
OM SYSTEM OM-1の充電方法 充電できないときの確認手順と対応充電器
OM SYSTEM OM-1を充電しようとして、「箱の中に充電器が見当たらない」「USBケーブルをつないでもランプが点かない」と戸惑うことがあります。OM-1は付属のUSB-ACアダプターとUSBケーブルで、バッテリーを本体に入れたまま充電できるカメラです。外付け充電器は別売ですが、本体内充電のために買い足す必要はありません。この記事では、必要な機器と充電手順、ランプの見方、充電できないときの確認事項を紹介します。
この記事のサマリー

OM-1は付属のF-7ACとCB-USB13で本体内充電ができ、別売の外付け充電器を用意しなくても使い始められます

付属品での充電時間は電源OFF時に約2時間30分で、充電中に点灯していたCHARGEランプが消えたら完了です

充電できないときは、煙や異臭などの異常がないかを確かめてから、ランプ、電池の装着、電源・ケーブル、温度を確認してください

別売のBCX-1はBLX-1を2個同時に充電でき、OM-1に付属するACアダプターとUSBケーブルを利用できます

モバイルバッテリーでは充電と撮影中の給電を区別し、給電には対応するUSB PD出力と残量のある電池が必要です
OM SYSTEM OM-1の充電方法と必要なもの

OM-1の本体内充電には、カメラ側面のUSB Type-C端子を使います。電池を取り出さずに充電できるため、普段の撮影なら付属品で対応可能です。撮影中に予備電池を別に充電したい場合は、外付け充電器の追加を検討するとよいでしょう。
付属品と別途必要な機器
充電に使う同梱品は、リチウムイオン充電池BLX-1、USB-ACアダプターF-7AC、USBケーブルCB-USB13の3点です。CB-USB13は両端がUSB Type-Cのケーブルで、カメラとACアダプターをつなぎます。外付け充電器のBCX-1は付属しません。
中古で購入する場合は、販売店の商品説明で電池・ACアダプター・ケーブルの有無を確認してください。予備電池を追加するときも、対応するBLX-1を選びます。
本体内でUSB充電する手順
付属のF-7ACとCB-USB13を使う場合は、次の手順で接続してください。ここでは、充電時間が短くなる電源OFFでの手順を紹介します。
- カメラの電源をOFFにし、BLX-1を正しい向きで入れて電池カバーを閉じてください。
- F-7ACにCB-USB13を接続し、反対側のコネクターをカメラのUSB Type-C端子に差し込みます。
- F-7ACをコンセントにつなぎ、CHARGEランプが点灯することを確認してください。
- 充電が完了してランプが消えたら、カメラからUSBケーブルを抜きます。
充電時間と充電ランプの見方
電源OFFの状態では、約2時間30分が充電時間の目安です。付属のF-7ACを使用する場合は、電源ONで撮影や再生をしながらでも充電できます。 ただし、電源OFF時より長くかかるため、早く充電を終えたいときは電源を切っておきましょう。
本体のCHARGEランプは、充電中に点灯し、完了すると消灯します。点滅は充電エラーを示す表示です。異臭や異常な発熱などがないことを確認したうえで、USBケーブルを外して接続し直してください。
OM-1のレビューはこちらで紹介しています。
OM SYSTEM OM-1 レビュー比較まとめ。欠点やフルサイズとの比較も
OM SYSTEM OM-1が充電できない・充電ランプがつかないとき
ランプがつかない場合でも、すでに充電が完了していることがあります。消灯だけで故障と判断せず、電池の残量と接続状態を順番に確認しましょう。
煙・異臭・変形・異常な発熱がある場合は、充電や使用を中止し、再接続しないでください。 高温になった機器や電池には無理に触れず、取扱説明書の安全上の注意に従い、購入店またはOM SYSTEMサポートへ相談する必要があります。
ランプの状態とバッテリー残量を確認する
CHARGEランプが消えているときは、USBケーブルを外し、カメラの電源が入るかを確認してください。電源が入る場合は、画面の電池残量を見ます。満充電であれば、充電が完了してランプが消えていた可能性があるため、必ずしも異常ではありません。
一方、残量が少ないのに充電が始まらない場合や、ランプが点滅している場合は、次の接続確認へ進みましょう。接続前と、しばらく接続したあとの残量を比べると、実際に充電が進んでいるかを確認できます。
バッテリー・電源・ケーブル・温度を確認する
電池を入れ直すときは、カメラの電源をOFFにし、USBケーブルを外してから行ってください。BLX-1が正しい向きで奥まで入っているか、電池カバーが閉まっているかを確かめます。次に、F-7ACとCB-USB13を使って、ACアダプター側とカメラ側の接続が緩んでいないかを確認しましょう。
CHARGEランプの点滅が続く場合は、ケーブルを外して接続し直します。ただし、何度も接続を繰り返す必要はありません。改善しなければ、使用を中断してサポートへ相談してください。
温度による一時停止と充電エラーは、対処が異なります。充電中に電池温度が高くなると充電が停止し、温度が下がると自動的に再開する仕組みです。煙や異臭、異常な発熱がある場合は温度低下を待って再使用せず、前述のとおり使用を中止しましょう。
改善しない場合の相談先
付属品で接続しても点滅が続く、残量が少ないのに全く反応しないといった場合は、OM SYSTEMサポートのお問い合わせ窓口へ相談してください。カメラ本体、電池、ACアダプター、ケーブルのどこに原因があるかは、症状だけでは特定できません。
問い合わせる際は、機種名、使用電池の型番、充電方法、ランプの状態、使用した電源とケーブルを伝えます。いつから起きているか、充電前後に残量が変化するかも添えると、状況を説明しやすいでしょう。
OM SYSTEM OM-1の対応バッテリーと充電器

