穴守稲荷神社

羽田エリアの穴守稲荷神社は、朱の鳥居と都会の気配が同居する撮影地。千本鳥居は広角で消失点を作るだけで強く、雨上がりは床面の反射で朱が二重に映えて最高です。望遠で扁額や提灯の文字、狐像の表情を切り取ると密度が上がる。飛行機が通るタイミングを狙い、鳥居の上に機影を小さく入れると“空港の守り神”らしさが一枚で伝わります。夕景〜青い時間は街灯が効き、1/2秒前後で人影を流すと神域が浮く。春の新緑、秋の黄葉は朱の縁取りに最適。24-70mm＋85mmが鉄板で、PLでテカりを整えると階調が残ります。正月は賑わうので早朝勝負、モノクロでも線が立ちます。