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Nikon D850のファームウェア最新版|更新内容・変更履歴・アップデート方法
2026年9月時点でのD850の最新ファームウェアは、2024年4月25日公開のC:Ver.1.31です。この記事では、C:Ver.1.31の変更点とこれまでの変更履歴、現在のバージョンを確認する方法、ファームウェアをアップデートする手順を分かりやすくまとめます。自分でアップデートするのが難しい場合に、ニコンへ更新を依頼する方法も紹介します。
この記事のサマリー

D850の最新ファームウェアはC:Ver.1.31(2024年4月25日公開)。カメラの初期化後に通信機能で表示されるパスワードの初期設定が変更された

C:Ver.1.01〜1.31まで、9バージョンの主な変更内容を新しい順に掲載

現在のファームウェアバージョンは、D850のセットアップメニューから確認可能

C:Ver.1.31への更新にはパソコン、カードリーダー、メモリーカードを使用。更新ファイルは「D850_0131.bin」

自分でアップデートをするのが難しい場合は、ニコンのサービスセンターへの持ち込みや修理センターへの送付で更新を依頼可能
D850の最新ファームウェアの内容
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D850の最新ファームウェアは2026年9月現在「C:Ver.1.31」です。C:Ver.1.30からC:Ver.1.31では、カメラの設定をすべてリセットしたあと、接続メニューに表示されるパスワードの初期設定が変更されました。変更前・変更後の具体的なパスワードは公開されていません。なお、すでに自分で設定しているパスワードが、アップデートによって変更されるという意味ではありません。
C:Ver.1.30からC:Ver.1.31への変更はこの1点で、新機能の追加や撮影性能に関する変更はありません。C:Ver.1.31へのアップデート対象は、C:Ver.1.00〜1.30のD850です。
最新版の更新用ファイルはNikon Download Centerからダウンロードできます。ファイル名は「D850_0131.bin」で、ファイル容量は約26.38MBです。なお、すでにC:Ver.1.31へ更新済みの場合は、再度アップデートする必要はありません。
D850のファームウェア変更履歴
D850のファームウェアは、最新のC:Ver.1.31を含め、ニコンの配布ページで9バージョンの変更内容を確認できます。新機能の追加だけでなく、AF(オートフォーカス)や水準器、レンズ使用時の動作などに関する不具合修正も含まれています。
また、C:Ver.1.31には過去のファームウェアアップデートによる変更内容も含まれます。そのため、C:Ver.1.31へ更新すると、現在使用しているバージョン以降に追加された機能や不具合修正もまとめて適用されます。
バージョン | 公開日 | 主な変更 |
|---|---|---|
C:Ver.1.31(最新) | 2024年4月25日 | カメラの初期化後、通信機能で表示されるパスワードの初期設定を変更 |
C:Ver.1.30 | 2023年1月19日 | 静止画撮影メニューと動画撮影メニューに「人物印象調整」を追加。Bluetoothの[通信機能]と[機内モード]がいずれも有効(ON)のとき、「クリーニングミラーアップ」を実行できない現象を修正 |
C:Ver.1.21 | 2022年10月27日 | C:Ver.1.20への更新後、まれに水準器が動作しなくなる現象を修正 |
C:Ver.1.20 | 2020年12月3日 | CFexpress Type Bカードに対応。カスタムメニューb6「中央部重点測光範囲」の初期値をφ8mmからφ12mmへ変更。非CPUレンズ使用時のF値表示やExif情報、HDMI出力時の音声レベル表示、サイレント撮影、VRレンズ使用時などに関する不具合を修正 |
C:Ver.1.11 | 記載なし | 一部のレンズやアクセサリーなどのファームウェアをアップデートできない現象を修正 |
C:Ver.1.10 | 2019年5月9日 | SnapBridgeを使用したWi-Fiの直接接続に対応。画面周辺部のフォーカスポイントで合焦しにくい場合がある現象を修正 |
C:Ver.1.03 | 記載なし | まれにAFの開始やシャッターが切れるまでに時間がかかる現象を修正 |
C:Ver.1.02 | 2018年6月7日 | セットアップメニューの「地域と日時」→「現在地の設定」で、選択中のタイムゾーンに含まれる主な都市のみを表示するよう変更 |
C:Ver.1.01 | 記載なし | マイメニューから「イメージセンサークリーニング」を実行したあとの画面遷移、長秒時ノイズ低減使用時の暗部の色かぶりやノイズ増加、1/10秒以下で撮影した際の絞り復帰タイミングに関する不具合を修正 |
※過去バージョンの一部は、現在のファームウェア配布ページに公開日が掲載されていません。そのため、ニコンのサポート情報で公開日を確認できるバージョンはその日付を記載し、確認できないものは「記載なし」としています。変更内容は、ニコンのファームウェア配布ページに掲載されている内容を要約しています。
D850の現在のファームウェアバージョン確認方法
現在使っているD850のファームウェアバージョンの確認は、カメラ本体のメニューから行えます。確認手順は以下の通りです。
- カメラの電源を入れる
- MENUボタンを押し、セットアップメニューを開く
- 「ファームウェアバージョン」を選ぶ
- 表示された「C」のバージョンを確認する
