
ケーキの写真の撮り方作例付きまとめ スマホ・一眼でおしゃれに撮るコツ
ケーキを撮影したときに、「クリームが白っぽくなってしまう」「実物のようにおいしそうに写らない」と悩んだことがある方もいるのではないでしょうか。ケーキの写真をきれいに撮るには、カメラの性能だけでなく、光の向きや撮影する角度、背景の選び方が重要です。例えば、窓から入る自然光を活用したり、白い紙で影を明るくしたりするだけでも、クリームやフルーツの質感をきれいに写しやすくなります。また、スマホでも明るさやピントを調整することで、白飛び(明るい部分が真っ白になり、細部が見えなくなること)を防げます。この記事では、自宅でできる簡単な撮影方法から、スマホ・iPhoneの使い方、一眼レフやミラーレスのおすすめ設定、ホールケーキをきれいに見せる構図まで、初心者にも分かりやすく解説します。
この記事のサマリー

ケーキをきれいに撮影するには、窓から入る自然光を横や斜め後ろから当てるのがおすすめ

斜め45度は高さやトッピング、真横は断面、真上はデコレーションをきれいに写すのに適している

スマホは1倍での撮影を基本に、AE/AFロックや露出補正を活用すると、ピントや明るさを調整しやすい

一眼レフ・ミラーレスは絞り優先モードを使い、F値や焦点距離を調整すると、背景のボケ具合やケーキの写り方を変えられる

白飛びやテカり、写真の暗さが気になる場合は、光の当て方や露出補正を見直すことで改善できる
ケーキをきれいに撮るための3つのコツ

ケーキの写真をきれいに撮るには、「光の当て方」「アングルと構図」「背景の選び方」の3つが重要です。例えば、窓から入る自然光を活用すると、クリームやフルーツの質感をきれいに写しやすくなります。また、撮影する角度を変えることで、ケーキの高さやトッピングを見せたり、背景をシンプルにしてケーキを目立たせたりすることもできます。
これらのポイントを意識するだけでも、スマホや一眼レフ、ミラーレスでケーキをより魅力的に撮影できます。ここからは、それぞれのコツを詳しく紹介します。
ケーキをきれいに撮るには光の向きが重要
ケーキの写真を撮るときは、光の当たり方を意識することが大切です。特に、白いクリームやフルーツは強い光が正面から当たると、表面が白飛びしたり、光が反射してテカって見えたりすることがあります。きれいに撮影するには、窓から入る自然光をケーキの横や斜め後ろから当てるのがおすすめです。
また、影が暗くなりすぎる場合は、白い紙などを使って光を反射させると、クリームの立体感やフルーツの質感を自然に表現しやすくなります。こうした工夫は、スマホでも一眼レフやミラーレスでも取り入れられます。
横や斜め後ろから光を当てると立体感が出やすい

ケーキをきれいに撮影するには、横や斜め後ろから光を当てるのがおすすめです。横から当たる光は「サイド光」と呼ばれ、クリームの凹凸やスポンジの表面に自然な影ができるため、ケーキの立体感を表現しやすくなります。
一方、斜め後ろから当たる光は「半逆光」と呼ばれ、いちごなどのフルーツの透明感や、表面のツヤをきれいに写したいときに適しています。特に、フルーツがたくさん使われたケーキを撮影する場合におすすめです。
撮影するときは、窓の横や斜め前にケーキを置き、光の当たり方を確認してみましょう。影を完全になくすのではなく、適度に残すことで、クリームの形やケーキの厚みが伝わりやすくなります。
自宅での撮影はレースカーテンや白い紙を活用する

