茶ノ木神社

街のすき間に残る小さな神域で、鳥居と社殿、玉砂利の面がコンパクトにまとまる撮影向きスポット。朝は人が少なく、広角で鳥居から拝殿へ一直線に抜けば都会の中でも奥行きが作れます。雨上がりは路面が鏡になり、朱や提灯が二重に映って一気に絵になる。望遠で扁額の文字、注連縄の縄目、結び札やおみくじの紙質を寄れば密度も確保。背景のビルをあえて少し入れると“東京の社”らしい対比が出ます。夕方〜青い時間は街灯が点景になり、1/2秒前後で人影だけ流せば静けさが浮く。モノクロでも線と面が強く、24-70mm一本で撮り歩きやすい神社です。