
SIGMA fpのファームウェア最新版 更新内容・変更履歴・アップデート方法
SIGMA fpの最新ファームウェアはVer.5.02です(2026年9月現在)。2023年8月3日に公開され、テザー撮影時にISO感度や絞り値が正しく表示されない場合がある不具合が修正されています。この記事では、Ver.5.02の更新内容、Ver.2.00以降の主な変更履歴、現在のファームウェアを確認する方法、SDカードを使ったアップデート手順をまとめます。
この記事のサマリー

SIGMA fpの最新ファームウェアはVer.5.02です(2026年9月現在)。2023年8月3日に公開され、テザー撮影時の表示不具合が修正されました

Ver.5.00ではウォームゴールドやEL ZONE、4TB SSD対応など、Ver.4.00ではフォルスカラーなどの機能が追加されています

現在のファームウェアは、MENUからセットアップメニューの[情報]を開くと確認できます

アップデートでは、カメラでフォーマットしたSDカードの一番上の階層に「FP__V502.BIN」を保存して本体から実行します

更新中は電源を切ったり電池/カードカバーを開けたりせず、更新後は[情報]でVer.5.02になっていることを確認します
SIGMA fpの最新ファームウェアの内容

SIGMA fpの最新ファームウェアはVer.5.02です(2026年9月現在)。公開日は2023年8月3日で、テザー撮影時に、まれにISO感度や絞り値が正しく表示されない不具合が修正されています。
テザー撮影とは、カメラをパソコンなどに接続し、撮影した画像や設定を確認しながら撮影する方法です。商品撮影やスタジオ撮影などでテザー撮影を利用している場合は、今回修正された症状に該当するため、現在のファームウェアを確認しておきましょう。
Ver.5.02は新機能を追加するアップデートではなく、テザー撮影時の表示不具合の修正が中心です。
なお、外観がよく似たSIGMA fp Lには別のファームウェアが用意されています。fpを更新するときは、ダウンロードページの対象機種が「SIGMA fp」になっていることを確認してからファイルを保存してください。Ver.5.02公開時、fp L向けにはVer.3.02が案内されています。
SIGMA Photo Proを利用している場合は、カメラのファームウェアとあわせて最新版へ更新しましょう。
SIGMA fpの特徴や使用感については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
SIGMA fpの主なファームウェア変更履歴
SIGMA fpは、機能を追加する大きなアップデートと、不具合を修正するアップデートを重ねてきました。ここでは、Ver.2.00以降の主な更新を新しい順にまとめます。
バージョン | 公開日 | 主な変更内容 |
|---|---|---|
Ver.5.02 | 2023年8月3日 | テザー撮影時に、まれにISO感度や絞り値が正しく表示されない不具合を修正 |
Ver.5.00 | 2023年2月8日 | ウォームゴールド、EL ZONE、4TB外付けSSD、ATOMOS Cloud対応などを追加 |
Ver.4.00 | 2022年4月20日 | フォルスカラー、フォーカスリング制御、STILL/CINE連動設定などを追加 |
Ver.3.01 | 2021年10月21日 | Capture One 21でDNGによるテザー撮影を行った際、まれに画像データが壊れる不具合を修正 |
Ver.3.00 | 2021年6月3日 | パウダーブルー/デュオトーン、QRコードによる設定の保存・読込、EVF-11対応などを追加 |
Ver.2.03 | 2020年12月7日 | ジンバルと外部モニター/レコーダーを併用した際のRECトリガーなど複数の不具合を修正 |
Ver.2.02 | 2020年10月22日 | NINJA VでのRAW記録時のメタデータやCINEモードの電子式手ブレ補正に関する不具合を修正 |
Ver.2.01 | 2020年8月27日 | 一部レンズ使用時のDNG/CinemaDNGや、外部RAW記録に関する不具合を修正 |
Ver.2.00 | 2020年6月25日 | DCI 4K 12bit HDMI RAW出力、外部レコーダーでのRAW記録、デュアルベースISOなど多数の機能を追加・改善 |
Ver.5.00では、落ち着いた暖色系の表現ができるカラーモード「ウォームゴールド」が追加されました。このほか、露出状態を色分けして確認できるフォルスカラー機能にEL ZONEが加わり、4TBの外付けSSDやATOMOS Cloudにも対応しています。ATOMOS Cloudを利用する場合は、対応するATOMOS機器側のファームウェアも確認してください。
Ver.4.00ではフォルスカラーの追加に加え、対応レンズでフォーカスリングの動作をリニア/ノンリニアから選べるようになりました。Blackmagic Video Assist 12Gシリーズを使用する場合は、Blackmagic RAW収録に関する注意事項も案内されています。
Ver.3.00ではパウダーブルーとデュオトーンのカラーモード、QRコードによる設定の保存・読込、外付けEVF-11への対応などが追加されました。AF精度や追従性、フリッカー抑制、JPEG画質についても改善されています。
Ver.2.00は追加項目が多く、DCI 4K 12bitのHDMI RAW出力や外部レコーダーでのRAW記録、ISO100/3200のデュアルベースISO、ZHIYUN製ジンバルからのカメラコントロールなどに対応しました。接続する機器によっては、周辺機器側にも対応ファームウェアが必要です。
SIGMA fpの現在のファームウェアバージョン確認方法
アップデートする前に、SIGMA fpに現在入っているファームウェアを確認します。最新はVer.5.02です(2026年9月現在)。
カメラの電源を入れ、背面のMENUボタンからセットアップメニューを開きます。続いて[情報]を選び、OKボタンを押すとカメラにインストールされているファームウェアのバージョンを確認できます。
表示されたバージョンがVer.5.02であれば、2026年9月現在の最新版です。Ver.5.00以前の場合は、Ver.5.02へのアップデートを検討してください。バージョン確認では、[ファームウェアの更新]ではなく[情報]を開く点に注意しましょう。[ファームウェアの更新]は、SDカードに更新ファイルを保存したあとに実際のアップデートを行うための項目です。
SIGMA fpのファームウェアは更新した方がいい?
Ver.5.02では、テザー撮影時のISO感度や絞り値の表示に関する不具合が修正されています。テザー撮影を利用している場合は、現在のバージョンと変更内容を確認したうえで更新を検討するとよいでしょう。
古いファームウェアを使っている場合は、Ver.5.02の不具合修正だけでなく、それ以前のアップデートで追加された機能も利用できるようになります。ウォームゴールド、フォルスカラー、EVF-11対応、設定の保存・読込など、現在のバージョンによって利用できる機能に違いがあります。
また、SIGMA fpは外部レコーダーやジンバルと組み合わせた撮影にも対応しており、過去のファームウェアには周辺機器との接続に関する修正や追加機能も含まれています。外部機器を使用している場合は、fpだけでなく接続機器側にも必要なアップデートがないか確認してください。
SIGMA fpのファームウェアをアップデートする方法

