瀧泉寺（目黒不動尊)

都心とは思えない緑に包まれた目黒不動尊。朱の提灯が連なる参道、力強い不動明王像、手水や水盤のきらめきが被写体になります。朝の斜光は石段の陰影が美しく、雨上がりは濡れた石と苔が黒く締まる。秋は紅葉、冬は澄んだ空気で木目が際立つ。護摩修行の煙や火の粉は高感度で狙い、1/30秒前後で揺らぎを残すと臨場感。夕方は灯りが浮き、青い時間の長秒で提灯を面で見せると都会的。混雑時は人影を少し流して静けさを残すと絵になります。広角で門前の導線を、85mm前後で刻字と表情を丁寧に切り取るのがおすすめ。縦位置が映えます。