
Sony Cyber-shot DSC-RX1とDSC-RX100を徹底比較!フルサイズ単焦点と1.0型ズーム、後悔しない選び方


Sony Cyber-shot DSC-RX1とDSC-RX100は、どちらもレンズ一体型で高画質を追求したカメラですが、特徴は大きく異なります。RX1はフルサイズセンサーと35mm F2の単焦点レンズを搭載し、背景ボケや階調表現を重視した静止画向けのモデルです。一方、RX100は1.0型センサーと28-100mm相当のズームレンズを備え、携帯性と幅広い撮影への対応力を重視しています。この記事では、画質、レンズ、動画性能、携帯性、価格の違いを比較し、それぞれに適した撮影スタイルを解説します。
この記事のサマリー

暗所画質や階調表現、背景ボケを重視するなら、フルサイズセンサーと35mm F2の単焦点レンズを搭載したRX1が有利

28-100mm相当のズームを備えたRX100は、旅行や日常撮影で幅広い画角や被写体に対応しやすい

RX1は画角が35mm相当に固定されるため、普段から35mm前後をよく使う人向き

RX100は約240gの小型・軽量ボディで、日常や旅行にも持ち歩きやすい

中古で購入する場合は、カメラ本体や付属品の状態に加え、メーカーの修理対応や中古店の保証も確認したい
※この記事では、初代のSony Cyber-shot DSC-RX1とDSC-RX100を比較します。RX1R II/RX1R IIIやRX100 VIIなどの後継モデルとは、センサー・AF・動画性能・価格帯が大きく異なります。RX1シリーズとRX100シリーズの後継モデルについては、以下の記事で解説しています。
Sony Cyber-shot DSC-RX1とRX100はどちらを選ぶべきか

Sony Cyber-shot DSC-RX1とDSC-RX100は、どちらも2012年に登場したレンズ一体型の高級コンパクトカメラです。コンパクトなボディで高画質を実現するというコンセプトは共通していますが、そのアプローチは大きく異なります。RX1はフルサイズセンサーと35mm F2の単焦点レンズを組み合わせ、画質やボケ表現を重視したモデルです。一方、RX100は1.0型センサーと28-100mm相当のズームレンズを搭載し、携帯性と幅広い撮影シーンへの対応力を重視しています。ここでは、それぞれの違いを比較しながら、どちらがどんな撮影スタイルに合っているかを解説します。
2機種の立ち位置:画質を重視したRX1、携帯性と対応力に優れたRX100
RX1は、35mmフルサイズセンサーと35mm F2の単焦点レンズを搭載したレンズ一体型カメラです。フルサイズセンサーならではの画質を比較的小型のボディで得られることが特徴で、背景ボケや階調表現、暗所での画質を重視する人に向いています。焦点距離は35mm相当に固定されているため、ズームで構図を調整することはできませんが、自分で被写体との距離を変えながら撮影するスナップや、画角を固定して作品づくりを楽しみたい場合に適しています。
一方のRX100は、1.0型センサーと28-100mm相当のズームレンズを搭載したコンパクトカメラです。広角から中望遠まで画角を変えられるため、風景、人物、料理、建物など、さまざまな被写体を1台で撮影できます。RX1より小型・軽量で、ポケットや小さなバッグに収納しやすいことも特徴です。画質や背景ボケではRX1が有利ですが、持ち歩きやすさと対応できる画角の幅ではRX100が優れています。
比較のポイント:画質・レンズ・携帯性の違い
RX1とRX100を比較する際は、センサーサイズによる画質差、レンズの焦点距離、携帯性の3点を確認することが重要です。まずは早見表で特徴を見ていきましょう。
RX1 vs RX100の比較早見表
項目 | RX1(DSC-RX1) | RX100(DSC-RX100) | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
