定はできませんが、近いクラスの現行製品の展開状況から現実的にあり得る候補を絞り込むことはできます。ここでは推測であることを明示しつつ、考えを整理します。

直近のAPS-C新作が示す現実解:E/X/RFの3マウント展開

たとえばSigma 12mm F1.4 DC | Contemporaryは、ソニーE、富士フイルムX、キヤノンRFマウント用をラインアップし、実際に販売開始されています。このため、APS-Cを示唆する14mm級・F1.4級の設計が製品化する場合、まずE・X・RFでの展開を候補として考えるのは現実的です。

マウント戦略は市場やライセンス、開発優先度で変わります。ここは候補を立てる段階に留め、公式発表が出た時点で一気に確認する距離感が必要です。

歪曲・周辺減光はどこで補正する?予約前に想定したい運用

マウントが決まると、もう一段大事なのが補正をどこで行うかです。近年のミラーレスは、歪曲や周辺光量をボディ側・ソフト側のプロファイルで補う前提の設計も増えました。超広角ほど、RAW現像ソフト側の対応が実用性を左右します。

F1.4級の超広角では周辺減光や歪曲をゼロに寄せる難易度は上がります。光学補正を優先するほど大型化しやすい一方で、軽量化を課題に掲げる公報の方向性とはトレードオフになり得ます。

動画では、歪曲補正だけでなく、電子手ブレ補正との相性も効いてきます。予約を検討するなら使うRAWソフトがレンズプロファイルに対応するか動画編集で補正負荷が現実的か」を想定しておくと安全です。

写りの評価はレンズ単体で完結しない場面が増えています。システム全体で運用できるか、という観点が重要です。

星景・夜景での実力は?F1.4超広角のチェック項目

超広角F1.4が活きる代表的な用途が星景・夜景です。点光源が周辺で崩れるか、色収差が出るかといった項目が結果を左右します。ここではスペック表だけでは判断しにくいチェックポイントを整理します。

星景で見るべきは四隅の星と色のにじみ

星景で差が出やすいのは、画面の四隅で星が伸びないかと、星の縁に色がにじまないかです。超広角を開放で使うほど、周辺が厳しくなりやすい傾向があります。特開2025-186709では、色収差などの収差を抑えつつ軽量化も狙う方針が示されています。

ただし特許には作例がないため、実力は発売後のレビューで確認する必要があります。チェックするなら開放F値の四隅と星を端に置いたときの形を最優先に見ましょう。参考として、Sigma 12mm F1.4 DC | Contemporaryではサジタルコマフレア補正が訴求点として明記されています。

明るさのメリット:ISOを下げやすい

星を点に近い形で写すには、シャッター速度を遅くしすぎないのが基本です。APS-Cの14mm級は比較的扱いやすく、F1.4クラスの明るさはISOを下げる方向に効きます。夜景でも手持ち撮影がしやすくなりますが、無限遠のピントが甘いと建物の輪郭が緩く見えることがあります。拡大表示でピントを詰める方法が有効です。

もう一つ重要なのが、街灯など強い光源を入れたときのフレア・ゴーストです。明るい超広角ほど光源が入りやすいので、逆光作例は必ず確認しておきましょう。星景ではノイズ低減のために複数枚を重ねる手法もよく使われます。

動画・Vlogで見るポイント:画角とフォーカスの挙動

超広角単焦点は、星景だけでなく動画・Vlogでも人気です。画角が広いほど手ブレが目立ちにくく、室内でも背景を入れやすいからです。Sigma 14mm F1.4 DCが動画向きかどうかは、解像力だけでなく扱いやすさで決まります。ここでは、発表後にチェックしたい要点を絞って整理します。

14mm級は広いのに破綻しにくい画角

APS-Cの14mm級は、自撮りでも背景が入る一方、12mm級より遠近感の誇張が出にくいレンジです。Vlogや旅動画で人物と背景を両立させたい人に向いています。F1.4は照明を足せない場面でもISOを上げすぎずに済み、ノイズを抑えやすくなるため室内動画で有利です。また、日中に開放付近を使うならNDフィルターが現実的です。

ただし超広角はケラレや枠の写り込みが起きやすいので、フィルター径と前玉形状は発表後に必ず確認しましょう。

ジンバル・AF運用:ブリージングも含めて確認したい

動画で重要なのが、フォーカスの挙動です。特開2025-186709では、合焦時に第2レンズ群が移動する構成が示されています。動くユニットを絞る設計なら、AF駆動に有利になる可能性があります。ただし、合焦方式だけでブリージングの大小は判断できません。ボディ側に補正機能があっても、レンズの素性次第で画質の崩れ方は変わります。

最終的には、最短撮影距離、AF追従のクセ、ピント移動時の画角変化まで含めて評価が決まります。発表が出たら、最短撮影距離、ブリージング、フィルター対応など動画向けの項目を優先して確認するのが効率的です。