自宅でケーキを撮影するときは、窓から入る自然光を活用するのがおすすめです。ただし、直射日光が強く当たると、クリームが白飛びしたり、影が濃くなりすぎたりすることがあります。そのような場合は、レースカーテン越しに光を当てると、光が柔らかくなり、クリームやフルーツの質感を自然に写しやすくなります。
また、ケーキの片側が暗くなってしまう場合は、光が当たっている方向とは反対側に白い紙やボードを立ててみましょう。紙に反射した光が暗い部分を明るくしてくれるため、ケーキ全体をきれいに撮影できます。専用の撮影機材を用意する必要はなく、白い厚紙やスケッチブックでも代用できます。
ただし、影を明るくしすぎると、クリームの凹凸が分かりにくくなることもあります。撮影画面を確認しながら、白い紙の位置や距離を調整してみてください。
フラッシュはなるべく使わず、自然光で撮影する

ケーキを撮影するときは、スマホやカメラの内蔵フラッシュをなるべく使わないようにするのがおすすめです。フラッシュの光が正面から当たると、クリームが白飛びしたり、チョコレートやフルーツの表面に強い反射が出たりすることがあります。また、ケーキの後ろに濃い影ができてしまい、自然な仕上がりにならない場合もあります。
室内が暗い場合は、まずケーキを窓際に移動して、自然光が当たる場所で撮影してみましょう。また、室内の照明と自然光が混ざると、クリームが黄色っぽく写ることがあるため、必要に応じて室内の照明を消すのも効果的です。ケーキの一部が暗くなる場合は、白い紙を使って光を反射させると、影を明るくできます。
さらに、白いクリームの質感をきれいに残すには、写真全体を明るくしすぎないことも大切です。撮影画面でクリームの模様や凹凸が確認できる程度に明るさを調整すると、自然な仕上がりになります。
ケーキをきれいに見せるアングルと構図のポイント
ケーキは、撮影する角度によって写真の印象が大きく変わります。例えば、斜め45度から撮影するとケーキの高さやトッピングをバランスよく写せます。一方、真横から撮影するとスポンジやクリームの層が分かりやすくなり、真上から撮影するとフルーツやデコレーションの配置をきれいに見せられます。
また、ホールケーキを撮影する場合は、丸い形だけでなく、高さや側面の飾りも見せることが大切です。ケーキの種類や写真で伝えたい部分に合わせて撮影する角度を変えると、見た目の特徴をより分かりやすく表現できます。
斜め45度・真横・真上からの撮影を使い分ける
ケーキを撮影するときは、斜め45度・真横・真上の3つの角度を使い分けるのがおすすめです。それぞれきれいに写せる部分が異なるため、ケーキの種類に合わせて撮影する角度を選びましょう。
斜め45度は、ショートケーキやタルトなどを撮影するときにおすすめです。ケーキの高さや上にのったフルーツ、お皿までバランスよく写せるため、初めてケーキを撮影する方にも適しています。
真横からの撮影は、ミルクレープやショートケーキなど、スポンジとクリームの層をきれいに見せたい場合に向いています。一方、真上からの撮影は、ホールケーキのデコレーションやフルーツの配置を見せたいときにおすすめです。
斜め45度:ケーキの高さやトッピングをバランスよく写せる

ショートケーキやタルトなどにおすすめの角度です。ケーキの高さやフルーツ、お皿まで自然に写せます。
真横(0度):側面の装飾をきれいに見せられる

高さのあるホールケーキや多段ケーキにおすすめです。ケーキと同じくらいの高さから撮影すると、側面の装飾やクリームの厚みが分かりやすくなります。また、ミルクレープなど断面が特徴的なケーキでは、層の重なりもきれいに写せます。
真上(真俯瞰):デコレーションやフルーツの配置をきれいに写せる

