
ニコンD7500のおすすめレンズ9選 レンズキットから広角・望遠まで用途別に比較








ニコンD7500は、連写や高感度撮影に強く、4K UHD動画にも対応したDXフォーマットの一眼レフカメラです。ボディ内手ブレ補正は搭載していないため、撮影用途によってはレンズ側の手ブレ補正の有無が使いやすさを左右します。この記事では、35mm判換算の画角やFマウントレンズの互換性を解説しながら、純正ズーム、単焦点、タムロンなどのサードパーティ製レンズを用途別に紹介します。
この記事のサマリー

D7500では、レンズの焦点距離を約1.5倍した35mm判換算の画角を確認すると、撮影できる範囲をイメージしやすくなります

ボディ内手ブレ補正を搭載していないため、望遠撮影や手持ち動画ではVR・VCなどレンズ内手ブレ補正の有無が重要です

最初の1本には幅広い画角をカバーする18-140mm、暗い室内には35mm F1.8、風景や建築には10-20mmが向いています

運動会や動物撮影には70-300mm、旅行中のレンズ交換を減らしたい場合はTamron 16-300mmや18-400mmが候補です

旧製品や販売終了レンズも含まれるため、中古購入時は対応マウント、AF・手ブレ補正・絞りの動作、レンズ内部の状態を確認しましょう
ニコンD7500用レンズの選び方:確認したい3つのポイント

D7500用のレンズを選ぶときは、次の3点を確認しましょう。
1つ目は、DXフォーマットでの画角です。D7500では、レンズに記載された焦点距離の約1.5倍が35mm判換算の目安になります。
2つ目は、レンズ内手ブレ補正の有無です。D7500には静止画用のボディ内手ブレ補正がないため、望遠撮影や手持ち動画では、補正機能を備えたレンズが扱いやすくなります。
3つ目は、オートフォーカスなどの互換性です。同じニコンFマウントでも、レンズによって使用できる機能が異なります。
最初の1本には標準ズームを選び、撮影を続けるなかで不足を感じた画角や明るさを、広角・望遠・単焦点レンズで補うと選びやすくなります。
D7500の詳しいレビューはこちら
選び方1. 35mm判換算の画角を確認する
D7500にレンズを装着したときの画角は、レンズに記載された焦点距離を約1.5倍した35mm判換算値で考えます。焦点距離そのものが1.5倍になるわけではありません。
たとえば18-140mmレンズは、D7500では約27-210mm相当の画角になります。広角側では風景や集合写真を撮りやすく、望遠側では少し離れた人物や動物も大きく写せるため、旅行や日常撮影を1本で幅広くカバーできます。
広角撮影が目的の場合は、レンズがDX用かFX対応かだけでなく、実際の焦点距離を確認することが大切です。たとえば24mmレンズは、D7500では約36mm相当の画角になります。室内や建築物を広く写したい場合は、思ったほど画面に収まらないことがあります。
風景や星空、狭い室内を広く写したい場合は、10-20mmや11-16mmなど、広角端が10mm台のレンズが候補です。10-20mmは約15-30mm相当、11-16mmは約16.5-24mm相当の画角になります。
選び方2. 望遠撮影や動画ではレンズ内手ブレ補正を確認する
D7500には静止画用のボディ内手ブレ補正がありません。手持ち撮影でカメラの揺れを抑えたい場合は、VR(ニコン)、VC(タムロン)、OS(シグマ)を搭載したレンズが便利です。
特に望遠撮影では、わずかなカメラの揺れも写真に表れやすくなります。運動会や動物園などで望遠レンズを手持ちする場合は、レンズ内手ブレ補正を備えた製品を選ぶと構図を安定させやすくなります。
ただし、手ブレ補正で軽減できるのは主にカメラの揺れです。走っている子どもや動物など、被写体の動きによるブレは防げません。動く被写体を撮影するときは、手ブレ補正だけに頼らず、動きに合わせてシャッタースピードを調整する必要があります。
動画撮影でも、レンズ内手ブレ補正は細かな揺れの軽減に役立ちます。ただし、歩き撮りで発生する大きな上下動まで十分に抑えられるとは限りません。
また、D7500の電子手ブレ補正を利用できるのはフルHD・HD動画の撮影時です。4K UHD撮影では使用できないため、安定した歩き撮りが必要な場合は、補正付きレンズに加えてジンバルなどの機材も検討しましょう。
選び方3. FマウントレンズのAF対応状況を確認する
D7500はニコンFマウントを採用し、カメラと電子通信できるCPUレンズに対応しています。ただし、Fマウントであれば、すべてのレンズを同じ機能で使えるわけではありません。レンズによって、オートフォーカスや露出に関する機能の対応状況が異なります。
特に中古レンズを購入するときは、ニコン公式のレンズ対応表でD7500との互換性を確認してください。IX NikkorやF3AF用レンズなど、D7500では使用できないレンズもあります。
AF-SレンズとAF-Pレンズは、レンズ内部にAFモーターを搭載しています。一方、D7500はボディ内AFモーターも備えているため、AI AF Nikkor 50mm f/1.8Dのようなボディ駆動式AFレンズでもオートフォーカスを利用できます。
なお、「Dタイプ」は被写体までの距離情報をカメラへ伝えるレンズの区分であり、AFの駆動方式を表す名称ではありません。「Dタイプ=ボディ駆動式AF」ではない点に注意しましょう。
ボディ駆動式AFレンズは、AFの動作音を動画に収録してしまうことがあります。動画撮影を重視する場合は、静粛性に配慮されたAF-Pレンズなどを候補にし、購入前にAFの動作音も確認すると安心です。
ニコンD7500はレンズキットとボディ単体のどちらを選ぶ?

