
FUJIFILM X-E5の充電方法 充電できない原因と対応充電器
FUJIFILM X-E5を買ったのに電源が入らない、USBでつないでもランプが反応しない──そんなときは、まず「付属していない物」と「電源OFFなどの充電条件」を押さえるのが近道です。X-E5は本体内USB充電に対応しており、パソコンからも充電できます。この記事では、必要なもの、手順、ランプ表示の見分け方、充電できないときの確認順を公式情報ベースでまとめます。
この記事のサマリー

X-E5は本体内USB充電に対応し、カメラの電源がONだと充電ではなく給電状態になります。給電中でもバッテリーは少しずつ消費されるため、「USBにつないでいるのに残量が増えない」と感じる場合がある

ACアダプターとUSBケーブルは付属せず、USB-C to USB-Cの使用が推奨されている

本体のインジケーターランプは、点灯が充電中、消灯が完了または未開始、点滅が充電エラー

パソコン充電は直接接続が必須で、USBハブ経由やPCのスリープで充電が止まる

外付け充電器BC-W126SはNP-W126/NP-W126S専用で、点滅時はプラグを抜いて取り外す指示がある
FUJIFILM X-E5の充電方法と必要なもの

FUJIFILM X-E5の充電は、大きく分けて「カメラ本体にバッテリーを入れたままUSBで充電する」方法と、「バッテリーを取り外して外付け充電器で充電する」方法があります。箱を開けた直後につまずきやすいのは、充電に必要な周辺機器が“同梱ではない”点です。先に手元の物を確認してから接続すると、無駄な買い足しや「故障かもしれない」という誤解を避けやすくなります。
FUJIFILM X-E5の情報はこちらの記事でまとめています。
付属品と別途必要な機器(まずここを確認)
FUJIFILM X-E5には充電式バッテリーNP-W126Sが付属します。一方で、富士フイルム公式のオンラインマニュアル(バッテリーを充電する)には、ACアダプターとUSBケーブルは付属しないと明記されています。つまり「本体+付属バッテリー」だけでは、充電を始めるための電源とケーブルが足りない場合があります。
本体内USB充電をするなら、電源(市販ACアダプター、またはパソコン)とUSBケーブルが必要です。外付け充電器で充電するなら、別売のBC-W126Sとコンセントが必要になります。すでにUSB-C対応のACアダプターやUSB-Cケーブルを持っている人は、それを流用できる可能性があります。
本体内でUSB充電する手順(ACアダプター/パソコン)
FUJIFILM X-E5のUSB端子はType-C形状です。端子仕様は富士フイルム公式の技術仕様(仕様)にも載っているので、まず「USB Type-Cのケーブルを用意する」前提を押さえておくと迷いにくいでしょう。充電の成否に直結する条件として、カメラの電源がONだと充電できない点も同マニュアルに明記されています。
手順は次の流れです。
1. NP-W126Sをカメラに装着し、電源スイッチをOFFにします(電源がONだと充電できません)。
2. ACアダプターを使う場合は、先にコンセントへ接続し、その後カメラのUSB Type-C端子へケーブルを奥まで差し込みます。
3. パソコンで充電する場合は、USBハブやキーボードを介さず、パソコン本体とカメラを直接つなぎます。
USB-C to USB-Cケーブルの使用は、マニュアル上「ご使用ください」という形で案内されています。手元のケーブルがこれと異なるタイプの場合は、公式の推奨条件から外れるため、まずはUSB-C to USB-Cケーブルに揃えて試すのが安全です。
充電時間と充電ランプの見方(本体インジケーター)
本体内USB充電の充電時間は、電源の種類で目安が分かれます。推奨定格7.5W以上のACアダプターを使う場合は約120分、パソコンから入力5V/500mAの場合は約300分が目安として案内されています。
なお、30W以上のUSB PD対応電源を使うと、充電時間が短くなる場合があります。これらは電源や温度など条件で変わりうるため、時間だけで異常と決めつけないのがポイントです。充電中・完了・エラーは、X-E5本体のインジケーターランプで判断します。消灯は「完了」だけでなく「そもそも充電が始まっていない」場合もあります。
表示(X-E5本体のインジケーターランプ) | 意味 | 次に確認すること |
|---|---|---|
点灯 | 充電中 | 電源がOFFのままか、ケーブルが抜けかかっていないか |
消灯 | 充電完了、または充電未開始 | バッテリー残量が十分か/接続している電源が給電しているか |
点滅 | 充電エラー | 接続を外して条件を見直す(電源・ケーブル・温度・バッテリー) |
USB充電とUSB給電の違い
「充電」はバッテリー自体に電気を蓄えることで、「給電」は撮影などでカメラを動かすための電力をその場で供給することです。FUJIFILM X-E5では、この2つが電源のON/OFFで切り替わります。
電源OFF時はバッテリー充電を行います。一方、電源ON時は接続先からカメラへ給電する動作になり、バッテリーを充電する状態とは異なります。USB給電/通信設定では、接続した機器から給電するか、通信するかを切り替えられますが、カメラの電源がOFFのときは設定にかかわらずバッテリー充電を行います。
X-E5の充電方法の比較表