ホールケーキや複数のスイーツを撮影するときにおすすめです。ケーキ全体の形や飾り付けを見せるのに適しています。
ホールケーキは丸い形と高さを意識して撮影する

ホールケーキをきれいに撮影するには、丸い形と高さが伝わる角度を選ぶことが大切です。例えば、フルーツやデコレーションを中心に見せたい場合は、真上から撮影するのがおすすめです。カメラをケーキの真上に構えると、丸い形や飾り付けの配置をきれいに写せます。
一方、誕生日ケーキなど、側面の装飾や高さも見せたい場合は、斜め45度から撮影すると、上面と側面をバランスよく写せます。
また、ウェディングケーキのように何段も重なったケーキは、カメラをケーキの中ほどの高さに構えると、段の重なりや全体の形が分かりやすくなります。広角レンズで近づきすぎると手前が大きく写るため、少し離れた位置から撮影すると、自然な形に仕上がります。
フォークやカップなどの小物は置きすぎない

ケーキを撮影するときは、フォークやカップ、ナプキンなどの小物を一緒に写すと、カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出できます。ただし、小物を置きすぎると写真がごちゃごちゃして、ケーキが目立たなくなることがあります。
例えば、フォークはお皿の横に添えたり、カップはケーキの少し後ろに置いたりすると、自然な配置になります。また、ナプキンはケーキの下や横に敷くと、テーブルのアクセントとして活用できます。
小物を配置するときは、まずケーキを中心に置き、必要なものを少しずつ加えていくのがおすすめです。最後に撮影画面の四隅まで確認し、余計なものが写り込んでいないかチェックしましょう。
ケーキの写真をおしゃれに見せる背景の選び方
ケーキをおしゃれに撮影するには、光の当て方や撮影する角度だけでなく、背景の選び方も重要です。特に、フルーツやデコレーションが華やかなケーキは、背景の色や柄が目立ちすぎると、ケーキそのものが目立たなくなってしまいます。
自宅で撮影する場合は、テーブルの木目や壁の色、お皿のデザインなども写真の印象に影響します。白やベージュなどの落ち着いた色を背景に選んだり、シンプルなお皿を使ったりすると、ケーキの色や飾り付けを引き立てやすくなります。
自宅で撮影するときは背景をすっきりさせる

自宅でケーキを撮影するときは、まず周囲の余計なものを片付けることが大切です。ケーキの箱やラップ、調理器具などが写り込むと、ケーキよりも背景に目が向いてしまうことがあります。
撮影場所に迷った場合は、自然光が入る窓際のテーブルがおすすめです。背景に余計なものが写らないよう、壁を背にしてケーキを置くと、すっきりした写真に仕上がります。また、壁の色や柄が目立つ場合は、白やグレーの布を背景に使うのも効果的です。
フォークやカップなどの小物を加える場合も、最初はケーキだけを置いて構図を決めてから、少しずつ配置するとバランスを取りやすくなります。
ケーキの種類に合わせて背景の色や素材を選ぶ

ケーキをきれいに撮影するには、ケーキの色や種類に合わせて背景を選ぶのがおすすめです。例えば、ショートケーキやフルーツタルトなど、明るい色のケーキには、淡い木目のテーブルがよく合います。白い背景も清潔感のある写真に仕上がりますが、白いクリームと背景が同じ色になると輪郭が分かりにくくなるため、お皿の色を変えるなどの工夫をするとよいでしょう。
一方、チョコレートケーキやモンブランなど、落ち着いた色のケーキには、黒や濃いグレーの背景もおすすめです。ケーキの色や質感を引き立てやすくなります。ただし、写真全体が暗く見える場合は、白い紙などで光を反射させると、ケーキの細かい部分まで写しやすくなります。
また、光沢のあるお皿は照明や窓の光が強く反射することがあるため、反射が気になる場合は、ツヤを抑えたマットな質感のお皿を選ぶと自然な仕上がりになります。
パーティ・イベントの撮影は小物の色を統一する