画質 | フルサイズセンサーにより、階調表現や背景ボケに優れる | 1.0型センサーを搭載し、日常撮影では十分な画質を得やすい | 暗所撮影や大判プリント、背景ボケを重視するならRX1が有利 |
レンズ | 35mm F2の単焦点レンズ | 28-100mm相当のズームレンズ | 画角の自由度はRX100、明るさやボケ表現はRX1が優れる |
携帯性 | フルサイズ機としては小型だが、厚みと重量がある | ポケットにも収めやすい小型・軽量ボディ | 日常的な持ち歩きやすさを重視するならRX100が有利 |
動画 | フルHD動画に対応するが、静止画を重視した設計 | ズームを使って画角を変えながら撮影できる | 旅行や家族の記録動画ではRX100の方が使いやすい |
中古価格の目安(※) | 約11万5000〜13万円 | 約4万2000〜6万1000円 | RX1はRX100より高い価格帯で流通していることが多い |
おすすめの人 | 35mm単焦点で画質や背景ボケを重視したい人 | 小型ボディで幅広い被写体を撮影したい人 | 撮りたい画角が決まっているならRX1、汎用性を重視するならRX100 |
(※)2026年7月現在の価格目安です。ただし価格は外観やレンズの状態、付属品、中古保証の有無によって変動します。
RX1は35mmフルサイズセンサーを搭載し、暗所画質や階調表現、背景ボケで有利です。一方、RX100は1.0型センサーですが、SNS投稿や小さな画面での鑑賞が中心であれば、画質差を感じにくい場合もあります。
レンズは、RX1が35mm F2の単焦点、RX100が28-100mm相当のズームです。RX1は画角を変更できないため、35mm相当が自分の撮影スタイルに合うかを確認する必要があります。RX100は風景から人物まで幅広く対応できますが、望遠端ではF4.9まで暗くなります。
携帯性では、約240gでポケットにも収めやすいRX100が有利です。RX1はフルサイズ機としては小型ですが、バッグやストラップを使った持ち歩きが基本となります。
主要スペック比較:RX1とRX100の性能差を確認
RX1とRX100は有効画素数に大きな差はありませんが、センサーサイズやレンズの焦点距離、開放F値が異なるため、暗所画質や背景ボケ、撮影できる画角に違いがあります。また、RX1はRX100の約2倍の重量があり、奥行きにも大きな差があるため、携帯性ではRX100が有利です。ここでは、画質や撮影できる画角、携帯性に関わる主要スペックを比較します。
主要スペック比較表
項目 | RX1(DSC-RX1) | RX100(DSC-RX100) |
|---|---|---|
センサーサイズ | 35mmフルサイズ(35.8×23.9mm) | 1.0型(13.2×8.8mm) |
有効画素数 | 約2430万画素 | 約2020万画素 |
焦点距離(35mm判換算) | 35mm | 28-100mm相当 |
開放F値 | F2 | F1.8-4.9 |
背面モニター | 3.0型・約122.9万ドット・固定式 | 3.0型・約122.9万ドット・固定式 |
外形寸法 | 約113.3×65.4×69.6mm | 約101.6×58.1×35.9mm |
質量(バッテリー、記録メディアを含む) | 約482g | 約240g |
スペックを見ると、画素数よりもセンサーサイズやレンズ構成に大きな差があることが分かります。これらの違いは、暗所画質や背景ボケ、撮影できる画角に影響します。また、サイズや重量もかなり違います。
RX1とRX100の画質比較|暗所画質や階調、背景ボケはRX1が有利

via:ePHOTOzine(RX1/作例)
RX1は約2430万画素、RX100は約2020万画素で、画素数には大きな差がありません。しかし、RX1は35mmフルサイズセンサーを搭載しているため、夜景や室内、逆光などの撮影ではRX100よりも有利です。
また、RX1は35mm F2の単焦点レンズを搭載しており、被写体に近づくことで背景をぼかしやすいことも特徴です。一方、RX100は被写界深度を深く取りやすく、人物や物だけでなく、周囲の景色も含めて写したい場面に向いています。ここでは、センサーサイズによる暗所画質と階調表現の差、背景ボケの違いを比較します。
