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FUJIFILM X-S20のファームウェア最新版|更新内容・変更履歴・アップデート方法
2026年9月現在のFUJIFILM X-S20の最新ファームウェアは、2025年7月22日に公開されたVer.3.30です。ワイヤレス通信のセキュリティ強化に伴い、スマートフォンアプリや外部機器との接続方法が変更されています。本記事では、Ver.3.30の変更点とこれまでのファームウェア更新履歴、現在のバージョンを確認する方法、公式手順に沿ったアップデート方法を解説します。
この記事のサマリー

最新ファームウェアは2025年7月22日公開のVer.3.30。ワイヤレス通信のセキュリティ強化に伴い、接続方法や一部メニューを変更

Ver.3.30適用後はiOS版FUJIFILM Camera Remoteとの接続が不可。Android版はBluetooth Ver.4.2以降の端末が必要

instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へのカメラからの直接プリントもVer.3.30適用後に利用不可

過去の更新ではAF性能の改善、XApp連携強化、Adobe Camera to Cloud対応、「REALA ACE」追加、SDカード関連の不具合修正などを実施

現在のバージョンはDISP/BACKボタンを押しながら電源を入れて確認。アップデートはSDカードまたはFUJIFILM XAppから実行可能
FUJIFILM X-S20の最新ファームウェアの内容
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FUJIFILM X-S20の最新ファームウェアは、2025年7月22日に公開されたVer.3.30です。更新内容やファームウェアのダウンロード方法は、富士フイルム公式で確認できます。
Ver.3.30では、ワイヤレス通信のセキュリティが強化され、スマートフォンとのペアリング手順が変更されました。あわせて、カメラ内の「ワイヤレス通信」関連メニューや「instaxプリンター接続設定」などが削除されています。
アップデート後は、iOS版FUJIFILM Camera Remoteとの接続ができなくなるほか、instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へのカメラからの直接プリントも利用できなくなります。そのため、スマートフォン連携やinstax SHAREを利用している場合は、アップデート前に変更内容を確認しておきましょう。
ワイヤレス通信のセキュリティ強化に伴う接続方法の変更
Ver.3.30では、カメラとスマートフォンアプリ、外部機器とのワイヤレス通信のセキュリティが強化され、スマートフォンとのペアリング手順が変更されました。アップデート後は、FUJIFILM XAppまたはFUJIFILM Camera Remoteが古いバージョンのままだとカメラに接続できないため、使用するスマートフォンアプリも最新版へ更新する必要があります。
また、アップデート前に「ネットワーク/USB設定」>「接続モード」を「ワイヤレステザー撮影(固定)」に設定している場合、Ver.3.30への更新後に接続モードが初期値へリセットされます。ワイヤレステザー撮影を利用している場合は、アップデート後に接続する外部機器に合わせて「接続モード」を再設定してください。
スマートフォンアプリの互換性条件(iOS/Android)
Ver.3.30へのアップデート後は、iOS版FUJIFILM Camera RemoteとX-S20を接続できなくなります。富士フイルムは、iOS 13以降のiPhoneやiPadではFUJIFILM XAppを使用するよう案内しています。そのため、iOS版Camera Remoteを使用している場合は、アップデート前にXAppへ移行できる環境か確認しておきましょう。
Android版FUJIFILM Camera Remoteは引き続き利用できますが、スマートフォンやタブレットのBluetoothがVer.4.1以下の場合、Ver.3.30適用後はX-S20とペアリングできなくなります。Camera Remoteを利用する場合は、Bluetooth Ver.4.2以降に対応した端末が必要です。
画像転送やリモート撮影などでスマートフォンとX-S20を接続している場合は、ファームウェアを更新する前に、使用しているアプリと端末のBluetoothバージョンを確認してください。
instax SHAREへの直接プリントが利用不可に
Ver.3.30へのアップデート後は、X-S20で撮影した画像をinstax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へカメラから直接送ってプリントできなくなります。あわせて、「ネットワーク/USB設定」にある「instaxプリンター接続設定」と、再生メニューの「instaxプリンタープリント」も削除されます。
アップデート後にinstax SHARE SP-1/SP-2/SP-3でプリントする場合は、FUJIFILM XAppまたはFUJIFILM Camera Remoteを使ってカメラの画像をスマートフォンへ取り込み、instaxプリンター専用アプリからプリントします。
なお、FUJIFILM XAppを使ったファームウェアの自動ダウンロードやAdobe Camera to Cloudへの対応は、Ver.3.30ではなくVer.2.01で追加された機能です。これらについては、後述するファームウェアの変更履歴で紹介します。