誕生日やクリスマスなどのイベントでケーキを撮影するときは、花やリボン、飾りなどの小物を取り入れると、特別な日の雰囲気を表現できます。ただし、さまざまな色の小物を置きすぎると、写真全体がごちゃごちゃして見えることがあります。
小物を選ぶときは、ケーキに使われている色に合わせて、2色程度にまとめるのがおすすめです。例えば、いちごのショートケーキなら、白や淡い木目を背景にして、赤いリボンやキャンドルを添えると統一感が出ます。また、クリスマスケーキなら、赤と緑を中心に小物を選ぶと、季節感を演出しやすくなります。
小物はたくさん並べる必要はありません。ケーキを中心に配置し、周囲に少しだけ飾りを加えることで、ケーキの華やかさを引き立てられます。
スマホ・iPhoneでケーキをきれいに撮るための設定とコツ

スマホやiPhoneでも、カメラの設定や撮影方法を少し工夫するだけで、ケーキをきれいに撮影できます。例えば、白いクリームが明るくなりすぎて模様が見えなくなったり、背景に余計なものが写り込んだりした経験がある方もいるのではないでしょうか。
こうした失敗を防ぐには、撮影時の明るさやピントを調整することが大切です。また、カメラの倍率やケーキとの距離を工夫すると、形が不自然に見えるのも防ぎやすくなります。ここでは、スマホやiPhoneでケーキを撮影するときに役立つ設定と、初心者でも簡単に実践できるコツを紹介します。
スマホは1倍を基本に、少し離れた位置から撮影する
スマホでケーキを撮影するときは、カメラの倍率を「1倍」に設定し、少し離れた位置から撮影するのがおすすめです。0.5倍の超広角カメラは広い範囲を写せますが、ケーキに近づきすぎると、手前のフルーツが大きく見えたり、ホールケーキの形が不自然になったりすることがあります。
スマホに望遠カメラが搭載されている場合は、2倍〜3倍で撮影するのもおすすめです。少し離れた位置からケーキを大きく写せるため、自然な形に仕上げやすくなります。ただし、機種によってはデジタルズーム(画像の一部を拡大する機能)になるため、拡大しすぎると画質が低下することがあります。
また、クリームやフルーツをアップで撮影したい場合は、スマホのマクロ撮影機能も便利です。近づきすぎてピントが合わないときは、少し距離を取り、撮影後に写真の不要な部分を切り取る「トリミング」を活用するとよいでしょう。
AE/AFロックと露出補正でピントと明るさを調整する
スマホでケーキを撮影するときは、AE/AFロック(明るさとピントを固定する機能)を活用するのがおすすめです。通常の撮影では、スマホを少し動かすだけで明るさやピントが変わることがありますが、AE/AFロックを使えば、狙った部分にピントを合わせたまま撮影しやすくなります。
iPhoneの場合は、カメラを起動してケーキのピントを合わせたい部分を長押しすると、「AE/AFロック」が表示されます。その状態で画面に表示される太陽のマークを上下に動かすと、写真の明るさを調整できます。Androidスマホでも同様の機能を利用できる機種がありますが、操作方法は機種によって異なります。
特に、白いクリームが明るくなりすぎて模様が見えなくなる場合は、露出補正で少し暗くすると、クリームの質感を残しやすくなります。反対に、ケーキ全体が暗く写る場合は、明るさを少し上げてみましょう。
ただし、暗い場所で無理に明るく撮影すると、手ブレや画質の低下につながることがあります。まずは窓際などの明るい場所で撮影し、必要に応じて露出補正で微調整するのがおすすめです。
ポートレート・HDR・マクロ機能を使い分ける
スマホでケーキを撮影するときは、ポートレート・HDR・マクロなどの機能を使い分けると、撮りたい写真に合わせた仕上がりにできます。それぞれの使い分けのポイントは以下です。
機能 | 特徴・おすすめの撮影シーン | 撮影時のポイント |
|---|---|---|
ポートレートモード | 背景をぼかしてケーキを目立たせる。カフェなど、背景に食器やほかのテーブルが写る場面におすすめ | ボケを強くしすぎると、フルーツやお皿の輪郭が不自然になるため、控えめに調整する |
HDR機能 | 明るい部分と暗い部分をバランスよく写す。窓際など、明暗差が大きい場所での撮影におすすめ | 自動でHDRが適用される機種もあるため、クリームの色や質感が自然に写っているか確認する |
マクロ機能 | いちごやクリーム、スポンジの断面など、細かい部分をアップで撮影するのにおすすめ | 近づきすぎるとピントが合わない場合があるため、撮影距離を調整する |
まずは通常の写真モードでケーキ全体を撮影し、その後にポートレートやマクロ機能を使って別の写真も撮ってみると、さまざまな雰囲気の写真を残せます。
一眼レフ・ミラーレスでケーキをきれいに撮るための設定とコツ

