
Nikon D750とD7500の違いを比較 画質・連写・動画・使い勝手で選ぶ【2026年版】


Nikon D750とD7500は、どちらもニコンFマウントのミドルクラス一眼レフとして評価が高く、いまでも中古を含めて比較されやすい2台です。ただしD750はFX(フルサイズ)、D7500はDX(APS-C)と土台が異なるため、画角やボケの出しやすさ、望遠撮影のしやすさ、レンズ選びの考え方は変わってきます。静止画の階調表現やボケ、デュアルSDスロットによる安心感を重視するのか、それともDXならではの望遠寄りの画角や最高約8コマ/秒の連写、4K UHD動画まで含めた対応力を重視するかが分かれ目です。この記事では、D750とD7500の違いを実際の撮影シーンに落とし込みながら、用途別に解説します。
この記事のサマリー

静止画の階調やボケを重視するなら、FX(フルサイズ)のD750が選びやすいです。

望遠寄りの撮影、連写、4K UHD動画まで重視するなら、DX(APS-C)のD7500が向いています。

AFはどちらも51点ですが、シーン認識はD7500、テレコン使用時はD750が有利な場面があります。

撮り直せない仕事・イベント撮影では、デュアルSDスロットと撮影可能枚数に余裕のあるD750が安心です。

動画重視なら4K対応のD7500が有利ですが、4K時は画角が狭くなり、電子手ブレ補正も使えません。
Nikon D750とD7500はどちらを選ぶべきか|結論と迷うポイント

結論から述べると静止画の階調やボケの作りやすさ、デュアルSDスロットによるバックアップ記録まで含めた安心感を重視するならD750がおすすめです。一方で望遠寄りの画角、連写の持続、4K UHD動画、タッチ操作を含めた軽快さが欲しいならD7500が使いやすいでしょう。
ただし、D7500の4K UHDはフルHD/HDより画角が狭くなり、電子手ブレ補正も4Kでは使えません。また、D7500はSDカードスロットが1つなので仕事やイベントなど撮り直しが難しい撮影では、D750のデュアルスロットのほうが安心感があります。
発売世代と立ち位置:D750はFXミドル、D7500はDX上位
D750は2014年発表のFX(フルサイズ)機で、ミドルクラスながら静止画の画質と運用性のバランスを狙ったモデルです。FXフォーマットらしい広い画角の使いやすさ、背景を整理しやすいボケ、デュアルSDスロットによる記録の安心感が大きな特徴です。
D7500は2017年発表のDX(APS-C)上位機で、画像処理エンジンはEXPEED 5世代です。高速連続撮影時の最高約8コマ/秒、4K UHD動画、タッチ対応チルトモニターなど、D750より新しい機能を備えています。このセンサーサイズの違いは画角・ボケ・高感度だけでなく、レンズ選びや撮影スタイルにも影響します。
比較で押さえたい5つのポイント
迷いやすい点は「FXの静止画表現」と「DXの機動力」のどちらを優先するかです。D750はセンサーサイズが大きいぶん、同じ構図・同じF値で撮る場合に背景をまとめやすく、広角レンズも素直な画角で使いやすいのが強みです。
一方のD7500は、DXフォーマットによって同じレンズでも画角が狭くなるため、遠くの被写体を画面内に大きく配置しやすいです。さらに、高速連続撮影時の最高約8コマ/秒とRAW連続撮影枚数の余裕、4K UHD動画対応も強みです。ただし、4K撮影時は画角がさらに狭くなり、電子手ブレ補正は使えないため、動画重視の場合は注意しましょう。
Nikon D750 vs D7500の比較早見表
D750は“FXの静止画表現”とデュアルSDスロットの安心感が軸になり、風景・ポートレート・イベント静止画で選びやすいです。D7500はDXの画角メリットに、連写の持続と4K UHD動画を加えた万能型で、動体や旅の撮影に向いています。
項目 | D750 | D7500 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
画質の方向性 | FX(フルサイズ)で階調やボケを作りやすい | DX(APS-C)+EXPEED 5で処理世代が新しい | 静止画のボケ・広角・階調重視ならD750、設定できるISOレンジや処理世代の新しさはD7500 |
