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ライカ(Leica) Q3 / Q3 43が最新ファームウェア4.0.0で“操作感刷新”



ライカのファームウェア4.0.0は、Q3 / Q3 43(※Q3 Monochrom含むQ3ファミリー)にとって“見た目だけではないUI刷新”です。新UIでメニューが触りやすくなるだけでなく、人物/動物AFの改善、デジタルズームの呼び出し高速化、動画プロファイルの統合、さらにWi‑Fi接続とUSBマイクの同時利用まで実装。持ち出して撮るQシリーズだからこそ、体感で効く内容になっています。
この記事のサマリー

Firmware 4.0.0でQ3/Q3 43のUIが刷新され、タッチ操作含め“設定が探しやすく撮るテンポが上がる”方向に。

AI支援AFが強化され、人物・動物の認識/追従が改善。デジタルズームはお気に入り登録で即呼び出し可能に。

さらにWi‑Fi接続とUSBマイク同時利用が可能になり、動画はプロファイル統合+L‑Log改善で運用がラクに。
ファームウェア4.0.0の要点は「撮るテンポを上げる」こと
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今回のQ3系4.0.0は、①ピントが合いやすい、②切り替えが速い、③操作で迷わないがセットできています。「機能はあるのに出しにくい」「設定が奥にあってテンポが落ちる」といった“もったいなさ”を、UI刷新と操作改善で潰しにいった印象です。
AFが強化。追従中に測距枠が自動変形、人物/動物認識も拡張
Q3 / Q3 43では、AI支援モデルにより目・顔など人物特徴への合焦精度が改善。さらに追従中、被写体に合わせて測距枠のサイズ/形状が自動調整され、長時間追いかけるほど差が出るタイプの強化です。 メニュー面でも、Multi‑FieldとSpotが統合(Zone/Multi‑Field、Field/Spot)され、FNリストとコントロールセンターに「AF Acquisition」が追加。被写体認識は人(瞳/顔/体)+動物(鳥、犬、狼、猫、大型ネコ科)へ拡張されています。
デジタルズームが“使える道具”に。お気に入り画角をFnで即呼び出し
Q3系はクロップ(デジタルズーム)を使う人が多い一方で、撮影中の切り替えがストレスになりがちでした。4.0.0ではお気に入りの焦点距離(画角)を登録し、ファンクションボタンで呼び出し可能に。スナップで「寄りたいけどレンズ交換はできない」という場面で、反射的に画角を変えやすくなります。
動画はプロファイル統合+L‑Log改善。モード選びが速くなる
動画面は、ビデオプロファイルが統合され、各モードをスクロールして直接選べるように。メニュー構造も新UIに合わせて整理されています。さらにQ3 / Q3 43では、L‑Logの画質改善(色再現の最適化、より自然な肌トーン)に加え、ノイズ挙動の改善も記載されています。編集前提で撮る人には地味に大きい改善です。
新UIで“迷子にならない”。タッチ操作がフル対応に
Live View/Control Center/MenuのデザインはSL3ライクな新UIへ刷新。アイコンや構造が見直され、メニューがタッチでフル操作可能になりました。Leica Looksや表示設定など一部項目は統合・再配置されており、「あの設定どこだっけ?」が減る方向の変更です。
接続・再生・電池も改善。Wi‑Fi+USBマイク同時が地味に革命
Q3 / Q3 43 / Q3 Monochrom共通で、Leica FOTOSとの接続が改善され、メディア読み込みや検索が高速化。さらにWi‑Fi接続とUSBマイクの同時利用が可能になりました。転送やリモートはWi‑Fi、音はUSBマイク、という“現実的な組み方”ができるようになるのは、動画・配信派には朗報です。
再生時の拡大も改善され、ダイヤル/ボタンで拡大するとAF位置を中心にズーム(不明なら中央から)する仕様に。BP‑SCL6の状態表示(Battery Condition)、起動高速化、グレーアウト設定でも現在値を表示、File FormatとCompressionの統合など、使い込むほど効く改善がまとまっています
アップデート前の注意点
最新のダウンロード公式ページはこちら
製品 | ダウンロードページ |
|---|---|
Leica Q3(Firmware 4.0.0) | |
Leica Q3 43(Firmware 4.0.0) | |
Leica Q3 Monochrom(Firmware 4.0.0) |
公式でも案内されている次の留意点に注意してダウンロードを行なってください
- 3.1.1以前→4.0.0に更新する場合、セキュリティ要件によりアプリ再ペアリングが必要。
- 3.1.1以降→4.0.0では、設定とユーザープロファイルを自動退避→更新後に復元(言語/日時も維持)する仕組みが追加されています。
- 更新中は絶対に中断しない(電源OFF・カード抜き・バッテリー抜きはNG)。
ライカ(Leica) SLシリーズのファームウェア更新情報
ライカ(Leica) SLシリーズのファームウェアも同時に更新されており、その内容はこちらの記事にまとめています。
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