一眼レフやミラーレスでケーキを撮影するときは、F値やシャッタースピード、ISO感度などの設定を調整することで、クリームやフルーツの質感をきれいに写しやすくなります。
初心者は、まず「絞り優先モード(A・Avモード)」での撮影がおすすめです。F値を設定すると、カメラがシャッタースピードを自動で調整してくれます。F値を小さくすると背景がぼけやすくなり、大きくするとケーキ全体にピントが合って見える範囲が広がります。また、暗い場所ではISO感度を調整し、手ブレを防ぐことも大切です。
F値を調整してケーキのボケ具合を変える
一眼レフやミラーレスでケーキを撮影するときは、F値(絞り値)を調整することが大切です。F値を小さくすると背景がぼけやすくなり、大きくするとケーキ全体にピントが合って見える範囲が広がります。
例えば、ショートケーキなどのカットケーキを1つだけ撮影する場合は、F2.8〜F4程度がおすすめです。背景をぼかしながら、ケーキを目立たせやすくなります。一方、ホールケーキや複数のケーキを撮影する場合は、F5.6〜F8程度に設定すると、手前から奥までピントを合わせやすくなります。
ただし、ピントが合って見える範囲は、レンズの焦点距離やケーキとの距離によっても変わります。撮影後は写真を拡大し、フルーツやデコレーションなど、見せたい部分がはっきり写っているか確認しましょう。
また、手持ちで撮影する場合は、シャッタースピードを1/60秒以上にすることをひとつの目安にするとよいでしょう。ただし、望遠側で撮影する場合は手ブレしやすくなるため、1/125秒以上など、より速いシャッタースピードを試してみてください。暗い場所では、必要に応じてISO感度を上げると、シャッタースピードを速くしやすくなります。
標準〜中望遠レンズでケーキの形を自然に写す
一眼レフやミラーレスでケーキを撮影するときは、標準〜中望遠の焦点距離を使うのがおすすめです。広角レンズでケーキに近づきすぎると、手前のフルーツが大きく写ったり、ホールケーキの形が不自然に見えたりすることがあります。
ケーキの形を自然に写したい場合は、フルサイズ換算で50〜85mm程度の焦点距離を目安にするとよいでしょう。標準ズームレンズを使っている場合も、少しズームしてケーキから距離を取ることで、遠近感が強調されすぎるのを防ぎやすくなります。
また、ケーキ全体を画面いっぱいに写そうとして無理に近づく必要はありません。少し余裕を持って撮影し、後から不要な部分をトリミングする方法もおすすめです。
RAW形式で撮影すると後から明るさや色味を調整しやすい
ケーキの写真を撮影後に編集したい場合は、RAW形式で保存するのがおすすめです。RAWとは、カメラが記録した画像データを多く残せる保存形式のことで、一般的なJPEG形式よりも明るさや色味を細かく調整しやすい特徴があります。
例えば、白いクリームが明るく写りすぎた場合や、室内の照明によってケーキが黄色っぽく写った場合でも、RAW形式ならJPEGよりも明るさや色味を調整しやすくなります。ただし、撮影時に明るい部分の情報が失われていると、RAW形式でも復元できません。クリームの模様や質感が残るように、撮影時の明るさを調整しましょう。
なお、RAW形式はJPEGよりもファイルサイズが大きくなるため、保存容量に注意が必要です。普段はJPEGで撮影し、後から編集したい写真はRAW+JPEGで保存するなど、用途に合わせて使い分けるとよいでしょう。
ケーキの写真でよくある失敗と対処法