項目 | RX1(DSC-RX1) | RX100(DSC-RX100) | ポイント |
|---|---|---|---|
センサーサイズ | 35mmフルサイズ(35.8×23.9mm) | 1.0型(13.2×8.8mm) | RX1のセンサー面積は約7.4倍で、暗所画質や階調、背景ボケで有利になりやすい |
有効画素数 | 約2430万画素 | 約2020万画素 | RX1はトリミングや大きなプリントでやや余裕がある |
ISO感度(通常撮影時)(※) | ISO 100~25600 | ISO 125~6400 | RX1は設定できる高感度域が広い |
レンズ | 35mm F2単焦点 | 28-100mm相当 F1.8-4.9 | 背景ボケはRX1が得やすく、RX100は広角端から望遠端まで画角を変えられる |
(※)マルチショットNR使用時は、RX1がISO 102400、RX100がISO 25600まで設定できます。
センサーサイズの違いが影響する場面:夜景・室内・逆光
一般的に、同じ画角や露出条件で比較した場合、センサーサイズが大きいほど受光量を確保しやすく、高感度撮影時のノイズや階調表現で有利になります。RX1は35mmフルサイズセンサーを搭載しており、夜景や室内などISO感度が上がりやすい場面でも、被写体の質感や暗部の情報を残しやすいことが特徴です。
逆光など明暗差の大きい場面でも、明るい部分と暗い部分の階調を保ちやすく、RAW現像で露出やシャドウを調整する場合にも余裕があります。夜間や室内で撮影する機会が多い人や、RAW現像を前提に撮影する人は、RX1の画質面のメリットを感じやすいでしょう。
RX100も1.0型センサーを搭載した高画質コンパクトカメラで、日中の風景や街中のスナップでは十分な画質が期待できます。ただし、高感度での撮影や、RAW現像で暗部を大きく明るくする場合は、RX1との差が表れやすくなります。
背景ボケの比較:RX1は被写体を際立たせやすい
RX1は35mmフルサイズセンサーと35mm F2の単焦点レンズを搭載しており、被写体に近づいて撮影すると背景を大きくぼかしやすくなります。ポートレートや小物の撮影では、背景の情報を抑え、主な被写体を際立たせやすいことが特徴です。
また、RX1は9枚羽根の円形絞りを採用しており、絞り開放付近では円形に近いボケを得やすい設計です。ただし、35mmは標準域よりも広角寄りの画角であるため、料理や小物に近づきすぎると遠近感が強調されることがあります。被写体の形を自然に見せたい場合は、撮影距離やカメラの角度を調整する必要があります。
RX100はRX1より被写界深度が深くなりやすく、被写体だけでなく周囲の様子も写しやすいカメラです。旅行先の風景や街中のスナップなど、撮影場所の雰囲気も含めて残したい場面に向いています。背景をぼかしたい場合は、望遠側を使い、被写体と背景の距離を離す方法が有効です。
RX1とRX100のレンズ・画角比較|35mm単焦点と28-100mm相当ズームの違い
RX1とRX100では、搭載しているレンズの焦点距離が大きく異なります。RX1は35mm F2の単焦点レンズを搭載しており、撮影できる画角は35mm相当に固定されています。一方、RX100は28-100mm相当のズームレンズを搭載し、被写体や撮影場所に応じて広角から中望遠まで画角を変更できます。
撮影シーン | RX1(35mm単焦点) | RX100(28-100mm相当ズーム) | ポイント |
|---|---|---|---|
街中のスナップ | 人物と背景を組み合わせやすい | 場所に応じて画角を変更できる | 35mmの画角を好むならRX1 |
旅行・風景 | 広い範囲や遠景の切り取りには制約がある | 広角から中望遠まで対応しやすい | 1台で幅広く撮影するならRX100 |
離れた被写体 | 接近するかトリミングが必要 | 望遠側で大きく写しやすい | イベントや遠景にはRX100 |