OM-1で使用する電池はBLX-1です。本体内充電では電池をカメラに入れたまま使い、外付け充電器のBCX-1では電池を取り出して充電します。予備電池を購入する場合は、電池だけでなく、どの方法で充電するかも考えておきましょう。
型番ごとの対応表
充電に使う主な機器と役割は、次のとおりです。BCX-1は別売ですが、電源にはOM-1の同梱品を利用できます。
項目 | 型番・内容 |
|---|---|
対応バッテリー | BLX-1。1個同梱。本体内またはBCX-1で充電 |
USB-ACアダプター | F-7AC。同梱。本体内充電やBCX-1の電源に使用 |
USBケーブル | CB-USB13。同梱。両端USB Type-C |
外付け充電器 | BCX-1。別売。BLX-1を最大2個同時に充電 |
本体内充電とBCX-1の使い分け
本体内充電は、電池を取り出す手間がなく、持ち歩く充電機器を減らせる方法です。撮影後に充電し、翌日に使うような使い方なら、まずは付属品で足りるでしょう。
BCX-1は、カメラを使いながら予備電池を充電したい場合に向いています。F-7ACとCB-USB13を使った充電時間は約2時間30分で、2個同時に充電する場合も同じ目安です。BCX-1単品にはF-7AC・CB-USB13・BLX-1が付属しないため、OM-1の同梱品を使うか、別途用意してください。
また、BCX-1では3つのランプで充電の進み具合を表示します。一部のランプの点滅は通常の充電表示で、全ランプが消えると充電完了です。全ランプの点滅は充電エラーを示すため、本体のCHARGEランプと同じ見方をしないよう注意しましょう。
OM SYSTEM OM-1のUSB充電と給電の違い
USB充電はバッテリーに電気を蓄えること、USB給電は外部機器から電力を供給してカメラを動かすことです。同じUSB端子を使いますが、目的と接続条件が異なります。満充電にしたいのか、長時間の撮影中に外部電源を使いたいのかを分けて確認しましょう。
USB給電は撮影中にカメラを動かすための外部電源
OM-1は、USB PDに対応する機器から給電を受けて動作できます。USB PDは「USB Power Delivery」の略で、USBケーブルを通じて電力を供給する規格です。モバイルバッテリーやUSB-ACアダプターを外部電源として使う際は、対応する出力を確認してください。
USB給電で動かすときも、カメラ本体には十分な残量のあるBLX-1を入れておく必要があります。 電池なしでは使えず、残量が著しく不足していると画面に何も表示されないこともあります。これは撮影中の給電に関する注意であり、残量が少ない電池を電源OFFで充電する場合とは別です。
USB接続時の設定で変わること
セットアップメニューの[3. モニター/音/接続]→[USBの設定]では、USB接続時の動作を変更できます。パソコンとの通信中に給電を受けるかどうかも、ここで設定する仕組みです。
この給電設定はパソコンとのUSB通信中に使うもので、電源OFF時の本体内充電を有効・無効にする設定ではありません。USB充電が始まらないときは、この設定だけで原因を判断せず、電源やケーブル、電池の状態も確認してください。
OM SYSTEM OM-1をモバイルバッテリー・パソコンで充電・給電する