ここまで紹介した3つの充電方法を、必要なものや目安時間、注意点とあわせて一覧にまとめました。自分の環境に合う方法を選ぶ際の参考にしてください。
充電方法 | 必要なもの | 目安時間 | 注意点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
本体内USB充電・ACアダプター | USB-IF認証取得ACアダプター、USB-C to USB-Cケーブル | 約120分 | 電源OFFで充電。電源ONにすると給電扱い | 自宅で確実に充電したい人 |
本体内USB充電・パソコン | PC、USBケーブル | 約300分 | PCは電源ON、ハブ不可、スリープで中止 | 充電器が手元にない人 |
BC-W126S | 外付け充電器BC-W126S | 約150分 | NP-W126/NP-W126S専用。点滅時はプラグを抜いてバッテリーを外す | 予備バッテリーを回したい人 |
FUJIFILM X-E5が充電できない・充電ランプがつかないとき

「ランプがつかない」「点滅して止まる」といった症状は、電源状態や接続条件で起きることがあります。ここでは、買ったばかりでも実行できる確認を、やる順番が分かる形で並べます。なお、煙・異臭・変形・触れないほど熱いなど危険を感じる状態がある場合は使用を中止し、取扱説明書の注意事項に従ってください。
ランプの状態と、電源が入るかを先に切り分ける
まず、USBをつないだ状態のインジケーターランプが「消灯」なのか「点滅」なのかを見ます。点滅は充電エラーとして定義されているため、つなぎっぱなしで様子を見るより、いったん接続を外して条件を見直すほうが安全です。一方で消灯は、充電完了の可能性もあります。
次に「カメラの電源が入るか」を確認します。電源が入る場合は、画面のバッテリー表示(残量アイコン)が十分なら、消灯を異常と決めつけないで大丈夫です。残量が少ないのに増えない場合は、残量確認のためにONにした電源をOFFへ戻し、次の接続条件チェックへ進みましょう。電源が入らない場合は、ON/OFFを繰り返すより、電源・ケーブル・温度といった充電条件を優先して確認します。
バッテリー・電源・ケーブル・温度を順に確認する
本体内USB充電で特に多い見落としが「電源OFFの条件」です。X-E5は電源がONのときは充電できないため、充電目的なら必ずOFFにします。次に、ケーブルが端子の奥まで入っているかを見ます。抜けかけはランプが反応しない原因になり得ます。またUSB接続中にカメラの電源をONにすると、充電ではなく給電状態になります。給電中でもバッテリーは少しずつ消費されるため、「USBにつないでいるのに残量が増えない」と感じる場合があります。
パソコンで充電する場合は、パソコンの電源がONであること、USBハブやキーボードを介さず直結すること、そしてパソコンがスリープに入ると充電が止まることがマニュアルに明記されています。作業中にPCが休止状態へ移行していないかも、ランプが消えるときの重要な分岐になります。
温度も条件のひとつです。X-E5本体のバッテリー充電時の動作環境は+5℃〜+40℃です。外付け充電器BC-W126SでNP-W126/NP-W126Sを充電する場合は、10℃〜35℃の範囲が推奨されています。温度が低すぎる/高すぎる場合は、充電が始まらない、または時間が長くなることがあります。
改善しない場合の相談先(伝えると早い情報)
点滅(充電エラー)が続く、推奨条件で試しても点灯しない、あるいは充電しているはずなのに残量が回復しない場合は、無理に試し続けるより、サポートへ相談するのが確実です。相談時はバッテリー型番がNP-W126Sであること、充電方法(ACアダプターかパソコンか)、ランプが点灯・消灯・点滅のどれか、パソコン充電なら直結したかとスリープ有無をメモしておくと状況を伝えやすくなります。
外付け充電器を使っている場合は、次の見出しで触れるBC-W126Sのランプ状態(点灯/消灯/点滅)も重要な情報になります。なお、バッテリーに膨らみや破損が見えるときは、充電を継続しないでください。
X-E5の対応バッテリーと充電器

