11/20発売 Panasonic LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

11/20発売 Panasonic LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

Lマウント初の“LUMIX Sシリーズ超望遠ズーム”がついに登場しました。本記事では「LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.(S-R100500)」の発売日・予約開始日・価格・スペックを事実ベースで整理し、競合レンズとの比較や実戦的な使いこなしまで一気に把握できるようにまとめました。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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国内の公式発表は11月20日発売予定。10月1日10:00より予約開始。

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価格は国内305,800円(税込)、米国は$2,099.99(現地9月25日予約開始)。

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100–500mm/F5–7.1・全長196.1mm・約1,285g・82mm径の携行性とDual I.S.2(CIPA、S1R II使用時)で最大7.0段が強み。

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最短0.8m(W端)/最大0.36倍で“寄れる望遠”。テレコン装着時は150–500mmに制限、F値は1.4×で1段/2×(DMW‑STC20)で2段低下。

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Canon RF100-500/Sony 200-600/SIGMA 150-600/Leica 100-400と比較しても「軽短×長焦点」の武器が光る。

発売日・予約開始日・価格:まず押さえたい確定情報と“根拠”

11/20発売 Panasonic LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

国内発売日と予約開始日

最短で買えるタイミングと価格感は計画の要。国内はパナソニック公式が11月20日発売予定、10月1日10:00予約開始と案内しています。価格は305,800円(税込)、米国は$2,099.99で9月25日から予約受付です。

商品名

LUMIX S 100-500mm F5-7.1(S-R100500)

希望小売価格

305,800円(税込)

発売日

2025年11月20日

予約開始日

2025年10月1日10:00

予約・販売URL

公式オンラインストア

国内・海外価格の両睨み

国内のメーカー希望小売価格は305,800円。キャンペーンや販路で実勢は動くものの、基準価格として押さえておきましょう。

米国は$2,099.99で9月25日から予約受付。グローバルでも“ミドルハイ帯の超望遠”という立ち位置です。

“LUMIX S初の500mmズーム”というニュース価値

本レンズはLUMIX Sシリーズで初の超望遠ズーム(最長500mm)。既存のS 70-300mmでは届かなかった領域をカバーします。

主なスペックまとめ:焦点距離・F値・サイズ・重量・最短距離・付属品

数値で骨格を掴むと運用の解像度が跳ね上がります。100–500mm/F5–7.1、82mmフィルター径、全長196.1mm、約1,285g、最短0.8m(W端)・1.5m(T端)、最大0.36倍、O.I.S.搭載、Dual I.S.2対応。フード&三脚座が標準付属です。

光学・機構の柱になる数値

レンズ構成は12群19枚(UED×2、ED×2、UHR×2)。絞りは11枚羽根の円形絞り、最小絞りはF29–40。画角は24°〜5.0°で、500mm側の圧縮感を得られます。

外観寸法はφ92.0×約196.1mm、質量約1,285g(フード・キャップ・三脚座を除く)。82mm径はPL/NDの選択肢が広く、防塵防滴・フッ素コートも備えます(耐低温‑10℃)。

“寄れる望遠”を担保する近接性能

最短撮影距離は0.80m(W端)/1.50m(T端)。最大撮影倍率は0.36倍(T端)で、超望遠ズームとしては近接に強い設計です。

付属品はレンズフード/前後キャップ/三脚座。三脚座標準付属は長玉の実運用で有利です。

携行性と取り回し:全長196.1mm・約1,285gが現場をどう変えるか

500mmクラスで約1.3kg/20cm切りというサイズ感は機動力の源泉です。鉄道・モータースポーツ・野鳥の移動撮では、ザックへの収まりや徒歩移動の負担軽減に直結します。前玉径も大きすぎず、フィルター運用がしやすいのも利点です。

重量バランスとボディの相性

S5II/S5IIXのような中型ボディに載せても前のめり感は小さめ。手持ちパンや縦横切替のテンポも良好です。三脚座は必要時にすぐ雲台へ移行でき、流し撮りと固定の切替が素早く行えます。

競合比で見える“短く軽い”の強み

同じ500mm上限のCanon RF100-500mmは全長約207.6mm/重量約1,365g(三脚座除く)。本レンズは196.1mm/約1,285gで、携行性と近接で優位です。

600mmクラスのSIGMA 150-600mmは約263.6mm/約2,100g(95mm径)、Sony 200-600mmは約318mm/約2,115g(95mm径)。焦点域は異なるものの、重量・全長の差は運用感を大きく変えます。

光学設計と可変F値:解像とボケを両立させる“現実解”

UED/ED/UHRの組み合わせで軸上色収差や周辺解像の悪化を抑制。11枚の円形絞りでボケ縁を整え、超望遠の圧縮効果とあいまって立体感を作りやすい描写です。コーティング最適化やブリージング抑制、マイクロステップ絞りなど動画面の配慮も入っています。

可変F値の遷移を把握する

メーカー公表はF5–7.1のレンジまでで、遷移点の細目は未記載。海外メディア PhotographyBlogの実測では、100mm F5 → 200mm F6.1 → 300mm F6.5 → 400mm F6.8 → 500mm F7.1とされています。実運用ではSS/ISOの追従を先読みして設定すると安定します。

逆光耐性と描写のまとまり

フレア/ゴースト抑制やコーティング最適化の効果でコントラストは保ちやすい傾向。最短近くではボケが大きくなり、背景を遠ざけると圧縮と玉ボケを同時に得やすくなります。