センサーサイズ | FX:35.9×24.0mm | DX:23.5×15.7mm | 広角やボケの作りやすさはD750、遠くの被写体を大きく配置しやすいのはD7500 |
連写・バッファ | 最高約6.5コマ/秒、RAW連続25コマ(ロスレス圧縮RAW/12ビット) | 高速連続撮影時に最高約8コマ/秒、RAW連続74コマ(ロスレス圧縮RAW/12ビット) | 動体の山場が長い撮影ではD7500が有利になりやすい |
AF・測光 | 51点AF+91KピクセルRGBセンサー、F8対応11点 | 51点AF+180KピクセルRGBセンサー、F8対応中央1点 | シーン認識や3D-トラッキングの判断材料はD7500が新しい。テレコン使用時はD750のF8対応点数が活きる場合あり |
動画 | フルHD 60pまで | 4K UHD 30pまで | 動画を重視するならD7500。ただし4K時は画角が狭くなり、電子手ブレ補正は使えない |
記録メディア | SDカード×2(同時記録・順次記録・RAW+JPEG分割記録に対応) | SDカード×1 | 撮り直せない仕事・イベントではD750のデュアルスロットが安心 |
撮影可能枚数 | 約1230コマ | 約950コマ | 長丁場ではD750が有利。軽快さ重視ならD7500も扱いやすい |
重量 | 約840g | 約720g | 徒歩移動や旅行ではD7500の軽さが活きる |
向いている人 | 静止画中心、広角・ボケ・バックアップ記録重視 | 望遠、動体、4K動画、軽快な操作重視 | 何を撮るかと、失敗できない撮影の頻度で選ぶ |
主要スペック比較|撮り方の違いにつながるポイント
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Via:Digital Camera World(D750)
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ここではD750とD7500で差が出やすい項目に絞り、実際の撮影シーンでどう異なるかをまとめました。特にセンサー、連写、動画、記録メディアは比較しておきたいポイントです。
主要スペック比較表
D750とD7500の主なスペックは以下の通りです。
項目 | D750 | D7500 |
|---|---|---|
センサー | FX(35.9×24.0mm)CMOS | DX(23.5×15.7mm)CMOS |
有効画素数 | 2,432万画素 | 2,088万画素 |
画像処理エンジン | EXPEED 4 | EXPEED 5 |
常用ISO感度 | ISO100~12800 | ISO100~51200 |
拡張ISO感度 | ISO50相当~51200相当 | ISO50相当~1640000相当 |
連写速度 | 最高約6.5コマ/秒 | 高速連続撮影時に最高約8コマ/秒 |
RAW連続撮影枚数(ロスレス圧縮RAW/12ビット) | 25コマ | 74コマ |
RAW連続撮影枚数(ロスレス圧縮RAW/14ビット) | 15コマ | 50コマ |
最高シャッタースピード | 1/4000秒 | 1/8000秒 |
AF | 51点AF(15点クロスタイプ、F8対応11点) | 51点AF(15点クロスタイプ、F8対応中央1点) |
測光センサー | 91KピクセルRGBセンサー | 180KピクセルRGBセンサー |
記録メディア | SDカード×2 | SDカード×1 |
動画 | フルHD 60pまで | 4K UHD 30pまで |
電子手ブレ補正(動画) | 非対応 | 対応。ただし4K UHD時は使用不可 |
背面モニター | チルト式3.2型 約122.9万ドット(タッチ非対応) | チルト式3.2型 約92.2万ドット(タッチ対応) |
CIPA撮影可能枚数 | 約1230コマ | 約950コマ |
質量(電池・SD含む) | 約840g | 約720g |
※RAW連続撮影枚数は、仕様上の条件での目安です。カードの種類や撮影条件によって増減する場合があります。