FUJIFILM X-S20のファームウェア変更履歴
FUJIFILM X-S20は、これまでのファームウェア更新によってAF性能の改善や不具合修正に加え、FUJIFILM XAppとの連携強化、Adobe Camera to Cloudへの対応、フィルムシミュレーション「REALA ACE」の追加などが行われています。
さらに、Ver.3.20では特定のSDカードで発生する記録エラーなどが修正され、最新のVer.3.30ではワイヤレス通信のセキュリティ強化に伴って接続方法や一部メニューが変更されました。ここでは、富士フイルム公式で確認できるVer.1.11以降の主な変更内容を新しい順に紹介します。
バージョン | 公開日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
Ver.3.30 | 2025年7月22日 | ワイヤレス通信のセキュリティを強化し、スマートフォンとのペアリング手順を変更。「ワイヤレス通信」関連メニューやinstax関連メニューを削除。アップデート後はiOS版FUJIFILM Camera Remoteとの接続、instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へのカメラからの直接プリントが利用不可に。Android版Camera RemoteはBluetooth Ver.4.2以降の端末が必要 |
Ver.3.20 | 2025年5月29日 | XF16-55mmF2.8 R LM WR II使用時の動画撮影で、絞り動作時の露出追従をより滑らかに改善。「リニア」設定にフォーカスリングの回転角度設定を追加。ブラケティング撮影したRAWファイルの現像時に画像表示が異常になる現象や、特定のSDカードで電源が入らない、「記録できませんでした」と表示される現象を修正 |
Ver.3.10 | 2024年12月19日 | AFアルゴリズムの一部を見直し、さまざまな撮影条件への対応力(シーンタフネス性)を向上 |
Ver.3.00 | 2024年6月27日 | フィルムシミュレーション「REALA ACE」を追加。瞳検出時に顔枠内の別の被写体へピントが合う現象や、AF補助光使用時、特定条件で外部モニターを接続した動画撮影時にまれにフリーズする現象などを修正 |
Ver.2.01 | 2024年4月25日 | FUJIFILM XAppとの連携を強化。ファームウェアのバックグラウンド自動ダウンロード、RAW画像転送、カメラの電源OFF/自動電源OFF時のXApp接続に対応。AF-Cの追従性能改善、動画AFの「ワイド/トラッキング」追加、カメラ本体メニューからのファームウェア更新、Adobe Camera to Cloud対応、Wi-Fi接続性能改善などを実施 |
Ver.1.20 | 2024年1月22日 | XF16-55mmF2.8 R LM WRとの組み合わせで絞り制御を最適化し、ズーム操作中の露出追従性を改善。その他の軽微な不具合を修正 |
Ver.1.13 | 記載なし | AF-S/AF-C、シングルAF、広角レンズの組み合わせで、動物の毛や細かい葉などの高周波な被写体、コントラストが低い被写体に対するAF合焦精度を改善 |
Ver.1.12 | 記載なし | LCDモニターの一部に横スジ状のノイズが一瞬表示されることがある現象を修正 |
Ver.1.11 | 記載なし | AFアルゴリズムを改善し、高速で移動する被写体への追従性能や連写開始時のAF合焦速度を向上。転送速度の遅いメモリーカード使用時の記録エラー、Mモード・望遠側でEVF表示と撮影画像の露出が異なる現象、シャッター優先の動画撮影時に露出が一瞬暗くなる現象を修正 |
Ver.3.30は、不具合修正が中心ではなく、ワイヤレス通信のセキュリティ強化に伴って接続方法や利用できる機能が変更されたアップデートです。特に、iOS版FUJIFILM Camera Remoteとの接続や、instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へのカメラからの直接プリントは利用できなくなります。これらの機能を使用している場合は、アップデート前に変更内容を確認してください。
一方、Ver.3.20では、XF16-55mmF2.8 R LM WR II使用時の動画撮影における露出追従の改善や、特定のSDカードで電源が入らない、「記録できませんでした」と表示される不具合などが修正されています。Ver.3.30が通信機能や接続方法の変更を中心とした更新であるのに対し、Ver.3.20は撮影や記録時に発生する問題の改善が中心です。
FUJIFILM X-S20の現在のファームウェアバージョン確認方法
FUJIFILM X-S20に現在適用されているファームウェアが最新かどうかは、カメラ本体でバージョンを表示して確認できます。最新のVer.3.30と異なる場合は、現在のバージョンと更新内容を確認したうえでアップデートを検討しましょう。
DISP/BACKを押しながら電源を入れて確認する
X-S20の電源をオフにし、メモリーカードが挿入されていることを確認します。次に、DISP/BACKボタンを押しながら電源を入れると、ファームウェアのバージョン確認画面が表示されます。
画面に表示される「BODY」のバージョンが、現在カメラに適用されているファームウェアです。「BODY」がVer.3.30より前のバージョンであれば、最新ファームウェアへ更新されていません。
なお、交換レンズを装着している場合は、レンズのファームウェアバージョンも確認できます。ボディとレンズではファームウェアが異なるため、それぞれのバージョンを確認してください。
FUJIFILM X-S20のファームウェアは更新した方がいい?
