登美の松

登美の松は、葛飾区・木下川薬師浄光寺の境内に立つ由緒あるクロマツで、徳川家光お手植え、吉宗命名と伝わる歴史背景ごと撮れるポイントです。現在は二代目ながら、太い幹と堂々とした枝ぶりが本堂や石碑とよく似合い、広角で松を大きく前景に入れると、江戸の空気を感じる一枚になります。根元の勝海舟揮毫の碑や、周囲の堂宇、灯篭を配置して画面にリズムをつけるのがおすすめ。新緑から晩秋まで表情が豊かで、晴天の青空とのコントラストも、しっとり曇天のモノトーンもよく映える歴史フォトスポットです。