
【リーク】Leica 105mmの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
いまLマウント界隈で静かに熱を帯びているのが「105mm」の話題です。複数のリーク系メディアが、ライカの今秋発表群に「L-mount 105mm」なる新レンズを名指しで含めております。本記事では現時点で分かる事実と推測を明確に切り分けながら、発売日・価格・スペック・競合比較などをまとめました。

この記事のサマリー

複数のリークサイトに「Leica 105mm」の記載があり、10月の発表予定リストに並記。

価格は純正SL単焦点の相場から80〜95万円を軸に想定。競合はSIGMA 105mm Macro・LUMIX S 100mm Macroなど。

想定スペックは「マクロ系F2.8」か「ポートレート系大口径」。どちらの設計も可能性あり。

予約は“発表同時”が有力候補。少量入荷が読みにくいため入手計画は前倒し推奨。

描写・AF・防塵防滴・資産価値の4点で純正の魅力度を秘めた可能性。
リークの要点:Leica 105mmは「10月候補」に名指し

まず押さえたいのは、噂の出所です。ライカ専門の情報サイトLeica Rumorsにて、「ライカの10月発表群」にLマウントの新レンズ群が並び、その中にシンプルに「105mm」の記載があります。
現時点で確かなのは「105mm」というキーワードだけ
開放F値やマクロ倍率、AFユニット、重量などの具体は未記載です。噂段階のため、数値を断定しない姿勢が安全です。
掲載のされ方も重要です。ほかの候補(SL 85mm F1.4やAPO 135mmなど)と同じ並びで「105mm」が入っており、焦点距離の“柱”として検討されている印象を受けます。名称が未定でも、企画の粒度は十分と見るのが妥当でしょう。
発表タイミングは10月の発表ラッシュに連動する可能性
10月中旬〜下旬にかけての発表集中の可能性が高いとされます。Q3 MonochromやM EV1などの話題と同時期に“もう一本”が差し込まれる構図なら、注目の奪い合いを避けつつ、話題性の総量を最大化できます。
発売の是非は別として、10月のアナウンス枠に入ってくる確率は高いと見られます。
“マクロ”か“ポートレート大口径”か、二つの設計シナリオ
105mmといえば王道のマクロF2.8、あるいは中望遠ポートレートの大口径(F1.8〜F1.4)。Lマウントには既にSIGMA 105mm MacroとLUMIX S 100mm Macroが存在し、どちらの文脈でも可能性があります。
噂では85mm F1.4が「シグマ設計ベースの可能性」とされる一方、105mmの特徴は未記載。差別化軸の置き方が読みどころです。
発売日・予約の読み:発表同時が有力
10月中旬〜下旬の“発表ラッシュ”が本線なら、予約開始は同日〜数日のラグで動くのが通例です。
有力候補は10月中旬〜下旬
現時点で信頼度が高いのは、Q3 Monochrom(10/16前後)とM EV1(10/23前後)を中心とした発表時期です。同じまとめに「L-mount 105mm」が並ぶため、同時期に“枠”が確保されていると読むのが自然です。
もちろん製造・検証の最終段階しだいで日付は前後します。とはいえ、この期間は情報の初動を逃さないためのウオッチ強化期間と心得ましょう。
価格予想:純正SL単焦点の相場から逆算する
価格の初期仮説は、現行の純正SL単焦点の相場から逆算すると筋が通ります。APO-Summicron-SL 75mmは836,000円(税込)、同90mmは約869,000円(税込)。105mmがAPO設計・AF・防塵防滴を備えるなら、80万円〜95万円台が主戦場になる可能性があります。
もしシグマ設計ベースの協業・リブランド色が強ければ、もう一段価格を抑える余地も出ますが、105mmでその示唆は今のところありません。
ベースライン:SL 75/2・90/2の実勢
ライカストア系の掲示価格をベースにすると、SL 75/2が836,000円(税込)、SL 90/2が869,000円(税込)。いずれもAF搭載で高い耐候性とAPO補正を備え、価格は完成度で正当化されています。
105mmが同格の“Summicron級”なら、価格もこの辺りに寄るのが順当です。
協業シナリオは現時点で低め
85mm F1.4については「シグマ設計ベースかも」との記述が明示されていますが、105mmにはそうした注釈が見当たりません。ゆえに、価格面での大幅圧縮は期待し過ぎないほうが賢明です。
ただし調達や初期ロットの歩留まり次第で小幅な調整はあり得ます。
競合価格との対比:SIGMA 105・LUMIX S 100
比較対象として有力なのは、SIGMA 105mm F2.8 DG DN Macro(税込93,500円)と、LUMIX S 100mm F2.8 Macro(税込120,780円)。純正がこのレンジに降りてくることはまずありません。
価格差は保証・仕上げ・AF統合・中古価値で回収できるかが焦点となります。
