白滝

東京の白滝は、都心から日帰り圏の山里にひっそりと落ちる小ぶりな滝で、白い水が段差のある岩を滑るように落ちる姿が、素朴ながら味わい深い被写体です。周囲は雑木林に囲まれ、春は若葉、夏は濃い緑、秋は落ち葉と、季節ごとに足元の表情が変化します。滝壺近くまで寄れるため、前景に岩や枝を置いてローアングルから狙えば、高さ以上の迫力を出すことも可能です。都市近郊で滝撮影の練習をしたい人にとって、軽い装備で訪れて構図やシャッタースピードの違いを試すのにちょうど良いロケーションです。季節や天候を変えて何度も通いたい一枚向きのスポットです。