
【2026年版】SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNのレビュー比較まとめ 質・弱点・競合レンズを徹底検証






SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNは、フルサイズミラーレス向けの大口径超広角ズームです。14mmから24mmまでF2.8で撮影でき、開放から高い解像力を見せる一方、前面に一般的なねじ込み式フィルターを装着できないことや、795gという重量、14mm側の補正前歪曲には注意が必要です。この記事ではレビューをもとに、解像力、歪曲、周辺光量、逆光、AFなどを確認しながら、風景・建築・星景での使いやすさを整理します。2026年時点のSONY、TAMRON、LK SAMYANGの現行レンズとも比較し、14mmの画角が必要か、フィルターをどのように使うかという点から選び方を考えていきます。
この記事のサマリー

F2.8開放から中心部の解像力が高く、周辺も超広角ズームとして良好。風景・建築・星景を高画質で撮りたい人に向いています

14mmの画角114.2°は16mm始まりの広角ズームより広く、室内や建築など後ろへ下がりにくい場所でも使いやすい焦点域です

14mm側の補正前RAWでは樽型歪曲が目立ちます。建築撮影ではレンズ補正と補正後のトリミングを考えて、少し余裕を持って構図を決めるとよいでしょう

レンズ内手ブレ補正はありません。対応するカメラではボディ内手ブレ補正を利用できますが、補正効果はボディや撮影条件によって異なります

一般的な前面ねじ込み式フィルターには非対応です。標準装備のリアフィルターホルダーはシートタイプ用なので、PLフィルターを日常的に使う人は運用方法を確認しておきましょう
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNのレビュー要点

(Via:Photography Blog)
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNは、14mmという広い画角とF2.8の明るさを両立したArtラインの超広角ズームです。Digital Camera Worldでは、ズーム全域のシャープネスとコントラスト、逆光への強さを高く評価する一方、未補正時の樽型歪曲と前面フィルターネジがない点を弱点に挙げています。Photography Blogも、中心部だけでなく画面周辺の解像力を高く評価しています。
おすすめな人
風景や星景で、中央だけでなく四隅まで解像感を重視したい人には候補にしやすいレンズです。LensTipの解像力テストでは、14mm・19mm・24mmのすべてでF2.8から中心部が高い数値を記録し、フルサイズの画面端でも基準値を上回っています。
14mmの対角画角は114.2°あり、山岳風景や海岸、星空を広く入れたい場面のほか、撮影位置を後ろへ移せない室内でも便利です。建築やインテリアでは14mmで空間全体を写し、必要に応じて24mmまでズームして画面端の誇張を抑えるなど、被写体に合わせて画角を調整できます。
不向きな人
NDやPLフィルターを前面のネジに取り付けて頻繁に使う人は注意が必要です。大きく張り出した前玉と固定式フードを採用しているため、一般的なねじ込み式フィルターは装着できません。シートタイプのフィルターを取り付けられるリアフィルターホルダーは標準装備されていますが、回転させて効果を調節する一般的な円形PLとは使い方が異なります。
携帯性を重視する人にとっても、795gは確認しておきたい数字です。現在はLK SAMYANG AF 14-24mm F2.8がEマウント用445g、Lマウント用441g、SONY FE 16-35mm F2.8 GM IIが547g、TAMRON 16-30mm F2.8 G2のEマウント用が440gなので、軽量な現行広角ズームと比べるとSIGMAは重めです。一方、12mmからF2.8を使えるSONY FE 12-24mm F2.8 GMは847gあります。必要な画角と重量を一緒に比べると選びやすくなります。
要素別レビュー早見表
要素 | 評価まとめ |
|---|---|
解像力(中心〜周辺) | F2.8から中心部は高水準。画面端も良好で、風景や建築で細部を残しやすい |
歪曲収差 | 14mm側の補正前RAWでは樽型歪曲が目立つ。対応ボディや現像ソフトでの補正を考えて使いたい |
周辺光量 | 14mm・F2.8では目立つという測定結果がある。均一な明るさが必要なら補正を利用したい |
逆光耐性 | 高評価のレビューが多いが、太陽を直接入れる条件ではフレアが確認されたレビューもある |
AF速度・静粛性 | ステッピングモーターを採用。実機レビューでも高速・静音という評価が多い |
操作性 | AF/MFスイッチとAFLボタンを装備。対応ボディではAFLボタンへ機能を割り当てられる |
フィルター | 前面ねじ込み式には非対応。シートタイプ用リアフィルターホルダーを標準装備 |
携行性 | 795g。12mm F2.8クラスと比べれば近いが、現在の軽量広角ズームと比べると重い |
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNの基本情報

SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNは、ソニーEマウントとLマウントに対応するフルサイズ用超広角ズームです。「DG」は35mm判サイズのイメージサークルに対応するレンズ、「DN」はショートフランジバックのミラーレスカメラ向けに設計されたレンズを表しています。CameraLabsでも、旧一眼レフ用14-24mm F2.8 DG HSM Artより300g以上軽くなりながら、光学性能が改善された点を評価しています。
主なスペック要点
項目 | 値 |
|---|---|
対応マウント | ソニーEマウント / Lマウント |
焦点距離 | 14-24mm |
開放F値 | F2.8(ズーム全域) |
レンズ構成 | 13群18枚 |
画角 | 114.2°〜84.1° |
絞り羽根 | 11枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 28cm |
最大撮影倍率 | 1:7.3 |
前面フィルター | 一般的なねじ込み式には非対応 |
リアフィルター | シートタイプ用リアフィルターホルダーを標準装備 |
外形寸法(最大径×長さ) | Lマウント:約85.0×131.0mm / Eマウント:約85.0×133.0mm |
質量 | 795g |
コーティング | ナノポーラスコーティング+スーパーマルチレイヤーコート |
レンズ内手ブレ補正 | なし |
メーカー公式価格 | |
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DG DNの意味と、旧一眼レフ版との関係
DG DNは、フルサイズに対応し、ミラーレスカメラに合わせて設計されたレンズに付けられる名称です。旧14-24mm F2.8 DG HSM Artを単純にマウント変更した製品ではなく、光学系もミラーレス向けに設計されています。FLDガラス1枚、SLDガラス5枚、非球面レンズ3枚を配置し、色収差やコマ収差への対策も行われています。
このレンズは対応カメラの周辺光量、倍率色収差、歪曲収差などの補正機能も利用できます。補正内容はカメラによって異なるため、建築など直線が多い被写体を撮るときは、自分のボディとRAW現像ソフトで補正後の画角まで確認しておくとよいでしょう。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNのデザインと操作性レビュー

(Via:CameraLabs)
大きく張り出した前玉と固定式の花形フードを備え、鏡筒にはズームリング、フォーカスリング、AF/MFスイッチ、AFLボタンが配置されています。Photography Blogは795gの本体を「大きなレンズ」と評価しながら、フォーカスリングの大きさやAF/MF切り替え、AFLボタンなど、操作系については扱いやすいとしています。
リング配置とAFLボタン
ズームリングとフォーカスリングには十分な幅があり、鏡筒側のAF/MFスイッチからフォーカスモードを切り替えられます。AFLボタンも備わっており、対応するカメラではAFロック以外の機能を割り当てることが可能です。ボタンへの割り当て可否や選べる機能はカメラ側の仕様によって変わります。
Photography Blogのテストでは、フォーカスリングに距離目盛りや両端のハードストップがないため、星景で無限遠位置を手触りだけで決める用途では注意が必要とされています。星空を撮るときは拡大表示などを使い、実際の星像を見ながら合わせる方法が確実です。
前面フィルター非対応とリアフィルター
前面には一般的なねじ込み式フィルターを取り付けられません。その代わり、レンズ後部にシートタイプのフィルターを固定できるリアフィルターホルダーがあり、脱落防止用のロックも設けられています。星景でシートタイプの光害カットフィルターなどを使う場合には利用しやすい構造です。
ただし、風景で円形PLを頻繁に回転させながら使う人や、前面のねじ込み式NDを交換して撮影する人にとっては不便が残ります。フィルター撮影の頻度が高い場合は、77mmフィルターに対応するLK SAMYANG AF 14-24mm F2.8や、82mm対応のSONY FE 16-35mm F2.8 GM IIなども比較したいところです。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNの画質レビュー

