GF32-64mmF4のファームが“404”になった日ー真相と対策は

GF32-64mmF4のファームが“404”になった日ー真相と対策は

フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
出品待ち
風景では空気の層を丁寧に分け、クッキリしたピントに穏やかなボケが馴染み、広がりのある遠近感を素直に描き出す。コントラストの締まりと控えめな色乗りが階調を整え、薄明や雲の質感も崩れず、周辺まで均質で見通しのよい画にまとめる。逆光の葉脈や水面の煌めきも白飛びを抑え、ゴーストの出方はおとなしく、ハイライトからシャドーまで整然とつながる。AFは静かで迷いにくく、移動撮影でも合わせやすく、構図変更に強く、MFリングも滑らかで、微細なピント追い込みも快適。動画ではブリージングも控えめで、手持ち歩き撮りでも画が安定し、近接もやりやすく、携行バランス良好で長時間撮影に向く。
フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR
フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR
¥85,000
出品中の商品(2)
軽やかに持ち出せる標準ズーム。素直な発色と高いコントラストで、ピント面の解像はきめ細かく、背景は自然にまとまります。フレーム周辺まで均質で、風景もスナップも安心。AFは静かで迷いにくく、動画のピント送りも滑らか。携行性に優れ、日常から旅、ポートレートまで幅広いシーンで機材負担を抑えつつ確かな画を残せます。逆光でもコントラストが破綻しにくく、柔らかなハイライトと引き締まったシャドーの両立がしやすい描写です。日々の撮影で迷ったらまずこれ、という安心感のある一本です。ボディとのバランスも取りやすく、長時間の撮影でも快適です。

フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WRのファームウェアページが突然404表示になり、SNSや海外リークサイトで一部ざわつきが起きています。Fuji Rumorsは“公式から消えた”として慎重姿勢を促していますが、編集部で確認すると“global”は404でも、地域サイトではページが生きているケースもありました。事実と推測を切り分けつつ、GF32-64ユーザーが混乱しないための「現状整理」と「具体的な対処」をまとめます。

Author
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

チェックアイコン

GF32-64mmF4の“global公式ファームページが404”を確認、ただし地域サイトでは閲覧可能例も—今取るべき安全策を整理。

チェックアイコン

Ver.1.20は動画露出追従と作動音低減が主眼、だからこそ“非公式入手”は避け、公式説明待ちが最適解。

チェックアイコン

標準ズームはシステムの屋台骨:GF32-64の騒動を、代替(GF35-70)や競合(XCD35-75)から市場目線で読み解く。

何が起きている?消えたのはファームそのものか、ページなのか

Via: Fuji Rumors

Fuji Rumors(2025年12月23日公開記事)は、GF32-64mmF4の公式ファームウェアページにアクセスすると404になると報告しました。

ただし富士フイルムのサポートページは国・地域ごとに構造が分かれており、編集部の確認ではインドやドイツなど一部地域サイトで、GF32-64mmF4のファーム(Ver.1.20)案内ページが閲覧可能でした。つまり現時点では、「世界的にファーム自体の配布停止」と断言できる材料は薄く、少なくとも“global側のページ運用に何かが起きた”可能性が強いです。

そもそもGF32-64mmF4はどんなレンズ?

GF32-64mmF4はGFXの標準ズームど真ん中で、改めて整理すると次のようなスペックを持ちます。

項目

内容

レンズ名

FUJINON GF32-64mmF4 R LM WR

レンズ位置づけ

GFX用 標準ズームレンズ

35mm判換算焦点距離

約25–51mm相当

開放F値

F4通し

レンズ構成

14枚11群

最短撮影距離

ワイド側:約50cm / テレ側:約60cm

最大撮影倍率

約0.12倍

風景・スナップ・仕事まで“とりあえずこれ”が成立する仕様です。このレンジのズームが不安定になると、現場でのダメージは大きい。だからこそ、ファームの扱いは「最新なら正義」ではなく、「公式の説明が揃うまで安全運転」が基本になります。

ファーム更新の中身—Ver.1.10→1.20は“動画”が主役

公式の更新内容は明確です。Ver.1.20は、動画撮影時の露出追従を改善するための絞り制御最適化と、動画撮影時のフォーカシングモーター音低減。 Ver.1.10は、位相差AF機能への互換追加(当時はGFX100向けの位置づけ)と説明されています。

さらに富士フイルムのレンズファーム一覧を見ると、GF32-64に限らず、同時期に複数のGFズーム/単焦点で「露出追従」「作動音」系の改善が並んでいます。これはGFXが“写真専用機”から、よりハイブリッド運用(写真+動画)に寄っていく流れとも整合します。