バージョンがC:Ver.1.31であれば最新のため更新は不要です。C:Ver.1.30以前の場合は、C:Ver.1.31へアップデートできます。
D850のファームウェアは更新した方がいい?
D850をC:Ver.1.30以前で使用している場合は、基本的に最新のC:Ver.1.31へのアップデートがおすすめです。C:Ver.1.31単体の変更点は、カメラを初期化したあとに通信機能で表示されるパスワードの初期設定の変更です。
ただし、C:Ver.1.31には過去のアップデート内容も含まれます。たとえば、C:Ver.1.20ではCFexpress Type Bカードへの対応、C:Ver.1.21では水準器が動作しなくなる場合がある不具合の修正、C:Ver.1.30では「人物印象調整」の追加が行われています。古いバージョンを使用している場合は、C:Ver.1.31へ更新することで、これらの機能追加や不具合修正も適用できます。
D850のファームウェアのアップデート方法
D850のファームウェアは、パソコンでダウンロードした更新ファイルをメモリーカードにコピーし、カメラ本体からアップデートします。ここでは、アップデートに必要なものと、C:Ver.1.31へ更新する手順を順番に解説します。
ファームウェア更新に必要なもの
D850のファームウェアをアップデートするには、パソコンとカードリーダーを使って、更新ファイルをメモリーカードへコピーします。アップデートを始める前に、以下を用意してください。
- パソコン
- カードリーダー
- D850でフォーマットしたメモリーカード
- ニコンダウンロードセンターからダウンロードした更新ファイル「D850_0131.bin」
ファームウェア更新手順
手順 | やること |
|---|---|
1 | カメラのセットアップメニューから現在の「ファームウェアバージョン」を確認する |
2 | パソコンでC:Ver.1.31のファームウェアをダウンロードし、「D850_0131.bin」を用意する |
3 | カードリーダーを使い、「D850_0131.bin」をメモリーカードのルート階層(最上位)へコピーする |
4 | メモリーカードをD850の主スロットに挿入し、セットアップメニューからファームウェアの更新を実行する |
5 | 更新完了後、「ファームウェアバージョン」を開き、C:Ver.1.31になっていることを確認する |
メモリーカードへのコピーでの注意点
更新ファイル「D850_0131.bin」は、メモリーカードのルートディレクトリ(最上位の階層)にコピーします。パソコンでメモリーカードを開いたときに、DCIMフォルダなどと同じ場所に「D850_0131.bin」を置いてください。別のフォルダの中に保存すると、D850が更新ファイルを認識できません。
また、アップデートにはD850でフォーマットしたメモリーカードを使用します。フォーマットするとカード内のデータが削除されるため、必要な写真や動画が保存されている場合は、事前にパソコンなどへバックアップしてください。
カメラ側で更新を実行するときの注意点
D850には、CFexpress Type Bにも対応するXQDカードスロットとSDカードスロットがあります。ファームウェアをコピーしたメモリーカードは、カメラで主スロットに設定しているスロットへ挿入してください。
メモリーカードを挿入したら、セットアップメニューの「ファームウェアバージョン」からアップデートを実行します。更新中はカメラの電源を切ったり、メモリーカードを取り出したりしないでください。
アップデートが完了したらカメラの電源を切り、メモリーカードを取り出します。その後、再び電源を入れて「ファームウェアバージョン」を開き、C:Ver.1.31になっていることを確認してください。
自分でアップデートするのが難しい場合
パソコンやカードリーダーを用意できない場合や、自分でファームウェアを更新することに不安がある場合は、ニコンにアップデートを依頼できます。D850のファームウェア更新は、ニコンサービスセンターへの持ち込み、または修理センターへの送付で受け付けています。
ニコンサービスセンターへ持ち込む場合は、来館前にニコンサービスセンターの予約ページから事前予約が必要です。ファームウェアのアップデート作業のみであれば料金はかかりません。
修理センターへ直接送付してアップデートを依頼することもできます。この場合もファームウェアのアップデート作業のみであれば無料ですが、送付時の送料は自己負担で、返送時には1,650円(税込)の送料がかかります。依頼方法や送付先は、ニコンの修理センター案内ページから確認できます。
なお、アップデートが正常に完了しない場合は、インターネットの問い合わせ窓口などで相談できます。
D850のファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
D850の最新ファームウェアはC:Ver.1.31です。C:Ver.1.31では、カメラの設定をすべてリセットしたあと、接続メニューに表示されるパスワードの初期設定が変更されています。また、C:Ver.1.31には、CFexpress Type Bカードへの対応や「人物印象調整」の追加、不具合修正など、過去のアップデート内容も含まれます。
まずはセットアップメニューの「ファームウェアバージョン」から現在のC:Ver.を確認してください。C:Ver.1.30以前の場合は、更新ファイル「D850_0131.bin」をメモリーカードのルートディレクトリ(最上位の階層)へコピーし、カメラ本体からC:Ver.1.31へアップデートできます。
なお、D850の特徴や競合機との比較は以下の記事で解説しています。気になる人はチェックしてみてください。
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