スペック差は画質より先に運用面で見えやすい
スペックの差によって困りやすいのは「連写中にバッファが詰まる」「カードが1枚で不安」「電池残量を気にしながら撮る」といった運用面です。D750はデュアルSDスロットと約1230コマの撮影可能枚数が強みで、長丁場や重要な撮影で安心感があります。
D7500は高速連続撮影時の最高約8コマ/秒、RAW連続撮影枚数の余裕、広いISO設定範囲、4K UHD動画対応が長所です。ただし、高感度画質そのものはセンサーサイズや出力サイズ、RAW現像の方法でも印象が変わります。そのためD7500は「高感度で必ずD750より画質が上」というより、暗い場面で設定できるISOレンジが広く、連写や動画まで含めて対応範囲が広いモデルと考えると分かりやすいでしょう。
画質の比較|FXの余裕(D750)とEXPEED 5+DXの実用性(D7500)
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D750はFX(フルサイズ)のセンサーサイズを活かし、広角の使いやすさや背景を整理しやすいボケが強みです。D7500はDX(APS-C)ながら画像処理エンジンがEXPEED 5世代で、設定できるISOレンジが広く、暗い場面や動体撮影でシャッタースピードを確保しやすくなっています。
D750の長所:広角、階調、ボケの作りやすさ
D750はFXフォーマットなので、24mmなら24mmらしい広さで使えます。そのため風景や建築物や室内撮影など、広く写したい場面ではレンズ選びが素直で、構図も作りやすいです。
ボケについても同じ構図・同じF値で比べる場合、FXのD750はDXのD7500より背景を大きくぼかしやすい傾向があります。ポートレートやスナップで、背景を柔らかく整理して被写体を立てたいなら、D750のほうが扱いやすいでしょう。
D7500の長所:ISO設定の幅と“撮れる確率”の底上げ
D7500は常用ISO感度がISO100~51200と広く、拡張ではISO1640000相当まで設定できます。暗い場面でもシャッタースピードを上げやすく、被写体ブレを抑えたい撮影で余裕を持たせやすいのが特徴です。
屋内スポーツや夕方の野鳥や薄暗い場所など、ISOを上げてシャッタースピードを確保したい場面では、D7500の広い感度設定と連写の持続が歩留まりの向上につながる場合があります。ただし、高感度画質は撮影条件や仕上げ方でも印象が変わるため、画質だけで単純に優劣を決めない方が安心です。
画角とレンズ:D7500(DX)の“1.5倍相当”とは画角のこと
D7500はDXフォーマットなので、同じレンズを付けてもD750より画角が狭くなります。たとえば50mmレンズを付けると、35mm判換算で約75mm相当の画角になります。そのため運動会や動物園など、少し遠い被写体を大きく配置したい場面では便利です。
ただし“1.5倍相当”になるのは画角の話で、レンズの実焦点距離そのものが変わるわけではありません。望遠圧縮や被写界深度はレンズ、撮影距離、絞りなどの影響を受けます。D7500は望遠化するわけではなく、フルサイズでトリミングしたような感覚で、被写体を大きく捉えやすくなると考えると理解しやすいです。
観点 | D750 | D7500 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
センサーサイズ | FX | DX | 広角の使いやすさ・ボケの作りやすさはD750、遠くの被写体を大きく配置しやすいのはD7500 |
有効画素数 | 2,432万画素 | 2,088万画素 | 大伸ばしやトリミング耐性はD750がわずかに有利 |
画像処理エンジン | EXPEED 4 | EXPEED 5 | 処理世代の新しさや連写・動画まわりはD7500が有利 |
常用ISO感度 | ISO100~12800 | ISO100~51200 | 暗所でシャッタースピードを確保したい場面ではD7500の設定幅が活きる |
ボケの作りやすさ | 作りやすい | D750より深く写りやすい | ポートレートや背景整理を重視するならD750が扱いやすい |
