
12/30予約開始 7ArtisansがAPS-C向け“LITE”AFレンズ新ラインを発表
軽いAF単焦点が、いまAPS-C界隈でいちばん熱い。ボディが小さくなるほど、レンズの“体積と重さ”が撮影体験を決めます。そんな中、7ArtisansがAPS-C向け“LITE”AFレンズ新ラインを予告。しかもキーワードは、3本・各約180gです。 この数字は地味に見えてかなり攻めてます。というのも、最近のサードパーティ製AFは「小さく軽い」方向と「大口径で重い」方向に二極化しているからです。
この記事のサマリー

7ArtisansがAPS-C向け“LITE”AFレンズ3本を予告、各約180gという数字が「持ち歩けるAF単焦点」競争を一段押し上げる期待

対応マウントや焦点距離は未公開だが、既存のAF展開(E/Z/Xなど)を踏まえると“軽量3本セット”の狙いが見えてくる。

パンケーキ級(約69〜94g)と大口径級(約560g)の間に、180gの“現実的な軽量”が入る意味は大きい。
7Artisans APS-C向け"LITE"AFレンズの最新情報

【1/5追記】B&Hの入荷予定が「2026/5/4」表示に。12/30は“予約開始”の可能性が濃厚
海外ショップB&Hのプレオーダーページ(Sony Eマウント版)に、入荷予定日の目安が追記されました。AF 25mm / 35mm / 50mm F1.8 APS-Cはいずれも、「Expected availability(入荷予定):2026年5月4日」と表記されています。価格は125ドル(約19,480円)表示のまま変わらずです。
12/28に公開されたのはあくまでプレオーダーで実際の出荷はまだ先になりそうな見込みです。
【12/28追記】Sony E版のみB&Hで先行プレオーダー開始/Xマウントは近日掲載見込み
Fuji Rumorsによると、7ArtisansのAPS-C向け「LITE」AF単焦点3本(25mm/35mm/50mm F1.8)は、海外ショップB&Hでプレオーダーページがすでに公開されており、現時点ではSony Eマウント版のみ先行していると報道されました。各レンズ、125ドル(約19,480円)でページが用意されています。
Fujifilm Xマウント版も“近日中に掲載されるはず”というニュアンスで言及されています。また、同記事内でコンセプトが近い競合としてVILTROXの“Air”シリーズ(AF 25mm F1.7 Air/AF 35mm F1.7 Air/AF 56mm F1.7 Air)を名指しで挙げています。
各レンズのEマウントの予約URLはこちらにまとめました
レンズ名 | マウント | B&H予約ページ |
|---|---|---|
7Artisans AF 25mm F1.8 APS-C | Sony E | |
7Artisans AF 35mm F1.8 APS-C | Sony E | |
7Artisans AF 50mm F1.8 APS-C | Sony E |
【12/26追記】7Artisansがコンパクトな25/35/50mm F1.8(Eマウント)レンズ3本を正式発表
7ArtisansがAPS-C向け新AFライン「LITE」シリーズについて正式発表をし、レンズ構成がより具体的に判明しました。新シリーズは以下の3本のAF単焦点で構成されるとされています。
- AF 25mm F1.8
- AF 35mm F1.8
- AF 50mm F1.8
対応マウントは Sony E / Fujifilm X。そして、先に話題になっていた通り、重量はいずれも約180gクラス。さらに12月30日から予約開始になる見込みとされています。予約ページなどはまだ用意されていないようです。
25/35/50mmの3本セットは「APS-Cの王道ど真ん中」になりやすい
焦点距離が25/35/50mmで揃うと、APS-Cではおおむね
- 25mm:スナップ寄りの準標準
- 35mm:標準域の主力
- 50mm:ポートレート寄りの中望遠
という“使い分けしやすい3本”になります。
しかも全てF1.8なので、極端に大きく重くしない範囲で、ボケ量・低照度・シャッタースピード確保もしやすいという方向性が見えてきます。ここに「約180g」が本当に乗ってくるなら、日常携行向けのAF単焦点としてはかなり攻めた提案になりそうです。
現段階ではまだ分からないこと
一方で、現時点では
- 価格
- 実際の発売日(予約開始=出荷開始ではない可能性)
- 最短撮影距離、フィルター径、光学設計、AF駆動方式
- AF精度や速度、逆光耐性などの実写評
といった肝心な部分は不明のままです。続報を待ちましょう。
まず事実整理—分かっているのは「3本・約180g」だけ