ケーキを撮影したときに、「写真が暗くなってしまう」「クリームが白飛びする」「ピントがうまく合わない」といった経験がある方もいるのではないでしょうか。こうした失敗は、光の当て方やカメラの設定、撮影する角度を少し変えるだけで改善できる場合があります。
ここでは、ケーキの写真でよくある失敗の原因と、初心者でも簡単に試せる対処法を紹介します。
よくある失敗 | 主な原因 | 改善するためのポイント |
|---|---|---|
写真が暗い・色がくすむ | 光が足りない、室内の照明で色が変わっている | 窓際で撮影し、白い紙で影を明るくする。必要に応じて露出補正を上げる |
クリームが白飛びする | 直射日光が強い、写真を明るくしすぎている | レースカーテンなどで光を柔らかくし、露出補正を少し下げる |
フルーツやチョコがテカる | 光が正面から強く当たり、表面で反射している | 横から光を当てる、ケーキの向きを少し変える |
背景がごちゃごちゃする | 不要なものが写り込んでいる、小物が多すぎる | ケーキの周囲を片付け、フォークやカップなどの小物を減らす |
背景のボケ方が不自然 | ポートレートモードのボケが強すぎる | ボケの強さを弱めるか、通常の写真モードで撮影する |
ケーキ全体にピントが合わない | F値が小さく、ピントが合って見える範囲が狭い | F5.6〜F8程度に設定し、ケーキ全体がはっきり写るか確認する |
写真が暗い・色がくすむ場合は光の当たり方を見直す
ケーキの写真が暗く写る場合は、光が足りていない可能性があります。また、室内の照明によって、白いクリームが黄色っぽく写ったり、フルーツの色が実物と違って見えたりすることもあります。
このような場合は、まず窓際など自然光が入る場所にケーキを移動してみましょう。室内の照明による色の変化が気になる場合は、照明を消して撮影するのもおすすめです。
それでも暗く写る場合は、スマホなら露出補正で明るさを調整し、一眼レフやミラーレスなら必要に応じてISO感度を上げてみましょう。
白飛びやテカりが気になる場合は光の強さを調整する
ケーキのクリームが真っ白に写ったり、フルーツやチョコレートの表面が強く反射したりする場合は、光が強すぎる可能性があります。
白飛びが気になる場合は、露出補正で写真を少し暗くすると改善できます。ただし、暗くしすぎるとケーキ全体の色がくすんでしまうため、クリームの模様や質感が分かる明るさに調整しましょう。
また、直射日光が強い場合は、レースカーテン越しに撮影すると光が柔らかくなります。フルーツやチョコレートのテカりが気になるときは、ケーキの向きを少し変えて、光の反射を調整するのもおすすめです。
ケーキの上手な撮り方まとめ
ケーキをきれいに撮影するには、光の当て方や撮影する角度、背景の選び方が重要です。特に、窓から入る自然光を横や斜め後ろから当てると、クリームやフルーツの質感をきれいに写しやすくなります。また、斜め45度から撮影するとケーキの高さやトッピングをバランスよく写せるため、初心者の方にもおすすめです。
スマホやiPhoneでは、AE/AFロックや露出補正を活用すると、ピントや明るさを調整しやすくなります。一眼レフやミラーレスでは、絞り優先モードでF値を調整し、背景のボケ具合やピントの合う範囲を変えてみましょう。
まずは自宅の窓際で、光の向きや撮影する角度を少しずつ変えながら、ケーキがきれいに見える撮り方を試してみてください。
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