Ver.3.30ではワイヤレス通信のセキュリティが強化される一方、スマートフォンとの接続方法や利用できる機能が変更されます。そのため、FUJIFILM XAppやCamera Remote、ワイヤレステザー撮影を利用している場合は、使用しているアプリや端末がVer.3.30に対応しているか確認してからアップデートしましょう。
特に、Ver.3.30へのアップデート後はiOS版FUJIFILM Camera Remoteとの接続ができなくなり、instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へのカメラからの直接プリントも利用できなくなります。これらを使用している場合は、XAppへの移行やスマートフォン経由でのプリントに切り替えられるかを確認してから、アップデートするか判断してください。
最新版への更新がおすすめの人
FUJIFILM XAppを使って画像転送やリモート撮影を行っている場合は、使用しているスマートフォンやアプリがVer.3.30に対応していることを確認したうえで、最新版へのアップデートを検討しましょう。Ver.3.30ではワイヤレス通信のセキュリティが強化され、スマートフォンとのペアリング手順も変更されています。
また、現在のファームウェアがVer.3.20以前の場合は、Ver.3.30までに追加された機能や不具合修正もまとめて反映されます。Ver.3.00ではフィルムシミュレーション「REALA ACE」が追加され、Ver.3.20では特定のSDカードで電源が入らない、「記録できませんでした」と表示される不具合などが修正されています。
なお、Adobe Camera to Cloudへの対応はVer.2.01で追加された機能であり、Ver.3.30で新たに追加されたものではありません。現在Ver.2.01未満を使用している場合は、最新版へ更新することでVer.2.01以降に追加・改善された機能も利用できるようになります。
アップデート前に確認が必要な人
instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へカメラから直接プリントしている場合は、Ver.3.30へのアップデート前に注意が必要です。アップデート後はカメラからの直接プリントが利用できなくなるため、FUJIFILM XAppまたはCamera Remoteで画像をスマートフォンへ転送し、instaxプリンター専用アプリからプリントする方法へ切り替える必要があります。現在の撮影やプリント手順をすぐに変更できない場合は、切り替えの準備をしてからアップデートを検討してください。
また、iOS版FUJIFILM Camera Remoteを使用している場合も、Ver.3.30へのアップデート後はX-S20と接続できなくなります。富士フイルムはiOS 13以降の端末ではFUJIFILM XAppの使用を案内しているため、対応するiPhoneやiPadでXAppを利用できることを確認してからアップデートしましょう。
FUJIFILM X-S20のファームウェアのアップデート方法
FUJIFILM X-S20のファームウェアは、SDカードまたはFUJIFILM XAppを使ってアップデートを行います。SDカードを使う場合は、富士フイルム公式サイトからファームウェアファイルをダウンロードし、SDカードへ保存してカメラ側で更新を実行します。XAppを利用している場合は、スマートフォンから更新することも可能です。どちらの方法でも、更新中に電源が切れないよう、事前にバッテリーを十分に充電してから作業を始めてください。
SDカードでアップデートする場合
SDカードを使ってアップデートする場合は、以下のものを用意します。
- 十分に充電したバッテリー
- X-S20で使用できるSDメモリーカード
- X-S20用のファームウェアファイル「FWUP0031.DAT」
- ファームウェアファイルをSDカードへ保存できるパソコン(以下PC)
- PCにSDカードスロットがない場合はカードリーダー
手順 | やること |
|---|---|
1. 現在のバージョンを確認 | DISP/BACKボタンを押しながら電源を入れ、「BODY」に表示される現在のファームウェアバージョンを確認 |
2. ファームウェアをダウンロード | PCで富士フイルム公式ページを開き、X-S20用の最新ファームウェア「FWUP0031.DAT」をダウンロード |
3. SDカードへ保存 | X-S20でフォーマットしたSDカードをPCに接続し、「FWUP0031.DAT」をSDカードへコピー |