室内・狭い場所 | 35mmより広い画角には変更できない | 28mm相当でより広い範囲を写せる | 室内撮影ではRX100が対応しやすい |
RX1の35mm単焦点:画角は固定だが構図を決めやすい
RX1の35mmは、風景を広く写しながら、人物や建物などの主な被写体も適度な大きさで収めやすい画角です。街中のスナップや旅行では、人物と周囲の風景を組み合わせた構図を作りやすく、撮影位置を調整しながら構図を決める撮り方に適しています。焦点距離が固定されているため、ズーム操作をせずに構図や撮影タイミングへ集中できる点も特徴です。
一方、室内で建物や部屋全体を写したい場合は、35mmより広い画角が必要になることがあります。また、ステージや動物、遠くの建物など、被写体まで近づけない場面では大きく写しにくくなります。RX1を選ぶ際は、35mmの画角だけで普段の被写体に対応できるかを確認しておきましょう。
RX100の28-100mm相当ズーム:幅広い被写体に対応しやすい
RX100の28-100mm相当ズームは、旅行や日常撮影で使いやすい焦点距離をカバーしています。28mm相当では風景や建物、集合写真などを広く写し、50mm相当付近では人物や日常のスナップ、100mm相当では離れた被写体や細部を大きく写せます。
撮影位置を自由に変えられない展望台やイベント会場でも、ズームを使って構図を調整できる点がメリットです。旅行や家族行事など、次々と被写体や撮影距離が変わる場面では、RX1よりも対応しやすいでしょう。
ただし、RX100の開放F値は広角端のF1.8から望遠端ではF4.9まで暗くなります。夕方や室内で望遠側を使用すると、ISO感度が上がったり、シャッタースピードが遅くなったりする可能性があります。暗い場所では手ブレや被写体ブレに注意が必要です。
RX1とRX100の携帯性比較|小型・軽量で持ち歩きやすいRX100

via:ePHOTOzine(RX100)
RX1とRX100はどちらもレンズ一体型のコンパクトカメラですが、サイズと重量には大きな差があります。携帯性を重視し、日常的にカメラを持ち歩きたい場合はRX100が有利です。RX1は荷物を増やしてでもフルサイズの画質や35mm F2の描写を優先したい人に適しています。
観点 | RX1(DSC-RX1) | RX100(DSC-RX100) | ポイント |
|---|---|---|---|
質量 | 約482g | 約240g | RX100はRX1より約242g軽く、長時間の街歩きや旅行で持ち歩きやすい |
奥行き | 約69.6mm | 約35.9mm | RX100はRX1の約半分の奥行きで、上着のポケットや小型ポーチに収納しやすい |
持ち歩き方法 | カメラバッグ、ショルダーストラップ、リストストラップ | 上着のポケット、小型ポーチ、小さなバッグ | 日常的な持ち歩きにはRX100、RX1はバッグやストラップを使うのがおすすめ |
サイズ・重量の違い:ポケットに入るRX100、バッグでの持ち歩きがおすすめのRX1
RX100は約101.6×58.1×35.9mm、約240gと小型・軽量で、上着のポケットや小型ポーチ、サコッシュなどに収納しやすいサイズです。日常の外出や旅行でも持ち歩きやすく、必要なときにすぐ取り出して撮影できます。
一方、RX1は約113.3×65.4×69.6mm、約482gです。フルサイズセンサーを搭載するカメラとしては小型ですが、RX100より約242g重く、奥行きも約2倍あります。ポケットへの収納は難しいため、カメラバッグやショルダーストラップ、リストストラップを使った持ち歩きが基本となります。
携帯性を優先し、日常的に持ち歩きたい場合はRX100が適しています。RX1を選ぶ場合は、普段使用するバッグに収まるか、長時間持ち歩ける重量かを購入前に考えておくとよいでしょう。
RX1とRX100の動画機能比較|記録用途ではズーム対応のRX100が使いやすい