D7500を購入するときは、18-140mm付きレンズキットとボディ単体のどちらが自分の用途に合うかを考えましょう。価格差だけでなく、最初に撮りたい被写体と必要な画角を確認すると、使わないレンズを増やしにくくなります。
撮りたいものが決まっていないなら18-140mm付きキット
レンズキットに採用されているAF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRは、D7500で約27-210mm相当の画角をカバーします。風景や集合写真から、少し離れた人物や動物まで1本で撮影できるため、旅行や日常撮影、家族行事など用途が幅広い人に向いています。レンズ内手ブレ補正も搭載しています。
実際に撮影を続けると、「もっと広く写したい」「暗い室内で撮りたい」「さらに遠くの被写体を大きく写したい」といった希望が具体的になります。その段階で広角・単焦点・望遠レンズを追加すれば、必要なレンズを判断しやすくなります。
撮影目的が明確ならボディ単体とレンズを別々に選ぶ
撮りたいものが決まっている場合は、ボディ単体と必要なレンズを別々に購入する方法があります。室内で人物や日常のスナップを撮るなら、明るいAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gが候補です。風景や建築物を広く写したい場合はAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR、運動会や動物園などで望遠を使いたい場合は70-300mmクラスが適しています。
目的に合わないキットレンズを購入してから買い替えるより、最初から使うレンズを選んだほうが機材の重複を避けられます。
旧製品や中古レンズは状態と対応マウントを確認する
新品の流通在庫が少なく、中古品が主な選択肢となる場合は、AFや手ブレ補正、絞りの動作に加え、レンズ内部のカビやくもりも確認しましょう。タムロンなどのサードパーティ製レンズは、同じ製品名でも対応マウントが異なります。D7500用にはニコンFマウント版を選んでください。
ニコンD7500向けおすすめレンズ9本の比較早見表
D7500で使いやすいレンズ9本を、画角と主な用途で比較します。中古で購入する際は、対応マウントを必ず確認してください。
製品名 | D7500での画角 | 特徴・向いている撮影 |
|---|---|---|
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR | 約27-210mm相当 | 旅行・日常・家族行事を1本で幅広く撮影できます。最初の標準ズームとして選びやすいレンズです。 |
AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR(旧製品) | 約24-120mm相当 | 標準域の画質と明るさを重視する人向け。望遠側は短いため、遠い被写体には別の望遠レンズが必要です。 |
AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR | 約15-30mm相当 | 風景・建築・室内を広く写せる超広角ズーム。軽量で手ブレ補正もありますが、暗い場所や星空では明るい広角レンズも比較しましょう。 |
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR(旧製品) | 約105-450mm相当 | 運動会・動物園・野鳥撮影の入門に向く軽量望遠ズーム。望遠端はF6.3のため、暗い場所ではISO感度が上がりやすくなります。 |
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G | 約52.5mm相当 | 室内の人物撮影や日常のスナップに向く明るい単焦点。ズームはできないため、自分が動いて構図を調整します。 |
AI AF Nikkor 50mm f/1.8D(旧製品) | 約75mm相当 | 背景を整理した人物撮影に向く単焦点。D7500ではAFを利用できますが、駆動音を動画に収録する場合があります。 |
AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED(旧製品) | 約105-450mm相当 | FXフォーマットにも対応する望遠ズーム。AF-P DX 70-300mmより重いため、持ち歩きやすさも比較が必要です。 |
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(生産終了) | 約24-450mm相当 | 風景から望遠まで1本で撮影したい旅行向け高倍率ズーム。18-400mmより広角側を重視する人に向いています。 |
Tamron 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD(ニコンF用販売終了) | 約27-600mm相当 | 遠くの被写体まで1本で撮影できる高倍率ズーム。交換回数を減らせる一方、重さと暗さを考慮する必要があります。 |
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR|旅行や日常を1本で幅広く撮れる

AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRは、D7500で約27-210mm相当の画角をカバーする高倍率ズームです。風景や日常のスナップから、少し離れた人物や動物まで撮影できるため、最初の1本として選びやすいレンズです。
広角から望遠までレンズ交換せずに撮影できる
広角端の18mmは、D7500では約27mm相当です。旅行先の風景や集合写真、室内での日常記録などに使えます。望遠端の140mmは約210mm相当となり、屋外イベントや運動会など、被写体に近づきにくい場面で役立ちます。
広角から望遠まで1本で対応できるため、レンズ交換の回数を減らしたい人にも向いています。ただし、約27mm相当では狭い室内や大きな建築物を収めきれない場合があります。より広い範囲を写したい場合は、10-20mmなどの超広角ズームを検討しましょう。
レンズ内手ブレ補正のVRも搭載しています。補正効果はニコン公称で4.0段です。夕方や室内など、シャッタースピードが遅くなりやすい場面でカメラの揺れを抑えるのに役立ちます。
ただし、VRで軽減できるのは主に撮影者の手の揺れです。走っている子どもなど、被写体の動きによるブレは防げないため、動きに応じてシャッタースピードを調整する必要があります。
暗い場所や大きなボケを重視するなら単焦点を追加する
開放F値は広角端でF3.5、望遠端でF5.6です。日中の屋外撮影には使いやすい一方、室内スポーツや夜の人物撮影ではISO感度が上がりやすくなります。
暗い場所で動く人物を撮りたい場合や、背景を大きくぼかしたい場合は、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gなどの明るい単焦点レンズを追加すると撮影しやすくなります。
18-140mmを使っていると、自分がよく使う焦点距離も把握できます。広角側が足りなければ10-20mm、暗所や背景ボケを重視するなら35mm F1.8、望遠側が足りなければ70-300mmというように、次に必要なレンズを選びやすい点も利点です。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR |
発売日 | 2013年8月29日 |
対応フォーマット | DX |
焦点距離・開放F値 | 18-140mm F3.5-5.6 |
35mm判換算 | 約27-210mm相当 |
手ブレ補正 | あり(VR、公称4.0段) |
最短撮影距離 | 0.45m(ズーム全域) |
最大撮影倍率 | 0.23倍 |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約490g |
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AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR|明るさと広角側を重視する標準ズーム

AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRは、D7500で約24-120mm相当の画角をカバーする標準ズームです。18-140mmより望遠側は短いものの、広角側が広く、開放F値もF2.8-4と明るいのが特徴です。
日常撮影や旅行で望遠域よりも広角側と明るさを重視したい人に向いています。なお、ニコン公式では旧製品に分類されています。購入時は新品の流通在庫と中古品の両方を確認しましょう。
約24mm相当の広角側は室内や風景で使いやすい
広角端の16mmは、D7500では約24mm相当です。18-140mmの広角端である約27mm相当よりも広い範囲を写せるため、狭い室内や建築物、風景撮影で使いやすくなります。数値の差は3mm相当ですが、撮影位置を後ろへ移動できない室内では、画面に収められる範囲の違いを感じやすいでしょう。
開放F値は広角端でF2.8、望遠端でもF4です。18-140mmより明るい開放F値を使えるため、同じ焦点距離と撮影条件であれば、シャッタースピードを速くしたり、ISO感度を抑えたりできる場合があります。
レンズ内手ブレ補正も搭載し、ニコン公称の補正効果は4.0段です。ただし、手ブレ補正は被写体の動きを止める機能ではありません。屋内イベントなどで動く人物を撮る場合は、シャッタースピードにも注意が必要です。
遠くの被写体を撮るなら望遠レンズとの併用が必要
望遠端は80mmで、D7500では約120mm相当です。人物撮影や近距離のイベントには使いやすい一方、運動会の反対側にいる子どもや野鳥など、遠くの被写体を大きく写すには焦点距離が足りない場合があります。
望遠撮影の頻度が高い人には、18-140mmや高倍率ズームのほうが1本で対応しやすいでしょう。16-80mmを選ぶ場合は、日常や旅行では16-80mmを使い、運動会や動物園では70-300mmを追加する組み合わせが考えられます。
このレンズは旧製品のため、中古品を購入する場合は、AF、VR、絞りの動作に加え、レンズ内部のカビやくもりも確認してください。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR |
販売区分 | 旧製品 |
発売日 | 2015年7月16日 |
対応フォーマット | DX |
焦点距離・開放F値 | 16-80mm F2.8-4 |
35mm判換算 | 約24-120mm相当 |
手ブレ補正 | あり(VR、公称4.0段) |
最短撮影距離 | 0.35m(ズーム全域) |
最大撮影倍率 | 0.22倍 |
フィルター径 | 72mm |
重量 | 約480g |
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AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR|風景や建築物を広く写せる軽量ズーム

