富士見池

街の近くでも空の表情を拾える池で、条件が良い日は遠景に富士を望める“ご褒美”がある。朝の澄んだ時間は輪郭が出やすく、夕景〜ブルーアワーは街灯が点景になって大人っぽい。広角で水辺の小道や樹木を入れて奥行きを作り、望遠で富士や高層ビルを圧縮すると都市感が締まる。PLで水面反射を調整し、NDで1〜3秒にすれば水面が滑らかに。桜や紅葉の季節は水鏡と花筏で勝てる。冬の快晴は富士が最もくっきりで、左右対称に狙うなら無風の朝が鉄板。人が多い日は望遠で背景整理すると撮りやすい。立ち位置で富士の位置が大きく変わるので、数十歩の移動を惜しまないのがコツ。