AF・手ブレ補正・操作系:Dual I.S.2の7.0段と“新しい触り心地”

デュアルフェーズリニアモーターで高速・高精度・静音AF。Dual I.S.2はCIPA準拠(Yaw/Pitch)で、S1R II(S1RM2)使用時に最大7.0段相当です。さらにフォーカスリングのコントロールリング化(対応ボディ条件あり)やフォーカスボタン(L‑Fn)、ズームリミットスイッチなど、操作面の拡充もポイント。

AF駆動と動画適性

AFは滑らかな追従を狙った制御で、マイクロステップ絞りやブリージング抑制も相まってピント移動と露出変化の“つながり”が良好。静粛性は屋内スポーツや舞台収録でも扱いやすいレベルです。

Dual I.S.2の実効を現場で引き出す

テレ端500mmでは姿勢・呼吸・構えで歩留まりが左右されます。CIPA 7.0段は基準値であり、実効は撮影条件で変動。SSは1/125〜1/250を目安に、被写体速度に合わせて優先制御を行うと安定します。

近接性能:0.8m/最大0.36倍で“寄って撮る望遠”を実現

最短0.8m(W端)・1.5m(T端)、最大0.36倍。車両ディテールや動物園の表情、花のクローズアップまで“引き寄せ”られます。ワーキングディスタンスを詰め、背景を遠ざける王道の組み立てが効きます。

ワーキングディスタンスの勘所

0.36倍はT端1.5m時に到達。反射面はPLの効きが良く、82mm径なら選択肢が豊富。鉄道駅撮りやサーキットの限られたスペースでも抜けを作りやすく、近接=構図自由度の拡大につながります。

被写体別の実戦プリセット

野鳥や小動物はAF-C+被写体認識+上限ISOを6400前後に。鉄道はS優先1/1000、流しは1/60〜1/125で補正を活かしつつ。動画は1/100・1/125基準でND併用が安定です。

テレコン対応の勘所:150–500mm制限と段数の読み方

テレコン装着時は焦点域が150–500mmに制限されます。明るさは1.4×で1段、2×(DMW‑STC20)で2段低下(メーカー注記)。焦点域制限は設計由来のため、事前把握が重要です。

1.4×/2×の使い分け

1.4×で700mm相当、2×で1000mm相当。遠景の陽炎が強い時間帯は1.4×のほうが歩留まりが安定しやすい一方、夕暮れの静物では2×のメリットが勝ちやすい場面もあります。

AF・手ブレ補正への影響

暗化でAF余裕は減るため、被写体認識とリミッターで無駄移動を削減。補正はCIPA基準7.0段(S1R II条件)だが、長焦点では構えの安定が結果を左右します。

競合比較:RF100-500/FE200-600/SIGMA 150-600/Leica 100-400

比較は“使い分け”の地図作り。500mm上限のRF100-500は全長207.6mm/約1,365g(三脚座除く)/77mm径/最短0.9m・最大0.33倍。本レンズは196.1mm/1,285g/82mm径/最短0.80m・最大0.36倍で、携行性と近接でリードします。

SIGMA 150-600mm DG DN OS | Sports(L)

“届く距離”優先ならSIGMA。約263.6mm/2,100g/95mm径と大柄ながら、600mmの解像とAFカスタムが強力。車移動・三脚前提の現場で真価を発揮します。

OSモードやトルク切替など“プロ向けの土台”が整い、流し撮りや定点で狙いを外しにくい設計です。

Sony FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS

Eマウント定番は318mm/約2,115g/95mm径。インナーズームでバランスが崩れにくく、600mm到達の安心感があります。重さ・長さの代償と引き換えにレンジを取るか、携行性重視で100‑500を取るかの選択になります。

Leica VARIO-ELMAR-SL 100-400 f/5-6.3

Leicaは約198mm/約1,530g/E82。焦点域は400mm止まりながら、堅牢性と描写の均質性は高評価。LUMIXの500mm到達は、SLシステムの望遠側に“距離の別解”を与えました。

購入前チェックとおすすめセットアップ:失敗しない初期投資の組み方

ボディはS1 II/S1R II系でDual I.S.2や操作カスタムの親和性が高く、AF挙動も現行世代らしい連携が可能。S5 II系との組み合わせでも軽快さの優位は大きいので、撮影比重(静止画/動画、移動手段)で選びましょう。

フィルター・サポート・運搬

82mmのPL/NDは専用径を用意。一脚は雲台一体型で素早い高さ調整が便利。三脚座の回転で縦横切替を高速化し、置きピンと流し撮りを両立させます。

運搬は20cm級のインナーケースで収まり、フード逆付けで省スペース化。現地では手持ちと固定を状況で使い分けると機材負担とブレを抑えられます。

既存70-300mmの“居場所”

LUMIX S 70-300mmは約148mm/約790g/77mm径・最大0.5倍で、近接スナップや軽装遠征に最適。100-500mmとは焦点域と重量で役割分担が可能です。

まとめ

「LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.」は、Sシリーズ初の500mm到達と、全長196.1mm・約1,285gという携行性が大きな魅力です。国内は11月20日発売予定、10月1日10時予約開始。価格は305,800円(税込)。Dual I.S.2最大7.0段(S1R II条件)、最短0.8m・最大0.36倍、テレコン時の150–500mm制限と段数低下など“効く仕様”が揃いました。まずは店頭でS5 II系やS1 II系と組み合わせて握り、AF挙動と操作カスタムのフィット感を確認してみてください。


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