(Via:Digital Camera World作例)
このレンズで特に評価が高いのが解像力です。LensTipはF2.8から全焦点距離で中心部を「excellent」と評価し、フルサイズの画面端についても開放から基準値を上回る結果を掲載しています。CameraLabsの比較テストでも、14mmから24mmまで高い解像力を示しました。
MTFテストと実写の両方で評価が高いシャープネス
DPReviewはSony α7R IVで撮影した実写ギャラリーを公開し、SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNのシャープネスを非常に高く評価しています。
LensTipでは14mmと24mmのフルサイズ画面端が中央より低くなるものの、F2.8の時点でテスト上の基準を超えています。そのため「開放から四隅まで中央と完全に同じ」という意味ではありませんが、F2.8の超広角ズームとして周辺まで高い解像力を持つレンズと考えてよいでしょう。
14mmと24mmの使い分け
14mm側は写る範囲が非常に広く、前景へ近づくと遠近感が強調されます。風景では手前の岩や植物を大きく入れながら背景まで見せたり、星景では地上の景色と空を一枚に収めたりしやすい画角です。一方、画面端に人物や円形の被写体を配置すると形が大きく伸びて見えることがあるため、構図には注意が必要でしょう。
24mm側は14mmほど遠近感が強くならず、建築や街中でも構図をまとめやすくなります。24-70mmや24-105mmの標準ズームと焦点距離がつながるので、超広角と標準の2本を持ち歩く場合にも組み合わせやすいレンジです。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNの歪曲収差・周辺光量レビュー
14mm側の補正前歪曲と、フルサイズでの周辺光量低下は、このレンズの弱点として確認しておきたい部分です。Digital Camera Worldは14〜16mm付近で未補正の樽型歪曲が目立つと評価し、LensTipでは14mmで−4.18%の樽型歪曲を測定しています。
補正前RAWで見える14mm側の樽型歪曲
14mm側では直線が外側へ膨らむ樽型歪曲が見られ、LensTipはわずかな波型の歪曲も指摘しています。建物の壁や柱など直線が多い被写体では、補正前RAWを見ると変形に気づきやすいでしょう。24mm側では傾向が変わり、LensTipでは小さい糸巻き型歪曲を測定しています。
対応カメラでは歪曲補正を利用できるため、通常の撮影では補正後の状態も含めて判断したいところです。歪曲補正では画面周辺が変形・トリミングされることがあるので、建築撮影ではフレームぎりぎりに重要な部分を置かず、少し余裕を残して撮影すると調整しやすくなります。
14mm・F2.8では周辺光量低下が目立つ
周辺光量については、レビュー媒体によって評価に差があります。Photography BlogではF2.8で周辺光量低下が確認されるものの、絞ることで改善すると評価しています。一方、LensTipがフルサイズで測定した14mm・F2.8の値は−2.79EVで、F5.6でも−1.93EVでした。測定方法や補正の有無によって見え方が変わる点には注意が必要です。
星景や均一な空を撮る場合は四隅の明るさに差が見えやすいため、必要に応じて現像時のレンズプロファイルを利用すると整えやすくなります。ただし補正量を大きくすると周辺部のノイズも目立ちやすくなるため、撮影した画像を見ながら調整するのが適切です。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNの逆光耐性・色収差レビュー