望遠寄りの使いやすさ | レンズ本来の画角 | 35mm判換算で約1.5倍相当の画角 | 野鳥・スポーツ・運動会ではD7500が便利な場面がある |
連写・バッファの比較|最高コマ数より“続けやすさ”に差が出る
連写は最高何コマ/秒で撮れるか以上に、RAWでどれだけ続けて切れるか、詰まったあとにどれだけ早く復帰できるかが重要です。D750も十分実用的な連写性能を持ちますが、D7500は最高約8コマ/秒とRAWバッファの余裕で、動体撮影では使いやすさが一段上がります。
RAW連続枚数:12ビットなら25コマと74コマ、14ビットなら15コマと50コマ
D750はFX時のロスレス圧縮RAWで12ビット記録が25コマ、14ビット記録が15コマです。D7500はDX時のロスレス圧縮RAWで、12ビット記録が74コマ、14ビット記録が50コマです。
子どもの表情を押さえたい場面や、街角スナップで2〜3枚ずつ刻むような撮り方なら、D750でも大きな不満は出にくいでしょう。一方で、鳥が飛び立って旋回するまでや、選手が助走してジャンプし着地するまでのように、見せ場が数秒続く場面では途中で連写が止まりにくいD7500のほうが安心感があります。
最高シャッタースピードの違い|晴天下で明るいレンズを使うならD7500が有利
D750は最高1/4000秒、D7500は最高1/8000秒です。この差が出やすいのは、晴れた屋外でF1.4〜F2クラスの明るい単焦点を開放付近で使いたい場面です。D750では露出オーバーを避けるために少し絞る、ISOを下げる、NDフィルターを使うといった工夫が必要になることがあります。
一方で、一般的な風景や日中のスナップでは、1/4000秒でも困らない場面は多くあります。D7500の1/8000秒は、明るいレンズを開放で使いたい人にとって、余裕を持ちやすい仕様と考えると良いでしょう。
項目 | D750 | D7500 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
連写速度 | 最高約6.5コマ/秒 | 高速連続撮影時に最高約8コマ/秒 | 動体撮影ではD7500が有利になりやすい |
RAW連続枚数(ロスレス圧縮RAW/12ビット) | 25コマ | 74コマ | 12ビットRAWで長く連写するならD7500が大きく有利 |
RAW連続枚数(ロスレス圧縮RAW/14ビット) | 15コマ | 50コマ | 14ビットRAWでもD7500のほうが余裕がある |
最高シャッタースピード | 1/4000秒 | 1/8000秒 | 晴天下の大口径レンズや高速被写体でD7500が有利になりやすい |
AF・測光の比較|同じ51点でも強みが少し違う
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D750とD7500はどちらも51点AFを採用していますが、測光センサーとF8対応フォーカスポイントに違いがあります。D750は91KピクセルRGBセンサー、D7500は180KピクセルRGBセンサーを搭載しており、シーン認識や3D-トラッキングの判断材料がD750より新しい点が強みです。
一方でF8対応フォーカスポイントはD750が11点、D7500は中央1点です。そのためテレコンを使う望遠撮影では、D750のほうが扱いやすい場面もあります。動体撮影では連写やRAW連続枚数も含めてD7500が有利になりやすいですが、AFの結果はレンズや被写体や設定にも左右されます。
観点 | D750 | D7500 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
AF | 51点AF | 51点AF | 基本のAF点数は同じ |
クロスタイプ | 15点 | 15点 | 中央付近の捕捉力は近い |
F8対応フォーカスポイント | 11点 | 中央1点 | テレコン使用時はD750が有利になる場合あり |
測光センサー | 91KピクセルRGBセンサー | 180KピクセルRGBセンサー | シーン認識や3D-トラッキングの判断は、D7500のほうが新しい世代 |
