島原城　古野梅園

島原城 古野梅園は、天守閣西側に広がる梅園で、紅梅約30本・白梅約250本を中心に枝垂れ梅も交えた約300本が城内を早春の香りで満たします。石垣の上にそびえる天守と梅の並木、背後の眉山や普賢岳を一緒に入れて広角で切り取れば、城と火山と花が共演する島原らしい一枚に。園内の祠や茶席を前景に、ぼかした梅を背景に置けば、静かな城下町の雰囲気を感じさせるカットになります。曇天の日は花びらの階調が出やすく、日没前には天守のライトアップと薄暮の空、梅のシルエットを重ねたドラマチックな写真も狙えます。梅林俳句会の句碑なども画面に入れると、文学の香りもさりげなく伝わります。