月山の高山植物

月山の高山植物(山形)は、八合目弥陀ヶ原湿原から山頂にかけて約130種以上が咲き競う“天空の花畑”で、ニッコウキスゲやチングルマ、ワタスゲなどが季節ごとに主役を変えます。木道沿いからは池塘に映る空と花を一緒に撮ることができ、広角で雲の動きも入れればダイナミックな山岳風景に。マクロで一輪に寄りつつ、背景に残雪の斜面や参拝者のシルエットをぼかして添えると、信仰の山ならではの物語性ある一枚になります。高山域ならではの変わりやすい天候を逆手に取り、霧や逆光を積極的に取り入れて表情の違いを楽しみたいエリアです。