(Via:Photography Blog作例)
ナノポーラスコーティングとスーパーマルチレイヤーコートを採用し、反射によるフレアやゴーストを抑える設計になっています。逆光耐性はLensTipやDigital Camera Worldが高く評価していますが、Photography Blogでは太陽を直接画面内に入れた作例で明確なフレアも確認されています。光源の位置によって結果が変わるため、「どんな逆光でもフレアが出ない」と考えないほうがよいでしょう。
ナノポーラスコーティングと逆光
LensTipのテストでは、強い光を画面内に入れてもフレアを発生させるのが難しく、発生した場合も面積が小さく、コントラストの大幅な低下は見られなかったとしています。Digital Camera Worldも逆光耐性を長所に挙げました。夕景や夜景など、画面内に強い光源が入りやすい超広角撮影では心強い性能です。
一方、Photography Blogの作例では、太陽を直接入れたときにフレアが出ています。逆光耐性そのものは良好ですが、太陽や街灯の位置を少し変えるだけでゴーストの位置も変わるため、大切な撮影では構図を数パターン残しておくと選択肢を増やせます。
色収差は少ない
色収差については複数のレビューで高い評価が一致しています。Photography Blogでは高コントラスト部分に現れる紫や青の色づきを最小限と評価し、LensTipも倍率色収差を非常に低い水準としています。CameraLabsでは軸上色収差もほとんど見られないという結果でした。
枝と空の境界や夜景の光源など、色収差が見えやすい場面でも比較的扱いやすいレンズです。ただし、実際の出方は焦点距離、絞り、被写体によって変わるため、気になる場合は等倍表示でも確認しておきましょう。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNのAF性能・MF操作レビュー
AFにはステッピングモーターを採用しています。Photography BlogがSony α7R IVと組み合わせたテストでは、被写体への合焦まで約0.15秒で、動作音も非常に小さいと評価されました。LensTipがα7R IIで行ったテストでも、フォーカス全域を移動して合焦するまで0.3〜0.5秒で、AF音はほぼ聞こえなかったとしています。テストボディや測定方法が異なるので数値を直接比較するものではありませんが、どちらも速度と静粛性を高く評価しています。
ステッピングモーターAFは静止画・動画の両方を想定
風景や建築ではAF速度が大きな問題になりにくいものの、旅行中のスナップや動画では素早く静かなAFが使いやすさにつながります。PetaPixelが2021年にSIGMA 14-24mmと旧TAMRON 17-28mmを比較した実写記事でも、SIGMAのAF速度を長所のひとつとして挙げています。
MF調整と最短撮影距離28cm
AFで合わせたあとにフォーカスリングを操作するフルタイムMFにも対応しています。星景で星を拡大表示しながらピントを調整するときや、近距離で狙った位置へ合わせたい場面で使える機能です。Photography Blogではリングの操作自体は良好とする一方、無限遠側にハードストップがない点を注意点として挙げています。
最短撮影距離はズーム全域で28cm、最大撮影倍率は1:7.3です。マクロレンズほど大きく写せるわけではありませんが、前景へ近づき、背景を広く入れた超広角らしい構図を作るには十分な近接性能があります。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNの動画・手ブレ補正レビュー
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNにはレンズ内手ブレ補正がありません。Photography Blogも手ブレ補正非搭載を数少ない不足機能のひとつに挙げています。ボディ内手ブレ補正を備えたカメラではボディ側の補正を利用できますが、補正の強さや動画時の挙動は使用するカメラによって異なります。
レンズ内手ブレ補正は非搭載
超広角は望遠レンズより手ブレが画面上で目立ちにくいものの、暗い場所でシャッタースピードを落とす場合や、歩きながら動画を撮る場合にはブレが発生します。手持ち撮影を多用するなら、使用するボディの手ブレ補正機能も含めて考えましょう。
電子手ブレ補正を使うカメラでは、補正時に画角が狭くなる場合があります。14mmから始まる本レンズはクロップ後も広角を確保しやすいものの、クロップ率や補正方法はボディによって違うため、使用機種の仕様確認が必要です。
AFの静粛性とジンバル使用時の重量
Photography BlogはAF動作をほぼ無音と評価し、動画にも使いやすいとしています。一方、Digital Camera Worldではステッピングモーターは高速かつ正確だが、完全な無音ではないという評価でした。録音環境やカメラ、外部マイクの位置によっても聞こえ方が変わります。
CameraLabsの実機テストではフォーカスブリージングが少なく、ズーム操作によるピント位置の変化も小さい点が評価されています。動画用途ではこうした特性も確認しておきたいところです。
ジンバルで使う場合は、795gのレンズにボディやアクセサリーの重量が加わります。小型ジンバルでは搭載可能重量だけでなく、カメラとレンズを載せた状態でアームに干渉しないか、バランスを取れるかも事前に確認してください。
SIGMA・SONY・TAMRON・LK SAMYANGの超広角F2.8ズーム比較
2026年時点では、SONY EマウントではFE 12-24mm F2.8 GM、FE 16-35mm F2.8 GM II、TAMRON 16-30mm F2.8 G2、LK SAMYANG AF 14-24mm F2.8などが比較対象候補です。Lマウントでは、2026年6月に発売されたLK SAMYANG AF 14-24mm F2.8 LがSIGMAと同じ14-24mm F2.8をカバーします。
機種 | 焦点距離・F値 | 質量 | 前面フィルター |
|---|---|---|---|
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN Art | 14-24mm F2.8 | 795g | ねじ込み不可 / リアシート対応 |
SONY FE 12-24mm F2.8 GM | 12-24mm F2.8 | 約847g | 前面ねじ込み不可 |
SONY FE 16-35mm F2.8 GM II | 16-35mm F2.8 | 約547g | 82mm |
TAMRON 16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 | 16-30mm F2.8 | E:約440g / Z:約450g | 67mm |
LK SAMYANG AF 14-24mm F2.8 | 14-24mm F2.8 | E:約445g / L:約441g | 77mm |
SONY FE 12-24mm F2.8 GM:12mmの広さを優先したい人