動体撮影の傾向 | テレコン使用や撮り直せない静止画撮影で強みあり | 連写・測光世代・RAW連続枚数で強みあり | 被写体、レンズ、AF設定まで含めて判断する |
動画の比較|D7500は4K対応、ただし画角と電子手ブレ補正に注意
動画は仕様差がはっきりしています。D750はフルHD 60pまで、D7500は4K UHD 30pまで対応します。動画をしっかり残したいならD7500が有利ですが、D7500の4Kには画角が狭くなる制限があり、電子手ブレ補正も4K UHDでは使えません。
4K UHDの有無:解像度はD7500が有利
D7500は4K UHD 30pに対応しているため、細部を残したい記録動画や編集時に少しトリミングしたい用途ではD750より有利です。家族行事、旅行、作品づくりなどで動画も重視するなら、D7500の4K対応は使いやすいでしょう。
ただし、D7500の4K撮影時はフルHD/HDより画角が狭くなります。広く撮りたい室内動画や風景動画では、思ったより寄って見えることがあるため、広角レンズの用意や撮影距離の確認は必要です。
電子手ブレ補正:D7500は対応するが4Kでは使えない
D7500は動画撮影時の電子手ブレ補正に対応しています。しかし、電子手ブレ補正が使えるのはフルHD/HD動画のみで、4K UHD撮影時には機能しません。また、フルHD/HDでも電子手ブレ補正をオンにすると画角が少し狭くなります。
手持ち動画の見栄えを整えたいならD7500の電子手ブレ補正は便利ですが、4Kで手ブレを抑えたい場合はVR搭載レンズ、三脚、ジンバルなども含めて考えると良いでしょう。
項目 | D750 | D7500 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
動画最大仕様 | フルHD 60p | 4K UHD 30p | 動画を重視するならD7500が有利 |
4K UHD | 非対応 | 対応 | 解像度や編集耐性を求めるならD7500 |
4K時の画角 | ー | フルHD/HDより狭くなる | 広角動画ではレンズ選びに注意 |
電子手ブレ補正 | 非対応 | 対応。ただし4K UHD時は使用不可 | 手持ち動画ではD7500が便利だが、4Kでは別の手ブレ対策が必要 |
タッチ操作 | 非対応 | 対応 | ライブビューや動画撮影の操作はD7500が快適 |
携帯性・操作性・信頼性の比較|安心のD750 軽さのD7500
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Via:Digital Camera World(D750)
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持ち出す機会が増えるほど、重量やサイズ、バッテリーの持ち、カードスロットの違いが使い勝手に表れやすくなります。D750は約840gとやや重めですが、撮影可能枚数の多さとデュアルSDスロットによる安心感に強みがあります。一方のD7500は約720gと軽く、タッチ対応チルトモニターも備えているため、旅行や街歩きでも扱いやすい一台です。
重量とサイズ:数値以上に“首と肩の疲れ”に出る
質量(電池・SDカード含む)はD750が約840g、D7500が約720gです。差は約120gで、レンズ1本分というほどではありませんが、首から下げて長く歩く旅行や、望遠レンズを付けて移動しながら撮る場面では無視しにくい違いになります。
D750はFX機としては扱いやすい大きさで、静止画中心なら十分持ち出す価値があります。一方で軽さを優先するならD7500、FXらしい写りとデュアルSDスロットの安心感を重視するならD750という考え方が良いでしょう。
電池とメディア:D750は長持ち+デュアルスロットで安心
CIPA撮影可能枚数はD750が約1230コマ、D7500が約950コマです。朝から夕方までのイベントや旅行では、電池の余裕がそのまま撮影の余裕につながります。