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRは、D7500で約15-30mm相当の画角をカバーする超広角ズームです。標準ズームでは収まりにくい風景や建築物、狭い室内を広く写したい人に向いています。重さは約230gと軽く、旅行にも持ち出しやすいレンズです。
広い範囲を写しながら奥行きも強調できる
広角端の10mmは、D7500では約15mm相当です。大きな建築物や室内全体を写しやすく、風景の広がりも表現できます。超広角レンズでは、手前のものが大きく、奥のものが小さく写るため、写真の奥行きを強調できます。たとえば、手前に花や岩を配置して背景の山まで写すと、画面の広がりを出しやすくなります。
一方、カメラを上下に傾けると建物の垂直線が斜めに見えやすく、画面の端に人物を配置すると顔や体が引き伸ばされて見えることがあります。建築物を撮るときはカメラをできるだけ水平に保ち、人物は画面の中央寄りに配置すると不自然な写りを抑えられます。
レンズ内手ブレ補正のVRも搭載し、補正効果はニコン公称で3.5段です。薄暗い室内や夕方など、シャッタースピードが遅くなりやすい場面で、撮影者の手の揺れを抑えるのに役立ちます。
星空や暗い場所では明るい広角レンズも比較する
開放F値は広角端でF4.5、望遠端でF5.6です。日中の風景や建築物には使いやすい一方、星空や暗い室内ではISO感度が上がりやすくなります。星を流れにくく写すために短いシャッタースピードを使いたい場合は、F2.8など、より明るい超広角レンズも候補になります。軽さや価格を優先するなら10-20mm、暗所での撮りやすさを優先するなら明るいレンズというように選び分けましょう。
動画撮影では画角にも注意が必要です。D7500の4K UHD撮影では、静止画のDXフォーマットよりも写る範囲が狭くなります。10mm端でも35mm判換算で約22.5mm相当が目安となるため、静止画撮影時の約15mm相当ほど広くは写りません。また、4K UHD撮影時はカメラの電子手ブレ補正を利用できません。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR |
発売日 | 2017年6月30日 |
対応フォーマット | DX |
焦点距離・開放F値 | 10-20mm F4.5-5.6 |
35mm判換算 | 約15-30mm相当 |
AF駆動 | AF-P(ステッピングモーター) |
手ブレ補正 | あり(VR、公称3.5段) |
最短撮影距離 | 0.22m(ズーム全域) |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
フィルター径 | 72mm |
重量 | 約230g |
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AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR|運動会や動物撮影に使いやすい軽量望遠ズーム

