【リーク】Canon 65mm F1.8の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】Canon 65mm F1.8の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

キヤノンの特許公開で65mm F1.8相当の実施例が登場しました。65mm F1.8の市場適合性は高く、RFの単焦点ライン補完として期待されます。この記事では、公開資料から確認できる事実と予想を分けながら、競合比較、価格・発売時期、スペック予想までをまとめました。

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この記事のサマリー

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公開特許に65mm F1.85の数値が記載。短いバックフォーカスからミラーレス前提を予想

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製品化は未確定。発売時期・予約開始日などの公式アナウンスもなし。

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競合はSIGMA 65mm F2・ソニー55mm F1.8・RF85mm F2。価格/重量/用途で棲み分け

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想定価格レンジは中位帯で、類似RF85mm F2の販売価格93,500円(税込)前後。

特許の要点と「65mm F1.8」リークの整理

【リーク】65mm F1.8の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

2025年10月8日公開のキヤノンの特許出願情報に、65mm F1.85相当の実施例が掲載されています。焦点距離、像高、バックフォーカスなどが明記されており、像高21.64mmはフルサイズ相当の目安です。

同特許は「小型で高い光学性能」を課題に掲げ、50mm F1.2/35mm F1.8/65mm F1.85の例を提示。短いバックフォーカス値から、ミラーレス前提の設計と読むのが自然です。

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65mm実施例の存在と文脈

実施例(例3)に65mm F1.85相当の数値が明確に記載されています。50mm/35mmの実施例と合わせて、同系統の光学設計が複数検討されていることが読み取れます。

とはいえ特許=製品ではありません。過去にも多数の出願が製品化しない例は存在します。ここから先は「事実」と「予想」を分けて解説します。

光学スペック(実施例)から読み取れること

実施例の内容はこのように記載されています。

項目

焦点距離

65mm

開放F値

F1.85

半画角

18.41°

像高

21.64mm

全長(光学全長)

110.00mm

バックフォーカス

30.00mm

像高はフルサイズ対応の目安です。短いバックフォーカスはミラーレス設計の条件に合致します。いずれも製品仕様ではなく、公報に記載された光学設計上の数値です。

像高・半画角と画質の相関

像高21.64mmは35mm判の周辺まで像を結ぶ設計範囲の指標で、周辺収差の追い込みが鍵になります。半画角18.41度は標準〜短望遠域で、人物のパースが穏やかに整います。

ポートレートで頭部の形が自然に出やすいのが65mmクラスの利点。背景のボケを整理しやすく、雑然とした街角でも主題を浮かび上がらせやすい焦点域です。

全長・バックフォーカスと携帯性

特許上の光学全長110mmは設計値であり、製品外寸とは一致しません。携帯性や取り回しは最終製品の数値で評価する必要があります。

鏡筒の全長変化が小さい構成なら、動画のリグ組みやジンバル運用でも重心移動が少なく、現場でのセッティング時間短縮に寄与する可能性があります。

サイズ・重量の予想

ここからは予想です。SIGMA 65mm F2とCanon類似機材の公開データから、重量・外形のレンジを逆算します。

レンズ名

全長

質量

備考

SIGMA 65mm F2 DG DN

約74.7〜76.7 mm

約405 g

Lマウント/Eマウントで若干差あり

キヤノン RF 85mm F2 MACRO IS STM

約90.5 mm

約500 g

手ブレ補正搭載・0.5倍マクロ対応

またRF50mm F1.8は約160gと軽量ですが、明るさと焦点距離が異なります。65mm F1.8は350〜500g程度に収まる可能性が予想されます。

フィルター径と携行性の落としどころ

SIGMA 65mm F2のフィルター径は62mm。F1.8で設計が似れば、58〜67mmの範囲が現実的でしょう。携行性とフードの外径、既存フィルター資産の転用度を天秤にかけたいところです。

重量が400g台で収まれば、EOS R8/R6 Mark IIクラスでもフロントヘビーになりにくく、スナップ運用の取り回しは良好でしょう。

最短撮影距離の妥当ライン

RF85mm F2の最短0.35m、最大0.5倍は優秀な基準です。65mm F1.8がそこまで寄れなくとも、0.4m前後ならテーブルフォトやバストアップでの自由度は高いはずです。

最短距離が0.5m以上になると室内での画角調整が難しくなります。

AF駆動・動画適性の見立て

最近のRF単焦点では、静粛・高トルクなVCMやリニア系の採用が増えています。RF85mm F1.4 L VCMを含むVCM系単焦点の動向から、65mmでも同傾向が期待されます。

リアフォーカス構成が採られる場合、軽いフォーカス群を素早く動かしやすく、ブリージング抑制にもつながる可能性があります。

静粛性とピント移動の滑らかさ

動画では駆動音と速度変化の段差が気になります。VCMやリニア系は一般に静粛かつ制御性が高く、瞳AFの追従と相まって、ポートレート動画でも不自然な揺れを抑えやすい特性が期待できます。

機械式の繰り出し量が少ない設計なら、フォーカスバイワイヤでも操作の戻りが安定し、ラックフォーカス時の呼吸を小さく保ちやすい利点があります。

手ブレ補正の扱い

本レンズがIS搭載かは未確定です。IBIS搭載ボディとの協調で多くの場面はカバーできる見込みです。開放F1.8の明るさはISO低減にも寄与します。

動画主体なら電子ISやジンバルとの併用が有効です。ブリージングや重心変化が小さいほど、現場セットアップは安定します。

競合比較①:SIGMA 65mm F2 DG DNと何が違う?