外出先では、モバイルバッテリーを使って休憩中に充電したり、撮影中の外部電源にしたりできます。ただし、USB Type-C端子につながるだけで、どの機器でも同じように使えるわけではありません。カメラ本体の充電、撮影中の給電、BCX-1への電源供給を分けて確認しましょう。
モバイルバッテリーで充電・給電する条件
USB PD規格に準拠したモバイルバッテリーから本体内充電する場合は、カメラの電源をOFFにしてUSBケーブルで接続します。充電時間は接続機器の出力によって変わるため、F-7AC使用時と同じ約2時間30分で終わるとは限りません。
撮影中に給電する場合は、USB PD規格に準拠し、出力が27W以上で、9V 3A・15V 2A・15V 3Aのいずれかに対応する機器が条件です。これはカメラを動かすための給電条件であり、電源OFF時の本体内充電と同じ条件として扱わないようにしてください。
機器を選ぶときは、「PD対応」や最大出力の数字だけでなく、実際に接続するポートの出力を確認します。また、規格を満たしていても、すべての機器で動作するとは限りません。撮影に持ち出す前に、使用予定の電源とケーブルで動作を確かめておきましょう。
BCX-1をモバイルバッテリーで使う場合の条件
BCX-1には、USB PD規格に準拠し、9V 3A出力に対応するモバイルバッテリーを使えます。カメラ本体への給電で示されている出力候補とは異なるため、BCX-1を使う場合は9V 3Aへの対応を確かめてください。
電源からBCX-1へUSBケーブルをつなぎ、BLX-1を装着して充電してください。全ランプが点滅した場合は充電エラーなので、モバイルバッテリーの出力条件や接続状態を見直しましょう。
パソコン接続でできることと充電時の注意
パソコンへ画像を取り込むときは、USB接続モードの[ストレージ]または[MTP]を使います。これらは画像転送用のモードであり、接続したまま通常の撮影ができるわけではありません。パソコンからカメラを操作して撮影する場合は、[RAW/Control]とOM Captureを使う方法があります。
パソコンとの通信中に給電を受ける設定と、電源OFFで行う本体内充電は別です。パソコンからの充電を試す場合も、USB端子の出力仕様を確認してください。USB Type-C端子があるだけでは充電できるとは限らないため、撮影前の充電には、付属のF-7ACやBCX-1を使う方法を基本にしましょう。
OM SYSTEM OM-1のバッテリー持ちと残量・劣化度の確認
充電後の電池の減り方は、撮影枚数だけでなく、画面の表示時間や操作回数にも左右されます。公表されている撮影可能枚数を下回っただけで、故障や電池の劣化と判断することはできません。以前と同じような使い方で持ちが短くなったか、電池の劣化度に変化があるかも確認しましょう。
公表されている撮影枚数・動画時間の目安
静止画は標準設定と低消費電力撮影モード、動画は測定時の操作条件によって公表値が分かれています。以下はいずれも所定の条件で測定した目安です。
項目 | 条件 | 公表値の目安 |
|---|---|---|
静止画撮影可能枚数 | 標準設定 | 約520枚 |
静止画撮影可能枚数 | 低消費電力撮影モード | 約1,100枚 |
動画撮影可能時間 | JEITA規格での測定 | 約90分 |
動画撮影可能時間 | ズームなどその他の操作をしない場合 | 約160分 |
電池情報で残量と劣化度を確認する
OM-1には、電池の残量、撮影回数、劣化度を確認する機能があります。動画モードでは、残量を%または分単位で表示する設定も選択可能です。USB接続中は一部の情報が表示されない場合があるため、詳しく確認するときはいったんUSBケーブルを外してください。
満充電にしても以前より短時間で電池が減る場合は、充電方法だけでなく、電池自体の状態にも注目しましょう。劣化が進んでいれば充電器を替えても持ちが戻るとは限りません。使用状況と劣化度を確認し、必要に応じて電池の交換やサポートへの相談を検討してください。
OM SYSTEM OM-1の充電方法まとめ
OM-1は、付属のF-7ACとCB-USB13で本体内充電ができ、電源OFF時の充電時間は約2時間30分です。普段は付属品を使い、撮影中に予備電池を充電したい場合は別売のBCX-1を追加すると使い分けられます。
充電できないときは、煙や異臭などの危険な症状がないかを最初に確かめてください。そのうえでランプの状態、電池の装着、電源・ケーブル、温度を順に確認しましょう。付属品で接続し直しても改善しない場合は、無理に充電を続けず、OM SYSTEMサポートへ相談することが大切です。
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