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRは、D7500で約105-450mm相当の画角をカバーする望遠ズームです。運動会や屋外スポーツ、動物園など、近づきにくい被写体を大きく写したい場面に向いています。
焦点距離300mmまでをカバーしながら、重さは約415gに抑えられています。望遠レンズを初めて使う人や、持ち歩きやすさを重視する人にも選びやすい製品です。なお、ニコン公式では旧製品に分類されています。
約450mm相当の画角と静かなAFを利用できる
望遠端の300mmは、D7500では約450mm相当です。運動会で離れた場所にいる子どもや、動物園の動物、近づくことのできない野鳥などを画面内に大きく写せます。AF-Pレンズは、AF駆動にステッピングモーターを採用しています。ピント合わせが比較的静かなため、静止画だけでなく動画撮影にも使いやすい設計です。
動く被写体を撮影するときは、D7500のコンティニュアスAFと連続撮影を利用すると、動きの変化を追いやすくなります。ただし、連続撮影を使えば必ずピントが合うわけではありません。被写体の動きや撮影距離に合わせて、AFエリアやシャッタースピードも調整しましょう。
レンズ内手ブレ補正のVRも搭載し、補正効果はニコン公称で4.0段です。望遠撮影ではわずかな手の揺れも画面上で大きく見えるため、手持ちで構図を安定させるのに役立ちます。
暗い場所では被写体ブレに注意する
望遠端の開放F値はF6.3です。日中の屋外では使いやすい一方、曇天の夕方や屋内スポーツではISO感度が上がりやすく、十分なシャッタースピードを確保できない場合があります。
VRで軽減できるのは主に撮影者の手の揺れです。走っている子どもや飛んでいる鳥など、被写体自体の動きによるブレは防げません。動く被写体を撮影するときは、手ブレ補正だけに頼らず、被写体の速さに合わせてシャッタースピードを調整する必要があります。
約450mm相当でも、小さな野鳥を遠距離から撮る場合は焦点距離が足りないことがあります。また、大きくトリミングすると画像の画素数が減り、細部を表現しにくくなります。野鳥撮影を続けるなかで不足を感じた場合は、400mm以上のレンズも比較しましょう。旧製品のため、中古品を購入する場合は、AFやVR、絞りの動作に加え、レンズ内部のカビやくもりも確認してください。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR |
販売区分 | 旧製品 |
発売日 | 2016年9月16日 |
対応フォーマット | DX |
焦点距離・開放F値 | 70-300mm F4.5-6.3 |
35mm判換算 | 約105-450mm相当 |
AF駆動 | AF-P(ステッピングモーター) |
手ブレ補正 | あり(VR、公称4.0段) |
最短撮影距離 | 1.1m(ズーム全域) |
最大撮影倍率 | 0.22倍 |
フィルター径 | 58mm |
重量 | 約415g |
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AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G|室内撮影や日常のスナップに使いやすい単焦点

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gは、D7500で約52.5mm相当の画角になる標準単焦点レンズです。開放F値がF1.8と明るく、室内での人物撮影や日常のスナップ、夜の街並みなどに向いています。
重さは約200gと軽く、標準ズームと一緒に持ち歩きやすい点も特徴です。ズームレンズとは異なり画角は変えられませんが、暗い場所での撮りやすさや背景のぼかしやすさを重視する人に適しています。
F1.8の明るさを暗所撮影や背景ボケに生かせる
F1.8まで絞りを開けると、キットズームを同じ焦点距離付近で使う場合よりも多くの光を取り込めます。同じISO感度で比較した場合は、シャッタースピードを速くしやすいため、室内で動く人物などの被写体ブレを軽減できる場合があります。
ただし、F1.8は手ブレ補正ではありません。周囲が暗く、シャッタースピードが遅くなれば、撮影者の手の揺れによるブレは発生します。撮影状況に合わせてシャッタースピードやISO感度を調整しましょう。
F1.8では背景もぼかしやすくなります。人物と背景の距離を離すと、被写体を背景から目立たせやすくなります。一方、絞りを大きく開けるほど、ピントが合って見える範囲は狭くなります。人物を撮るときは、目などの合わせたい位置にピントが合っているか確認してください。
狭い室内では画角が足りないことがある
約52.5mm相当の画角は、日常のスナップや人物の上半身を撮る場合には使いやすい一方、狭い室内では写る範囲が狭く感じられることがあります。全身写真や複数人の集合写真では、十分に後ろへ下がれない場合もあります。
すでに標準ズームを所有している場合は、購入前にズーム位置を35mmに固定して撮影すると、室内で必要な距離を確認できます。35mmでは狭いと感じる場合は、より焦点距離の短いレンズも比較しましょう。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G |
発売日 | 2009年3月6日 |
対応フォーマット | DX |
焦点距離・開放F値 | 35mm F1.8 |
35mm判換算 | 約52.5mm相当 |
AF駆動 | AF-S(超音波モーター) |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.16倍 |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約200g |
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AI AF Nikkor 50mm f/1.8D|D7500でAFを利用できる軽量な中望遠単焦点

