ライカ M11系のファームウェア更新。WB微調整ほか大型アップデート(v2.6.0公開)

ライカ M11系のファームウェア更新。WB微調整ほか大型アップデート(v2.6.0公開)

ライカM11 ボディ
ライカM11 ボディ
現代的な描写とクラシックな操作感を気持ちよく両立。粘りのある階調と自然な色が、日常のスナップから旅の風景まで幅広く対応します。レンジファインダーの開放的な視界で背景整理がしやすく、ボケは滑らか。メニューは簡潔で露出の微調整も直感的。朝の逆光から夜の街灯まで破綻の少ないまとまりで、肌はしっとり、空や緑も落ち着いた表情。撮ることに集中でき、仕上げでも余裕を感じる頼れる中心機です。構図の決断が早く、余計な操作を挟まないため撮影の流れが軽快。作品制作にも日常使いにも無理がなく、プリントまで見据えた一貫性を備えます。手にしたときの質感も満足度が高い。
ライカM11-D ボディ
ライカM11-D ボディ
表示や機能を必要最小限にまとめ、撮影の感覚に没入できる設計。ファインダー中心の運用で、光と影の関係に意識が向きます。色は落ち着きがあり、階調の粘りも十分。スナップやポートレートで被写体との距離に集中しやすく、操作は素直で迷いません。撮影現場での判断が研ぎ澄まされ、後でじっくり選ぶワークフローとも好相性。静かな所作が周囲に配慮でき、長い取材や旅にも向く気持ちよさです。余白を残した設計が思考を助け、構図の整理が自然と速くなるのも魅力。濃淡の移ろいを丁寧に拾い、プリントでの階調再現にも安心感があります。
ライカM11-P ボディ
ライカM11-P ボディ
簡潔な操作系と静かな存在感で、撮影に集中できるM型。色は過度に主張せず、階調はしなやか。風景では奥行きを、ポートレートでは肌のきめを丁寧に表現します。ファインダーで不要をそぎ落とし、背景の整理が容易。ピント面の芯が強く、やわらかなボケとの対比で被写体が自然に前に出ます。制作から仕上げまでの流れが安定し、プリントでの再現も心地よい一台です。街のスナップでは光の切れ目が明快に描かれ、建築や静物では素材の手触りが際立ちます。操作は迷いがなく、撮るリズムが保たれるのも美点。日常の記録から作品制作まで、長く寄り添える道具です。
ライカM11モノクローム ボディ
ライカM11モノクローム ボディ
モノクローム専用ならではの深い黒と豊かなグレーで、光の方向や空気の厚みまで写し取る一台。夜のスナップや窓辺のポートレートで、陰影の階調がなめらかに連なり、硬質過ぎないボケが余韻を残します。レンジファインダーの直観的な見通しで構図が決まりやすく、露出のわずかな差も表情に直結。雨や霧の湿度も美しくまとまり、プリントでのトーンコントロールが楽しくなる描写です。街の石畳や古い木材、肌の陰影など、素材の手触りが立ち上がるのが魅力。操作は簡潔で迷いがなく、長い撮影でも集中が途切れません。個人作品の柱としてじっくり使い込みたくなる存在です。

Leica M11ファミリーとM EV1向けにFirmware v2.6.0が公開され、仕上がりの“色の芯”とレンズ運用の自由度がグッと上がりました。

Author
筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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Leica M11系(M11/M11‑P/M11 Monochrom/M11‑D)のファームウェアv2.6.0が公開。

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WB微調整の新搭載と6ビットMレンズの手動プロファイル選択拡張。

ライカ M11系のファームウェア更新内容

WB微調整で色味の追い込みが効き、6ビットMレンズの選択拡張でプロファイル管理もスマートに。FOTOSからのダストプロテクション操作対応や各種バグ修正で、日々の使い勝手が底上げされる内容です。

主なトピックは3点です。

1)ホワイトバランス(WB微調整)