メディアはD750がSDカード×2で同時記録、順次記録、RAW+JPEG分割記録に対応します。そのため結婚式、発表会、仕事の撮影など、撮り直しが難しい現場では安心感があります。D7500はSDカード×1なので、信頼性の高いカードを使うか撮影後に早めにバックアップするなど、運用で補う必要があります。
運用項目 | D750 | D7500 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
重量(電池・SD含む) | 約840g | 約720g | 徒歩移動や旅行が多いならD7500が軽量で便利 |
撮影可能枚数 | 約1230コマ | 約950コマ | 長丁場・寒冷地・イベントではD750が安心 |
カードスロット | SDカード×2 | SDカード×1 | 撮り直せない撮影ではD750の同時記録が有利 |
モニター操作 | チルト式、タッチ非対応 | チルト式、タッチ対応 | ライブビューや動画を多用するならD7500が快適 |
価格・コストの比較|ボディ価格だけでなく“レンズの総額”で考える
D750とD7500は、ボディ単体の価格だけで判断すると失敗しやすい組み合わせです。D750はFX機なので、FXフォーマットの画角やボケを最大限活かすなら、FX対応レンズと組み合わせるのが基本です。ただしDXレンズも装着自体は可能で、その場合はDXクロップでの使用になります。対するD7500はDX機なので、手持ちのDXレンズを活かしやすく、望遠寄りの撮影ではレンズ費用を抑えやすい場合があります。
D750のコスト感|FXレンズを持っているなら導入しやすい
D750はFX機なので、FX対応レンズの画角やボケをそのまま活かせます。すでにFXの標準ズームや単焦点を持っているなら、ボディをD750にするだけで狙っていた写りに近づきやすく、追加費用を抑えやすいのが魅力です。
一方で、手持ちがDXレンズ中心の場合は注意が必要です。装着はできてもDXクロップでの使用が前提になりやすく、FXらしい広い画角やボケを活かしにくくなります。D750を選ぶなら、将来的にFX対応レンズを揃える費用まで見ておくと安心です。
D7500のコスト感|DXレンズを活かしやすく、望遠撮影とも相性が良い
D7500はDX機なので、手持ちのDXレンズをそのまま使いやすいのが強みです。同じ焦点距離でもフルサイズより狭い範囲を写しやすいため、野鳥や運動会、スポーツのように少し遠い被写体を大きく捉えたい場面では組みやすさがあります。
また、DX向けレンズには小型・軽量なものも多く、バッグや三脚まで含めた機材全体を軽くしやすいのも魅力です。持ち出す回数が増える人なら、ボディ価格の差以上に満足度につながりやすいでしょう。
中古購入時の考え方
D750を中古で選ぶ場合は、外観やシャッター回数だけでなく、センサーやファインダーの状態、各ボタン・ダイヤルの動作、カードスロットの読み書きも確認しておきたいところです。販売店保証や返品・初期不良対応の有無まで見ておくと、購入後のトラブルを避けやすくなります。
D7500はSDカードスロットが1つなので撮影データの安全性を重視するなら、信頼性の高いSDカードを使い撮影後は早めにバックアップする運用が大切です。ボディ価格だけでなく、予備バッテリーやSDカードや必要なレンズまで含めた総額で考えると良いでしょう。
観点 | D750 | D7500 | 注意点 |
|---|---|---|---|
ボディの予算感 | 中古中心で検討しやすい | 中古価格や在庫状況の両方を確認 | 相場は時期、状態、販売店保証で変わる |
レンズ費用 | FXの画角やボケを活かすならFX対応レンズが基本 | DXレンズを継続しやすい | D750でもDXレンズは装着可能だが、DXクロップでの使用になる |
望遠撮影のコスト | 望遠を伸ばすにはレンズ投資が必要になりやすい | DXの画角メリットで遠くを大きく配置しやすい | ただし焦点距離そのものが伸びるわけではない |
記録の安心感 | デュアルSDスロットが強み | SDカード×1で運用を工夫する必要あり | 仕事・イベントではD750の安心感が大きい |
中古購入時の確認 | 外観・シャッター回数・各部動作・保証内容を確認 | カード1枚運用を前提にバックアップ体制を考える | ボディ価格だけでなく保証・修理履歴も見る |
