M.ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5

光を受けても端正さを保ち、建築の直線や面のつながりを歪ませずに整理して描ける。ピント面はクッキリと立ち、コントラストは締まりがあり、色乗りは控えめで、全体は素直なニュアンスに収まる。広い画角でも周辺まで均質で、逆光の窓辺でもゴーストが出にくく、室内の白壁も階調が破綻しにくい。ボケは穏やかで、近接にも寄りやすく、テーブルや小物の撮影でも形を崩さず、きめ細かな質感がきれいに出る。AFは静かで迷いにくく、MFリングの操作感も素直で、動画ではブリージングが目立ちにくく、歩き撮りでもリズム良く使える。