Sigma 12mm F1.4 DC Contemporaryと徹底比較

比較の基準にしやすいのがSigma 12mm F1.4 DC | Contemporaryです。同じAPS-C向けのF1.4超広角で、発売日や公式価格がはっきりしているため、14mmの噂を現実の数字に置き換えて考えられます。

発売日・予約・価格が明確:12mmは判断の基準になる

公式情報では、Sigma 12mm F1.4 DC | Contemporaryの発売日は2025年9月4日。公式オンラインショップの予約開始は2025年8月21日10時で、対応マウントはソニーE/富士フイルムX/キヤノンRFの3種類です。メーカー販売価格は99,000円(税込)です。つまりAPS-CのF1.4超広角は10万円前後という相場を、実際の数字で確認できます。

サイズと重量も公表されており、たとえば富士フイルムXマウント用は全長約69.7mm、質量235gです。F1.4クラスでも携帯性に寄せた方向性なので、14mmを想像するときの比較軸になります。

12mmと14mmの違い:撮りたい被写体で選ぶ

12mmは、とにかく広く写せるのが強みです。狭い室内や建築、背景を大きく入れたい撮影で有利ですが、近距離で人物を入れると遠近感の誇張が出やすい場面があります。14mm級は、12mmよりは誇張が穏やかになりやすく、人物入りの旅スナップや日常の記録で扱いやすくなる可能性があります。星景でも、画角が少し狭くなる分だけ周辺の難易度が下がる設計になるケースがあります。

まとめると、広さを最優先するなら12mmが有力です。一方で、広角でも人物や日常のスナップを撮りやすい画角を狙うなら14mm寄りが合います。14mmの噂が気になる場合は、自分は室内・建築を撮りたいのか、旅スナップや人物入りを撮りたいのかを基準に当てはめると、選択がブレにくくなります。

競合比較:Sony 11mm F1.8/Viltrox 13mm F1.4/Samyang 12mm F2で立ち位置を整理

発売日や価格を予想するときは、まず同じ用途のレンズがいくらで、どんなサイズ感かを知っておくのが近道です。APS-Cの超広角は、純正の軽量レンズからサードパーティの大口径まで選択肢が増えています。

ここでは代表例として、軽量路線のSony 11mm F1.8、大口径路線のViltrox 13mm F1.4、コンパクトなSamyang 12mm F2を取り上げ、どんな人がどれを選びやすいかを整理します。

Sony E 11mm F1.8:軽さと扱いやすさ重視の定番

軽量AF超広角の代表が、ソニーE 11mm F1.8です。公式仕様では181gで、APS-Cボディでもバランスが崩れにくいのが強みです。11mmは換算で約16.5mm相当の超広角なので、自撮りVlogや室内レビュー、街歩きで背景をしっかり入れられます。その反面、広角が強いほど歪曲補正の影響を受けやすい点は理解しておきましょう。

開放はF1.8なので、暗所ではF1.4クラスのほうが有利になりやすいです。星景でISOをできるだけ下げたい人や、室内で照明を足しにくい人は、この明るさの差が効いてきます。

一方で、軽さ・取り回し・フィルターなどの運用コストを重視するなら11mm F1.8が堅実な選択です。反対にサイズが多少増えても、とにかくF1.4の明るさを取りたい人は、Sigma 14mm F1.4 DCの方向性が刺さる可能性があります。

F1.4かF2か:明るさとサイズで分かれる

F1.4超広角のサードパーティで名前が挙がりやすいのが、Viltrox AF 13mm F1.4です。メーカー公表ではフィルター径67mm、外形は約74×90mm、重量は415g級(※マウントによって数値が変わる場合があります)です。明るさを取るぶん、サイズが増える方向性は押さえておきたいポイントです。

一方でコンパクト寄りなら、Samyang AF 12mm F2 Eが候補になります。メーカー公表では213g、全長59.2mmで、小型ボディやジンバルとの相性を重視したい人に向いています。ただし開放F2なので、暗所の余裕はF1.4ほどはありません。

APS-C超広角は大きく見ると軽量F1.8〜F2と大口径F1.4に分かれやすい市場です。Sigma 14mm F1.4 DCが出るなら後者に入る可能性が高いので、サイズと価格の許容範囲を先に決めておくと検討がスムーズです。

レンズ

立ち位置

Sony E 11mm F1.8

純正の軽量広角。Vlogや日常で「小さく軽く、迷わず使う」を優先する人向け

Viltrox AF 13mm F1.4

サードの大口径F1.4。暗所も狙いたいが、サイズ増は割り切れる人向け

Samyang AF 12mm F2 E

コンパクト寄りのF2。軽さ優先で、暗所は“工夫して撮る”前提の人向け

Sigma 14mm F1.4 DC

もし出ればF1.4大口径寄り。日常でも使いやすい広角を「明るさ込み」で狙う層向け(未発表)