SIGMA fpは、ファームウェアファイルをSD/SDHC/SDXCカードへ保存し、カメラ本体からアップデートします。
更新中に電源が切れるとカメラが正常に起動しなくなる可能性があるため、フル充電した専用バッテリーまたは対応するACアダプターを使用してください。アップデート中は電池/カードカバーを開けたり、ボタンやダイヤルを操作したりせず、電源もOFFにしないようにしましょう。
ファームウェア更新に必要なもの
更新にはSIGMA fp本体、SD/SDHC/SDXCカード、更新ファイルをダウンロードしてカードへコピーできるパソコンとカードリーダーなどを使用します。電源はフル充電した専用バッテリー、または対応するACアダプターを準備してください。Ver.5.02のアップデートファイルは「FP__V502.BIN」で、ファイルサイズは約25.1MBです。
手順 | やること |
|---|---|
1. カードを準備 | 必要なデータをバックアップし、SD/SDHC/SDXCカードをSIGMA fp本体でフォーマットする |
2. ファイルを入手 | SIGMA fpのファームウェアページからVer.5.02をダウンロードする |
3. カードへコピー | FP__V502.BINをカードの一番上の階層にコピーする |
4. 更新を実行 | [ファームウェアの更新]から[カメラ]を選び、画面の案内に沿って更新する |
5. 更新後に確認 | セットアップメニューの[情報]でVer.5.02になっているか確認する |
SDカードはカメラでフォーマットしてから使用する
まずSD/SDHC/SDXCカードをSIGMA fpへ入れ、カメラ本体でフォーマットします。フォーマットするとカードに保存されているデータは消去されるため、必要な写真や動画が残っている場合は事前にバックアップしてください。
フォーマットが完了したらカードを取り出し、カードリーダーなどを使ってパソコンへ接続します。
FP__V502.BINはカードの一番上の階層へコピー
ダウンロードした「FP__V502.BIN」をSDカードのルートディレクトリへコピーします。ルートディレクトリとは、カードを開いたときの一番上の階層です。「DCIM」などのフォルダー内には入れません。
コピーが完了したらSDカードをパソコンから取り外し、SIGMA fpへ挿入して電源を入れます。アップデート作業中にカメラをパソコンへ接続する必要はありません。
[ファームウェアの更新]から[カメラ]を選ぶ
背面のMENUボタンからセットアップメニューを開き、[ファームウェアの更新]を選択します。
続いて[カメラ]と[レンズ]が表示されるので、今回は[カメラ]を選んでください。「ファームウェアのアップデートを開始しますか?」と表示されたら内容を確認し、[はい]を選択すると更新が始まります。
開始画面が表示されない場合は、ファームウェアファイルがカードに保存されているか、保存場所が正しいか、バッテリーが十分に充電されているかを確認します。
更新中は電源を切らず、カバーやボタンを操作しない
アップデート中は電源をOFFにせず、電池/カードカバーを開けないでください。ボタン、ダイヤル、スイッチの操作も行わず、完了画面が表示されるまでそのまま待ちます。「ファームウェアアップデートが完了しました。自動的に再起動します。」と表示されれば更新は完了です。
再起動後にMENUからセットアップメニューの[情報]を開き、カメラのバージョンがVer.5.02になっていることを確認してください。アップデートに失敗した旨が表示された場合は、繰り返し操作せずSIGMAのカスタマーサポートへ相談するよう案内されています。
SIGMA fpのファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
SIGMA fpの最新ファームウェアはVer.5.02です(2026年9月現在)。2023年8月3日に公開され、テザー撮影時にISO感度や絞り値が正しく表示されない場合がある不具合が修正されています。
現在のバージョンは、MENUからセットアップメニューの[情報]を開くと確認できます。更新する場合は、SIGMA fp本体でフォーマットしたSDカードの一番上の階層に「FP__V502.BIN」をコピーし、[ファームウェアの更新]から実行してください。
更新中は電源を切ったり電池/カードカバーを開けたりせず、完了後に[情報]でVer.5.02になっていることまで確認します。SIGMA Photo Proを使用している場合は、ソフトウェアも最新版へ更新しておきましょう。
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