SIGMA 65mm F2は全金属外装のIシリーズで高評価の定番です。

項目

内容

レンズ構成

9群12枚

質量

約405g

最短撮影距離

0.55 m

絞り羽根

9枚(円形絞り)

フィルター径

62 mm

マウント

Eマウント / Lマウント

RF純正と競合した場合、価格帯と駆動系が分岐点になります。SIGMAは絞りリング搭載で操作感が魅力。純正はAF連携やボディ側補正の完成度で優位が見込めます。

スペック対比で見える棲み分け

F2とF1.8の差は約1/3段。背景分離の余裕は純正がやや有利ですが、SIGMAの耐久性とコストパフォーマンスは強力です。重量差は片手運用の疲労感に直結します。

E/LユーザーにはSIGMA一択の実情がある一方、RFユーザーがAF・補正・通信の一体感を重視するなら純正を待つ理由は十分あります。価格で決着が付く局面も多いでしょう。

競合比較②:ソニー55mm F1.8/キヤノンRF85mm F2との役割分担

画角の近いソニーFE 55mm F1.8は281g・最短0.5mで軽快。RF85mm F2は500g・0.5倍マクロでボケ量が豊富。65mm F1.8は中庸の焦点と明るさで両者の間を埋める存在になります。

「軽さかボケか」。この二項対立に対し、65mmは携行性と分離のバランス解として支持を集める可能性があります。

携行性と描写の最適点

55mmは街歩きの自由さが最大の武器。85mmは圧倒的ボケで背景を溶かせます。65mmは人物の顔型が自然に出やすく、背景の情報量も程よく残せる中間解です。

ボケが強すぎると文脈が失われ、弱すぎると被写体が埋もれます。65mm F1.8は「場所の空気感」を持ち帰りやすい、ストリートポートレート向きの甘辛比と言えます。

マクロ的な使い勝手

RF85mm F2の0.5倍は料理や小物で強力。65mmが0.4m前後まで寄れれば、テーブルフォトは十分こなせます。最短距離は予約前の要確認項目です。

寄れない場合はクローズアップレンズや接写リングの併用も選択肢です。画質とのバランスを見つけましょう。

価格予想と予約タイミング:賢い買い方の戦略

比較対象となるRF85mm F2は93,500円(税込)で販売されており、純正65mm F1.8が製品化される場合もこの価格帯域に近づくと見られます。

発売日はいつ?

特許公開から製品化までの期間は一定ではありません。早ければ半年、通常は1〜2年、それ以上のケースもあります。現時点では発売時期は未定と捉えざるを得ないです。

ボディとの相性:スチル/動画の重心バランス

重量が400g前後であればEOS R8/R6 Mark IIでもバランス良好でしょう。グリップ浅めの小型ボディではストラップ取り回しで重心を補うと疲れにくくなります。ジンバル運用では重心の縦位置が重要です。

動画ではブリージングとAF挙動が肝要。VCM系の静粛・滑らかさは音回りとの相性がよく、ピント移動時の粘りも期待できます。発表時はサンプル動画の挙動を必ず確認しましょう。

IBISとの協調と手持ち安定

IBIS搭載ボディならシャッター速度を1/60秒付近まで攻めつつISO低減が可能。開放を使い過ぎず、F2.2〜2.8で肌の階調を確保する運用が現実的です。

AF-Cでの人物追従は顔向き変化に強いフレーム設定を選択。背景の線状要素が乱れない位置取りを意識すると成功率が上がります。

静止画の歩留まりと操作系

露出モードはA優先+ISOオートで、上限感度はボディの許容ノイズに応じて設定。露出補正は±0.3を基準に、シーンの反射率で微調整します。

操作系はカスタムボタンに「瞳AF切替/AF方式切替」を割り当てると瞬間対応が効きます。被写体の動きに合わせ、AFエリアの広さを適宜変更しましょう。

撮影帰りはフード装着のまま収納し、次回の取り出しをワンアクションに。レンズキャップの紛失対策に予備を常備しておくと安心です。

最終チェック:ここまでの事実と予想

事実:特許情報(公開番号P2025149754)の実施例に65mm F1.85の数値が記載。バックフォーカスは短め。これは公開公報に基づく確認事項。SIGMA 65mm F2、RF85mm F2、ソニー55mm F1.8は公式公開データとして参照。

予想として扱った項目

本レンズの製品化可否・発売時期・最短距離・ISの有無・AF駆動方式・価格設定・重量と外形の詳細は予想に留まります。

まとめ

特許に65mm F1.85の実施例が明記され、RFの中望遠単焦点を補完し得る新候補が浮上しました。製品化は未確定ながら、価格帯は中位、重量は400g前後、最短距離は0.4m前後が予想です。


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