FUJIFILM X-E5のバッテリー運用で迷いやすいのが「NP-W126とNP-W126Sの扱い」と「充電器は何が使えるか」です。ここでは、撮影に使えるバッテリーと、充電できる手段を分けて整理します。特に外付け充電器は、対応外のバッテリーを充電しないよう型番指定が強く書かれているため、似た型番でも混同しないことが大切です。
型番ごとの対応表(撮影に使える/充電できるを分ける)
FUJIFILM X-E5の付属バッテリーはNP-W126Sで、公称電圧7.2V・公称容量1260mAhです。外付け充電器BC-W126Sは「NP-W126/NP-W126S専用」で、それ以外を充電しないよう明記されています。
バッテリー型番 | X-E5で撮影に使用 | X-E5本体内USB充電 | BC-W126Sで充電 |
|---|---|---|---|
NP-W126S | 対応(付属) | 対応 | 対応 |
NP-W126 | 公式情報で明確に確認できず | 公式情報で明確に確認できず | 対応(BC-W126SはNP-W126/NP-W126S専用) |
上記以外 | 非推奨(公式対応を確認できず) | 公式対応を確認できず | 非対応(BC-W126Sは専用品) |
確認できた充電方法の使い分け(追加購入が必要かの判断)
本体内USB充電は、バッテリーを入れたまま充電できるのが利点です。ACアダプター利用なら、推奨定格7.5W以上で約120分という目安が出ているので、時間を読みやすいでしょう。パソコン充電は追加のACアダプターがなくても始められますが、入力5V/500mAで約300分の目安とされ、PCのスリープなど環境の影響を受けます。
BC-W126Sは、バッテリー単体を約150分(+20℃において)で充電できます。カメラ本体が1台しかない場合でも、予備バッテリーを回しやすいのがメリットです。一方で、BC-W126Sの充電ランプが点滅した場合は「バッテリー異常」で、電源プラグを抜いてバッテリーを取り外すよう具体的に公式で指示されています。X-E5本体の「点滅は充電エラー」という表示と意味が似ていても、対処の緊急度が違うため混同しないようにしてください。
FUJIFILM X-E5の充電方法まとめ
FUJIFILM X-E5は本体内USB充電に対応し、充電の基本条件は「電源OFF」「正しい接続」「温度条件」です。ACアダプター利用なら推奨定格7.5W以上で約120分、パソコン充電は直結が必須で約300分が目安になります。インジケーターランプが消灯でも満充電で未開始の場合があるため、残量表示と合わせて判断しましょう。点滅(充電エラー)が続く、BC-W126Sで点滅したときは無理をせず、手順どおりに接続を外してサポートへ相談するのが安心です。
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