小みかんの撮影スポット情報
今治市の「小みかん」は、樹齢五百年といわれる愛媛県指定天然記念物のみかんの古木で、一株から伸びた枝が地面に根を下ろし三十三本の幹へと増えた独特の姿が特徴です。直径四センチほどの小さな実が枝先に鈴なりになる晩秋には、黄橙色の粒が樹冠一面に灯ったように輝き、足元には石垣と段々畑、遠くには瀬戸内の海が重なります。望遠で実の房に寄れば素朴な質感が伝わり、広角では一本の木がつくる小さな森として捉えられる、物語性豊かな被写体です。収穫期の作業風景をそっと添えれば、長く続くみかん作りの歴史も写し込めます。果樹園の甘い香りに包まれながらの撮影が楽しめます。