用途別の選び方|静止画・動画・旅行・望遠で決める
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静止画の表現と記録の安心感を取るならD750、望遠寄りの撮影・連写・4K動画・軽さを取るならD7500が選びやすいでしょう。
静止画中心(風景・ポートレート・イベント写真):D750が合いやすい
風景や建築で広角をそのまま使いたい、ポートレートで背景をすっきり整理したい、イベント撮影でデータを同時に残しておきたいといった用途にはD750が合いやすいです。FXセンサーによるボケの作りやすさと、デュアルSDスロットによる記録の安心感が大きな理由です。
もちろんD7500でも十分に撮影はこなせますが、静止画の見た目とデータの安全性を優先するなら、D750を中心に考えるほうが選びやすいでしょう。
動画も重視(家族行事・作品・記録):D7500が合いやすい
家族行事の動画を残したい、作品づくりにも使いたい、写真だけでなく記録用の動画もきちんと押さえたいという使い方ならD7500が合いやすいです。4K UHDに対応しているため、細部まで残したい場面や編集時に少しトリミングしたい場面では、フルHDまでのD750より有利になります。
ただし、D7500の4K撮影では画角が狭くなり、電子手ブレ補正も使えません。室内で広く撮りたいときや歩きながら撮る場面が多いなら、レンズ選びに加えて三脚やジンバルなどの手ブレ対策まで含めて考えておくと安心です。
旅行・望遠・動体:安心感を取るか、持ち出しやすさを取るか
結婚式や発表会のように撮り直しがきかない場面を任されるなら、D750のデュアルSDスロットは大きな安心材料になります。画質だけでなく、失敗したときの備えまで重視するなら、まずD750を軸に考えましょう。
一方で、旅行で長く歩いたり望遠で遠くの被写体を狙ったりする場面では、D7500の良さが活きます。軽さに加えて、高速連続撮影時の最高約8コマ/秒とRAW連続撮影枚数の余裕があり、動きのある場面でも粘りやすいのが強みです。
用途 | おすすめ機種 | 理由 |
|---|---|---|
風景・建築(広角重視) | D750 | FXで広角を素直に使いやすく、空や暗部の階調も活かしやすい |
ポートレート(ボケ重視) | D750 | 同じ構図・同じF値で背景を整理しやすい |
イベント静止画 | D750 | デュアルSDスロットと約1230コマの撮影可能枚数が安心 |
野鳥・スポーツ(望遠+連写) | D7500 | DXの画角メリットとRAW連続撮影枚数の余裕が活きる |
テレコンを使う望遠撮影 | D750も要検討 | F8対応フォーカスポイントがD750は11点、D7500は中央1点のため |
動画も多く撮る | D7500 | 4K UHD 30pに対応。ただし4K時の画角と電子手ブレ補正の制限に注意 |
旅行・街歩き(軽量優先) | D7500 | 約720gで、タッチ対応チルトモニターも使いやすい |
仕事・撮り直せない撮影 | D750 | デュアルSDスロットで同時記録できる安心感がある |
手持ちDXレンズを活かす | D7500 | DXレンズ資産を継続しやすい |
手持ちFXレンズを活かす | D750 | FXレンズの画角とボケをそのまま使いやすい |
Nikon D750とD7500の比較まとめ
Nikon D750とD7500は、同じFマウント機でも得意分野が異なります。D750はフルサイズらしい描写とデュアルSDスロットが強みで、風景・ポートレート・イベント撮影に向いています。D7500はDXの画角メリットに加え、高速連続撮影時の最高約8コマ/秒、4K UHD動画、タッチ対応チルトモニターを備え、望遠・動体・旅行・動画まで幅広く使いやすい機種です。ただし4K時は画角が狭くなり、電子手ブレ補正も使えません。そのためD750とD7500は用途と手持ちレンズに合わせて選ぶとよいでしょう。
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