想定スペック:マクロ系F2.8か、ポートレート系大口径か
スペックは2パターンに分けて考えると読みやすくなります。①1:1近傍のマクロ性能・軽量・F2.8、②大口径ポートレート(F1.8〜F1.4)・ボケ特化・重量級。既存ラインアップと差別化するなら、どちらにも勝算があります。
以下では根拠と、期待値を整理します。確定情報ではないため、数値はあくまで予想レンジとして提示します。
シナリオA:軽量マクロF2.8(1:1付近)
Lマウントには既にLUMIX S 100mm F2.8 Macro(1:1、約298g、最短0.204m)という軽量モデルが存在します。ここに純正105mmが加わるなら、防塵防滴とAF最適化、仕上げの質感で上位を訴求する差別化が想像できます。
SIGMA 105mm Macro(DN)は光学性能で高評価。純正が選ぶ文脈は“トータル統合と資産価値”です。鏡筒の剛性感やフォーカスリミッターのUIも争点になります。
シナリオB:ポートレート系大口径(F1.8〜F1.4)
85/1.4のリークと並走する形で、大口径中望遠の拡張は自然な流れ。105mm F1.8/1.4は背景圧縮とボケ量で唯一無二の表現力を持ちます。質量は1kg級になる公算が高く、三脚座や大型フードを視野に入れたいところです。
この方向なら価格はより高止まりしやすく、AF駆動はリニア×ステッピングのハイブリッドなど最新世代の投入が期待されます。
どちらが“らしい”か
既存のLマウント・マクロはコスパや軽量を武器にした強豪が揃っています。純正は「堅牢」「色再現」「操作感」「サービス網」で優位を作るはずです。
大口径シナリオは話題性が抜群ですが、85/1.4と食い合う可能性も。105mm専用の描写味(周辺減光のコントロールや縦収差の味付け)で差別化できるかが鍵でしょう。
競合比較:いま買える“100〜105mm級”の現実解
噂を追いかけつつ、いま実際に選べる選択肢を把握しておくと賢い買い方ができます。ここではLマウントで定評のある3本を軸に“いまの基準”を見ておきましょう。
純正105mmが登場した際に、どこに価値差が生まれるのかも見えてきます。
Panasonic LUMIX S 100mm F2.8 Macro
約298gの軽さ、1:1、最短0.204m。AFは新開発のデュアル・フェーズ・リニアモーターで高速かつ静粛。価格は120,780円(税込)と手を伸ばしやすい設定です。携行性と実用倍率の両立で“日常マクロ”をラクにします。
軽量ボディとの相性が良く、S5II系と組むと長時間の卓上物撮りでも疲れにくいのが利点です。
SIGMA 105mm F2.8 DG DN Macro | Art
DN版は光学刷新でロング・チャートも近接もシャキっと写ります。93,500円(税込)という価格で、Lマウントの“定番マクロ”として確立しました。
1:1の等倍とボケ描写の整い方が魅力。純正105mmはここを超える“総合体験”を示す必要があります。
Laowa 100mm F2.8 2× Ultra Macro(MF)
2:1の超倍率で、唯一無二の寄りを実現するMF専用。AFやEXIF連携は割り切りですが、作品づくりの自由度は高いです。価格も控えめで、特殊用途に刺さります。
純正105mmが出ても“超寄り”という個性は代替困難。システム内の役割が重ならない点がポイントです。
AF・手ブレ補正・操作系:純正が積み上げてきた“体験差”
描写が同等でも、AFのアルゴリズム統合や防塵防滴、コーティングやボディ連携UIで純正は差を付けてきました。105mmがそこでどう魅せるかは大注目です。
近年のLマウントでは、レンズ側のスイッチ・リング操作とボディ側のカスタム設定の親和性が歩留まりを左右します。
AF:近接と遠距離の両立が難所
マクロ設計では駆動範囲が広くなりがち。リニア×ステッピングの複合駆動や範囲リミッターが有効です。純正ならボディの被写体認識との同期感まで詰めるはずです。
被写体距離のジャンプ時に迷い込まないか。ここは実機での検証ポイントとして、発売後のレビューで最優先で確認しましょう。
手ブレ補正:IBIS前提でも光学側の味付けが肝
IBIS頼みでも、光学側の呼吸が良ければ歩留まりが伸びます。フレーミング時の揺れの収束が速いほど、構図決定のスピードが上がり、結果的にシャープに写ります。
スローシャッター耐性は“使える現場”を増やす指標。手持ちの限界をどこまで押し広げてくれるか、注目です。
操作系:スイッチ配置とトルク感の最適解
AF/MF、リミッター、クリック感のある絞りリングなど、触感は仕事効率に直結します。純正はここで差を作ってくることが多いです。
夜ロケや寒冷地での操作性まで考えると、スイッチの形状や防滴構造が活きます。105mmでも“手の内感”が期待されます。
市場の追い風:Lマウントの裾野が一段広がった
Lマウントのニュースを俯瞰すると、純正105mmにとっての追い風が複数見えます。サードの参入拡大、望遠ズームの強化など、裾野そのものが広がりました。
