カトリック田平天主堂

赤レンガの外壁と尖塔が美しい田平天主堂は、坂の上に立つゴシック建築。設計は鉄川与助で、細部の職人技が写真映えします。晴天は影が硬いので、薄曇りか夕方の斜光が立体感を出しやすい。広角で左右対称に正面を押さえ、望遠でレンガ目地や尖窓、鉄扉の装飾を切り取るとディテールが効く。青い時間帯はステンドグラスの気配と外壁の赤がしっとり映え、周囲の田畑や海を少し入れると“祈りの風景”になる。内部は撮影可否やフラッシュ禁止などルールを確認して静かに。雨上がりはレンガが濃く締まり、冬の澄んだ空も相性抜群です。ぜひ。