価格予想:10万円前後?根拠の置き方とコスト要因

リークで関心が集まりやすいのが「価格はいくらか」ですが、根拠のない断定は避けるべきです。ここでは、既存のAPS-C超広角F1.4の公式販売価格や、特許公報から読み取れる設計上の難しさを材料に、価格予想の考え方を整理します。数字は目安、推測は推測として扱います。

実データから下限を作る:12mmの公式販売価格とArt級のサイズ感

まず基準として強いのが、Sigma 12mm F1.4 DC | ContemporaryのSIGMA公式オンラインショップ販売価格99,000円という実データです。オープンプライスでも、公式販売価格が提示されている以上、F1.4超広角の下限を置く材料になります。

一方、フルサイズ向けのSigma 14mm F1.4 DG DN | Artは、最大径φ101.4mmで、全長はLマウント用149.9mm/ソニーE用151.9mm、質量はLマウント用1,170g/ソニーE用1,160gと公表されています。超広角F1.4が「サイズもコストも上がりやすい」カテゴリであることを示す参考値になります。

APS-C向けのDCで同等サイズになるとは限りませんが、もしSigma 14mm F1.4 DCが登場するなら、価格帯は“10万円前後〜それ以上”をまず想定し、外形寸法・重量・フィルター方式などの公表値で最終判断するのが現実的です。

特許が示す“難しさ”=コスト:収差補正と軽量化の両立

特許公報から読み取れるコスト要因としては、大口径比で諸収差を抑えるための光学設計の難しさが挙げられます。要約でも「色収差などの諸収差を補正しつつ軽量化を達成する」ことが課題として示されています。

また請求項には、絞り位置や接合レンズ、射出瞳位置と全長に関する条件式などが置かれています。光束設計に制約が増えるほど、部材の選定や加工精度の要求が上がる可能性があります。

価格予想をするなら、リークの“14mm F1.4”という響きだけで判断せず、発表された外形寸法・重量・フィルター径・機能(防塵防滴、リング類など)を見たうえで、同価格帯の競合と比較するのが鉄則です。

発売日予想と予約の立ち回り:『いつ』より先に整えるべきこと

特許公報は発売予告ではなく、製品化の有無も時期も公式が決めます。ただ、予約で損をしないために、今できる準備はあります。ここでは発売日予想の考え方と、情報を見逃さない立ち回りを整理します。

公開日からは断定できない:告知の流れを参考値として使う

事実として押さえられるのは、特開2025-186709の公開日が2025年12月24日という点です。ここから発売時期を短絡的に結論づけることはできません。

一方で参考値として、Sigma 12mm F1.4 DCは2025年8月19日の発表情報があり、発売日が2025年9月4日、公式オンラインショップの予約開始が2025年8月21日10時と、短いスパンで動きました。同様の告知形式が採用される場合、予約開始日時が明記される可能性はあります。

重要なのは「噂の精度」を上げるより、「発表を見逃さない仕組み」を作ることです。公式サイトの新製品ページ、公式オンラインショップ、主要販売店の告知を定点で見る運用が現実的です。

発売日予想は当たれば幸運、という位置づけに留め、一次情報が出た瞬間に動ける状態を整えるのが安全です。

予約前の最終チェック:用途・フィルター・代替案を固める

予約で後悔しないための準備は、スペック発表前からできます。まず「星景」「室内Vlog」「建築」「旅スナップ」など用途を決め、必要な画角を12mm・14mm・16mmのどこに置くかを言語化します。ここが曖昧だと、発売日に勢いで買っても使い所が定まりません。

次に、フィルター運用を想定します。超広角F1.4は前玉形状によって角形フィルターが必要になる場合があります。風景でPLやNDを多用する人は、フィルター方式が購入判断に直結します。

最後に、代替案を手元に置くこと。たとえばSigma 12mm F1.4 DCは発売済みで、公式販売価格の目安も出ています。今すぐ撮りたい案件がある人は現行製品で走り、14mmが正式発表されたら乗り換えも含めて再評価する方が合理的なケースもあります。

まとめ

Sigma 14mm F1.4の新情報は、特開2025-186709(公開番号P2025186709)の数値実施例にある数値が起点です。数値実施例2では、焦点距離14.58mm(INF)/13.65mm(近距離)、F1.46、像高14.20mmなどが示され、APS-Cクラスを示唆する値として整理できます。ただし、特許公報は発売を保証しません。価格や発売日を断定するより、現行のSigma 12mm F1.4 DC(発売日・予約開始・公式販売価格が明確)を基準に、画角と運用(フィルター・動画・星景)を整理するのが近道です。発表後は、四隅の点像、逆光耐性、フィルター方式を優先して確認し、購入条件を固めたうえで予約判断につなげましょう。


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12mm F1.4 DC
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出品待ち
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AF 13mm F1.4 E E
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E 11 mm F1.8 SEL11F18
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¥46,680
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AF 12mm F2 E
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¥59,060
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