RX1とRX100は、どちらもフルHD動画の撮影に対応しています。ただし、2012年発売のモデルであるため、4K動画や高度な被写体認識AFなど、近年のカメラで採用されている機能には対応していません。動画性能を重視する場合は、画質だけでなく、焦点距離やズームの有無を確認する必要があります。
観点 | RX1(DSC-RX1) | RX100(DSC-RX100) | ポイント |
|---|---|---|---|
撮影できる画角 | 35mm相当に固定 | 28-100mm相当で変更可能 | 旅行や家族行事など、撮影距離が変わる場面ではRX100が対応しやすい |
背景ボケ | フルサイズセンサーとF2レンズにより、背景をぼかしやすい | RX1より被写界深度が深くなりやすい | 被写体を際立たせた映像はRX1、周囲の様子も残すならRX100 |
構図の調整 | 撮影者が移動して調整 | ズームで調整可能 | 撮影位置を変えにくい場所ではRX100が有利 |
RX1の動画:背景ボケを生かしやすい一方、画角は35mm相当に固定
RX1は35mmフルサイズセンサーと35mm F2の単焦点レンズを搭載しており、背景をぼかして被写体を際立たせた動画を撮りやすいことが特徴です。人物や小物を中心にした短い映像では、静止画と同様に立体感のある表現を狙えます。
一方、画角は35mm相当に固定されているため、被写体まで近づけない場面では大きく写しにくくなります。観光地のステージや動物園、イベント会場など、撮影位置が制限される場所では構図を調整しにくい場合があります。
また、ズームによる画角変更ができないため、映像に変化をつけるには撮影者が移動するか、複数のカットを組み合わせる必要があります。構図を決めた短いクリップの撮影には向いていますが、1つの場所から幅広い画角で記録したい用途にはあまり向いていないでしょう。
RX100の動画:ズームと携帯性により記録用途で使いやすい
RX100は28-100mm相当のズームレンズを搭載しており、撮影場所を変えずに広角から中望遠まで画角を調整できます。旅先の風景を広角側で写した後に、建物の一部や離れた人物を望遠側で大きく写すなど、1台で複数の構図に対応しやすいことが特徴です。
また、約240gの小型・軽量ボディで持ち歩きやすく、必要なときに取り出して短い動画を撮影できます。旅行や家族行事など、静止画を中心に撮りながら動画も残したい場面では、RX1より扱いやすいでしょう。
ただし、望遠側では開放F値がF4.9まで暗くなるため、夕方や室内ではISO感度が上がったり、シャッタースピードが遅くなったりする場合があります。ズームの利便性を重視しつつ、明るさや手ブレにも注意して撮影する必要があります。
RX1とRX100を中古で購入するときの注意点

via:Digital Camera World(RX100/作例)
RX1とRX100はいずれも2012年発売のモデルで、現在は中古で探すのが中心です。2026年7月時点の掲載価格は、RX1が約11万5000〜13万円、RX100が約4万2000〜6万1000円で、RX1の方が高い価格帯で流通しています。ただし、発売から時間が経っているため、価格だけでなく、レンズや液晶、バッテリー、各部の動作状態を確認することが重要です。
RX1はレンズと操作部の状態を確認
RX1はレンズ一体型のため、レンズにカビや曇り、大きなチリがある場合でも、レンズだけを交換することはできません。購入前には、レンズ内部の状態に加え、絞りリングやフォーカスリング、マクロ切り換えリングが正常に動くかを確認しましょう。
RX100はズームと沈胴機構の動作も確認
RX100は電源を入れるとレンズが繰り出す沈胴式を採用しています。中古品では、レンズの出入りが途中で止まらないか、ズーム操作時に異音や引っかかりがないかを確認しましょう。レンズ内部のチリや曇りに加え、広角端から望遠端まで正常にピントが合うかも確認したいポイントです。
両機で確認したい共通項目
両機とも、背面モニターの黄ばみや表示不良、ボタンやダイヤルの反応、端子類、フラッシュ、メモリーカードの認識についても確認しておきましょう。バッテリーも劣化している可能性があるため、撮影可能枚数が少ない場合は予備バッテリーの購入費用も見込んでおく必要があります。