AI AF Nikkor 50mm f/1.8Dは、D7500で約75mm相当の画角になる単焦点レンズです。人物の上半身を撮影するときや、背景に写り込むものを減らしたい場面に向いています。
レンズの重さは約155gで、D7500と組み合わせても持ち歩きやすいのが特徴です。ニコン公式では旧製品に分類されているため、中古品を中心に検討することになります。
約75mm相当の画角で背景を整理しやすい
約75mm相当の画角は、35mmレンズよりも写る範囲が狭いため、看板や遊具など、背景の不要なものを画面の外へ出しやすくなります。屋外でのポートレートや、少し距離を取った人物撮影に使いやすい画角です。
開放F値はF1.8で、人物と背景の距離を離せば、背景を大きくぼかすこともできます。ただし、背景のぼけ方はF値だけでなく、被写体までの距離や被写体と背景の間隔によっても変わります。
一方、室内では撮影距離に注意が必要です。全身写真や複数人を撮る場合は、十分に後ろへ下がれないことがあります。狭い部屋での撮影が中心なら、約52.5mm相当になる35mm F1.8のほうが扱いやすい場合があります。
D7500ではAFを使えるが、駆動音に注意する
AI AF Nikkor 50mm f/1.8Dには、レンズ内AFモーターがありません。D7500はボディ内AFモーターとAFカップリングを備えているため、カメラ側からレンズを駆動してオートフォーカスを利用できます。
なお、「Dタイプ」はAFの駆動方式を表す名称ではありません。被写体までの距離情報をカメラへ伝えられるレンズの区分です。このレンズがボディ駆動式AFであることと、Dタイプであることは分けて理解しましょう。
使用するときは、レンズの絞りリングをF22に合わせてロックし、絞りをカメラ側で操作します。絞りリングをF22以外に設定していると、カメラで正常に撮影できない場合があります。
ボディ駆動式AFは、AF-Sレンズと比べて駆動音が目立つことがあります。静止画では大きな支障にならなくても、動画撮影では内蔵マイクにAF音が入る可能性があります。動画でAFを頻繁に使用する場合は、レンズ内モーターを搭載したAF-Sレンズも比較しましょう。
旧製品を中古で購入するときは、レンズ内部のカビやくもりだけでなく、AF、絞りリング、絞り羽根の動作も確認してください。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | AI AF Nikkor 50mm f/1.8D |
販売区分 | 旧製品 |
対応フォーマット | FX/DX |
焦点距離・開放F値 | 50mm F1.8 |
35mm判換算 | 約75mm相当 |
AF駆動 | ボディ駆動式AF |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約155g |
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AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED|FXフォーマットにも対応する望遠ズーム

AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDは、FX・DXフォーマットの両方に対応する望遠ズームです。D7500では約105-450mm相当の画角になり、屋外スポーツや航空機、動物園など、離れた被写体を大きく写したい場面に向いています。
ニコン公式では旧製品に分類されています。新品の流通在庫が少ない場合は、中古品も含めて検討することになります。
VRが望遠撮影時の手ブレを軽減する
レンズ内手ブレ補正のVRを搭載し、補正効果はニコン公称で2.5段です。望遠撮影では小さな手の動きも画面上で大きく見えるため、手持ちで構図を安定させるのに役立ちます。
ただし、VRで軽減できるのは主に撮影者の手の揺れです。走っている選手や飛んでいる鳥など、被写体の動きによるブレは防げません。動く被写体を撮影するときは、被写体の速さに合わせてシャッタースピードも調整しましょう。
軽さを重視するならAF-P DX 70-300mmも比較する
このレンズの重さは約745gです。AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRは約415gなので、レンズだけで約330gの差があります。徒歩での移動や長時間の撮影が多い場合は、AF-P DX 70-300mmのほうが持ち歩きやすいでしょう。
一方、このレンズはFXフォーマットに対応し、望遠端の開放F値もF5.6です。軽さを優先するならAF-P DX 70-300mm、FマウントのFX機でも使いたい場合はこちらというように選び分けられます。
FXフォーマットのFマウント一眼レフに装着した場合、画角は70-300mm本来の範囲となり、D7500で使用したときより広く写ります。また、ニコンZシリーズで使う場合は、別売りのマウントアダプターFTZまたはFTZ IIが必要です。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED |
販売区分 | 旧製品 |
対応フォーマット | FX/DX |
焦点距離・開放F値 | 70-300mm F4.5-5.6 |
D7500での画角 | 約105-450mm相当 |
AF駆動 | AF-S(超音波モーター) |
手ブレ補正 | あり(VR、公称2.5段) |
最短撮影距離 | 1.5m(ズーム全域) |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約745g |
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Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO|広角から望遠まで1本で撮れる高倍率ズーム

Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACROは、D7500で約24-450mm相当の画角をカバーするAPS-C用高倍率ズームです。旅行先の風景や室内の記録から、離れた人物や動物まで、レンズを交換せずに撮影できます。
ニコン用の重さは約540gです。広角から望遠までを1本にまとめつつ、持ち歩きやすさも重視したい人に向いています。ニコンFマウント用は販売を終了しています。
約24mm相当の広角側は風景や室内で使いやすい
広角端の16mmは、D7500では約24mm相当です。18mm始まりの高倍率ズームより広い範囲を写せるため、大きな建築物や狭い室内、旅行先の風景を撮るときに使いやすくなります。
Tamron 18-400mmと比較すると、16-300mmは広角側が広く、ニコン用の重量も約165g軽くなっています。一方、望遠端は300mmまでです。広角側と軽さを優先するなら16-300mm、遠くの被写体をより大きく写したいなら18-400mmが候補になります。
レンズ内手ブレ補正のVCを搭載し、望遠域や暗い場所で撮影者の手の揺れを抑えるのに役立ちます。AFにはPZDと呼ばれる超音波モーターが採用され、AF動作の高速化と静音化が図られています。
暗い場所ではISO感度が上がりやすい
開放F値は広角端でF3.5、望遠端でF6.3です。日中の旅行や屋外イベントには使いやすい一方、夕方や室内ではシャッタースピードを確保するためにISO感度が上がることがあります。
また、製品名に「MACRO」とありますが、最大撮影倍率は1:2.9、約0.34倍です。花や小物を大きく写すことはできますが、被写体を撮像素子上に実物大で写す等倍マクロレンズではありません。
焦点距離の広さやレンズ交換の少なさを優先する人には便利ですが、暗所での撮りやすさや標準域の描写を重視する場合は、16-80mmなどの標準ズームや明るい単焦点も比較しましょう。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | Tamron 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO |
販売区分 | ニコンFマウント用は販売終了 |
発売日 | 2014年4月24日(ニコン用) |
対応フォーマット | APS-C(Di II) |
対応マウント | ニコンFマウント |
焦点距離・開放F値 | 16-300mm F3.5-6.3 |
D7500での画角 | 約24-450mm相当 |
AF駆動 | PZD |
手ブレ補正 | あり(VC) |
最短撮影距離 | 0.39m(ズーム全域) |
最大撮影倍率 | 1:2.9(約0.34倍) |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約540g(ニコン用) |
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Tamron 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD|約27-600mm相当を1本でカバー

