最上川堤防千本桜

山形県長井市の最上川堤防千本桜は、大正天皇御即位を記念して1915年に植えられたソメイヨシノ約300本が、さくら大橋から長井橋まで最上川両岸約2kmにわたって続く桜並木です。残雪の山並みと川面、堤防の遊歩道、満開の桜を一枚に収めれば、東北らしい春のスケール感ある風景に。土手の上から川を見下ろす位置では、桜のアーチ越しに鉄橋や橋梁を入れた鉄道写真も狙えます。夕暮れ時は川面に映る桜色と空のグラデーションが美しく、シルエット気味に人の後ろ姿を入れると、旅情たっぷりのカットに仕上がります。フットパスコースをのんびり歩きながら、視点の高さと距離を変えて撮り比べるのがおすすめです。