現時点でPhoto Rumorsが伝えている確度の高い情報はシンプルです。
- 7ArtisansがAPS-C向けのLITE AFレンズ新ラインを予告
- 焦点距離違いの3本が予定
- 各レンズ重量は約180g前後
この3点。逆に言うと、焦点距離、明るさ、価格、対応マウント、発売時期は未提示です。なので、ここから先は「過去の傾向からの読み」として扱い予想は予想として明示します。
7Artisansは“MF屋さん”から「AFのレンズメーカー」に変身中

7Artisansは長らくMF中心のイメージが強かった一方、近年はAFを着実に拡充。公式ストアでもAFレンズ群が整理され、APS-C向けとしてAF 10mm F2.8/AF 27mm F2.8/AF 35mm F1.4が並びます。
レビュー面でも、たとえばAF 10mm F2.8は次のような特徴を持ち軽量設計かつAF対応など、現代的なAFレンズの基本仕様を備えるとされています。
項目 | 内容 |
|---|---|
レンズ名 | AF 10mm F2.8 |
対応マウント | Sony E / Nikon Z / Fujifilm X |
重量 | 約232g |
ファームウェア更新 | USB-C端子によるユーザー更新対応 |
さらに2024年には、7Artisansがイベントで多数のAFレンズを展示し、「同程度のサイズと重さで揃える」シリーズ設計にも言及されていました。 この流れの延長線上に“LITE”がある、と考えるのが自然です。
「約180g」が意味するもの—“軽い”は正義、でも“軽すぎ”にも壁がある
約180gという数字は、APS-C用としては「しっかり軽い」レンジ。比較すると分かりやすい。
- パンケーキ系の代表格:Sony E 20mm F2.8は69g。持ち運び最優先ならここまで小さくできる。
- 超軽量AF単焦点の例:TTArtisan AF 27mm F2.8は約94g級。
- 一方で大口径の“別世界”:Viltrox AF 27mm F1.2は約560gと、画質とボケの代償として重量級。
では180gはどこに刺さるのか?結論、「日常で持ち歩けるAF」と「写りを犠牲にしすぎない」境界線になりやすい。軽さだけを追うと、周辺画質・逆光耐性・AFユニットの余裕・外装剛性で無理が出ることがある。逆に大口径に振り切ると、撮る前に“持ち出す気力”が削られる。
180gは、この綱渡りの現実解として、かなり戦略的な数字です。
対応マウントは?E/Z/Xが“本命”に見える理由
ここからは未発表段階で、予想に留まります。
ただ、ヒントはあります。 B&Hでは、7ArtisansのAPS-C AF 35mm F1.4がFujifilm X/Nikon Z/Sony Eで展開されると書かれています。またAF 10mm F2.8のレビューでも、マウントがE/Z/Xと明記されています。
この2つを合わせると、LITEラインもまずはE/Z(DX)/Xから入る可能性が高いという読みが立ちます。逆に言えば、RFやLなどは(現時点では)材料不足です。
焦点距離は何mmが来る?“広角・標準・中望遠”の3本が一番売りやすい
ここも未発表で予想段階ですが、APS-Cで「最初の3本」を作るなら、売れ筋はだいたい決まっています。
想定カテゴリー | 主な用途 | 焦点距離の目安 | 補足説明 |
|---|---|---|---|
広角 | Vlog/風景/室内撮影 | 約10〜16mm相当 | 自撮りや室内でも画角に余裕があり、APS-C向け広角の定番レンジ |
標準 | スナップ全般 | 約23〜35mm相当 | 日常撮影から旅行まで万能に使える王道画角 |
ポートレート寄り | 人物・背景整理 | 約50〜60mm相当 | APS-C換算で約75〜90mm相当となり、自然な圧縮効果が得やすい |
7Artisansはすでに10mm AFを持ち、35mm AFも展開済みです。となるとLITEは、“今ある焦点域を軽量化し直す”のか、あるいは“穴を埋める焦点距離を追加する”のか。ここが最大の見どころになります。
まとめ:いまAPS-Cは「小型ボディ回帰」×「AFサードの群雄割拠」
APS-Cはここ数年、「とにかく小さく軽く」が再評価されがちです。だからこそレンズ側も、ズームなら290g級でまとめたSIGMA 18-50mm F2.8のような“持ち歩ける便利ズーム”が定番化している。単焦点はさらに分かりやすく、90g台のAFや、逆に560g級の大口径AFが共存しています。
ここへ「180gで3本」という新ラインが刺されば、“軽さの基準値”を塗り替える可能性がある。とくに、純正が高価になりがちなマウントでは、価格が読者の背中を押します。
7Artisansの新規製品の最新情報をチェック
7Artisansがこの1週間で実際に発売・予約受付を開始したレンズについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
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