Tamron 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLDは、D7500で約27-600mm相当の画角をカバーするAPS-C用高倍率ズームです。旅行先の風景や人物から、遠くの船、動物、航空機まで、1本で幅広く撮影できます。
標準ズームでは小さくしか写せない被写体も、400mm側を使えば画面内に大きく収めやすくなります。旅行や家族行事で、レンズ交換の回数を減らしたい人に向くレンズです。
400mm側は遠くの被写体を大きく写せる
望遠端の400mmは、D7500では約600mm相当の画角になります。展望台から見える船や遠くの建物、動物園の動物など、近づきにくい被写体を大きく写したい場面で役立ちます。
レンズ内手ブレ補正のVCも搭載し、補正効果はタムロン公称で2.5段です。ニコン用の測定にはD7200が使用されています。望遠撮影時の細かな手の揺れを抑え、ファインダー内の構図を安定させるのに役立ちます。ただし、VCは被写体の動きを止める機能ではありません。スポーツや飛んでいる鳥を撮る場合は、被写体の速さに合わせたシャッタースピードが必要です。
望遠域の広さと引き換えに重さが増える
ニコン用の重量は約705gです。16-300mmの約540gと比べると約165g重く、D7500と組み合わせて長時間持ち歩く場合は負担を感じることがあります。
また、望遠端の開放F値はF6.3です。夕方や森の中など光が少ない場面では、シャッタースピードを確保するためにISO感度が上がりやすくなります。遠くまで撮れることを優先するなら18-400mm、広角側と軽さを優先するなら16-300mmという選び方が分かりやすいでしょう。
1本で対応できる範囲は広いものの、標準域の明るさや持ち歩きやすさ、特定の焦点距離での描写を優先する場合は、標準ズームと望遠ズームを分ける構成も比較してください。
項目 | 仕様 |
|---|---|
製品名 | Tamron 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD |
販売区分 | ニコンFマウント用は販売終了 |
発売日 | 2017年7月20日(ニコン用) |
対応フォーマット | APS-C(Di II) |
対応マウント | ニコンFマウント |
焦点距離・開放F値 | 18-400mm F3.5-6.3 |
D7500での画角 | 約27-600mm相当 |
AF駆動 | HLD |
手ブレ補正 | あり(VC、公称2.5段) |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 1:2.9(約0.34倍) |
フィルター径 | 72mm |
重量 | 約705g(ニコン用) |
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D7500向けレンズの選び方|撮影用途に合わせて組み合わせる
D7500のレンズは、1本で幅広い場面を撮る方法と、広角・標準・望遠などの役割を複数のレンズに分ける方法があります。旅行や日常撮影を手軽に楽しみたい場合は高倍率ズームが便利です。一方、暗い室内や遠くの被写体など、撮りたいものが明確な場合は、用途に合ったレンズを組み合わせたほうが撮影しやすくなります。
ここでは、撮影用途と予算の配分に合わせた選び方を紹介します。
撮りたいものに合わせてレンズを選ぶ
最初の標準ズームには、広角から中望遠までカバーする18-140mmが選びやすいでしょう。標準域の明るさや広角側を重視する場合は、旧製品の16-80mmも候補になります。
風景や建築物を広く写したい場合は10-20mm、暗い室内や背景をぼかした人物撮影には35mm F1.8が適しています。運動会や動物園など、離れた被写体を撮る場合は70-300mmクラスを検討しましょう。
撮りたいもの | おすすめの組み合わせ例 | 選ぶときの注意点 |
|---|---|---|
旅行・日常を幅広く撮る | 18-140mm+必要に応じて35mm F1.8 | 18-140mmは幅広い場面に対応できます。暗い室内では35mm F1.8、より広い画角が必要なら10-20mmを追加すると撮影しやすくなります。 |
風景・建築・室内 | 10-20mm+18-140mm、または16-80mm | 超広角レンズは、カメラを傾けると建物の垂直線が斜めに写りやすくなります。建築物を撮るときは、カメラをできるだけ水平に保ちましょう。 |
人物・ポートレート | 35mm F1.8、または50mm F1.8D | 35mm F1.8は室内でも使いやすい画角です。50mm F1.8Dは約75mm相当になるため、全身を撮るには被写体との距離が必要です。 |
運動会・動物園・野鳥 | AF-P DX 70-300mm | 約105-450mm相当の画角をカバーします。望遠端はF6.3なので、夕方や屋内ではISO感度が上がりやすくなります。 |
旅行でレンズ交換を減らす | Tamron 16-300mm、または18-400mm | 16-300mmは広角側と軽さ、18-400mmは望遠側を重視する人向けです。どちらもニコンFマウント用は販売を終了しています。 |
すべてのレンズを同時に持ち歩く必要はありません。普段は標準ズームや単焦点を使い、運動会や動物園など望遠が必要な日にだけ70-300mmを持ち出すと、荷物を抑えられます。
予算配分に合わせて最初のレンズを決める
予算が限られている場合は、まず使用頻度の高いレンズを優先しましょう。旅行や家族行事など幅広い場面を撮るなら、18-140mmを最初の1本にすると、すぐに広角から中望遠まで試せます。その後、暗い室内や背景ボケに不足を感じたら、35mm F1.8を追加する方法があります。
標準域の明るさや広角側を重視する場合は、16-80mmを選び、必要になった段階で70-300mmや10-20mmを追加する構成も考えられます。ただし、16-80mmとAF-P DX 70-300mmは旧製品です。購入時は中古品の状態や価格も確認してください。
旅行中のレンズ交換を減らしたい場合は、Tamron 16-300mmまたは18-400mmが候補です。暗所での撮影が多い場合は、35mm F1.8などの明るい単焦点を併用すると補いやすくなります。
重視すること | 最初に選びたいレンズ | 必要に応じて追加するレンズ |
|---|---|---|
旅行や日常を幅広く撮る | 18-140mm | 10-20mm/35mm F1.8/70-300mm |
標準域の明るさと広角側を重視する | 16-80mm(旧製品) | 10-20mm/35mm F1.8/70-300mm |
旅行でレンズ交換を減らす | Tamron 16-300mm、または18-400mm | 35mm F1.8 |
FマウントのFX機でも使いたい | AF-S VR 70-300mm(旧製品) | D7500で使う標準域にはDX用ズームを用意 |
AF-S VR 70-300mmはFXフォーマットにも対応していますが、D7500で標準域を撮るためのレンズではありません。また、ニコンZシリーズで使用する場合は、別売りのマウントアダプターFTZまたはFTZ IIが必要です。
ニコンD7500向けおすすめレンズのまとめ
D7500用のレンズを選ぶときは、35mm判換算の画角、レンズ内手ブレ補正の有無、オートフォーカスなどの互換性を確認しましょう。
撮りたいものがまだ決まっていない場合は、約27-210mm相当をカバーする18-140mmから始めると、よく使う焦点距離を把握できます。その後、風景や建築物を広く撮るなら10-20mm、暗い室内や背景ボケを重視するなら35mm F1.8、遠くの被写体を撮るなら70-300mmを追加すると選びやすくなります。
旅行中のレンズ交換を減らしたい場合は、Tamron 16-300mmや18-400mmも候補です。ただし、今回紹介したレンズには旧製品や販売終了品が含まれます。中古品を購入するときは、対応マウントに加えて、AF、手ブレ補正、絞りの動作やレンズ内部の状態を確認してください。
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