三之宮峡紅葉

三之宮峡紅葉は、岩瀬川上流に続く約4kmの渓谷で、大小11のトンネルが連なる約1kmの遊歩道から、屏風岩や櫓の轟など奇岩と清流、紅葉を一度に楽しめます。秋には谷全体が赤や黄、橙に染まり、苔むした岩肌と透明な水の青が鮮やかなコントラストを生みます。スローシャッターで流れをなめらかに描けば、静と動が同居した一枚に。新緑の季節には若葉越しに差し込む光が柔らかく、爽やかな緑のグラデーションが主役になります。安全第一で三脚の設置場所を選びつつ、広角と望遠を使い分けたい渓谷です。紅葉ピーク時は人出も多いので、画角を絞って岩や流れを主役にすると、渓谷本来のスケール感と色彩をじっくり引き出せます。