SONY FE 12-24mm F2.8 GMは12mmから24mmまでF2.8で撮影でき、SIGMAより広角端が2mm短いレンズです。対角画角は12mmで122°。SIGMAの14mm・114.2°より広く、室内や大きな建築、前景と星空を広く取り込みたい場面では12mmの違いが構図に表れます。一方、質量は約847gとSIGMAより重く、前面の一般的なねじ込みフィルターにも対応していません。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
Sony FE 12-24mm F2.8 GM(SEL1224GM)レビュー比較まとめ 風景・建築・星景に最適
SONY FE 16-35mm F2.8 GM II:35mmまで1本で撮りたい人

FE 16-35mm F2.8 GM IIは広角端が16mmになる代わりに、35mmまでカバーできます。質量は約547gで、82mmの前面フィルターに対応。風景だけでなく、スナップや人物を含めて1本で撮影したい場合は使いやすい焦点域です。
TAMRON 16-30mm F2.8 G2:軽さと前面フィルターを重視したい人

TAMRON 16-30mm F/2.8 Di III VXD G2は、旧17-28mm F2.8の後継として2025年に登場しました。ソニーEマウント用は440gで、67mmのねじ込みフィルターに対応しています。SIGMAより広角端は2mm狭いものの、荷物を軽くしたい場合やND・PLフィルターを一般的な方法で使いたい場合には比較しやすいレンズです。
詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。(現行G2)
LK SAMYANG AF 14-24mm F2.8:同じ14-24mmで軽さを優先したい人

LK SAMYANG AF 14-24mm F2.8はSIGMAと同じ14-24mm F2.8をカバーしながら、ソニーE用445g、Lマウント用441gに抑えています。さらに77mmのねじ込みフィルターを装着できるため、SIGMAの弱点だった重量と前面フィルターの両方で差があります。2026年6月にはLマウント用も国内発売され、SIGMAのLマウント版を検討する人にとっても直接比較しやすくなりました。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNのレビューまとめ
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNは、14mmから24mmまでF2.8を維持し、開放から高い解像力を持つ超広角ズームです。複数のレビューで、中心部のシャープネスと周辺までの描写が高く評価されています。
注意したいのは、一般的な前面ねじ込み式フィルターを使えないこと、795gの重量、14mm側の補正前歪曲、開放時の周辺光量低下です。逆光耐性は高評価が多いものの、太陽の位置によってフレアが出ることもあります。弱点を補正や撮影方法で対応できるかどうかが、購入前の確認ポイントになるでしょう。
2026年現在は、SONY純正だけでなく、軽量なTAMRON 16-30mm F2.8 G2や、同じ14-24mm F2.8で77mmフィルターに対応するLK SAMYANG AF 14-24mm F2.8も選べます。それでも、SIGMAの14mmという画角と画面全体の高い解像力を重視するなら、現在も比較する価値のある一本です。
風景・建築・星景を中心に撮るなら、まず「14mmの画角が必要か」「前面フィルターをどの程度使うか」「795gを持ち歩けるか」の3点を確認してみてください。この条件が自分の撮影スタイルに合えば、SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNの特徴を活かしやすいでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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