日比谷公会堂

日比谷公会堂は重厚な外観と公園の緑が対比的なホールで、階段状のファサードと縦長窓がグラフィカルな被写体です。広角で正面から階段と入り口、左右の樹木をバランスよく入れ、斜めからは窓列と陰影を強調すると画面が引き締まります。夕方にはビルの光と公会堂の灯りが重なり始めるので、やや長秒で車のライトを流しつつ、歴史ある建物だけはしっかり止めると、都市の時間を感じさせる一枚になります。日比谷公園の木々やベンチを手前に置き、オフィス街のビル群を背景に重ねれば、古いホールと現代都市が時間を超えて共存している様子を一枚で物語ることができます。