大滝

山形県東根市関山の大滝は、国道48号沿いの渓谷に懸かる高さ約10m・幅15mの幅広な滝で、奇岩怪石の間をエメラルドグリーンの滝つぼへ豪快に流れ落ちる姿が魅力です。ドライブイン裏の遊歩道から滝壺近くまで降りられ、広角では落差よりも横幅と水量を強調したダイナミックな構図が狙えます。春の新緑、夏の川遊び、秋の紅葉、冬の雪景色と四季の変化も大きく、夕方の柔らかな逆光を絡めると水しぶきのきらめきが際立ちます。夜間ライトアップが行われる日には滝つぼの水面に色彩が映り込み、NDフィルターを使えば幻想的な光跡と水煙を同時に表現できるのも写真好きにはうれしいポイントです。