また、いずれも発売から長期間が経過しており、故障箇所や部品の保有状況によってはメーカー修理を受けられない可能性があります。購入前に、メーカーの修理受付ページで対応状況を確認しておくと安心です。
RX1とRX100の用途別の選び方|画質重視ならRX1、携帯性と対応力ならRX100
RX1とRX100は、画質、レンズ、携帯性、動画の使いやすさに大きな違いがあります。どちらが適しているかは、主に撮影する被写体や持ち歩き方、予算によって決まります。
静止画の画質や背景ボケ、暗所撮影を重視する場合は、フルサイズセンサーと35mm F2の単焦点レンズを搭載するRX1が適しています。一方、旅行や日常撮影、家族行事など、被写体や撮影距離が変わる場面では、28-100mm相当のズームレンズを備えたRX100が使いやすいでしょう。
また、RX100はRX1より小型・軽量で、中古価格も抑えやすいことが特徴です。ここでは、静止画、動画、旅行、携帯性、予算などの用途別に、それぞれに適したモデルを整理します。
重視するポイント | おすすめの機材 | 理由 |
|---|---|---|
暗所画質や背景ボケを重視したい | RX1(DSC-RX1) | フルサイズセンサーと35mm F2単焦点レンズにより、夜景や室内、ポートレートで有利 |
街中のスナップを35mmで撮りたい | RX1(DSC-RX1) | 焦点距離が35mm相当に固定され、人物と背景を組み合わせた構図を作りやすい |
旅行で風景から人物まで1台で撮りたい | RX100(DSC-RX100) | 28-100mm相当のズームにより、広角から中望遠まで対応できる |
日常的に持ち歩きたい | RX100(DSC-RX100) | 約240gの小型・軽量ボディで、上着のポケットや小型バッグに収納しやすい |
家族行事やイベントを撮りたい | RX100(DSC-RX100) | 撮影位置を変えにくい場面でも、ズームで構図を調整しやすい |
購入費用を抑えたい | RX100(DSC-RX100) | RX1より中古価格が低く、幅広い撮影用途に対応しやすい |
RX100からRX1、RX1からRX100へ乗り換える際の注意点
RX100からRX1へ乗り換える場合は、画質や背景ボケが向上する一方で、28-100mm相当のズームとポケットに収めやすい携帯性を失います。旅行や家族行事など、撮影位置を変えにくい場面が多い人は、35mm固定でも対応できるかを確認しておきましょう。
RX1からRX100へ乗り換える場合は、携帯性と画角の自由度が向上しますが、暗所画質や階調表現、背景ボケでは差を感じる可能性があります。画質を優先するか、持ち歩きやすさと撮影範囲を優先するかを基準に判断することが大切です。
Sony Cyber-shot DSC-RX1とDSC-RX100の比較まとめ
RX1とRX100は、どちらもレンズ一体型の高級コンパクトカメラですが、得意な撮影スタイルは大きく異なります。RX1は35mmフルサイズセンサーと35mm F2の単焦点レンズを搭載し、暗所画質や階調表現、背景ボケを重視する人に適しています。一方、RX100は1.0型センサーと28-100mm相当のズームレンズを備え、携帯性と幅広い撮影への対応力に優れています。
35mm相当の画角を中心に、夜景や室内、ポートレートなどを高画質で撮影したい場合はRX1がおすすめです。旅行や日常の記録、家族行事などで広角から中望遠まで使い分けたい場合や、日常的に持ち歩ける小型・軽量モデルを求める場合はRX100が向いています。
迷った場合は、普段ズームをどの程度使っているか、暗い場所で撮影する機会が多いかを確認しましょう。夜景や室内など暗所での画質を重視するならRX1、画角の自由度と携帯性を優先するならRX100が選びやすいでしょう。
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