【事実】今やるべきこと/【推測】起きている理由候補

事実:ユーザーが今やるべき3つ

まず現状のバージョン確認。公式手順は、電源OFF状態から「DISP/BACK」を押しながら電源ONで確認。

次に“誰かがくれたファイル”は使わない。FujiRumorsも「私的共有のVer.1.20は入れない方が安全」と注意しています。

最後に更新が必要な人ほど、公式の説明待ちです。撮影が迫っているほど焦りますが、ファーム更新は失敗すると致命的。公式も、更新時は充電状態や操作禁止などの注意を強く書いています。

推測:なぜ“global”だけ404になった?(可能性を5つに整理)

ここからは現在の事象の要因に対しての推測です。

  • (A) サイト移行・URL整理:地域サイトでは残っているため、運用上の改修で“global”だけ欠落した可能性。
  • (B) 一時取り下げ(不具合疑い):FujiRumorsが警戒するシナリオ。日常使用で見えない不具合が見つかったなど。
  • (C) 誤掲載ファイル/文面ミス:ファイル差し替えや文言修正で一時的に落とすケース。
  • (D) 地域ごとの公開ポリシー差:国別ページ運用ゆえのタイムラグ。
  • (E) たまたま障害:単純な404でも、復旧まで時間がかかることはあります。

代替レンズ&競合の“標準ズーム事情”——この騒動が示す市場の温度

GFX内で標準域をカバーする現実的な代替は、軽量コンパクト志向のGF35-70mmF4.5-5.6 WR。主要スペックは下記で、機動力はGF32-64より明確に上です(その代わり開放F値は可変)。

項目

内容

レンズ名

FUJINON GF35-70mmF4.5-5.6 WR

レンズ位置づけ

GFX用 軽量・コンパクト標準ズーム

35mm判換算焦点距離

約28–55mm相当

開放F値

F4.5–5.6(可変)

最短撮影距離

約35cm

質量

約390g

他社の中判ミラーレスに目を向けると、たとえばハッセルブラッドXシステムのXCD 35-75は、レンズ内蔵のセンターシャッター(レンズシャッター)を特徴として掲げ、全速同調の強みを前面に出しています。
「写真の質」だけでなく「現場の都合(動画・音・フラッシュ運用・機動力)」まで含めて選ばれる時代、レンズファームは単なる小物ではなく、システム価値そのものになりました。今回の404騒動が刺さったのは、その“地味だけど重要”な部分を突いたからです。

まとめ:編集部としての結論

現時点で確実に言えるのは、globalのGF32-64mmF4ファームページが404であること、そして地域サイトではページが残っている例があること。だからこそ、今は「憶測で動く」より「公式の説明が揃うまで安全運転」。すでにVer.1.20運用で問題が出ていない人もいる一方、公式ページの不整合は不安要素です。情報が出次第、みんなのカメラでも追記します。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

撮影テクから最新ギア情報まで、“次のステップ”を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント(X /Threads /Instagram /TikTok /YouTube )で毎日発信中。

あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨

みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら

フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
出品待ち
風景では空気の層を丁寧に分け、クッキリしたピントに穏やかなボケが馴染み、広がりのある遠近感を素直に描き出す。コントラストの締まりと控えめな色乗りが階調を整え、薄明や雲の質感も崩れず、周辺まで均質で見通しのよい画にまとめる。逆光の葉脈や水面の煌めきも白飛びを抑え、ゴーストの出方はおとなしく、ハイライトからシャドーまで整然とつながる。AFは静かで迷いにくく、移動撮影でも合わせやすく、構図変更に強く、MFリングも滑らかで、微細なピント追い込みも快適。動画ではブリージングも控えめで、手持ち歩き撮りでも画が安定し、近接もやりやすく、携行バランス良好で長時間撮影に向く。
フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR
フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR
¥85,000
出品中の商品(2)
軽やかに持ち出せる標準ズーム。素直な発色と高いコントラストで、ピント面の解像はきめ細かく、背景は自然にまとまります。フレーム周辺まで均質で、風景もスナップも安心。AFは静かで迷いにくく、動画のピント送りも滑らか。携行性に優れ、日常から旅、ポートレートまで幅広いシーンで機材負担を抑えつつ確かな画を残せます。逆光でもコントラストが破綻しにくく、柔らかなハイライトと引き締まったシャドーの両立がしやすい描写です。日々の撮影で迷ったらまずこれ、という安心感のある一本です。ボディとのバランスも取りやすく、長時間の撮影でも快適です。

GF32-64mmF4のファームが“404”になった日ー真相と対策はに関連する投稿

投稿はありません
出品待ち
出品・購入へ