システムが動くと、一本の単焦点の意味合いも変わります。投資のしがいが増すタイミングです。
Viltroxがアライアンス加入=エコシステムが厚く
手頃な価格帯で実績のあるViltroxがLマウントに正式参入。将来的なレンズ選択肢が増えることで、ボディ購入の心理的ハードルが下がります。結果、純正にも新規ユーザーが流入しやすくなります。
“純正+手頃なサード”の組み合わせは、作例文化を活性化させ、比較の土台を整えます。
こちらの記事もおすすめ
100–500mmの登場で上から下まで埋まった
パナソニックのLUMIX S 100–500mm F5–7.1 O.I.S.が発表され、野生・スポーツ分野の裾野が広がりました。長玉の存在はシステム全体の“やれること”を押し広げます。
上が埋まると、中望遠単焦点の役割はより明確に。105mmは“作品を仕上げる芯”としての意味が増します。
ズームの高速化と単焦点の棲み分け
ズームは進化しましたが、開放描写とボケ、逆光の耐性は単焦点の牙城です。105mmはその象徴的な焦点域。ズームが便利なほど、単焦点で狙い撃つ価値が際立ちます。
純正105mmは“仕上がりと操作体験”でズームに勝つべき領域が明確です。
購入判断:純正105mmを選ぶ理由と、選ばない理由
ここからは“財布と作風”に直球で向き合います。純正が強いのは、描写の一貫性、サービス網、資産価値の3点。価格差を超える上乗せ価値を明確に言語化しましょう。
同時に、SIGMAやLUMIXの現行選択肢で十分に満足できるケースも整理しておきます。
純正を選ぶ理由:体験価値の総和
色再現・逆光耐性・AF統合・UI・質感。すべてが“少しずつ”良いと、現場の安心感が段違いになります。
中古でのリセールも高止まりしやすく、トータルコストが予想外に下がることもあります。
純正を選ばない理由:用途と予算の適正
ブツ撮り中心で1:1が重要なら、軽量・手頃な選択肢で十分戦えます。重量と価格の“持ち腐れ”を避けることも合理的です。
作品づくりに必要なのは狙いのブレない道具。予算は撮影旅や照明投資に回す選択肢もありです。
“一本で完結”を諦める割り切り
万能を求めるほどレンズは重く高価になります。105mmは“刺さる場面で最強”と割り切ると、結果的に機材も編集もシンプルに回ります。
苦手な場面は24–105mmや70–200mmに任せ、105mmは“作品作りの芯”に集中するのが効率的です。
情報の線引き:事実/推測/願望を仕分ける
現時点の“確定”と“推測”を仕分けておきます。投資判断はこの線引きを崩さないのが鉄則です。
この記事も同基準で書き、必要に応じて公開ソースを参照しています。
事実
リークサイトに「Leica 105mm」の記載があること。10月に複数のライカ製品発表が見込まれていること。Lマウントの競合(SIGMA 105/LUMIX S 100/Laowa 100 2×)の仕様・価格が公知であること。
これらはいずれも公開ソースで裏取り可能です。
推測
開放F値や重量、AF駆動、正式名称、価格帯の具体値。これは既存のSL単焦点の相場や、近似製品の仕様をもとにレンジで示しています。
発売日に関する“候補期間”の提示も同様に仮説です。
最後のチェック:いま動く?待つ?
買い時の判断は、用途の必然性×供給の読みで決めるのが合理的です。今の必要性が明確なら、既存のベストで動くことになります。将来の純正105mmがあなたの課題を一気に解決するなら、数週間の待ちも投資です。
“待ち”のメリット
純正105mmの描写味や操作感が、自分の作風に合致するなら、既存レンズを買い直すコストを避けられます。価格・重量・AF挙動など、判断材料が出揃ってから動けます。
“いま動く”メリット
案件や作品の締切は待ってくれません。LUMIX S 100とSIGMA 105は、価格・重量・描写の三拍子で“いま強力”。ここで経験値を積むこと自体が投資になります。
純正105mmが出たらリセールで乗り換える、という戦略も現実的です。
妥協しない基準の置き方
「自分の作品で最も厳しい条件」を一つ決め、そこでの歩留まりと満足度を唯一の判断基準にします。スペック比較はその次です。
まとめ
ライカのL-mount 105mmは、海外の主要リーク記事で“10月候補”として記載されています。価格はSL単焦点の相場から80〜95万円帯を中心に想定しつつ、SIGMA 105とLUMIX S 100という強力な現行解がすでに存在します。事実と推測を切り分け、用途と納期で最適解を選びましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
撮影テクから最新ギア情報まで、“次のステップ”を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント( X / Threads / Instagram / TikTok / YouTube )で毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!