センサー基準のホワイトポイントをユーザー側で微調整可能に。AWBやFilm Styleプリセットにも反映されるため、色の“ほんのひと押し”を常用スタイルに組み込めます。人物の肌や街灯の色転びに敏感な人に効きます。

2) レンズ検出の柔軟化(6ビットMレンズ)

6ビット符号化のMレンズを自動検出しつつ、別のレンズタイプを選択可能に。プロファイル単位でレンズリストの編集/保存ができ、SDへのエクスポートにも含まれるので、ボディ間の設定移行が楽になります。

3) FOTOSからダストプロテクションを制御

Leica FOTOS v5.5.1以上で、ダストプロテクション(センサークリーニング)をスマホから実行可能に。リモート運用の効率UP。

対象機種とバージョン

  • 対象:Leica M11 / M11‑P / M11 Monochrom / M11‑D / M EV1
  • ファーム:Version 2.6.0(機種別DLと共通リリースノートが公開中)

ライカM12の最新情報をチェック

開発が噂されているライカM12のスペック・価格・競合比較については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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ライカM11 ボディ
ライカM11 ボディ
現代的な描写とクラシックな操作感を気持ちよく両立。粘りのある階調と自然な色が、日常のスナップから旅の風景まで幅広く対応します。レンジファインダーの開放的な視界で背景整理がしやすく、ボケは滑らか。メニューは簡潔で露出の微調整も直感的。朝の逆光から夜の街灯まで破綻の少ないまとまりで、肌はしっとり、空や緑も落ち着いた表情。撮ることに集中でき、仕上げでも余裕を感じる頼れる中心機です。構図の決断が早く、余計な操作を挟まないため撮影の流れが軽快。作品制作にも日常使いにも無理がなく、プリントまで見据えた一貫性を備えます。手にしたときの質感も満足度が高い。
ライカM11-D ボディ
ライカM11-D ボディ
表示や機能を必要最小限にまとめ、撮影の感覚に没入できる設計。ファインダー中心の運用で、光と影の関係に意識が向きます。色は落ち着きがあり、階調の粘りも十分。スナップやポートレートで被写体との距離に集中しやすく、操作は素直で迷いません。撮影現場での判断が研ぎ澄まされ、後でじっくり選ぶワークフローとも好相性。静かな所作が周囲に配慮でき、長い取材や旅にも向く気持ちよさです。余白を残した設計が思考を助け、構図の整理が自然と速くなるのも魅力。濃淡の移ろいを丁寧に拾い、プリントでの階調再現にも安心感があります。
ライカM11-P ボディ
ライカM11-P ボディ
簡潔な操作系と静かな存在感で、撮影に集中できるM型。色は過度に主張せず、階調はしなやか。風景では奥行きを、ポートレートでは肌のきめを丁寧に表現します。ファインダーで不要をそぎ落とし、背景の整理が容易。ピント面の芯が強く、やわらかなボケとの対比で被写体が自然に前に出ます。制作から仕上げまでの流れが安定し、プリントでの再現も心地よい一台です。街のスナップでは光の切れ目が明快に描かれ、建築や静物では素材の手触りが際立ちます。操作は迷いがなく、撮るリズムが保たれるのも美点。日常の記録から作品制作まで、長く寄り添える道具です。
ライカM11モノクローム ボディ
ライカM11モノクローム ボディ
モノクローム専用ならではの深い黒と豊かなグレーで、光の方向や空気の厚みまで写し取る一台。夜のスナップや窓辺のポートレートで、陰影の階調がなめらかに連なり、硬質過ぎないボケが余韻を残します。レンジファインダーの直観的な見通しで構図が決まりやすく、露出のわずかな差も表情に直結。雨や霧の湿度も美しくまとまり、プリントでのトーンコントロールが楽しくなる描写です。街の石畳や古い木材、肌の陰影など、素材の手触りが立ち上がるのが魅力。操作は簡潔で迷いがなく、長い撮影でも集中が途切れません。個人作品の柱としてじっくり使い込みたくなる存在です。

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