4. X-S20でアップデート | ファームウェアを保存したSDカードをX-S20に挿入し、起動時の更新画面または「セットアップメニュー」>「基本設定」>「ファームウエアアップデート」から更新を実行 |
5. 更新後のバージョンを確認 | アップデート完了後、再度バージョン確認画面を開き、「BODY」がVer.3.30になっていることを確認 |
FUJIFILM XAppでアップデートする場合
FUJIFILM XAppを使ってアップデートする場合は、以下のものを用意します。なお、XAppを利用する場合は、アップデートを始める前にX-S20とスマートフォンが正常に接続できることを確認してください。Ver.3.30ではワイヤレス通信の接続方法が変更されているため、FUJIFILM XAppも最新版へ更新してから進めます。
- 十分に充電したX-S20のバッテリー
- X-S20と接続できるスマートフォン
- 最新版のFUJIFILM XApp
- インターネット接続環境
手順 | やること |
|---|---|
1. XAppを最新版に更新 | スマートフォンのFUJIFILM XAppを最新版へ更新し、X-S20と接続できることを確認 |
2. ファームウェアを自動ダウンロード | FUJIFILM XApp Ver.2.0.0以降を使用している場合、最新ファームウェアがバックグラウンドでスマートフォンからX-S20へ自動的にダウンロードされる |
3. 更新準備完了を確認 | ダウンロードが完了すると、X-S20の使用時に「ファームウェアアップデートの準備ができました」と表示されるため「開始」を選択 |
4. アップデートを開始 | ファームウェアアップデート画面で「今すぐ実行」→「実行」を選択し、画面の案内に従って更新を開始 |
5. アップデート完了を確認 | 更新が完了したらX-S20の電源を一度オフにし、再度電源を入れてファームウェアのバージョンを確認 |
なお、FUJIFILM XAppからは手動でファームウェアを更新することもできます。手動更新を利用する場合は、XAppに表示される案内に従って操作してください。
更新中・更新後の注意点
ファームウェアの更新中は、X-S20の電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。更新中に電源が切れると正常に起動できなくなる可能性があるため、アップデートを始める前にバッテリーを十分に充電しておきます。
また、ファームウェアを更新すると、以前のバージョンには戻せません。Ver.3.30では利用できなくなる機能や接続方法の変更もあるため、アップデート前に変更内容を確認してください。
アップデートが完了したら、バージョン確認画面を開き、「BODY」がVer.3.30になっていることを確認します。さらに、アップデート前の「ネットワーク/USB設定」>「接続モード」が「ワイヤレステザー撮影(固定)」だった場合は、Ver.3.30への更新によって初期値へリセットされます。ワイヤレステザー撮影を利用している場合は、アップデート後に「接続モード」を再設定してください。
FUJIFILM X-S20のファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
2026年9月現在のFUJIFILM X-S20の最新ファームウェアは、2025年7月22日に公開されたVer.3.30です。ワイヤレス通信のセキュリティ強化に伴い、スマートフォンとのペアリング手順や一部の接続設定が変更されています。
特に、アップデート後はiOS版FUJIFILM Camera Remoteとの接続や、instax SHARE SP-1/SP-2/SP-3へのカメラからの直接プリントが利用できなくなります。これらの機能を使用している場合は、XAppへの移行やスマートフォン経由でのプリントに切り替えられるかを事前に確認してください。
アップデートする場合は、まずX-S20に現在適用されているファームウェアのバージョンを確認します。そのうえで、SDカードまたはFUJIFILM XAppを使い、富士フイルム公式の手順に沿って更新してください。更新中の電源断を防ぐため、作業を始める前にバッテリーを十分に充電しておきましょう。
なお、X-S20の特徴や競合との比較は以下の記事で紹介しています。気になる人は参考にしてみてください。
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